Topへ戻る こう飲んだ記録月別インデックス そう食ったインデックス どこ行ってもどう飲そう食

2007年5月

31日(木曜日)
☆Chambolle-Musigny 2001 P et V Lecheneaut Bourgogne
2003年10月松坂屋にて3800円で購入
サラダ、ハンバーグ、フロマージュとともに
この造り手のワインは、普通のブルゴーニュを飲むと美味しいなぁと思うのですが、このレベルを飲むと、なんか普通。もちろんまずいとかって言うのではなくて、もっと美味しいのを期待しているんですね、普通のブルゴーニュが割と驚きのレベルだから。もう少し置くと良いのか、まだとても若さがあって、もちろん濃さも十分で、ブルゴーニュらしからぬところもある過ぎるくらいあるんです。でもちょっと不満。
29日(火曜日)
☆☆極上吉乃川(新潟) 菊寿しにて1合800円を2合くらい
☆福源(長野)純米吟醸 昇月にて価格不明
ともに写真なし
あまり名前を聞かない蔵でも、この頃は美味しいお酒を造っているところが多い。その上、意外にもと
いっては大変失礼なんですが金賞を取っていたりするんですね、知らない僕がいけないの。でも、そんなこと
知っている方が怖いでしょ、少なくても僕はマニアではないので。(金賞の蔵って山のようにありますので)
で、この2つとも、なかなか美味しいお酒、料理屋さんが自分のところの料理に合わせてきちんと置いてある
お酒は基本的に美味しいですね。その上、地元のものがあるのは旅の一番の楽しみです。
翌日はお昼に松本の野麦を貸切。
28日(月曜日)
☆縁喜(長野)純米吟醸 山の実にて750円
Valpolicella Rocca Alata 2004 Italy 篝火にて3000円
日本酒は、お昼の蕎麦屋で。同じ町の中の蔵の物だそうです。といっても
とても広い町なんですけれども。すっきりとして美味しいお酒です。山菜と
食べたのですが、そういうのに合う。それにしてはラベルは派手ですが。
ワインは夜に中華を食べて飲んだ物。紹興酒にしようかなと思ったら、1合
1000円、それだったらこっちの方が個人的にも好みだなと思って。多少酸が
前に出ているタイプなのですが、そこがそれで中華に良く合う。やや軽目。
朝は同じ篝火で和食。
27日(日曜日)
☆Gran Sasso 2005 Montepulciano D'Abruzzo Italy
奥志賀グラン・フェニックス内ラ・ステラ・アルピーナにて3500円
お手頃の価格で安心感のあるイタリアワインといえばこれ。ホテルのワインリストでも、この価格。もちろんフルボトルです。グラスで飲む方が高くつくかもしれないです。飲んでみると、基本的に柔らかな味、酸も少なくて、しっかりと熟した果実から作られた感じが漂います。多少温度は高かったのですが抵抗なく飲める、高原で涼しいからでしょうね、外の気温10度でしたから。多少あったかめのほうが体が温まるか。
お昼は小布施にあるせきざわ(以前は群馬にあったところ)で☆☆良寛(長野)純米吟醸、☆真澄(長野)あらばしりともに700円(のはず)をいただく。
25日(金曜日)
☆☆Chateauneuf-du-Pape 2003 D.de la Solitude Rhone
2005年10月大丸にて3980円で購入
トマト、焼き空豆、野菜のソテー、豆ご飯とともに
美味しいワインなのですが、その単純な美味しさに思わず笑ってしまったくらい分りやすい味。甘さとフルーティさとが強くて、酸が少なく、渋みもほとんど感じない、ジュースとはいわないけれども、イメージ的にはちょっと似た感じ。ワインじゃないよといえば、そうかいなとも思えるような味なんですが、うまいものはうまい。
24日にOFFOFFでプレイヤーズ・マーケットの「基礎体温part3」(ご招待)これが笑える、とても面白い。(27日まで)。25日お昼はやぶ竹で。
23日(水曜日)
☆☆Savigny-les-Beaune 'Aux Grands Liard' 2000 S.Bize Bourgogne
2002年10月松坂屋にて2850円で購入
ポーチドエッグ、豚のソテー、フロマージュとともに
色はやや薄く、香りは華やか、味はしっとりとしている。ちょうど熟成が一段落した感じで、美味しく飲める時期に入ってます。というか、ブルゴーニュは、これくらいの熟成の具合が個人的には好み。
