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2002年3月

3月。少し焦ってきた、、、23日現在、もうどうにでもなって。30日、何とかなりました。

31日(日曜日)☆☆Cote Rotie 1998 J.M.Stephan
2002年3月松坂屋にて3800円で購入
公魚のフライ、パスタ、豚のソテー、フロマージュとともに
ちょっといつもと違う角度でとっているのは、このラベル光り物で。
なんかいつもの角度だと文字が見えない物ですから。
ラベルはなんかきらきらしている割にはラベル内容が地味なんですね。
ワイン自体は、開けたとたんにお菓子のような甘い香り。
飲むと凝縮感のかたまり。いい年ねというのが良くわかる。
パワフルモード全開のバリバリ。元気一杯です。
ちょっとボルドー風の香とか味が混じるのはシラーだからですかね。
これは寝かしたいな、出来れば10年かそこいら。

お昼は弘禅寺のあとに山禅に。酒は白鹿山田錦
寺は素晴らしく良い。練馬にこんなところがあったのというくらい。
余り広報をやっていない感じ。僕40年近く住んでいますが意識して聞いた事がないような。
小堀遠州の墓があるんですよ。  

30日(土曜日)☆Lanson Brut N/V Champagne
2002年2月パワーラークス谷原店にて2250円で購入
手巻き鮨とともに。
とても暖かな、3月とも思えない日。どっちか言うと暑い。
ということで、今年初めての手巻きすし、といえばシャンパン。
でもこれで普通のが無くなったので、また仕入れなければ。
できれば2000円以下のが良いな。
これは普通といえば余りに普通、まあ切れが良いのと、
最初にビールのようにガビグビと飲んでしまったので。
もう普通の清涼飲料水みたいな。シャンパンをなめとるな、うちは。

お昼は富ヶ谷にパンを買いに行って、近くの代々木公園へ。
そこのそばにおくむらという手打ち蕎麦屋があるので、そこへ。
ビールと緑川を飲む。

29日(金曜日)☆Cotes du Rhone les Cranilles 1999 Les Vin de Vienne 
2002年3月松坂屋にて2000円で購入
蛸のブルゴーニュ風、とりのポトフ
家に帰ったのが遅くて、26日の残ったのだけで済まそうと思って飲んだら
あっという間に無くなって急遽開ける。
このワインは外れがなくて。一応ネゴシアンなのかな、有名人3人でやっているところ。
ヴィエンヌというピラミッドというレストランがあるところなので、昨年行ってから割と良く買ってます。
もう一度行くとすぐご贔屓にしちゃう。
日本酒だってそうなんだけど。
香り、味ともに水準以上。99年ですがもう十分過ぎるほど飲める。

26日(火曜日)☆Cotes du Rhone Villages Cairanne Reserve du Vigneron 1999
Domaine Alaly Daniel et Denis
2002年3月松坂屋にて1600円で購入
牡蠣のサラダ、ソーセージ、フロマージュとともに
24日に飲んだ同じ造り手によるローヌ・ヴィラージュ
こちらの方がすっきりと仕上がっている。
香りもローヌっぽいのと、飲み口がやや硬い、酸もあるためドライな印象が強い。
と、そこで気がついたら裏に輸入もとの説明があって
味のタイプがドライ、こくのタイプがややフルボディ
これって違うな、味のタイプ的に言ったら前に飲んだのに比べりゃドライ
かもしれないけどややスイートに近いと思う。(ドライの反対がスイートなんですね。)
まあ、どうでも良いけど。
これはグルナッシュとシラーだそうです。
ちなみに24日にはカベルネ・ソービニヨンが入っていたとか。
割と飲みやすいタイプのローヌ、僕はもっと熟した感じが好き。
個性たっぷりめが。

24日(日曜日)☆La Grange Daniel 2000 D.Alary Vin de Pays
2002年3月松坂屋にて900円で購入
鉄板焼き、たこ焼き
やや涼しかったので、温かい料理を、多分今年の冬最後。
このワインが良かったんですね。
☆2つにもう少し位良い。もちろん、安いワイン特有の味ではあるんですが、それを補って余りあるうまさ。
うーん、久しぶりに3桁で無茶美味いワインだったなぁ。
南のワイン特有の甘さと香り。エレガントさはないけどもなんか好ましい。
この前の2300円くらいの価値がある。
ただ900円のワインが2300円のワインとということで、
なにも5000円くらいの味がするのではないですから。

