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2005年10月

30日(日曜日)
☆☆開華(栃木)山廃純米吟醸
ら志久にて700円
これは美味しいお酒でした、華があって、旨みも十分、それでいて飲み口は割とすっきりとしていて。酸も割とあるのかな、嫌味じゃない程度に。栃木のお酒です。でも、今や産地は関係なく、作る方の志がいかに高いかですね。このお酒もそういう意味ではとても素敵、ひやおろしですので、丁度今が旬のお酒。
☆酒一筋(岡山)純米
同じところで700円。
これも同じくひやおろし。こちらは色がとても濃くて、色を落とさないで出している感じ。そういう意味でもっと濃厚な味かと思ったらそうでもない。これもそつなくきれいにまとめている。なんかお酒つくりが急に進歩したかのようないい出来の酒が多くなっている。心有るお店が選んだお酒は安心して飲める。このお店もそうだったけれども、知らないのがずらりと並んでいるのは見ても壮観。その中で選ぶ楽しさは酒のみの至福。
Le Haut-Medoc de Giscours 1995 Haut-Medoc Bordeaux
2005年10月大丸にて6本10500円のセットで購入
オムレツ、ハンバーグとともに
前日思いの他に好みでないハンバーグだったので、家で作り直す。家で作るのは数年振り。それに合わせるのはこれがよさそうかなと思って開ける。コルクについている色はとても濃い。余り95年は縁がないのですが、思ったよりも柔らかさが出ていた。でも味は僕の好みじゃないな、なんか余り美味しさが感じられない。ジスクールと、縁が薄いのかな、美味しいと思ったの1度しかなくて。
恒例の穴掘り、疲れてしまって上のお店に。
29日(土曜日)
☆浦霞(宮城)純米ひやおろし 
☆手取川(石川)純米
黒帯(石川)本醸造
魚待夢にてそれぞれ680円、650円、580円
写真なし
浦霞のひやおろしは、濃くのある旨さが前に出た美味しい酒だった、始めて。手取川は、それに比べればすっきりとした感じ、しかしながら、旨さがあり良い。黒帯は、かなりすきっとした感じの酒で、最後に丁度良い感じであった、本醸造とはいっても十分な旨さ、日本酒はこの頃良いものが多くて飲むのが楽しみ。
西武百貨店の「マリ・テレジアとマリー・アントワネット展」(半分ご招待)のあとすこっとでお昼、OFFOFFで幹生の「青信号」(ご招待)、いまいち。夜は劇「小劇場」でステージ倶楽部カンパニーの「創世記」(ご招待)これは面白い。その後に上のお店で。
28日(金曜日)
☆Bourgogne Hautes-Cotes de Beaune 2002 J.Garaudet
2005年10月大丸にて6本11550円のセットで購入
秋刀魚の刺身のサラダ、魚のスープ、鱈のフライ、フロマージュとともに
この頃大丸で、このセットが出ると買ってしまう。八田商店が輸入したもので作っているので、割と安定した旨さのブルゴーニュが1本2000円以下で手に入る。その中には掘り出し物もあったりして。
このワインの造り手は美味しいですね。ボーヌのこのクラスは割と酸が強いという印象があったんですが、これはバランスのとれた旨さ。上品に造られた感じで、1つ上のクラスを思わせるレベル。
草庵というところでお昼
27日(木曜日)
☆Larose de Gruaud 1997 St-Julien Bordeaux
2005年10月大丸にて6本10500円のセットで購入
ダンプリン、鮭のソテー、フロマージュとともに
ラベルがボルドーでないみたいで、とてもきれいな印刷です。名前からわかるとおりグリュオ・ラローズのセカンドワイン(名前をひっくり返しただけ)。今回セットで購入してその中に入っていたもの。
これが美味しい。97年という年は個人的には外れがあまりなくて。というか、最初からさほど期待しないで飲んでいるからかもしれないですが、ちょうど8年目なので、いいところのは今が一番おいしい時期かもしれないです。余り良い所のでないとへたっていたり、薄っぺらだったりなんでしょうが、これは口当たりも滑らか、非常に良いもの。
26日(水曜日)
Cellers Contemporains Merlot 2003 Vin de Pays D'Oc
2005年9月ヒグチにて12本10000円で購入