あまり古いのは飲む機会が少ないせいもあるかもしれませんけど。この頃こういう金額で購入することも難しいくらい値段が上がっちゃってますが、そもそも生活感覚からいきますとこのくらいが妥当な線かなって、円はユーロに対して安くなりすぎております。
22日(火曜日)
☆黒松白鹿純米 あさぎにて2合(価格不明)
高くはない。
写真なし
冷たいお酒は何があるんですかと聞いたら、純米のがといって出していただいたのがこのお酒。
割ときれいな造りで飲みやすい、銘柄、なんなのです?、と聞いてこの銘柄を、でにこりとするご主人。
ちょっと不思議な感じですね。飲んでから銘柄をいうのってある意味この銘柄に対して自信があるのと、
現在、ナショナルブランドに対しての世間の評価が低いからだと思います。
確かに、きちんと味がわかって飲んでいるお酒好きって、そう数がいないと思うし(凝る人は異常に
凝るけれど)お店柄銀座の真ん中で社用族が良く使いそうな店は、銘柄でのますのではないですしね。
でも、ビールはエビスでした。
午前に東京文化会館でモーニング・コンサート「國光ともこ」、その後上で食事。夕方まるやでその後
イイノホールで試写会「そのときは彼によろしく」。
20日(日曜日)
☆☆自然舞(千葉)木戸泉純米
2007年4月製造元酒蔵にて1380円か1420円のどちらか
手巻き寿しとともに
前日の残りの赤も飲んで、メインはこちらを。赤がなかなか滑らかさが出て美味しくて、ではこちらはと思うと、このお酒もいい感じ。あまり日本酒という感じではないんですね、芳醇な白ワイン的な味わい。もちろん、酸は少ないので、飲んで間違えるということはないのですが、冷して飲んでいると、洋風の料理にも十分合わせておかしくないかなって。このお酒、あまり磨いてはいないのですが、とても美味しくできている。この頃磨いた率だけが一人歩きしているような気がするんですよね。それよりも、飲んでの印象が大事。
19日(土曜日)
☆☆Ch.Bellevue 2001 St-Emilion GC Bordeaux
2005年1月ヴェリタスにて5900円で購入
ハムサラダ、ソーセージ、フロマージュとともに
プロジェクトワインです。せっかく買ったのに(割と高い価格で)、飲む前に格付から落ちてしまいました。では、落ちるようなレベルかっていいますと、そりゃ、このレベルのワインを作っているんだったらなんで落ちたのよって文句の1つもいいたいのは分る。とても分るくらい分りやすい美味しさのワイン。本当になんででしょうね、これは残っても問題ないですよ、香りも良いし、味がきちんと高級品しているし。タンニンも、落ちついていて、飲んで楽しい時期に来ています。
18日(金曜日)
☆☆Nuits-St-Georges Les Vaucrains 1999 D.H.Gouges Bourgogne
2001年10月大丸にて5900円で購入
里芋のパテ、バゲットサンドイッチとともに
飲んでいてえらく美味しいなと思ったら、それなりに価格の高いワインだったんですね。これ旨いですね。それに、一級畑なんだ。ラベルとか見て飲まないのかっていわれると、しっかりと見る日もあるのですが、そういうのは面倒だなという日もあって。開けた時点でとてもいい香りだったんですよ、一口飲んで上等なお味。その後は今日のワインは美味しいのうという状態で。もう、せっかく良い物なのに、もったいないですね、そういう能天気な日には。
歯医者の後に知味斎で加飯酒700円を2杯。
17日(木曜日)
☆☆Ch.Grand Corbin 2000 St-Emilion Bordeaux
2007年4月お酒の森川にて3690円で購入
前菜色々、ほうれん草と卵の炒め物、餃子、筍とインゲン炒め、青菜炒め、キャベツとニラ炒めとともに
プロジェクトワイン大放出月間。このワインがなかなか美味しい、やはりビンテージというのもあるのかもですね。で、この2000年のワイン、それもサンテミリオンを連続して飲むとやはりこれにも、お菓子のような甘い香りがあるんですね。これには微かにですが。味はしっかりとしていて、未だ少し若さが残るけれども飲んで楽しめるレベル。色はまだまだ濃いです。2000年の手持ち、あまりないのに、こんなに飲んでしまいました。ま、いいか。
16日(水曜日)
☆Mirabel 2005 M.Charoutier VPD オー・グゥ・ドゥ・ジュールにて
☆☆Ch.Haut-Brion 1986 Pessac-Leognan Bordeaux
1989年11月松坂屋にて9600円で購入