お昼は新座鞍馬へ。妻の調子が今一つなので、歩いては行かず。
エビスビールと巽蔵(福島の酒)。
行く途中に大泉にある大吾というところでお菓子を。

23日(土曜日)Crozes-Hermitage 1999 Marc Sorrel 
2002年3月松坂屋にて2600円で購入
前菜盛り合わせ、鱈のペースト、茸と魚介のパスタ、フロマージュとともに
うー高い。高いぞ、この味では。
許せないんだよ、オジさんは。内容の伴わない高い価格は。
ワインとして欠けているものが多いにもかかわらずナンだよ。
香りは北の方のローヌっぽっさが沢山あるのはいいのですが、味に集中感がない、散漫なんですね。
酸と果実の味のバランスが取れてない、なんか薄い感じがする。
平べったいというんですか、何だ初めて飲む人(評価は高い)なので期待ビシビシだったのに。

22日(金曜日)☆☆Rasteau Cuvee Prestige1998 Domaine la Soumade Cote du Rhone Village
2002年3月松坂屋にて2300円で購入
前菜盛り合わせ、ソーセージ、フロマージュとともに
こういう味好きです。多分に好みのわかれる味。
凝縮感が強く、タンニンもかなりあるけど、甘さがあるためにポートのような感じに。
もちろんポートみたいには甘くはないのですが。
太陽をいやというほど浴びたジャムのようなちょっととろりとしたワイン。
香りも南国のフルーツのような、ちょっと人工的なガムのような
バニラっぽさもあって、でもこういうの好きなんですよ。
書いてておいしそうではないよね。
反省。

21日(木曜日)☆Ch.Les Trois Croix 1999 Fronsac Bordeaux
2002年3月松坂屋にて2200円で購入
ローストビーフのサラダ、ポークソテー、フロマージュとともに
このワインは樹齢45年以上の木から採っているんだって。
オーナーはムートンの醸造責任者ナンだって。
というので買ったワインです。
こういう注釈に弱い。でも飲むときは普通忘れるくらい年月が
経っているのですが、今回はまだ買ったときの資料が残っていて。
フーン、飲んだ印象はかなり1999年はいい年だなというもの。
でもこのワインに付いて言うとなんか足りない、けどかなり美味い。
全体のバランスはちょっと抜けた物があるけど、飲んでいるうちに気にならなくなる。
そんなところですかね。
この内容だともう少し安くても良いような気がする。1500円前後。

穴掘りのあとお花見に。ものすごい風。
土ぼこりの中で目が痛い。お昼は、石神井公園近くの春秋園で。
紹興酒グラス一杯。  

20日(水曜日)☆☆Cote-du-Rhone Les Forots 1998 J.L.Columbo
2002年3月松坂屋にて2000円で購入
ブロッコリーのパルメザンチーズ合え、ローストビーフとともに
食事をはじめたのが11時ちょっと前。
3月も終わりになってやや家に帰るのが遅くなってます。
予告通りというか、それでも高いかもしれないけど。
来たワインを飲み始めました。
昨年、これの1999年を飲んでいてとても良かったので、98年も期待大。
味、香り、運んできたばかりとは思えない。
かなり満足度が高いワイン。エレガントだしね。
この価格でこのエレガントさってまずないような気がします。
きかん坊のあばれん坊的な面白さではなくて。
ちょっと肉が多めの食事なんかにぴったりだなぁ。  

17日(日曜日)☆Ch.Talbot 1994 St-Julien Bordeaux
1998年5月やまやにて4980円で購入
中華とともに(ブロッコリー中華風、アサリの酒蒸し、葱たま、揚げ餃子風、
茸の炒め物、豚の炒め物、中華まん)
高くなりだした頃のボルドーです。
まあ、それはそれとして。
すでに8年たっているので、中華にはこれくらいのほうが良いかなと思って開ける。
まだまだ元気一杯、もう少し置いた方が良かった。
かなりの濃さ。そして香りは開ききれない感じ。
半分くらい飲んで、グラスくるくるでやっと少しワインらしい雰囲気になってくる。
とっても強いワイン。94年って良いのかな、少し期待しよう。

桜が咲き始めたので、善福寺公園に行ってそこから西荻へ。
鞍馬で蕎麦。酒は四季桜
ちゃんとそれらしい手順を踏んで。(良くわかんないけど)
豆大福を喜田屋というところで買って帰り道にデザートで。
つかれた、24000歩だもの。

16日(土曜日)☆☆Chablis Grand Cru Valmur 1997 J.Collet Bourgogne
2000年3月松坂屋にて5500円で購入
刺身、土手鍋とともに
今年のわがやは牡蠣がとても多い。
はっきり言って昨年まではゼロ。
もらい物で牡蠣料理を年末にしたら意外に美味しかったので、
それから増えたんですが、昨年まではなんとなく食べず嫌いで。
外で、生をたまにという感じだったんですね。
今回は土手鍋に挑戦。野崎さんのレシピで。
それに合わせるのはやっぱこれでしょと、でも普通のがないので、
ちょっと寝かしておくつもりであった高級品が急遽登場。
美味い(これしかないのか)、うまい!(これもあるけど)。
香りが深い、ぺらぺらしてない。それとなんかどろりとした口当たり。
食べ物の味が濃いのをむんずと押しのけちゃう感じ。
前日の赤も飲んだんだけどもそれでも良いくらいの強い味を
見事に押さえつけて、シャブリ堂々の勝利、それくらいインパクトあり。

