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ラ・カスケット 22☆ 渋谷区初台1-9-7初台T&Tビル1階 
tel 03-3376-8655 水休

以前キノシタというレストランが入っていた所に、
ほぼそのままの形で営業を始めたレストラン。
新宿からさほど遠くないと思っていたが、そこそこの距離はあるのね。
京王線初台の駅からだと、南のほうに向かう商店街に沿っていって左側
目の前にバス停がある。
前と変わらぬ外観、中にはいても前とさほど変わらないか、
席を2つくらい外した感じ。
キッチンはオープンなので、作業が見える。
ゆったりと動いている感じでさほどどたばたは感じない、
事前の下拵えをきちんとやっているのだろうか。
お昼はお手ごろというよりも安い。
びっくりするくらいの価格、これでどんな物が出るのかと思うとかなり本格的な、
ビストロ料理が出る。
これがまた美味しい。価格にあわせて何を出せるかを考えた料理が出てくるが、
貧乏臭い料理なんかではなくてきちんと主張のある、
美味しいしっかりとした料理。
良いなぁ、こういうお店、家の近くにあったら常連になりたいくらい。
美味しくって安くて、サービスの感じが良い。
ワインも割と揃ってます。
それと、小さな店なんだけども、汚くしていないのね、きっちりと片付いてます。
とても良い。キノシタでランチが食べられなかったけども、
(予約が全く取れなくなって)
今回でその分ちゃんと食べた感じ。
食べたのはこれ。
(03/8)
(6,8,8)=22
閉店したそうです

ラ・グラップ 23☆ 港区西麻布1-11-1 tel 03-3403-2029 水第1火休
http://la-grappe.net/

六本木から行くと西麻布交差点の手前、
メンテルス六本木というホテルの脇を右に入って一つ目の交差点の角。
こじんまりとしたレストラン。16席程度のキャパシティ。
入るとダイニング、その奥に調理場となっている。
たまたま伺ったお昼はお客が僕たちだけの
贅沢な空間を満喫させていただきました。
サービスは感じの良い、気の回るサービス。
この方がソムリエも兼ねていて料理についても、
とても分かりやすく説明してくれる。
そしてその料理がおいしい。
アンフォール系の料理なのですが、他ともまた少し趣が違い個性が違っている。
一言で言うと旨みがある料理。お皿の完成度が高く満足感が高いですね。
ワインリストは、価格順に並んでいるリスト、分かりやすくて相談しやすい。
たまたまなのでしょうが、リストに無いものを薦められて、
そちらを飲みましたが、これも素敵なワインでした。
店内の内装はシンプルだけれども、温かみのあるもの。
個人的に大好きなキャパシティと好みのレストラン。
食べたのはこちら
(05/10)
(7、8、8)=23
2013年6月30日で閉店

ラ・グーリュ 21☆ 文京区千石4-43-5ラピュータ千石1F 
tel 03-3944-6109 火休
http://www.restau-lagoulue.com/

巣鴨から白山通りを山手線の内側に向かって歩き、5分程度歩くと、
住所が巣鴨から千石に変わる道(大島商店街通)を右に曲がるとすぐ左側に。
とても小さなお店です。カウンターを除くと12席。
中に1人、外も1人でやっていて、
サービスの手が足りない時は、シェフ自らオーダー聞いたりしています。
サービスは感じの良い方、お店に入ったときの丁寧なお辞儀が印象に残ります。
メニューは作る方が1人なので、限られたもの。
お値段はとてもお手頃な価格です。
お昼のコースにチーズが組み入れてあったのは、
このクラスのお店でははじめてかも。
そのチーズもなかなか状態が良く、お得感のあるメニューです。
店の雰囲気も落ち着けるもので、お客も落ち着きのある方が多く、
とても良い雰囲気のお店。
ワインの価格も料理の価格に合わせた納得感のあるものです。
こういうところにも、こういう感じの良いお店がある、
東京はやっぱりなんかすごいですよね。
食べたのはこちら
(06/5)
(7、7、7)=21
閉店したそうです。

ラ・クレイエール 23☆ 港区白金3-14-10 ベルパラーゾシロカネ1F tel 03-5422-6606 木休
https://www.la-clairiere.tokyo/

白金高輪から北里大学の方に、手前のローソンを右に曲がると少し行った右側。
中は座席を絞ってテーブル4つで営業。
通常だと、もう少し入ると思います。
料理は丁寧な料理で、おいしいんです。
材料うまく使って、いろいろな方向性でそのすべてがおいしい。
少し流れで軽くというのがなかったですが、
でも満足感一杯。おいしい料理でした。
サービスの方は丁寧なサービスと説明。
最後にシェフが出てきていろいろと解説、
えらい、基本ができてます。
素敵ないいお店でした。
食べたのはこちら
(21/6)
(7、8、8)=23

ラ・クール・ド・コンマ 21☆ 品川区北品川5-6-1大崎ブライトタワー1階 
tel 03-6277-4107 不定休(ビルに準じる)
http://cavedecomma.jimdo.com/ラ-クール-ド-コンマ/

2015年9月に開店した新しいお店。
大崎駅の南口から目黒川を渡ったところにある高層ビルの一階。
ワイン輸入業者のヴィノラムが経営する
アロムヴェールとこのお店が共同で出したところ。
入口はワイン屋さんです。
ここでワインを買って、レストランで飲むことも可能。
中のワインは当然、このワイン屋さん扱いのもの。
まだ、価格ラベルが張ってあるのもありました。
かなり良いものをグラスで提供してます。
レストランは御大小峰さんは総料理長、
ということは作らないんですね。
シェフは若い方でした。
この方が上手なんですね、料理がおいしい。
しっかりとした味わいと雰囲気を出しています。
サービスも、岡部さんがいるためかきっちりと動きがいい。
それでいて余裕のある動きなんですね。
お昼、満席だったにかかわらず落ち着いた感じでした。
食べたのはこちら
(15/11)
(7、7、7)=21
2021年には、神楽坂にあったアロムが入っています。

ラ・シブレット 23☆ 台東区浅草橋2-27-5 tel 03-3863-6232 日休

こちらはお昼の評判も高いので、歯医者に行く前に伺う、
前行ってからまだ2週間。
11時半開店、11時15分には1組目が並ぶ、雨のせいかであしが遅いみたい。
(僕らは大分前から見ていて2組目)
でも開店5分前には満席分の方が並んだ。昼の予約は取らない。
そうだ、写真もお昼はご遠慮だそうです。
(だから食べたの書いておかないと忘れちゃう。
牡蠣のスープ、長崎の天然鯛のポアレ、伊勢鳥の煮込み、デザート)
基本はワンプレート
思わずこんな価格で良いんですかというような盛りつけ、ボリューム。
すざまじい迫力に圧倒されてしまう。
もちろん美味しい。
ウーム、今度はあれがといいながら、また行っちゃうんですか。
(07/4)
(6、9、8)=23
浅草橋の駅から浅草方向、歩いて5分程度、育英小学校の東側。
とても小さなお店です。ご夫婦でやっている定員12名のお店。
テーブルは1つ、あとはカウンター。
もちろん料理を作るのが見えるので、好きな方は、身を乗り出してしまうかも。
メニューは、修行先の北島亭とほとんど同じ。
価格はずっとお手ごろ。
雰囲気はある意味狭さもあって似ています。
料理の盛りつけも豪快。
楽しく美味しくたっぷりと食べることができるお店。
デザートに出てきた苺なんか、あまりの大きさに、最初は何かと思ったくらい。
ワインもお手頃な物が揃っています。
美味しく食べる原点のようなところ。
食べたのはこちら
(07/4)
(6、9、8)=23
2010年9月25日で一時閉店、
移転を考えているようですが、まだ未定(なのかな)

ラ・シャンス 21☆  千代田区平河町1-5-13 平河町UTビルB1 
tel 03-5275-0350 日休

http://www.lachance.jp/
1990年に開店したそうであるが、
今まであまりマスコミには登場していないのではないだろうか。

お店は有楽町線麹町を出て文芸春秋社の方に行った所にある。
あまり目立たない場所だし、繁華街ではないので、
このお店を目的にしないとなかなか行く

機会のないところかもしれない。
地下に入っていくと素敵なこじんまりとした空間が待ち受けている。
料理はややクラシック、一昔前のスタイルという感じである。
それが悪いといっているわけではなく、
肉などにたっぷりのソースという料理が
好きな方にはたまらないかもしれない。
ワインを飲みなが
ら、うまみのあるソースを
パンにつけて、ああ美味しいというスタイルの食べ方、
これもフランス料理
の楽しみのひとつだと思っている。
サービスもそういう意味では、一昔前の丁寧な接客を思わせる。
気を配って食べる者に安らぎを与える、

そこのところを極めて気をつけて演出してくれる。
これも全部で24席くらいしかないこのレストランの空間だから可能なのであろう。
天井はやや低いがこの空間は貴重である。席の間隔は広く取ってある。
そのため狭いとは感じなく、何か落ち着ける。
なかなか面白いのはワインの品揃えである。
ワインリストはこれも一時代前の持っただけで手が
疲れるくらい大きく重いもの。
その中のワインは、普通のものと、グランヴァンに分れている。
普通のワ
インのところには、お勧めワインとして手ごろな価格のものがあり
これは気安く飲める。