白はサービスで、ほんの少し、香りがすごい、ヴィオニエむんむん、飲んで
みると食べ物との相性が良い。
オーブリオンは、86年、この年のワインは難しいです。まだまだタニックな
ところはあるけれども、熟成の香がまえに出てきていて、それなりに
楽しめます。でも、このワインらしいエレガントさがなくて野性味の方が強い。
20年の時はそれなりに感じますが、もう少し経ってからの方が良いのかな。
国立劇場で前進座公演歌舞伎「毛抜」と「新門辰五郎」(ご招待)の後上に。
食前酒で☆Henriotを。
15日(火曜日)
☆☆Gevrey-Chambertin Tradition 1999 D.A.Burguet
2002年10月松坂屋にて3200円で購入
焼き空豆、トマト3種、茹でたてブロコッリー、ベーコンとインゲンのソテー、筍のソテー、豆ご飯とともに
千葉で買ってきたばかりの野菜とともに、開けたのはやや軽目の味を期待したブルゴーニュ。色はやや濃いですが、香りの華やかさ、味の雰囲気は期待した物、だって野菜中心の食事なので、あまり押しの強いワインだと、食べるほうがぼろ負けしてしまうので。ワインは、ほどの良い渋さも残っているけれども、きれいな熟成感も出ていて、丁度飲み頃。これくらいが良いなと思うと、既に99年のブルゴーニュの在庫は飲み尽くす寸前。
扇寿しでお昼。
12日(土曜日)
☆Ch.de Micouleau 2005 Bordeaux
2006年1月お手軽ワイン館にて5セット5000円で購入
手巻き寿司とともに
1月に買った白いワイン、いつ飲んでも良いように冷蔵庫で後生大事に冷してあった物。でも、ずっと飲む機会のないまま初夏を迎えて、やっと。ボルドーの白ってかなり味わい的に変化しているんですね、前は酸っぱいだけで、美味しいなんて思わなかったんですが、これは、香りもきれいで、飲んで爽やか。酸もあるのですが、爽やかな印象の方に移動した感じ。上手に造りこんでいるなと。生のお魚にもきれいにあって、口当たりも良いし、満足感のあるワイン。
11日(金曜日)
☆☆Chateauneuf du Pape 2003 D.de Panisse Rhone
2006年8月ヴェリタスにて6本11800円のセット
サラダ、ピッツァ、フロマージュとともに
手持ち在庫は、かなり種類が限られていて、ボルドー、ブルゴーニュとローヌしかない中で、どうやって変化をつけるかって言うのもなかなか大変。で、ローヌ、といってもその中でのちょっと変わっているかもというのを飲んでみる。2003年、多少落ち着いているかいなと思ったら、これがもう十分に良い感じになっているんですね。なんかこの頃、早く飲んでも美味しいですよね。これもやや軽めだけれども、甘さがまえに出た美味しいもの。軽いからスイスイと飲める、食べ物にも丁度ピタリ。前日の残りがグラス一杯分あったのですが、それを飲んで、これも1本、行き過ぎでんがな。
10日(木曜日)
☆☆Ch.Destieux 2000 St-Emilion GCC Bordeaux
2006年10月うきうきワインの玉手箱にて4280円で購入
トマト、前菜盛り合わせ、すり身の天ぷら、餃子、水餃子とともに
またもや登場プロジェクトワインです。やっぱり飲んだことのないものの方が楽しみがあるので、在庫整理の段階は、そっちの線で行ってみようと思うと、サンテミリオンしかないんですよ。でも、これを飲んでみても、サンテミリオンはレベルが高いです。これも、なんとなく最初にジェリービーンズっぽい甘い香りがしたのにはびっくり。この前のと似ているののかい?。と思って飲むと全く違うのですが、最初の一口目の甘さの感覚は似ている。このワイン、しっかりとしていて、まだ少しタンニンの重さはあるけれども、十分に美味しい。確かに昇格するだけのことはあります。
9日(水曜日)
☆☆自然舞(千葉)木戸泉純米
2007年4月製造元酒蔵にて1380円か1420円のどちらか
トマト、里いものリエット、茹で空豆、小松菜、ほうれん草のおしたし、揚げ物、筍ソテー、明太とご飯とともに
無農薬、わらを主体の有機栽培で作ったお米だけで仕込んだお酒。このお酒、こころもちさらりとした口当たり、でもぐぐっと引き寄せる旨さがあって、自然に食事が進むタイプ。お酒の旨さよりも、食事を引き立てるタイプの美味しさ。先日飲んだ純米原酒は、お酒の旨さが前に出ているタイプだったのとは大違い。同じ蔵で、こんなにもタイプの違うのを作っているのには驚き。この蔵、全てのお酒を山廃で仕込んでいるし、なかなか凝りまくった蔵です。他のお酒を飲むのが楽しみ、実は先日絞りたて生を買おうとしたら、東京まで保冷剤だけでは味が変わってしまうのでといわれて、住んでから飲むことにしたんです、そういう扱いにくいのもあるし。