オムレツ、カチャトーレ、フロマージュとともに
色がえらく薄いなと思ったら、味もかなり薄いものでした。メルロ−なので、そこそこ濃い感じを予想したのでしたが、軽い感じの薄い味わい。オムレツに一番合うという珍しいパターンの赤。
飲み口はすっきりとして嫌味な感じではないけれども、なんか余りに思いと違ってしまっての戸惑いが。こういうのもペイ・ドックにあるんだということで認識を新たに。
お昼は外出、ジャポネにて。
23日(日曜日)
秩父地ビール
みやび庵にて750円
地ビールの人気が落ちているといわれる今日この頃、少しでも人気回復のため、置いてあったこれを頼む。飲んでみて、味がびっくりするほどのものでない場合、その価格の高さで次が消えるんですよね。これ330mlで750円。普通の中ジョッキが600円。さて、地元の人以外は、多分次はないと思うんですよ。これ自体僕も飲んだ事があって、余り特徴がないんですよね。ラベルを見ても、何かそれらしい事も書いてないし。
武甲正宗(埼玉)生酒
同じところで850円(300ml)
以前に比べるととても美味しくなったと思う。造りがきれい過ぎて、特徴が消えてしまった感もあるけども。すっきりとしていて、雑味がなくて、生という感じでもなくて。前はやや無骨な感じだったようなきがするんだけども。とてもおとなしい少年のような感じになってしまいました。
Ch.Lynch-Moussas 1995 Pauillac Bordeaux
2005年10月パワーラークスにて2838円(税別)で購入
ピザ、茸のパスタ、鶏のローストともに
パワーラークス創業記念で売られていたもの。95年のボルドーは本当かどうかはわかりませんが、国内で売っているものは運送上の問題があるものが混じっているので、ちょっと注意だったんですよね。これ、それじゃないかな。香が飛んでしまっているんですね。味が何とかというのではないんだけれども、ワイン特有の魅惑的な香が出てこない。というものでした。
22日(土曜日)
☆☆松の司竜王産山田錦(滋賀)純米吟醸
彦根ヤマガタにて1900円
茄子の揚げ煮、板わさ、さつま揚げ、八つ頭素揚げ、卵焼き、カマスの焼物、焼鳥とともに
前日の洋風から、典型的小料理屋の世界に。それも全部自分で作っちまった。そういう気分高揚の日に合わせる酒はうまいものではなくてはという事で、先日開けて残っていたこれを全て。旨い酒ですね、開けて3週間くらい、やや落ちついた感じで、華やかな香は少し沈んで旨さが変わらず、程よいのみ易さになっておりました。これを切り子のグラスでのみますと幸せ。
大丸にワインの引き取りに、こんなのたのんでたっけ、みたいな。昼は吉野鮨で。
21日(金曜日)
☆☆Pol Roger 1996 Champagne
オー・グー・ドゥ・ジュールにてコースに含めて
この日は、岡山からへんさんが上京して、やや恒例になっているワイン会。参加者は師範、トビさん、磯子さん、がぶさん、そしてわがや。最初、みんながそろわないうちは、お店で用意していただいたこのロゼのシャンパン。これがなかなか美味しい。色はやや薄めのロゼながら香も良く、きめも細かい。なんか最初から好スタート。最初注いだ時はロゼとは思えなかった。
☆Kizan Sparkling Traditional Brut N.V. Yamanashi Japon
がぶさん持ちこみ
日本のスパークリングワイン。飲むのは始めて。とても穏やかな味のワイン。確かに甲州葡萄をスパークリング仕立にするとこういう感じになるんだろうな。なんか妙に落ちつきを感じさせる。派手な印象はなく、泡の出方も弱い感じ、穏やかなワイン。
☆St.Nagdalener Sudtirol 2004 Italy
とびさん持ちこみ
これ、イタリアの北の方のワインらしくて、ドイツ語で記述してあるんです。ほとんどドイツ語圏なんでしょうね。このワインなんですが、色がとても薄い。それと、香もガメイっぽいよねという事になって、飲んだ印象もボジョレになってしまったのですが、それはそれとして、すっきりとした感じのワインでした。ワイン会の中にいれるとやや印象が薄いことになってしまった感じ。
☆☆Clerico Ciabot Monlin Ginesha 1998 Barolo Italy
磯子さん持ちこみ