お昼はプラド美術館展へ(もちろんご招待)
プラド美術館は93年(あれ、もう10年近く前なんだ)に行った事があるので、
再度対面という絵が多いはずなのだが覚えていたのは数点。
お昼は上野なんで池之端藪へ酒は菊正宗樽、そのあと花月でかりんとう、
うさぎやで研究用のどら焼き、季節なので草もちなど。  

15日(金曜日)☆☆Cote Rotie Cuvee Terroire 1997 R.Rostang Rhone
2000年3月松坂屋にて5200円で購入
サツマイモのサラダ、牡蠣のブルゴーニュ風、ステーキ
うーうう、唸っちゃいますね。痺れるほどの美味さ爆発。
あと半分くらい☆付けちゃう、それくらい美味い。
本当に一口飲んだだけで印象強くって。
それがずっと続くんですよね。
ヤバいうま過ぎ。
香りなんかも暴発状態、ぐあががががって上ってきちゃう。
うーん、ここのところの贅沢し過ぎになかでもむちゃ光り物のワインです。  

14日(木曜日)☆☆Pommard Rugiens 1996 Thierry Violot-Guillemard Bourgogne
1999年8月やまや新宿改装フェアにて4980円の20%オフで購入
ペンネパスタ、牡蠣フライ、フロマージュとともに
南の方のブルゴーニュは、昔は良く飲んでたんですが、この頃は余り機会がなくて。
これ美味いですね、北のほうとは趣が違って。
このラベルの作り手は今回がはじめて。
美味しいです、癖がなくて、かなり濃い造りをしているんですが、香り、味ともなかなかのレベル。
飲んでいて楽しいし、一杯しか飲まなくてもかなり印象的。
もちろん1本飲んでいると変化具合もいい。
それと酸がきつくないのが僕の好み。
オコチャマなんだ、舌が。

13日(水曜日)☆☆Ch.Grand Mayne 1997 St-Emilion Bordeaux
2000年8月エノテカにて6570円で購入
牡蠣のオイル漬け、豚ロールトマトソース、鰆のポアレ、フロマージュとともに
余り深く考えもせずにまたサンテミリオンを開ける。
これは初めて飲むもの。一応、サンテミリオンプロジェクト該当品。
飲み口柔らか、97年物としては抜群の出来。
すでに十分楽しめるワインになっていると思う。
ただまだかなりタンニンは荒々しいけど、それを覆う味の柔らかさが出ている。
何でかな?。まあいいけど。
3月に入って顰蹙を買うのばかりが続いてまして、過剰在庫整理です。
どうしても手持ちの安いのから飲んでしまうんですよね。
それで残ったのが高いのばかり。
あと1週間は続きます。

10日(日曜日)☆☆Ch.Soutard 1989 St-Emilion Bordeaux
1995年10月大丸にて2700円で購入
中華(アサリの蒸し物、韮玉、鯛の蒸し物、餃子、中華まん)とともに
丁度良く熟成したワインの美味しさを感じる。
香にも熟成香が出て艶かしくなり、味は柔らかさを増して喉越しもエレガント。
ウン、ボルドーって美味しいなと思ういい状態。
そうなっておりました。
89年は大分飲んだのですが最初飲み始めから
今までずっといい状態が続いてます。
こういう年もあるんですね、全くへたってません。
それと外れが少ない。
 
お昼は江古田甲子へ。澤の井
さすがに江古田までは遠いので、練馬まで電車

9日(土曜日)☆☆Ch.Lagrange 1986 St-Julien Bordeaux
1995年10月大丸にて3950円で購入
ナスのサラダ、鴨のポアレ、フロマージュとともに
実はもっともっと美味しいと思ってたのですが、今一つでした。
1986年は売り始めはさほど人気が無くて割と安くで、かつ沢山出ていたのですが、
これだけはなぜか手に入らなくて。
そうしているうちに同じ年のセカンドを飲んだらむちゃくちゃ美味くて。
やっと95年に手に入れていままでとっておきました。
そういう意味期待十分、入れこみすぎていたかも。
そういう背景なしだったら無茶美味いワイン。
まだまだ色も濃く、でもタンニンは溶けていて素直に美味しいといえる味。
香りはやや弱い。