グランヴァンはそれこそワイン好きにはたまらなく楽しいリストになっている。
それだけでなく、オーナーの手持ちリストが挟んであり、
そこから希望があれば時間はかかるが
(1ヶ月)
取り寄せてもらうことも可能という。
もちろんそういうものは高い、しかし、お金を出すことで、
59年のボルドーを
用意してあるというのはひとつの付加価値である。

個別の要素を見ていくと楽しい店である、
もう少し料理のレベルが上がることによって、一段と良くなる。

サービス、雰囲気は今の状態をできるだけ維持していってもらいたい。
まあ、ワインがそこそこのものがあるんですね、高いけど。
(01/08)

(7,7,7)=21

ラ・シュエット・ドゥ・ボンヌール 19 中央区築地2-12-16JFA築地ビル2階 
tel 03-5565-8744 日第1、第3土休

築地平成通りの京橋小学校の交差点の角。
外に旗が出ているのでよく分ります。
中に入ると意外なほど落ちついた雰囲気。梁などに木材をつかって、
とても上手に作られています。
入り口を入るとすぐに調理場が見えます。料理はご夫婦でやっているそうです。
これは珍しいパターンですね。
サービスの方も感じよく接客をしています。
料理は素早く出てきて、食べた感じはとても軽い感じ。
でも、同も僕の好みではないんですね、
価格もお手頃だし、時間もゆっくり過ごせるんで、
使い勝手は良いお店だとは思います。
好みの問題が大きいなという印象です。
食べたのはこちら
(07/4)
(7、6、6)=19
セ・シュエットと名前が変わったそうです。

ラシュリール 22☆ 港区白金3-14-10 tel 03-5789-4450 水休
http://www.lacherir.jp/

場所は余り得意な場所ではなくて、
土地鑑がないのでもっと分りやすい説明もあるかもしれないですが。
明治通りの五之橋から北里病院に向かっていく途中。
とてもすっきりとしたきれいなお店です。
外もきれいなのですが、内装もとてもすっきりとした清潔感にあふれる雰囲気。
席もゆったりと取ってあるので、気持ちが落ち着きます。
お値段は少し上のクラス、豪華というよりも現代的なすっきりとした感じに
全体を作り上げています。
サービスはマダムがひとりで。
18席ですから、満員にならなければ、手際の良い方ならばこなせる範囲かと。
逆に言うと、このマダムのサービスがお店の居心地のすべてを
決めてしまうという事になります。
最初は、良い方を採用したなと思ったら、シェフの奥様なんですね。
シェフの料理はすっきりとした軽い感じ、
これもお店の雰囲気にあった料理でした。
全体として好ましい素敵なレストランです。
食べたのはこちら
(07/2)
(8、7、7)=22
閉店したそうです。
現在はラ・クレイエールが入ってます。

ラ・シェーヴル 21☆ 台東区西浅草1-1-12 tel 03-3845-1336 水休

浅草田原町駅を降りて国際通りをビューホテルの方に向かい一つ目
を左に曲がってすぐ。角のふぐの松もとあり。大きなふぐの看板がかかっている。
こじんまりとしたお店。席はカウンターを含め20もない。
気取らなく、おいしいものが出てくるというそういう気持ちにしてくれる感じ。
価格は上がったそうですが、見合った内容だと思う。
前菜、メインと食べる、メインはきちんと塩が効いている味、
フランス料理はこうでなくては。

ソースたっぷりというのではなく、焼きっぱなしという感じで出てくる。
余り手をかけてはいないけど、下拵えはきちんとしていると思われる。
ちょっと添えられている野菜が美味しい。
甘味が出た野菜がアクセントになっている。

サービスもいい。当日は我が家だけだったので、落ちついた感じで、
時たま会話をしかけてくるタイミングも良かった。

なかなかいいお店と思う。
ワインも良心的な価格帯が揃っている。
なんか安心して美味しいものを食べる、そういう感じ。
ここのところ外しっぱなしだった連敗がやっと終了。
食べたのはこういうところで。
(02/09)
(6,8,7)=21
2010年4月で閉店、焼き鳥の店、萬鳥はやっています

ラシェット・ブランシュ 23☆ 港区白金3-2-2パール白金1F 
tel 03-5420-6720 水木昼休

白銀高輪から四之橋のほうに。
すっきりとしたお店。中に入るととても席数が少ない。
でも、配置はゆっくりとしている。
基本的には、ア・ラ・カルトなのですが、コースもある。
どちらでとっても同じくらいの価格。
今回は、たまたま食べたいものがすべてコースに入っていたので、
分けて食べるよりも楽なんでコースを頼む。
シンプルに作っているけれどもかなり旨い。
サービスは、前はマダムだけだったのかもしれないけれども、
現在は2人でサービス。
このサービスの方がなかなかいい動き。
とても気分良く食べることができた。
良いレストランですね。
小さくてものすごく過ごしやすいお店です。
食べたのはこちら
(08/6)
(7、8、8)=23

ラトラス 24☆☆ 新宿区神楽坂6-8-95 ボルゴ大〆2°tel 03-5228-5933 月、第1火休
http://www.latlas.jp/

神楽坂の坂の上の方、東西線神楽坂からだと、
坂を下って左側に湖月が見えたら、
そこを左に曲がっていくと右側にある。
1階は調理場、2階がダイニングです。
2回は天井も高く居心地のいい空間。
サービスも手慣れた感じでそつがない。
鴨を売り物にしているお店らしく、
どのコースにも必ず鴨料理が入っています、
というかコースの価格は鴨料理に使う
鴨の価格によって決まっているという感じ。
ちょっとコースの最初は滑りましたが、
その後は落ち着いたいい料理でメリハリがあり、
ちょっとゆっくりできるものありで、
緩急のバランスがよく落ち着いてゆっくりといい時間。
最後の鴨がおいしかったなぁ。
分厚くて食べ応えがあって、旨い。
用意されたグラスのワインもなかなかいい感じ。
食べたのはこちら
(22/10)
(8、8、8)=24

ラ・ビュット・ボワゼ 24☆☆ 世田谷区奥沢6-19-6 tel 03-3703-3355 月休
http://shinsei-sha.com/
なかなか印象的なレストランである。
住宅街にある普通の和風の一軒家をレストランにしている。
ダイニングは6畳8畳と床の間それに広縁だったであろうということが
天井、梁などで分る。
上手に改築してありその和風の造りがレストランの雰囲気を作っている。
逆にそういう少し残ったところで前の姿はこうだったのが
このくらい変わるのだということを楽しむお客もいるであろう(僕たち)。
入るところは当然玄関、
入るときに、さて靴を脱ぐのかなと一瞬立ち止まってしまう。
まあ、これもご愛敬。
ダイニングからは庭が見える、これが見事にライトアップされている。
ちょうど新緑の季節、見事な演出である。
料理は手の込んだものである。きれいに出してくる。
味もきちんと主張があり、色々な材料は使っているが
統一感のある味となっている。
サービスはすばらしい。名前を呼ぶ、シェフとメートルが最後まで見送る。
説明も手際良く、サービスで間違えが発生するとすぐ謝る(ほとんどないが)。
とにかく気持ちが良いサービスといえる。
ワインのラベルなどは黙っていても、もってきてくれた。
ワインは、分厚いリストを渡されるが、こちらの希望を言うと適切な、
価格も手頃なものを薦めてくれる。
ワインリストをざっと眺めた感じではコースの価格帯に合わせた感じで
価格が付いている。
もちろん高いものもあるがそれはまあ鑑賞用と思えば良いであろう。
レストランに入るとまずウエイティングルームというか、
旧仏間のようなところに通される。そこにカーブがあり、ここの在庫が分る。
ロマネコンティも置いてはあるが、リストには載っていない。
まあ、適切な処置だろう。そこに置いてあるやや古いワインを
いくらで出しているのか、そういう興味で眺めればよい。
総合的な満足感は、最後のハーブティーで頂点に達する。
質、量とも非常に高い。
そこに、プティフールが出るがこれも手を掛けた良質のものである。
ここまで食べて満腹になった。
さてとちょっと席を立っている間にハーブティーのポットがまた一杯になっていた。
言葉には出さなくてもどうぞごゆっくりとという気持ちが
そのサービスに満ち溢れている、良いレストランである。
(01/5)
(8、8、8)=24

ラ ファランドール 20 港区六本木7-19-1 コーヨーハイツ1階 
tel 03-3479-0056 火休
http://www.lafarandole-i.com/