これはバローロ、とってもバローロらしいしっかりとした感じのワイン。それでいてしっとりとした雰囲気があって、香りもかなり複雑、そういう中にちょっとインクっぽい香りがあることで、とても独特の雰囲気を出している。飲んでも、とても長いアフターがあって、最初のほうで飲んだ中では極めて印象的なワイン。
☆D.La Terrasse d'Elise 2001 Vin de Pays D'Oc L'Herault
師範持ちこみ
これとこの次がたまたまヴァン・ド・ペイなんですが、同じ地域のワイン。こちらは荒削りな感じ。ガット来るような印象があって、フォアグラを食べていたんですが、どちらかというとそういうこってりとしたものを口の中で押しのけてすっきりさせてくれる感じのワイン。
☆☆Mas de Dauma Gassac 1995 Vin de Pays D'Oc L'Herault
へんさん持ちこみ
このワイン90%がカベルネソービニヨンらしいのですが、そういう雰囲気が余りなくて。上と同時に飲んだ印象はこちらの方が柔らかな印象。たまたまブーダンと一緒に食べたんですが、口の中で、一緒になって薫り高く歌い上げるような、そういう感じを受けました。感じからいうと柔らかな、しなやかなワイン。
☆☆Ch.La Mission Haut-Brion 1994 Pessac-Leognan Bordeaux
1998年11月大丸にて14000円で購入
しっとりと落ちついた感じのワインでした。やっぱり、いいボルドーはエレガントですね。もっと強い感じかなと思ったんですが、流れるような柔らかさを持った感じに熟成してました。色はまだまだ濃くて、その色のこさと味の差にちょっと違和感がある位落ちついた感じの味になっていてややびっくり。
ちなみに某有名評論家のポイントでこちらは91、下のは90、90以上はほとんど好みの問題のような。
☆☆☆Ch.Mouton Rothschild 1989 Pauillac Bordeaux
1992年4月松坂屋にて15000円で購入
今回は豪速球、ど真ん中勝負の酒を持っていって。89年のムートン、一口飲んで、前のがかすむんですよね。やっぱり複雑さが違う。複雑さが口の中で穏やかに暴れるの。ウメエダロウ、お前の口にはもったいないが、かなんかいいながら。余韻も含めて立派なお酒です。89年のワインもこれくらいのクラスになるとゆっくりと寝かして正解。大変楽しめるワインでした。なお、このラベル、絵の下に書いてあるのはドイツ語で、壁の向こうがこっちに来たというような事が書かれているそうです。(へんさんから)89年は丁度ベルリンの壁が崩壊した年、羊がこちらにと言うのを掛けた絵のようです。
☆Selvapiana 1998 Italy
お店で食後酒ということで。
イタリアのキアンティの方の甘いお酒。香も良く、すっきりと酸が効いているんだけれども、うーむのみ過ぎじゃい。
20日(木曜日)
☆☆Gevrey-Chambertin 1996 A.Bichot Bourgogne
2005年10月パワーラークスにて1980円で購入
オードブル色々、ポークソテー、フロマージュとともに
西暦2000年記念ボトルの大安売り、いわゆる処分品です。確かに、2005年に2000年の記念ボトルは普通の感覚では売れないですよね。でも、価格が1980円のジュブレ・シャンベルタン1996年物と考えると、とても魅力的。
そこで飲んでみるとこれが美味しい、香が良くて、やや薄めの色ながら、極めて正統派のブルゴーニュ。熟成度合いも良くて、スルスルと飲める、エレガントさまであって、ラベルのぎらぎら感とは全く違う。多分、記念といことですぐ飲んだ方よりも数段美味しく飲めて、かつ無茶苦茶安く買っているという自信が。
19日(水曜日)
☆Vichon Cabernet Sauvignon 2004 Vin de Pays D'Oc
2005年9月ヒグチにて12本10000円で購入
サラダ、鶏にもの、餃子とともに
Vichonといえば、カリフォルニアのワインの銘柄。それがフランスで、作ったワインがこれみたい。このワインがよろしいワインで、2004年産ながら、もう十分に美味しく飲める。カベルネなんですが、重たさはなくて、酸も極めて心地よくはいっている。ちょっと油を多量に使うような料理にはとても良く合う。飲んで口の中すっきり、清涼飲料みたい。
16日(日曜日)
☆El Origen Cabernet Sauvignon 2003 Argentine