お昼は大丸の桜のある日本画展に。(もちろん無料)
行く前に新橋のしみづへ。麒麟のビール職人と☆白鷹
8日(金曜日)☆Ch.La Tour Haut-Brion 1997 Pessac-Leognan Bordeaux
2001年1月やまやにて3980円で購入
牡蠣のサラダ、オムレツ、とりのソテー、フロマージュとともに
一時セカンドワインになっていたので買わなかったのですが、
またセカンドから脱却良いワインになっているというので、久しぶりに購入。
15年ぶりくらいかも。
97年を前日に飲んでいるのでその比較もできるななんて。
前日の勝ち、圧倒的な差があるのでやや可愛そう。
でも、悪くは無いのですよ。
少し若いかなとは思う、それと香り的に弱い。
飲んでいて楽しみが前日に比べて弱い。
うーん、今後の頑張りに期待します。なんやそれ。

7日(木曜日)☆☆Ch.Quinault L'Enclos 1997 St-Emilion Bordeaux
2001年12月八重洲ハセガワにて3880円で購入
牡蠣のグラタン、豚のトマトソース
ラベルの上、瓶に模様がついてます、高級なんだという臭いぷんぷん。
というか、高級になりたいぞかな。
この頃市場に出てきているサンテミリオン量は少なく丁寧造り、高いけどのなかの1本。
これは高いとは言ってもまあこの程度。
これが美味しいんですね、唸っちゃった。
なんか普通のサンテミリオンに微妙なスパイスで味付けしたような。
鼻を香りが通る時にその微妙さが美味しいじゃない、と思う。
味的にも舌の奥のほうであれ、良いじゃない、と思う。そんな感じ。
決して前面でぐいぐい来るタイプではないのですが。
とてもエレガントに作ってあって柔らかな感じだけど、
どこかちょっと不良っぽいところがある、そんなワインです。どんナンやそれは。

6日(水曜日)Hautes Cotes de Beaune 1996 Jayer-Gilles Bourgogne
1998年11月小田急にて3700円で購入
にんじん豆腐、牡蠣のブルゴーニュ風、サバのカレー風味、フロマージュとともに
この人のボ-ヌはいつもやや酸っぱいという印象があるけど、これもそう言う感じ。
それにしてもすぐ飲んでも、これくらい置いても印象が変わらないワイン。
樽の香りもしますがそこは上手く使っているんですよね、余り感じない。
それよりも、ニュイは重さを感じるんだけど、ボ-ヌは軽さと酸を感じる。
僕は余りこう言う酸っぱさは得意ではないのですが牡蠣とかフロマージュとかには良く合います。
人気が出た頃に買ったのでやや高め。
前はモット安くで買えたのにね。
ラベルはカビでぼろぼろです、99年をこの前買ったらラベルが変わってて
ちょっと都会的に、カビもつきにくい感じ。
その分、田舎のおっさんが頑張ってるぞ的な感じは薄らいでますが。

3日(日曜日)☆Ch.Gazin 1993 Pomerol Bordeaux
1996年5月大丸にて4500円で購入。
刺身、鉄板焼き、たこ焼きとともに
久しぶりに飲んだギャザン、そう美味しく感じなかった。
93年は全般的にどうも僕の好みではないなぁ。
なんかどのワインを飲んでも何かが足りないんですよね。
その足りなさってそれぞれ違うんだけど。
なんか全般的に言っちゃうと艶やかさがない。
これは香りが魅力的ではなかったし。
味は、そんなに悪くはないのですが。

お昼は近くの田柄梅林に行って、そこから下赤塚神馬屋でどら焼きを買ってから
練馬まで歩いてでお昼。お酒は☆日置桜、鳥取のお酒だそうです。19000歩。
(残念ながらこのお店は閉店いたしました。)

2日(土曜日)☆☆Ch.Branaire-Ducru 1994 St-Julien Bordeaux
1998年5月やまやにて3480円で購入
鱈のペースト、パスタ、カレーシチュウとともに
久しぶりにブラネールが美味しかった。
外れても外れても買いつづけている銘柄がいくつかあって。
もうほとんど意味ないのですが。
でも当たった時はもうピッたと自分の嗜好に一致しているので。
このワインがそのうちの一つでして、ここ数年はずれっぱなし。
でも頑張っているのよ、95年も96年も97年も98年もちゃんと2本づつ買っている律儀な私。
何度止めようかと思いますがね、でも今回みたいな事があるとそういう事もすっかり忘れて。
とてもはっきりとしたワイン、香りも味も。
わかりやすい、とっても焦点がきれいで、美味しさがすっと浮かび出るような。
いいなぁ、大好きなワインなんです。
でも外す確立が60%以上。なんやそれって。

お昼は池袋で空気清浄器を購入。
いろいろと他にもお買い物、そのためご飯は華湘と言うところで。