六本木、明治屋を通り過ぎて少し行ったところを右に曲がり
道なりに行くとこちらのお店に。
前は料亭だそうで、道路の雰囲気もちょっと静かな感じ。
中に入ると、面白い構造になっている。
入り口左側に4人くらい入れる個室風の空間、右側は細長いダイニング、
一番奥だと一種個室風の感じになる。
僕たちはちょうどそこのテーブルに。内装はとてもシンプル。
テーブルの位置皿のレイノーで少し華やかな雰囲気を作り出している。
料理は割りとオーソドックスな料理です。量もあるほう。
きらめきというよりは実質的な良質さで勝負というところですかね。
でも今の状況からいくと少し高めという感じ。
デザート以降のトーンが急に落ちる。
フランス料理なんだからこのトーンが落ちるのは
なんとなく尻切れとんぼの感じが残る。
サービスはやや固め。テーブルウオッチングがややできていない感じ。
パンが切れても出てこなかったり、ワインが途切れたり、
ややサービスに甘さがあった。
ワインリストはオーソドックス、あまりお手ごろ価格のワインはなくて
そこそこの価格。
ただ価格付けが高いわけではなくて、それなりの品揃えをしているから、
価格自体はワインの内容からすると安め。
全体を通して、惜しいなという気持ちが働く。
食べたのはこういうの
(05/2)
(7,7,6)=20

ラフィナージュ 23☆ 中央区銀座5-9-16 GINZA A52階 tel 03-6274-6541 月第3火休
https://laffinage.jp/index.html

ビルの2階にあり、エレベータを降りたらすぐお店なので
外観の写真は、ビルの案内くらい。
エレベータを降りるとすぐに受け付け。
そこからダイニングに向かう。
カウンターと通常の席が3つというこじんまりとしたお店です。
カウンターがあるんですね、良いな、
次回もし行くんだったらそっちかも。
というのもシェフがカウンターで造っているので、
見ているだけで楽しそうです。
サービスの方はいい感じです。ソムリエさんも兼ねていますが
お客さんとの間の取り方が絶妙、
その上選んでいるワインのセンスがいい。
店の料理との相性がです。
料理は少しクラシックな感じ、ソースも多めです。
その香りがいいんですね、とてもおいしい料理でした。
まだ開店して時間が経っていないですが、
銀座にはいいお店が多いですね。
食べたのはこちら
(19/12)
(7、8、8)=23

ラ・フィネス 24☆☆ 港区新橋4-9-1新橋プラザビルB1 tel 03-6721-5484 日月休
http://www.la-fins.com/

新橋の烏森口を出て、西口商店街を進みマッカーサー道路に出た
その右側のビルの地下にあるお店。
全く新橋に似合わない、行く途中のお店からは
想像すらできない空間がそこに出現する。
ある意味サプライズな環境にあるお店です。
中に入ると、テーブルは3つ(4つにすることも可能かな)。
ものすごくこじんまりとした濃厚な空間です。
シェフは杉本敬三さん。
なぜか、わが住んでいるいすみ市の観光大使をやっている。
理由を聞いたら、いすみの食材がよくて、
是非ならしてって市長に直談判したみたい。
ちょっと変わった方かもしれないです。
でも、料理の説明は楽しい。
ワインの説明も楽しい。
基本シェフがやってきて説明をする。
料理がこれまた良い。
素材もいいが、しっかりとした技術の力があるおいしい、
確かな料理です。
あっという間の2時間、素晴らしい時間を過ごせました。
いい店の良い料理ですが、この店は杉本シェフの
個性なしには存在しないある意味すごい店です。
食べたのはこちら
(17/10)
(7、9、8)=24

ラ・ブランシュ 22☆ 渋谷区渋谷2-3-1 青山ポニーハイム2F
tel 03-3499-0824 水第2火休
青山学院大学の脇の道を入ると、表通りに面していてもかなり静かである。
その通りを少しはいったビルの2階にこの店がある。
外にある階段を上っていくと、向こうからドアを開けてくれ、そこに笑顔があった。
サービスの人数が多いわけではない。
なかなか動きが良いサービスがここから始まった。
料理は、正統派。重いタイプではなく、
軽く仕上げたものであるが、なかなか薫り高く、
また香草なども上手く使った魅力のあふれる料理である。
飾り付けの上手な料理ではなく、
なんか美味しそうということが伝わってくるような料理だ。
また塩はきちんと効かせている。
ちょっとオリエンタルな調味料を使った面白い組み合わせも上手く行っている。
サービスは冒頭にも書いたように、めりはりの効いた動きの良いサービス。
満席だったため、やや人数が足りないかなと思ったが、
すべての席が埋まっている時間は短いのだからこのくらいで良いのか。
こちらの望むサービスは満足なレベルでこなしている。
ワインは、高いもの手頃なもの織り交ぜて50種類程度。
ものすごく高いものもあるが、店の客層からするとやや高めという感じ。
ボトルを飲んでいる人が少ないということは、
もう少し手頃のものを増やした方が良いのではないだろうか。
店の中は温かいムード、
うなぎの寝床のようなダイニングだがうまく席を配置している。
当日は2人客ばかりだったこともあったのであろうが席の間だがやや狭い。
最後にシェフが席を回ってくる、人柄のよさそうなシェフの笑顔を見て、
ダイニングに華が咲く。
こういう感じのレストランは好感がもてる。
(7、8、7)=22
(99/9)

ラ・ブリーズ・ドゥ・ヴァレ 22☆ 中央区新富2-4-3 tel 03-3552-2155 無休

地下鉄新富町の駅3番出口を出て少し茅場町方面に行くとすぐ。
1階はカフェ、2階がレストランになります。
前を通って、1階しか見ていなかったので、2階に上がってびっくり。
そこはフランスしているレストランが急に出現するんです。
窓から見えるのはマロニエ、街路樹までも味方につけた感じ。
天井はガラスの吹き抜けになっていることで、開放感もあり、花も多く、
小さいけれども素敵なレストランになってます。
料理は正統派、しっかりとした味わいと香。食べて美味しく、見てきれい。
なかなかこのレベルが高い。価格も押さえたもの。
ワインが見るべき品揃え。
有機のワインをずらりとそろえている、ワインリストの70%くらいでしょうか。
もちろん価格もお手頃なものから一応見せ銘柄的なものまで。
知らない銘柄も多いので、
ここはお店の方と相談していろいろと話をするのが得策かと。
サービスのレベルも高く、感じの良い柔らかなもの。
シェフが帰りに、できる限り挨拶をしていた。
とここまでであれば感じの良いいい店だったねということになるのですが、
3日後、お店から丁寧なお礼状が届く。
そういえば、季節によってメニューが変わるので案内を差し上げますがと
名前を書いてきたことを思い出す。
なかなかできないけれどもやればそのお店の印象は格段に上がりますね。
食べたものはこちら
(05/12)
(7、8、7)=22
2008年7月末で閉店

ラ・プール・オ・ポ 21☆ 豊島区西池袋5-28-3ノアビル1F 
tel 03-3959-8820 日休

池袋から立教大学の前を通って歩いていくと環状6号線の手前の
地下にあるお店。
有楽町線の要町の駅からが近い。
店の看板に大きくオーベルニュ料理とうたっている。
フランス料理と書いてある店が普通で、
このように地方色を前面に出しているところは少ない。
出していてもオーベルニュはむやみやたらに珍しい。
オーベルニュはフランスの真ん中あたり、山が多くきれいな風景。
平野が圧倒的に多いフランス的な景色ではないところ。
ヴォルビックの水はオーベルニュが産地ですね。
お店はこじんまりとしたわが家好みのお店。
厨房に二人、サービスはマダムだけ。
このマダムのサービスが颯爽としていてかっこいい。
料理はこれが美味しいんです。食べてかなりうまいなと言う料理。
ボリュームもあるんだけれども意外に後が軽い料理でした、腹にもたれない。
ワインリストも、南のワインに絞ったリスト、多少あるボルドー、ブルゴーニュが、
何のために載せているのかよく分からない、
個人の趣味なのかと思うような選択。
南のワインはお手頃なものがずらり。こちらだけで良いのでは。
料理の価格もお手頃価格、これで美味しいんだから文句なし。
ただ、満席になるとちょっと人数的にサービスが厳しいかもしれません。
食べたのはこちら
(06/4)
(6、8、7)=21
2010年8月31日で閉店、シェフの病気のためらしい

ラペ 25☆☆ 中央区日本橋室町1-9-4 B1F tel 03-6262-3959 水休
http://lapaix-m.jp/

台風で家に帰れなくなって、
東京駅のホテルに泊まってどこに行こうかなと。
やっぱ近くで慣れているところと、こちらへ。
前よりも洗練されて、結構フレンチから
離れてきているところもありますが、
この日は茸のコース。
天然の茸を使ったコースはとてもおいしい。
驚きのお皿が多くて楽しい時間。
前来てから6年ぶりなんですね。
この頃は6年もあっという間。
食べたのはこちら
(21/9)
(8、9、8)=25
日本橋三越の前に鰹節の八木長がある。
その横の道を入って50メートルほど行った右側の地下。
こじんまりとしたお店、20席ちょっと。
調理場が見えてかつ少し広い。
支配人の方に聞いたら、地下なので、
少し換気が悪いこともあるらしいです。
サービスはしっかりとしたもの、
やはり出身のお店がしっかりとしたサービスをやっていたので、
その辺りは抜かりがない。
料理は、何度か頂いている方なんですが、
やはり自分の店を持つとだいぶ変わるという印象。
洗練された感じを受ける。
夜は基本一コースだけなので、
そこに素材を組み合わせていい流れを作っている。
特にこの日は、ワイン会をやらせていただいたのに、
1つ1つの料理とワインがとても調和して素晴らしい印象です。
とてもおいしい、益々よくなってますシェフの料理が。
食べたのはこちら
(15/11)
(8、8、7)=23