2005年9月パリ16区にて770円で購入
中華色々(アサリの酒蒸し、白アマダイの清蒸、スープ、茄子の炒め物、鶏揚げ物、チャーハン)とともに
先日マルベックを飲んだものと同じ銘柄。今回はカベルネ。とても重たい瓶に対して、とても短いコルク。なんかアンバランスな外観ですが、ワインは重厚。しっかりとした渋みと酸。香もなかなか重い感じ。ただ飲んでみると意外に飲みやすく、渋さもいやな感じではなく、味のアクセントとして丁度よい。この価格を考えると幸せなレベル。
15日(土曜日)
Pignanello Rosso 2002 Sicilia Italy
2005年9月ヒグチにて12本10000円で購入
コイカのマリネ、南蛮漬け、小芋、鯛のアクアパッツア、フロマージュとともに
コルクは樹脂のようなもの、赤ワイン色。味は最初すごく薄く感じる。途中から味は変化していないと思うけれどもなんとなく濃厚な感じに。料理によって割と変化するタイプかも。特にアクアパッツアの時には、アレレ、これさっきのワインだっけというくらいに違った感じに。シシリアのワインだけに、魚の料理には向いているのかも。
14日(金曜日)
Sangiovese de Romagna Terre Forti 2003 Italy
シャンティにて1700円
決して美味しいワインではないけれど、でも許しちゃう。お店で1700円、ボトルで出すという姿勢に。普通で買うと600円くらいなんでしょうかね。サントリーが輸入しているので、割と出まわっているかも。
かなり冷やしてあって、かえって飲みやすかった。食事がインド料理なので、そういう意味でもちょうど。
口の中すっきりとというのみ方だったので。
海女屋☆磯自慢(静岡)原酒を945円で。
13日(木曜日)
☆喜久酔(静岡)本醸造
こうげん寿司にて600円
いくつか飲もうとしたものが品切れで、こちらを。これが美味しいんですよ。「きくよい」と読みます。静岡のお酒です。静岡のお酒がこの頃良いですね。これも割と有名で、今までも何度か飲んでいると思うのですが、本醸造で、これだけ美味しいとは思っていなかった。ここで、森本というお酒はとても良いですよ、今日切れているんですがといわれて、覚えです。
夜は旅館菊水館菊源氏生(静岡)を1050円で。
10日(月曜日)
☆Padico N.V. Vin de Pay D'Oc
2005年9月ヒグチにて12本10000円で購入
野菜焼き、お好み焼、ヤキソバとともに
肌寒い1日、シーズン始めてのお好み焼日。選んだワインは、いかにも安そうなワイン、こういうのが良いだろうと思って。外観からまずビンテージがない。底はフラット、軽い瓶、そしてコルクは合成。
ところが開けてびっくり、香にリンゴのような透明感があって、味も重いタイプではないけれどもしっかりとした味、それが香と良くマッチしたおいしいもの。あれぇ、美味しい。(期待が外れている)良かった、美味しくて。(複雑な心境)
9日(日曜日)
☆El Origen Malbec 2003 Argentine
2005年9月パリ16区にて770円で購入
南蛮漬け、野菜のソテー、鱈のカレースープとともに
このワインが美味しい。アルゼンチンのマルベックは、外れがないなと思っていたけれども十分なうまさと酸とのバランス、早めに飲んでも渋さもきつくなくてとてもやさしい感じで楽しめる。
カレー風味のスープにも美味しくあって、なかなかの実力。前日も美味しかったけれども、通販のワインやさんも1000円未満にとても良いものを揃えているんですね。ちなみにこれもサントリーが輸入しているので、割と買えるのかしら。
四日間の奇蹟という映画を見てから吉遊☆繁舛吟醸古酒700円。その後ギリヤークさんの舞踏を観たかったのですが、どうも天気が悪いため中止になった模様(不確か)。
8日(土曜日)
☆Monasterio de Santa Ana Syrah 2003 Jumilla Spain
2005年9月パリ16区にて990円で購入
南蛮漬け、パエリャとともに
前日よりも100円高いワインだったんだ、分りやすいくらいに味が同期している。これは美味しいワインでした。スペインのシラーなんですね。パエリャにしたので、別に何でも良いんだけれども、スペインのワインを開けてみる。そういうする、これがなかなか良く合うんですね。ちょっとスパイシーな感じが。うちは割とサフランを沢山入れるんで、その感じとも良かったのかも。