8日は「パッチギ!Love & Peace」(試写会)前作の方が面白いな。その前に夕食加津屋大勝軒
9日は三越で「マリア・カラス舞台を飾ったジュエル展」(ご招待)のあと、シモンズベッド、お昼はエクロールその後池袋の宮田家具店ベッド部門に。
7日(月曜日)
☆Ch.Laniote 2000 St-Emilion GCC Bordeaux
2005年11月お手軽ワイン館にて3580円で購入
焼き空豆、3種のトマト、里いものリエット、エンドウソテー、ニラ炒めと卵ご飯とともに
プロジェクトワインです。精進料理のようなメニューに合わせて。またものすごいクラシックなラベルです。
ワインはやや甘さがある香り、口にもっていくとほんの少しですが、ゼリービーンズのような香りがします。駄菓子のような香と言うとすごくよくない表現ですね。ほんの少しなので、なんか懐かしいような甘い香り。味は正統派、丁度よく熟成が進み、美味しく飲める良い時期に当たったみたい。でも、これ、なんかすごく頭が痛くなったので、減点。
お昼は鮨心栄寿司
5日(土曜日)
☆☆木戸泉(千葉)純米原酒
2007年4月製造元酒蔵にて1380円か1420円のどちらか
手巻き寿司とともに
暑かったですねぇ、こういう日はお手軽に手巻き寿司。飲んだのは、こちら。いつもだったら、泡の出るワインと一緒なのですが、現在わが家には泡が出るのはビールだけ。で、先日開けたこちらのお酒を飲んで。和食ですから、日本酒は基本的によく合うんですね、このお酒うまくち系だから余計に。トロリンとして、お酢が利いたご飯いもよく合うんですよ、ご飯とご飯でできたお酒ですからすごい組合せだけど。お米は夷隅のお米なんですが、こちらの酒造米は岩手のだというので、ちょっと残念なのですが。
4日(金曜日)
☆☆Saint Cosme Les Deux Albion 2005 Rhone
2007年2月酒宝庫Mashimoにて1430円で購入
ポテトサラダ、さといもサラダ、バゲットサンドイッチとともに
在庫整理は一休み。久しぶりに残っていたローヌを飲む、もう爆発的なワイン。強烈な個性。濃密さはこの価格のクラスの中では群を抜いていると思います。その果実が熟した感じがそのまま残るこのビンテージはまたまた凄みすら感じされる物。なんか本当に印象に残るワインでございます。
と、前日のも少し残っているので飲んで見ると、これはこれできれいなワインなんですね。丁度対照的なワイン、こういう取り合わせは飲んでいる楽しさです。
向井潤吉アトリエ館のあと、経堂京女(京都)純米550円。「劇」小劇場でオフィス・たまの「楽屋」(ご招待)をみる。
3日(木曜日)
☆Vosne Romanee 1999 Sylvain Cathiard Bourgogne
2002年10月松坂屋にて4500円で購入
サラダ、鶏のフライ、フロマージュとともに
とてもシンプルな、すっきりとしたラベルです。この方のワインは初めてだと思います。うろ覚えなんで、どこかでグラスで飲んでいたらわかんないけれど。色はやや濃い目、現代的な造り方ですね。落ちついた感じの味わい、ちゃらちゃらしたところはなくて、しっとりとした、控えめな感じのするワイン。そういう意味では次に買うときに記憶に残っているか、っていうとなんかそういうことはなくて、印象がやや薄い感じ。
2日(水曜日)
☆☆Ch.Quinault L'Enclos 1998 St-Emilion GC Bordeaux
2000年10月大丸にて6800円で購入
ささみのサラダ、ポトフ、フロマージュとともに
旨いなぁと思ったらやけに高いんですね。サンテミリオンで、ここのところ小さな造りで有名なところを飲んでみようかと思ってかったような気もするんですが。ヴァランドローなんて飲めないしね。これは、格付されていないところです。でも味わい的にはそれ以上ですね、確かに、価格は味わい以上についていると思いますが、市場の評価と言うのはある意味正直。どんなに頑張っても、格付されていようとも、裁判で勝っても、美味しくなければ取引はされません。そういう意味では格付なんていうのは後追いでしかないんですが。メルローが70%だそうです。徹底的に口当たりのエレガントさにこだわった感じ。とてもきれいなワインです。