ラ・ベル・ド・ジュール 25☆☆ 文京区白山4-37-22 
tel 03-5395-4840〜1 日休
文京区の住宅街にあるレストラン。
白山通りからほんの少し入るだけで、大変静か。
以前に出ていたガイドブックの写真と比べて、テーブルを減らしたらしく、
大変ゆったりとした良い雰囲気。
多分26席くらいは客席が作れるスペースに16席程度のテーブルの配置である。
そこには、都会のレストランはないような贅沢な余裕があった。
隣の席から離れているため、満員になってもなんとなく静かで、
のんびりと自分の時間を楽しむことができる。
そこに美味しい食事がでて、気の利くサービスが周りを包む。
まさにレストランですごす醍醐味を味わうことができた。
料理は繊細な盛り付けだが、味の主張がある料理。
綺麗な盛り付けだけじゃないんだよと言うシェフの主張が聞こえるようだ。
サービスはよく気がつく、なにしろ席が少ないにもかかわらず、
かなりのレベルのサービスの方が3人、それと補助の人が一人。
十分な配置である。
そのサービスは出すぎるでもなく、聞けば十分な反応が返ってくる。
惜しいことはお茶が美味しくない点。
コーヒー、紅茶両方とも良くなかった。
お茶の説明を求めたときの反応があまり良くなかったので、
それまでとの差を感じていたのだが、力を入れていないのだろうか。
食事の最後、有終の美を飾るべく努力を望みたい。
ワインは、中心価格帯は1万円を超えるあたりに設定されているようである。
その辺に魅力的なものがそろえてある。
しかし手頃なものもあるので、サービスの方に相談すると
適切な対応が得られそうだ。
トータルとして満足感のかなり高い、
のんびりとできるレストランとしてお奨めしたい。
(00/5)
(8/8/9)=25
残念ながら閉店したそうです。

ラブレー 17  渋谷区恵比寿西1−30−13グリーンヒル代官山203 
tel 03−3780−3090 水休
http://www.rabelais.jp/
恵比寿と代官山の中間くらいにある。
よく紹介には、女性に好まれそうなと書いてあるが、
女性って本当にこういう感じが好きなの?
レストランの内容としてはなかなか良い。
料理もオーソドックスなものながらとても美味しい。
コースはオードブルとメインの二皿構成。個々のお皿の量もたっぷりである。
昼、夜の構成は同じ。昼はオードブル、メイン4皿から1皿ずつ選ぶ。
夜にはその選ぶ種類が8、9皿に増える。
夜増える分は追加の料金がかかる皿が多いようである。
(一皿当たりプラス500円から4000円まで)
また夜は3皿構成のコースも用意されている。
サービスは良く気が付き、かつ笑顔が素敵なサービスである。
動きも良くワインが途切れることもなかった。
レストランの入り口にも花と緑が多い。
ダイニングから外を見るとその緑が目に優しい。
ワインも薦められたものは価格的にも手頃で、なかなか美味しいものであった。
残念な点が3つある。他が良いだけに何とも残念である。
ただその内の1点は変えることが難しいことなのだが。
内装を最近変えたそうである。
安物のクラブのような真っ赤な壁である。個人的には全く落ち着かなかった。
ここが本当に女性が好むのかという私の疑問。
ワインリストを見て驚いた。
ペトリュース、マルゴー、ラトゥールのそれも古いものが
数十万円という価格で並んでいる。
果たして、このクラスのレストランで、そのようなものが必要なのであろうか。
64種類のワインが並んでる中に、そのようなものが1割を超えて出されている。
ちょっと首をひねる。
私はお昼に食事をする機会が多いのだが、今回はワインも飲んでいて
やや多めの料金であったにもかかわらず、お昼であるからという理由で
カードの支払いを拒否された。
何のためのクレジットカードの扱いなのであろうか。
そういうことであるならば、カードの扱いの所にそれなりの表示を
しておくべきであろう。
好ましいレストランなのに惜しい。
(98/6)
(6、6、5)=17

ラボンダンス 21☆ 豊島区東池袋2-59-7秋山商事ビル1階 tel 03-5953-6161 月休

以前オテルド・キタオカでシェフをしていた豊田さんが開いたお店。
前を通った時は、何という色使いをしているんだろうと思ったのですが、
中に入るとすっきりとした感じ。

葡萄をイメージしているみたいですね、
名前も豊かな収穫とか言うのから取ったみたいで。

でもね、もう少し違う色もあるような気もするけど。
料理は強く印象には残らないけど美味しい料理。きれいに出してくるし。
そういう意味では、前とあまり変わっていないような気がする。
でも、色の使い方が大胆になったような気がする。
食べたのはこんな感じ
サービスもなかなか手際良く、感じ良く。
ちょっと感じ良くお客をいじったりもするし、上手な部類だと思う。

お昼で軽く食べてコースは2900円のみ。
ワインなどもカラフでいろいろとサービスしているし。
使い勝手がいいレストラン。
内装も明るい色を基調として天井も高く、くつろげる空間。

(02/7)
(7,7,7)=21かな
閉店したそうです。

ラマージュ 19 港区南青山5-6-23 スパイラルビル5F 
tel 03-3498-5795 月休
http://www.ramages.co.jp/
きれいで豪華なレストラン、特に庭がアクセントになっている。
入っていった時に目の前に広がるのを見ると別世界に引き込まれる、
そんな感じである。
料理は見た目はきれいなのであるが印象が薄い、それに比べて味が濃い。
コースなのにその濃い味が続く、これは辛い。
その中で塩を忘れた皿があった。
こういう単純なミスを犯すのは調理場の仕組みが
うまく行っていないのではないか。
また肉のポーションがとても小さく満足感が得られない。
最後のデザートになった時にはこの味の濃さが良い方向になっていた。
プティフールも数がたっぷり、楽しめた。
サービスはさりげないが丁寧なものであった。
しかしかなり緊張しているように見えた。
ちょっとうるさいお客だったかもしれないが、
いつもこういう緊張感をもって仕事をすれば皆さんに良いサービスができる。
ワインは内容に対しては値段が安く設定してある。しかし基本的に値段は高い。
店の格からいって、確かにレベルの高いものを置いてはいるが、
もう少しその中に安価なものを入れても良いのではないだろうか。
今出ているのは2年くらい前に調達したものだそうである。
今後もこの価格で出す事が出来るか、難しい問題である。
室内はとてもきれいに出来ているし、維持もしている。
当日私が食べたのは個室であったため、多少ダイニングで食べるのと
感覚が違うかもしれないがその点はご容赦を。
(97/12)
(7、6、6)=19

ラ・マティエール 23☆ 新宿区神楽坂6-29 tel 03-3260-4778 月休

神楽坂を上り、大久保通りを過ぎて少し行ったところを右に曲がる、
曲がってすぐ左側。
色彩的に印象的な外観です。
中にはいるととても落ちついた内装、外から見た感じとは全く違います。
席はゆったりとしてとってあり、間仕切りがあることで、
ちょっと個室的な感じのところもあります。
サービスもとても丁寧な対応、少し丁寧過ぎ、と思えるくらい。
料理も個性的な料理です。少し酸が効いているのですが、
これがとても効果的、色使いもきれい、飾りつけも楽しく、おいしい料理です。
広い割には、お客の数を押さえているので、雰囲気が良く、
ゆっくりできるのは良いところ。
神楽坂には良いお店が多くなってきています。
ちなみにこちらは2006年に開店。
食べたのはこちら
(06/11)
(7、8、8)=23

ラ・リオン 21☆ 練馬区豊玉北1-3-24ソレイユ江古田1階 
tel 03-3993-4433 水休
http://lalionne.co.jp/

西武池袋線江古田の駅南口を降り、そのまま南のほうへ歩いて5分程度。
大江戸線の新江古田のほうがもっと近いらしい。
かなり大きめのお店、外からガラスごしに店内が見える。
店の名かは大きく2つに分かれている。
右側がレストラン、ここはオープンキッチンのダイニングがある。
左側はカフェなんだろうか、ここは朝から通しで営業。
レジの所にはデリもある。
明るい印象のお店、サービスはてきぱきとしていて動きがいい。
座る位置によっては料理をしているところも見えるのではないか。
きれいなクロスを掛けたテーブル、決して安っぽい感じはしない。
そこに驚きのコースが用意されている、金額だけ言えば安っぽいのです。
ところが、出てくるものは、確かに高い素材は使っていないが
確実な技量によって大変美味しい料理となって出てくる。
なんかすごいな。
という印象、普段はここに料金などめったに出さないんだけども、
(といのは変わる可能性があるので)
スープ、魚、お肉で2000円以下なんですよ。
食べたのはこういう感じ
(04/4)
(7,7,7)=21