お昼はやえす亭、大丸でデ・キリコ展(会員なので無料)、国立博物館で「伊万里、京焼展」(ご招待)、その後平常展も、興福寺の仏頭が来てました。
7日(金曜日)
☆D.Bompieyre Magnan 2001 Corbieres
2005年9月パリ16区にて890円で購入
南蛮漬け、秋刀魚のマリネ、鮪のアゴのトマト煮、フロマージュとともに
前日に飲んだものと同じところから買ったワイン、40円高いんだ、その分美味しいのかいな。確かにこっちの方が旨みがある。豊な感じだし。両方ともサントリーが輸入してました。
このワイン、はっきりとした味なんですね。南の方のワイン特有の太陽を思いっきり吸収した感じがある。トマトなんかと飲むと意外に良さが見える。
6日(木曜日)
D.de la Bastide 2003 Minervois
2005年9月パリ16区にて850円で購入
秋刀魚刺身のサラダ、シーラのポアレ、フロマージュとともに
印象の薄いラベルなんです。印刷が薄いの。というか、なんかデザイン失敗みたいな。開けてみると、なんかコルクが弱ってしまった感じで、香が飛んでないんですよね。でもと飲むとまあ、普通。でも、こういう南のワインにしては線がとても細い。味がか細い感じです。太陽が暑いので、ちょっと陰で涼んでいるうちに収穫されちゃって、みたいな。なんじゃ、それですが。
4日(火曜日)
Rivercrest 2004 California red and white
三間堂新橋店にて飲み放題で
飲み放題で出てきたワイン、日本酒を飲んだら、翌日死にそうな
酒だったので、こちらを飲んでみる、死にそうではなかった。
でも、あんまりは飲みませんでしたけれど。グラスで1杯づつ程度。
今日たまたまスーパーの広告が入っていて、これが出ておりました。
438円。まあ、そんな物だと思います。
2日(日曜日)
☆☆Ch.Clos de la Tour 2000 Bordeaux
2005年9月パリ16区にて4本7980円で購入
ハムのサラダ、小羊のソテー、フロマージュとともに
いかにもバッタ物のような名前、マーク、これが嘘のように美味しいんですよ。セット物でないとやっぱり買わないよと言いながら、早めに飲んじゃおと思って開けたら、もうびっくり。2000年だから、と思ったら、他のがすごすぎるのかもと思わせる味。もちろんまだ濃くて、でも十分に開く感じで。ボルドーのコンクールで金賞らしいのですが、これだったらわかると言う素晴らしいワイン。メルシャンが入れているので、割と売っているかも。
1日(土曜日)
☆Charles Pougeoise N.V. Champagne
ラ・グラップにて1260円(グラス)
これ、もちろんほとんど知られていないシャンパンです。こういうシャンパンが今かなり入ってきています。レストランで出すのであれば、こういうのを出して欲しいですよね。
かなりすっきりとして軽い仕上げになっているものです。以前はもっと重かったらしいのですが、シャルドネばっかりにして軽く、爽やかな感じに変わってきたそうです。
☆☆D.la Bastide Blanche Cuvee Estagnol 2000 Bandol
同じところで5500円
どんなのが良いですかと言う事で色々言っていたら、これなんか如何でしょうと飲んでみるとこれが美味しい。まだ熟成し切れてはいないのかもしれないけれども、味がはっきりとして、香も良く、とにかく料理に合う。ブーダン・ノワールがアミューズに出たのですが、これと合わせると幸せ。
強い味わいながら繊細に美味しい。肉との相性も良いが、魚でも全く問題ない。
☆☆松の司竜王産山田錦(滋賀)純米吟醸
彦根ヤマガタにて1900円
おしたし、さつま揚げ、卵焼き、鮭の塩焼き、漬物とともに
滋賀県の酒。特に竜王産山田錦は、県内でしか売らない幻の酒、なんて
書いてあって。それがたまたま入った酒屋さんにおいてあったので、
他の松の司の大吟醸などと一緒に購入。飲んでみたら素晴らしい。
ゆったりとした芳醇な味、香。口の中でとろけるような、それでいてはっきりと
した味わい。地元の米で作った、そして麹は金沢というのを使って。
確かに現在の日本酒は進化の真っ盛り。
泉屋博古館で「近代日本画の美の世界」(ご招待)を見た後に上記お店で。