ラ・リューン 19 港区東麻布2-26-16 tel 03-3589-2005 水休
http://www.la-lune.net/

麻布十番の駅から赤羽橋に向かって100メートルほど行って
左側に入るとすぐ、右に見える。
スッキリとした外観、とても現代的、内装も同じ。
中に入るととても明るくお店の方が挨拶をしてくれる。
それは最後まで変わらなかった。サービスの女性の方も頑張ろうとしているのは
とても分り好感が持てる。ただ、かわいそうなんだけども、天性のそういうのを
持っている方ではなくて努力の方という感じ。
料理もセンスが感じられる、僕としてはもう少し量がないとキツイ。
シェフもちゃんと挨拶にいらっしゃる。料理の線が細い。
基本としては良い感じで、店の雰囲気も好きなタイプなんだけども、
もう一歩の押しが弱い。
ウウ、感動というのがないんです。
食べたのはこちら
(04/7)
(7,6,6)=19

ラルテミス 21☆ 渋谷区神宮前2-31-7 tel 03-5786-0220 水第2火休
http://www.artemisjp.com/

原宿から明治通りに出て新宿方面に向かい、神宮前3丁目信号を右に曲がる。
すぐ二股に分かれる左側を入り少し行くと左側。
通りに面して大きく窓が開いているので、お昼はとても明るい印象。
中に入ると丸くなった感じのカウンターの席がまず見える。
サービスの方は二人、満席だとやや手が回らない印象。
でもさばき方は上手で嫌な印象はない。
料理はなかなかいい感じのものが出てくる。
特に前菜は美味しさが前面に出た分りやすい物。
メインになってちょっと力が出ない感じになるのは量の問題だと思う。
メインはもう少し量があって丁度いいくらい。
デザートも盛りあがりが感じられる質の良い物、
ただ2種類のうち片方はややレベルの差が感じられる。
ワインリストも立派、お手頃なものからやや高目まで切れ目ない品揃えです。
食べたのはこういうの
(07/1)
(7、8、6)=21
閉店したようです

ラ・ロシェル南青山 23☆ 港区南青山3-14-23 tel 03-3478-5645 
火、第1水休
http://www.la-rochelle-may.com/

青山通りと表参道の交差点から六本木方面に向かい一つ目の交差点を左に。
少し行くと右側に教会があり、その奥にある。
はっきり言ってやや観光レストランかいなと思って伺う。
シェフが石井さんでなければたぶん行かなかったと思うレストラン。
石井さんは以前銀座のベル・フランスというところで
きわめて繊細な料理を作っていた方。
そのベル・フランスは、ジバランの皆さんの評価基準をそろえていたお店。
だから僕が行ったのはもう12年も前の話。
その方が、店がなくなって、ラ・ロシェルの支店に勤めたというのは
聞いてはいたのですが、どうも行く気持ちになれなかった。
今回は、あまりに評判が高いので行ってみる気に。
そしたら、もう今まで何で来なかったんだろうというくらい料理の質が高い。
繊細さに大胆さが加わり、それでいて満足感を高める工夫が
サービスを通して伝わってくる。料理、もう旨いのですよ。
デザート、抜かりがないんですよ。
サービスの方も若い方を中心にすごくその熱心さ、頑張りが伝わってくる。
お勘定がおわってその包んであるパンフレットを見ると、
料理人とサービスの全スタッフの名前が印刷されているんですね。
いいなぁ、この姿勢。
皆さんで作りあげている感じがとても伝わるいいパンフレットです。
ダイニングもゆったりとしているし、グラスワインもいい選択。
何か今まで来ないで損をしたなぁという気持ちに
変わってしまうくらいいいお店です。
食べたのはこちら
(08/2)
(7,8,8)=23

ランス・Yanagidate 25☆☆ 港区北青山3-10-13 tel 03-3407-3538 月休
http://www.reims.co.jp/
大変良いレストラン、もう少しサービスが向上すれば申し分のないものになる。
青山にある紀ノ国屋から表参道に向かって50mくらい歩いた
酒屋の脇の道を左に曲がってまた50m行った突き当たり。
外観はたいした事はない、中に入るとまったく別の空間が出現する。
「料理の鉄人」でキッチンスタジアムを作り上げた石森慎司さんの
デザインだそうである。
外とまったくイメージが違う落ち着いた、
それでいて何かわくわくする空間がここにある、
色の使い方も素敵。
料理はとても勢いがあるかつなんとも新鮮な料理である。
おなかにも重くない、しかしたっぷりとした量である。
おまかせコースはとてもバランスの良い組み合わせであった。
おまかせといっても自分で選べる部分が多く、ほかのコースにしても、
すべてメニューからの選択式である。
そういう意味でアラカルトで取っているのと変わらない。
味が強い後には、軽いもの、香りの高い後にはすっきりとしたというように
心地よい流れのようであった。デザートも全く手を抜いていない。
かなりの緊張度を最後まで保っている点を高く評価したい。
サービスに付いて言えば、いくつかの点を直せばこのお店の評判は
素晴らしいものになるであろう。
なぜかといえば、基本的に向上心のある感じをサービスの方たちからは受けた。
悪い点は次の通り。絶対的に人数が少ない。
32席、それがL字型のメインダイニングにある。そこに2人は少ない。
テーブルに目が行かない。せめてもう1人必要。
入り口がお店の中から死角になっている。
私たちも入ってどうすればいいのかと戸惑ってしまった。
誰も気づいてくれない。最初の印象はどうしても引きずってしまう。
ベルをつけるなり、誰かが入ってきた事が
音か何かで分かるようにした方が良い。
それと忘れ物が多い。バターを持ってくるのを忘れるとか、
プティフールをすっかり忘れるとか。
しかしそれを指摘したときのフォローはすごく良かった。
ここを直せば、サービスのレベルとしては、悪くない。
(会話からはほかのレストランに良く行っている感じがした)
ワインに付いては、ほかのレストランと異なる点が一つ。
まずお店の名前のランスはシャンパーニュの中心地の名前を持ってきている
事からシャンパーニュのリストだけが単独にある。
それが食前酒のリストとも兼用になっている。グラスのシャンパーニュが3種。
ボトルで用意してあるものが30種あまり。
お店の特徴をはっきり出しており私は良い事と思う。
これだけプロモーションしているせいか、グラスのシャンパーニュが良く出ていた。
パリみたいである。通常のワインリストはボルドー、
ブルゴーニュを中心に80種程度。
安いものもきちんと用意してある。
ただ、高いものと安いものの間が抜けている。
それと古いものと新しいものの間も抜けている。今後の課題であろう。
内装、トイレは全く問題なし。お客の層も良い雰囲気である。
レベルの高いレストランが東京に新たに出現した。喜ばしい事である。
最後にシェフが入り口で見送ってくれた。その笑顔は、とてもいい感じであった。
こういうレストラン、是非また行きたくなる。
(97/8)
(8、9、8)=25

リリアス・パスティア 22☆ 渋谷区南平台12-11 Casa Bellezza 1F
tel  03-3476-7717 火休
歌劇カルメンの中から取られたリリアス・パスティアと言う名前を持つ
レストランである。
前回はそういう事も全く知らずに、
そういや何の名前なんだろうといっているうちにすっかり忘れてしまっていた。
その後たまたまカルメンを見る機会があり、
その中でリリアス・パスティアと歌われていた。
おいおい、知っているよ、その名前、今度行ったら聞いてみようと、
やはりそこから取ったそうである。
料理はやや意表を突いた形で出てくる。
それは、材料であったり、その材料の使い方であったり。
シェフの意欲がかなり前面に出ているのであるが、
まだこなれているとはいえなかった。
ただ、面白い試みをチャレンジする姿勢は好ましいと思う。
前菜などは、春野菜を添えたものであったが、
野菜の火の通しがやや甘いために浅漬けのようになっていた。
盛り付けなども意欲的なだけに惜しいと思う。
サービスの方々はとてもいい。
特に大人数なのに、うまく会話を途切れさせないで、
それでいて、適切な説明をいれてくる。
なかなかできないことである。
ワインは、リスト以外にもお手頃なものがあるようだ。
是非相談される方が良い。
リストに載っているものはそういう意味では常識的な品揃えである。
当日ワインを持ち込ませてもらった、
そのサービスしたグラスが小ぶりなものであった、
出来れば、持ち込みの費用もとっているのであるから
もう少しいいものを用意して欲しい。
渋谷の雑踏から少し離れただけで、落ち着きと静かさを確保している。
今後もこの環境が変らないことを祈って。
(00/3)
(7、7、8)=22
最初エステティックサロンの会員専用に作られたレストランということで、
なんとなく女性向きでかつ広い空間を贅沢に使ったレストランである。
2年前から一般のお客も受入ているらしい。
入り口を入ると受付けがある、
そこは、エステティックサロン用の受付けであった。
レストランはその反対側。
ダイニングは入り口付近のカジュアルなところと奥のややクラシックな感じに
大きく分かれている。ゆったりとした感じは、奥の方が断然良い。
広くて席の間隔が開いていてゆったりと会話と食事を楽しむ事ができる。
料理だが、北海道産の食材を積極的に使ったかなりレベルが高いものである。
野菜、魚、肉とその素材の良さがよくわかるものである。
ホッケなどという素材を居酒屋ならいざ知らず
フランス料理で使っているのに初めて出会った。
それは脂が乗っていて美味しかった。
メインの肉は牛とのことであったが、羊に換えてもらった、
これも気持ちよく換えてくれた。
サービスはホールが広いため、かなり重労働のようだ。
かなりの広さに3人だと、目の届かない点が一部あったが、
おおむね良いものであった。
特にメートルの方は、話好きのようで、色々と話し掛けてこられた。
肩の凝らない良いサービスといえる。
ワインは、リストに載っているのはやや高めのが多い、
私は値段が安くて美味しいもので自分の好みを伝えたところ
これからリストには載せようというワインを持ってきてくれた。
サービスの機転もきくし、またリスト以外にもストックを持っているようである。
内装は、壁が白いため、照明が明るすぎ、
そのため飾ってある物がやや安っぽく見えてしまう。
これはやや照明を落とすというだけで大部改善され
雰囲気ががらっと変わるのではないだろうか。
そしてこのレストランの一番の売りは、値段が大変安いということである。
もともと接待のお客を対象としていないからかもしれないが2名で行って、
夏だったからチーズはなかったのだが、
食前酒、ワインを飲んで2万円かからない。
この雰囲気を考えると大変リーズナブルということができる。
自腹で食べるものにとって大変貴重なお店である。
Cava glass
Chateaunuef-du-Pape 94 M.Chapoutier Cote-du-Rhone
(98/8)
(8、6、8)=22
どうもやってないみたいです

ル・コック 13 世田谷区用賀2-15-8 ラトゥール用賀1階 
tel 03-3709-4333 水第3火休

用賀駅の東口を出る。右に進む。歩いて数分、信号を超えた所。
予約の電話をかけたときに、ちょっとと思う時がある、
そういう場合ほぼ間違えなくサービスのレベルが悪い。
このお店がそうであった。入った時もありゃ、ダメかなと思ったら見事に外れた。
素っ気がないのを通り越してサービスをしたくないと思うくらいのレベル。
愛想良くしろとは言わないけども、せめて料金を取るのだからそれに見合う事を
すべきだと思う。
基本がこうなので、売上を上げていこうという気持ちが微塵も見えない、
お酒を飲みそうだったら、すぐリストを持ってくるとか、
コースの内容の説明をしよとか。
料理は悪くないが、ここでも舐めとんのんかと思うことがある、
魚料理の皮がはがれている、見た目も汚いし、これはないだろうというレベル。
肉料理にしてもかりっとさせる努力がみえない。
パンは自家製でモチリとしたもの、ただ甘い。
シェフの名前が僕と同じなので、とても親近感を持っていったんだけど、
今のままですとちょっと。
食べたのはこちら
(04/3)
(4,5,4)=13
閉店したそうです

ル・ジュー・ドゥ・ラシエット 24☆☆ 渋谷区恵比寿西2-17-5
サンビレッジ代官山2階 tel 03-6415-5100
http://www.augoutdujour-group.com/la/index.html

下で書いてあったように、2007年度のワイン会を開かせていただきました。
8人でやったのですが、ちょうどいい大きさに区切れるので、
他のお客様とは別の空間でやっている感じ。
料理もなかなかさえた感じ、ちょっと量が足りないかなというくらい。
サービスのレベルも高く、この日は岡部さんがわざわざ
ワインのサービスをやってくれて。
なんかワイン会の時は、神出鬼没です。
(いつもすみませんね)
食べたのはこちら
(07/11)
(8、8、8)=24
オー・グー・ドゥ・ジュール岡部さんのレストランって聞いています。
恵比寿から代官山に向かって5分ちょっと右側。
以前は、別のフレンチのレストランのあったところ。
中に入るととてもすっきりとした空間、少し広々とした感じがする。
料理は、以前のブルギニヨンのサービス、料理人コンビが作り出す、
先端を行くフランス料理。
サービスも心地の良いレベル。
お酒もかなりの種類を用意していてその価格がお手頃な所に
踏みとどまっている。
食べてみて、美味しい。この方の料理は先端をいっているけれども
流される事なく旨さに焦点をきちりと当てた印象深い美味さが際立つ料理。
ウーン、文句なく美味しいんです。
店の雰囲気から食べるまでなかなかいいレベル、やや価格的に高めなので、
苦労があるかもしれませんが。
連絡事項:へんさん、今年はたぶんここ。
食べたのはこちら
(07/8)
(8、8、8)=24
2017年4月から東京駅前の店を閉めたスタッフがこの店を
レクテという店として営業するようです。

ル・デッサン 24☆☆ 新宿区原町2-6-7ハイツエムエス1階 
tel 03-3353-2223 水、第3火休

大江戸線牛込柳町駅をでるとすぐ近く。大久保通りに面している。
うちは江戸川橋から歩いていったけども、20分ちょっとくらい。
この辺は新宿とはいうけども、なんか昔からの住宅街。
そういう中に本当にポツリとと言う感じでこのレストランがありました。
とても小さなお店、中に入ると、入り口で料理を作っていて、奥にダイニング。
12人で目一杯、お友達の自宅に行ったみたい。
店の中はとてもすっきりときれいにしている。色使いが柔らかい。
サービスは、シェフの奥様と言う事です。この方のサービスがとても心地よい。
もちろん、サービスのプロと言う感じではないのですが、
なんかきちんと基本を押さえたサービスなんですね。
気が回ると言うか、言葉で適切なフォローをしています。
そして料理が素晴らしい。フランスの香がする料理、本当の香がね。
フー、と抜けるんです。ちょっと南っぽい感じ。
ワインは、そう数はおいてないです。僕は初めてだと思うのですが、
ボルドーがリストに載っていませんでした。
高すぎて店の価格にあわないのと、
料理には向いていないから最初から外したのかも。
価格は卒倒するくらい安い。驚くよ、本当に。
くらくらするもの、普通高いときに使うのですが、こういう表現は。
そして最後にはシェフが見送ってくれる、なんか悪くなってしまうんです。
申し訳ない感じがするレストラン、無茶苦茶に満足感が高くて。
こういうのを食べて
(04/4)
(8,8,8)=24
2013年5月で閉店、現在静岡県島田市でラーメン屋さんをやってます。

ル・ビストロ・ダ・コテ 20 新宿区新宿1-6-11 tel 03-3359-3066 月休
http://d-cote.blog.ocn.ne.jp/ai/

新宿御苑の駅を出てすぐ近く。
名前の通り、角にある、いかにもフランス風のビストロ。
フランスの匂いはぷんぷんしております。
20席にサービスの方1人、最初にメニューを配って3組のお客さんに
同時に説明をしていた、なかなか楽しい店だなと。
その後も合理的なサービス。
こういう価格帯で、こういうお店なんだからこういったサービスで充分。
ところが、料理はとっても美味しい。
これはその辺の普通のお店なんかよりもレベルが高いかも。
ワインは、基本はハウスワインをカラフで、それで良い。
そういうのが似合うお店です。
95年開店ですから、すでにかなりの期間営業をやって、
行った日も満員、確かに寛いでフランス料理を手頃に、
と言うには良いお店。
食べたのはこちら
(06/9)
(6、7、7)=20

ル・ブルギニヨン 24☆☆  港区西麻布3-3-1 03(5772)6244 水休
いい加減ですね、ずっと書きこむのを忘れてました。
最初に行ったのは2000年3月開店が2000年1月、
ちょっと落ち着いたからどうぞと言われて。
今日いくので、その印象を書きます。

西麻布、テレビ朝日通に面している。
前庭には、香草を植え、かわいらしさたっぷりの入り口です。
店内はこじんまりとしていて明るい。
料理は、以前アンフォールにいた菊地さんが、自分の世界を展開しており、
安心して食べられる味に仕上がっている。
サービスは3人だが、いずれも気が利き、満足のできるレベル。
良いレストランがまた都内にできた。自信を持って人に薦められるところである。

(00/6)
久しぶりに。
やっぱ美味しいですね、安心して良い気分になれるところ。
(01/2)
支配人は岡部さん。以前ドン・ピエールの支配人を、
藤岡さんの後を継いでやっていた人。

(2002年4月でおやめになりました)
サービスにも磨きがかかり、かなりいい感じになってきたけど、
料理の方にもう一段冴えが欲しいと思う。

だんだん贅沢な要望になってくる。
(01/8)
(8,7,9)=24

ル・マノアール・ダスティン 22☆ 中央区銀座8-12-15 
tel 03-3248-6776 無休
http://www.le-manoir-dhastings.com/

銀座中央通資生堂の所を左に曲がり、3本めの通りを右に行くとすぐ。
1996年の開店です。このお店が開店したのはとても印象に残っていて、
開店の日にアンフォールにうかがって、
当日から五十嵐さんはこのお店だと聞いて、
その日は、新しいシェフが菊地さん(ル・ブルギニヨン)だったのです。
それ以来、五十嵐さんには縁がなくて五十嵐さんの
お弟子さんの料理は良く食べるのですが
ご本人のお店に行くのをずっと逃していたんですね、
そりゃいきゃぁ良いのよ、銀座にあるんだし。
でも、なんとなくそういうタイミングって自分の中にはあって。
今回、たまたま銀座近くに行く用事があって、ではということになり伺う事に。
外観は、それらしい雰囲気ですがやや派手め。
中も、壁が赤くてやや暗い雰囲気になっています。
ブルターニュを意識した造りだそうです。
床なども古い木を使っていていい雰囲気、扉などの質感も個人的には好きです。
さて料理は、さほど驚かないかなと思っていたら、美味しいんですね。
良い料理ですね。
奇をてらわずに、しっとりと、美味しいものを美味しく出している感じです。
サービスの方々も良く気がつき、雰囲気を盛り上げています。
銀座の8丁目、ちょっと外れですが、
大人の雰囲気がある素敵なお店だと思いました。
食べたのはこちら
(07/6)
(7、8、7)=22
移転したそうです

ルメルシマン・オカモト 24☆☆ 港区南青山3-6-7 tel 03-6804-6703 月休
http://chefokamoto.com/

表参道から南に少し行き、フロラシオン青山というホテルの近く。
外観からはわかりずらい、というのも、何も出ていないんです。
メニューもないし、看板のようなのもなくて。
ただビルの入っているお店というところに出ているだけ。
中に入ると、こじんまりとした空間。
席数も僕らの好み。(24席程度)
中は仕切りで分けられているため、それよりも小さな空間に感じる。
サービスはお二人、技量的にはまったく問題のないレベル、でもやや硬め。
料理は、とても素敵なもの。
ややクラシックでもおいしいんですね、これが。
クリームとかが多い料理ではなく、
軽く仕上げてあるけれども、
とてもしっかりとした出汁を取ってそれをお酒で仕上げているという感じです。
最後デザートはワゴンサービス、以前のお店でもそうでしたが、
こういうのは今少なくなってますが、心惹かれるものです。
お菓子屋さんは大変でしょうが。
満腹で満足、シェフの笑顔も素敵なお店です。
食べたのはこちら
(14/10)
(7、9、8)=24

ル・マンジュ・トゥ 20 新宿区納戸町22 tel 03-3268-5911 日月昼休
http://www.le-mange-tout.com/

96年以来久しぶりに訪れた。
外観は以前のままであったが、内装、食器などが極めてよくなっており、
料理自体のレベルの高さに店の他の要素が合ってきている。
サービスのレベルは以前も高かったがそれがより洗練されたと思う。
店の外観にさえとらわれなければ極めてコストパフォーマンスの高い、
良質な食事を楽しむことができるレストランである。
料理は志が高い、一段上を見上げた料理。
高級な食材は使っていないが、出来上がった料理は
そこそこのレストランでもお目にかかれないもの。
前菜が6種、メインが3種の中から選ぶことができるプリフィックス。
サービスは2名の女性が木目細かな対応を見せる。
ベテランの女性が全体を見ているためか、動きに無駄がなく気持ちのよいもの。
ワインは6000円前後を中心にかなり用意されている。
高いもの古いものはないが十分楽しめるリスト。食器、カトラリー、
グラスも良いものを使っている。
内装は白を基調としたすっきりしたものとなった、
以前のちょっと雑多な喫茶店のような感じはなくなり、ずっとよくなった。
外観は目をつぶって店に入ろう。
前に訪れた時に比べ、ほぼすべての面でいい方向に変わっている。
これであればまた行ってみようという気になる。
この5年間のスタッフの努力に敬服する。
また何故来たかって、そりゃ美味しいからです料理が。
(01/7)
(6、7、7)=20
びっくりするような店、選んだ事を後悔する作り。
そこらへんの喫茶店より悪い。
そしてそれとは対照的な料理、にこやかなサービス。
こんなところで、何とレベルの高い料理が出るという驚きを得たいならば面白い。
サービスは、昼に夜のコースを食べ、ワインのラベルをはがしてもらい、
予約の時にないというチーズを用意するなど、動きが良い。
そして、変わったソースについて質問すると、シェフを呼んできて説明させる。
そのシェフの笑顔がまた良い。どう評価しよう。困った店である。
Tokay Pino Gris 1993 Josmeyer Alsace demi
Carmen Merlot 1995 Chili glass
(96/8)
(5、7、4)=16
2006年10月、改装したと言うので見に行くと、今までと全く違った姿に。
なんかパリとかにある洒落たレストランぽく変わる。
価格も変わったそうですので確認を。

ル・レストラン・ドゥ・レトワール 23☆ 渋谷区恵比寿1-14-8
ベル・ツリー恵比寿1階 tel 03-3473-1026 日第3月休
パリにミシュラン2つ星のレストランでギー・サボアがある。(現在は3つ星)
このレストランのシェフは、そのギー・サボアで修行をしたようで、
このレストランの名前をレトアールという名前にしてよいという手紙が
店内に飾られている。
レトアールというのは、ギー・サボアさんが、
展開しているビストロ、レストランに付けている名前である。
お店に入ったとたん、いすに使ってある鮮やかな深い緑が目に入る。
これは、パリのギー・サボアの内装の基調になっている色である。
それがとても印象的に使われている。
料理には香りがある。フランスで食べる香りである。
このような香りがする食事を久しぶりにした。特にスープ類が良い。
どのお皿もスープで良いと思ったくらい。パンも極めて美味しい。
サービスの男女は、いずれもレベルが高い。
特に男性のサービスは、過不足のないすばらしい動きであった。
タイミングの良さがとても心地よい。
ワインは求め易い価格になっている。
全体としてレベルが高く、ポテンシャルも高いと思うレストランである。
美しい内装と清潔な気持ちの良い今のレベルを
いつまでも保ってほしい店である。
希望を言わせてもらえば一皿のポーションを
もう少し増やす事はできないだろうか。
(大盛りって頼みたいな)
なお、前回の評価のときは、ワインリストに年度がなかったようであるが、
今回は記入されていた。
(98/8)
(8、7、8)=23
2006年1月で閉店したそうです。

ル・ロワズィール 20 新宿区神楽坂3-2 山ノ内ビル1F 
tel 03-3266-0633 不定休

飯田橋から神楽坂を上がっていくと右側のビルの中に入り口がある、
少し分かりずらい。
店の中に入ると、奥に長く24席くらいのレストラン。
サービスは1名だけれどそこそこきちんとした対応でやっている。
料理はビストロの料理、ナイフなども薄っぺらで、パリのカフェを思い出させる。
料理はとても美味しい。量もある上に、味付けがわが家の好み。
手間はかかっていないかもしれませんが、口当たりも優しいいい感じのお料理。
内装はベージュをベースにして、やや暗め。飲み物などもかなりお手頃な価格。
特にワインリストは7000円を越すものがないというさっぱりとしたもの。
気楽に、美味しいものを食べるというには良いお店。
満員で予約なしで来るお客さんを断っているのはもったいないな。
多少時間をずらすと大丈夫なのかも。
食べたものはこちら
(05/8)
(7、7、6)=19
閉店したようです。

レカン 23☆ 中央区銀座4-5-5ミキモトビルB1 tel 03-3561-9706 日休
http://www.lecringinza.co.jp/lecrin/

銀座4丁目ミキモトビルの地下にあるレストラン。
2年ほどミキモトビル自体が建て替えたため休業してましたが、
2017年に再開。
昔はよく行ったのですが、シェフが十時さんになって以来
一度も行ってなかったのですが、
月曜日にどっか開いてないかなと調べても、
行きたいようなところは軒並みお休み。
そうだと思いついて予約。
多分30年ぶりくらい。(もっとかも)
もちろんお知り合いの方はだれもいないし、
新しくしたお店なんで、初めて行くお店みたい。
エレベータで下に行くのですね。
まずは一番下に行って荷物を預けて、上の階がダイニングです。
適度な広さ。明るい落ち着いた色合いです。
サービスの方はざっと見て10人以上。
開店して4か月ほどたったので、落ち着いた動きです、ちょっと硬さはあるけど。
シェフは9月に代わって渡邊さんという方。
夜はコンサートなんでお昼、それとワインはペアリングでお願いしました。
料理は、適度にクラシックですが、なかなかおいしい。
見た目は新しく、味わいはちゃんとしっかりという感じですね。
個人的にはこういう方が好きですね。
ワインもなかなかいい感じのものが多かった。
サービスは固さはありますが、心地の良いもの。
まあ、そこそこの価格ですが、
ゆっくりとした時間を銀座のど真ん中で
過ごせる対価と考えれば、適切なところ。
食べたのはこちら
(17/12)
(8、7、7)=23

レスパス 19 渋谷区恵比寿3-9-25 tel 03-5420-0719
日仏会館の1階にあるカフェ・ブラッセリー。
コンクリート打ち放しの天井の高いレストラン。
雰囲気はまずまず、料理は家庭料理と言うか
ビストロの料理と言うかそう言うの。

煮こみとかね、デザートも焼き菓子中心。
でもこれはこれで美味しいの割と。サービスもなかなかいいし、価格は安い。
お昼で1500円、夜で3000円ちょっと。
恵比寿はなんか高いと言う意識もあるけど、
そこそこの価格でもレベルが高いな。

(01/12)
(7,6,6)=19

レ・ブランドゥ 23☆ 新宿区矢来町61 tel 03-5261-8151 土昼、日休
http://www.lesbrindes.net/

神楽坂の駅を降り、新潮社の前の道を行き、新潮社を越えた辺りで
良い香がしてくる。右を注意していると道を曲がってすぐ左。
中はとてもゆっくりと座席が配置されている。
フレンチに入れたけど、イタリアンとの中間くらい。
ワインがフランスのばかりだったので、こちらに
ワインセラーも透き通って中にあるものが見える。
サービスは、最初ちょっとお互いに引いていた所もあったんですが、
途中から料理の美味しさと同じように、色色と話すようになり、
これがとても良い感じに変わってくる。
内装はとてもシンプル、価格はお手頃。
自然派のレストランというくらいで、良いものを使おうとしている。
たまたま行った日には、徳島の鱸採りの名人という鱸があって、
これが印象的に美味い。他の料理も良い。
気持ちの良い時間があっという間に過ぎていく、良いレストラン。
食べたのはこういうの
(04/8)
(7,8,8)=23
閉店したそうです。

レヴェランス 23☆ 港区南麻布4-12-4プラチナコート広尾1階 
tel 03-5475-3290 火休
http://www.rest-reverence.jp/

前回の雰囲気がよかったので、ワイン会で使わせていただきました。
通常は、そういうのは受けていないそうです。
今回は、8人揃ったので、貸し切りとなりました。
ふたりのサービスで、8人、まるでどこかの上品な
家庭にいるような感じで楽しめました。
料理も、変化球あり、直球勝負ありとこれもとてもいい。
特にぺルドローなどは、まさにワインに合わせた、ピタリの料理。
満足感もピタリ。
食べたのはこちら
(10/10)
(8、8、8)=24
天現寺橋交差点から明治通りを三田方面に行き、
最初の道を左に入るとすぐ右側。フランス大使館の手前。
ダイニングはゆったりとテーブルが配置さえています。
椅子は22席分と言っていましたが、実際には15席くらいしか
入れないでゆっくりとした気分で食事ができます。
サービスは、オーナーソムリエの方ともう一人。
とても凝ったサービスです。
今までにこういう感じでのサービスというのは経験がない。
オーナーは、カトラリーなど、テーブルの上のものにものすごくこだわって
お店の要素を構成して自分の世界のサービスを構築しようとしているみたい。
でもすごくフレンドリーな対応で、
いろいろなお店での経験を自分のお店にぶつけている感じです。
料理は今風のものですが、しっかりとしたソースが添えられ、
印象が深い皿です。
ワインにはソムリエのこだわりで、
グラスワインも、自信を持って薦められるものが良い状態でおいしい。
そして場所と内容を考えるとお手頃な価格。
東京はいいレストランがどんどんできています。
食べたのはこちら
(10/6)
(8、7、8)=23

Bistoro REN 19 練馬区石神井町2-7-5 tel 03-3996-8117 日休

石神井公園にもあと2日、夕食の用意なんてできなくなっているので
丁度1年くらい前に開店したお店にいってみる。
駅からすぐ近く、踏み切りの脇の道を長命寺の方向に歩いて1分くらい。
妻は以前お昼を友人と食べに行っている、割と良かったということで。
どうせだからとワインを持ちこんでいいかと聞くと
シェフに一杯いただけるのならということで、
1ッパイ差し上げても惜しくないレベルで、最後の方の食事にふさわしく、
でもビストロってかいてあるんで、その料理におかしくないものを持っていく。
で、料理は良いんですよ、びっくりするくらい。
サービスは、、、メロに近いかな。(メロメロまではいっていない)
何しろサービスの方々(2人いるんですが)
ファミリーレストラン的なサービスしか出来なくて、
ちょっとそれに外れた事を聞くと全てシェフに聞きに行くんだなぁ。
それだとフレンチのサービスじゃないんだよ、といいつつ、
小さなお店なので、さほどは気にならないのですが。
石神井公園で、最後に良いお店に出会えました。
割と満足。
食べたのはこちら
(07/7)
(5、7、7)=19
閉店しました。

ロアラブッシュ ハウスオブ1999 19 渋谷区渋谷4-2-9 
tel 03-3498-3001 日休
http://www.1999group.com/
ノストラダムスの大予言の最後の日まで楽しもうという主旨で
名付けられたハウスオブ1999という会員制のクラブの中のメインダイニングは、
一般のお客も、予約のみで受け付けている。
ただし、その日を超しても閉店はしないそうなのでご安心を。
地下鉄表参道の駅を出て青学会館を通り過ぎて少し行ったところ、
昔の住宅街だった中にある一軒家のレストラン。
古い洋館を利用し入り口、受付、バーの感じは素晴らしい。
しかし、メインダイニングは、それに比べると少し狭いし高級感がとぼしい。
しかしながらわくわくとする感じはある。
料理はこれといった特色のないものである。
きらりと印象に残るものがない。残念である。
しかし悪いものではない。
お皿の一つ一つは頑張っているような気もするが何か物足りない。
サービスは良い。肩の力が抜けた心地のよいものである。
笑顔も含めサービスのレベルは高い。
動きもよいが、床のせいなのか、ちょっと靴音の高さが気になった。
環境、インテリアは申し分ない。外観は他では真似ができない。
入り口に書いてある絵が少し違和感があった。
しかしながら、東京の真ん中でこういう環境は作ろうとして作れるものではない。
盛り付けるお皿をもう少し華やかなものにしたほうが良いのではないだろうか。
そしてトイレが男女兼用で1つしかない。これはすぐにでも改善する必要がある。
ワインは基本的に高いものしか置いてない。
価格帯は2万円以上というところか。
ほんの僅かの安いものと、グラスで赤、白3種類が用意されている事で、
バランスを取っている。
古い物も数多く置いてあり、お金さえあれば、凄いものを飲む事もできる。
いくつかの欠点はあるが総体的には、良いレストランである。
このレストランは一緒に行く人を驚かす効果がある。
Ch.Ferriere 1992 Margaux \9800
(97/7)
(8、5、6)=19

ロティスリー・レカン 20 中央区銀座5-11-4 銀座区レストビル1F 
tel 03-5565-0770 日休
http://www.lecringinza.co.jp/rotisserie/
銀座にあるレカンの姉妹店である。
料理にはそれっぞれの美味しさがあり、焼きっぱなしの肉の美味しさも
手を掛けた肉料理に比べて劣るわけではない。
この10年位、フランスでミシュラン星つきレストランのビストロ
(ロティセリーの形式を取っているところも含めて)ができ、
美味しさは元の店並みで、食材と飾り付けは及ばないが
料理人の技量は同じなので、
美味しいものを安く食べる事ができるという事で人気がある。
(これはいまだに変わらないようです)
そういう意味で、このお店はレカンの重厚さに対してのカジュアルであり、
明るさであり、気安さという対極のスタイルの
まさにパリの流れを取り入れた店である。
料理はできるだけシンプルでかつ手軽な料理が基本。
ただ手を抜いたと言うのではない美味しいもの。
印象的なとか、凝ったものを期待してはいけない。
サービスは、気さくではあるが行き届いた、暖かみのあるサービス。
雰囲気はとにかく明るさ、カジュアルさを追っている。
難を言うとワインが高い、それに伴って総額がやや高くなる。
ワインは数を集めているがやや高い。もう一段の頑張りがほしい。
簡単に言えば、2皿を食べ、ワインを1本飲んで1万円で
お釣が来るレベルまでワインを下げる事ができたら、
ここはすごいレストランだと思う。
ともあれ、銀座の真ん中に、このレベルの店ができた事は、
高級なだけではない、フランス料理の楽しさと言うものを
知ってもらうためにも大変良い事だと思う。
(7、7、6)=20
(00/8)
リニューアルしました

ロドラント 21☆ 中央区銀座7-7-19 tel 03-5537-7635 不定休
http://www.odorantes.net/top.html

銀座バーニーズ・ニューヨークの近くのビルの地下。
中に入ると、自分の好みの大きさのレストラン。
20席くらいだと思うのですが、温かい感じの内装で、
天井もそのままにしているので、地下なのに、わりと高い感じ。
店内は席数を抑えてゆったりとしている。
こちらのシェフは、以前新富町のプリーズ・ド・ヴァレのシェフをなさっていた方。
その時の料理の印象がよかったので、新しいお店に伺った。
感じ良く迎えていただいたシェフは温厚な印象。
サービスの方は、ちょっと僕との会話の歯車がかみ合いにくくて。
料理は、ややクラシックな感じです。
でもきっちりとした調理はフランス料理の魅力。
きれいに盛られたお皿はどれもおいしい。
グラスワインは、良く料理にあってました。
良い雰囲気でゆったりとした時間が流れているお店です。
食べたのはこちら
(10/4)
(6,8,7)=21
移転しました

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