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2002年5月

5月。気候が良いと気持ちがすっきり。
少し涼しくて、でも暑くなるんだろうね、すぐに。
といってたらずっと涼しい。
20日よりちょっと香港の休日。

31日(金曜日)Ch.d'Arsac 1997 Haut-Medoc Bordeaux 
2002年5月大丸より1900円で購入
サラダ、カレー風味スープ、カジキのソテーとともに
一時クリュ・ブルジョアを全部飲んでみようかなと思ったことがあって
59種類までは飲んだんですが、ここのところ新しいのが見当たらなくてというか、
余り入ってこないんですよね、基本的に。
これ珍しく新しいのです、60種類目。
クリュ・ブルジョアを飲む楽しみってあまり知られていない物の中に掘り出し物を見つける
というのぐらいしかないんですが、これはちょっと。
まあ、凡庸なワインですね。
1900円でボルドーらしさを楽しむんだったら、ネゴシアン物の良いのを買ったほうが良いな、というレベル。

30日(木曜日)☆Ch.Haut-Blanville 1999 Coteaux du Languedoc
2002年5月大丸より2400円で購入
ポーチドエッグ、鳥シチューとともに
この地域のワインにこの価格を出すと今はまず外れない。
好みはあるだろうが美味しいと思う。
ラベルの後ろを見たら、シラー主体にグルナッシュなどを加え
フィルターなしでなどと書いてある。
なかなか気合がはいったワイン。
実際に飲んでみるとかなり個性タップリ、旨みタップリ。
香りもいろいろな物が交じり合った、
好きな人だと10種類くらい香りの要素を感じるコメントが書ける、そんなタイプのワイン。
これよろしいですね、とても。  

27日(月曜日)Ch.Manieu 1999 Fronsac Bordeaux
2002年5月大丸より2500円で購入
モンゴのサラダ、ステーキとともに
このワインムートンの醸造責任者の方が所有するというものらしくて、かつ99年は
川向こうは良い年だったと言うのでやや期待多く。
ウーム、普通よりやや良いくらい。
香港でボルドーばっかり飲んでいたので、ややボルドーずいて帰ってきて、
今回ボルドーを大分買ったのでその状態はどうかな的な感じだったんですが。
悪くはないのですよ、作りとか含めて、割とすいすいと飲める。
重たいと言う印象ではなくて現代的な作り。
香りも軽い感じ。サンテミリオンとかとは異なった印象です。
でもな2500円だもんね。

20日(月曜日)本日より6泊7日香港の休日の出発
え〜と、どうしようから、別のところにリンクしたほうが良いかな、酒だけはここに書いときますね。
旅行の詳しい内容はリンク先はこちら

20日は飛行機の中でビールと赤ワイン。

21日はお昼、采蝶軒(ZEN)でビール、夕方ビール、
ハーバービューホテル満福楼でビールと赤ワイン2杯
赤ワインはホテルのコースについてきたもの、銘柄見せてもらったけどメモとるの忘れる。
ボルドー普通のもの。

22日はお昼ラマ島の「門がまえ+月」楽園酒店でビール、夕方ビール、
シャングリア夏宮でシャンパンと赤ワイン1本
シャンパンはモエ・エ・シャンドンHK$150位
ワインはCh.Haut-Veyrac 1997 St-Emilion
HK$360だったような、というのも向こうってレシート明細くれないんだもの。
中華で1本飲むのってややきつい。
時間が圧倒的に短い事と、食後の時間が短いので。
短時間に1本体に流し込む事になって。

23日はお昼美味厨でビール、夕方ビール、
マンダリン文華でシャンパンと赤ワイン3杯
シャンパンはニコラのロゼHK$150位
ワインは赤のグラスワインが3種類あったので一応チェックということで全部飲んでしまう。

左から☆Belleruthe 1999 M.Chapoutier Cote-du-Rhone
La Crema 2000 Pino Noir Sonoma
☆Don Melchor 1998 C.S Chili
最後のは開いていなかったので、僕が開けて差し上げました。
でもやや高かった。

24日はお昼ベトナム料理サイゴンでビール、
夜、農圃でビールと赤ワインハーフボトル
グラスあるって聞いたらないので、ハーフは如何って持ってきたのが、これとグルオー・ラローズ
値段はこっちがHK$180かたやHK$450、うーん、中華でそんなには出さないぞ。
Ch.La Tour L'Aspic 1998 Pauillac
どうだ、見ろ、ポイヤックのラ・ツールむにゃむにゃむにゃ、だ!。
ラベルはベルギーあたりのネゴシアンもの、特別出荷ですぜい。(大嘘)
まあ、普通のワイン。

25日はお昼韓国料理漢陽苑でビール、夕方ビール、
夜マリオット萬豪でシャンパンと赤ワイン2杯
シャンパンはモエ・エ・シャンドン HK$98
ワインは☆Fetzer Vally Oaks 1999 C.B. California
意外にこういうほうが合うもんです。

26日は意を決して休肝日午前便だったので(基本的に午前中だけは酒を飲まないことにしてまして)
一応簡単にではありますが、お休み中の酒状況だけは以上の通り。    

18日(土曜日)Jaloco reserva 1992
2002年4月いかりスーパーより12本15000円セットで購入(バラでは2000円)
いろいろサラダ、グラタンコロッケとともに
栓の部分がロウで固めてあるタイプ、嫌いだ、僕は。
開け難いし、そんな事をする意味をあまり感じないし。
事実飲んでみたらまあ、とろいワインだったし。
前から何度かみた事はあって、胡散臭い感じは持っていたんですが、
事実飲んでみるとなんか面白くないワイン。
拡散しているのね、いろいろと。
その程度です、2000円出すものではないと思う。

お昼は、大丸のワインフェアに品物を取りに行ったら本日の目玉が残っていて、
つい買ってしまい結果60本購入(セラーに入りきらない)
その前に見た高島屋の「美似の日本−心と形展」(御招待)の後、
日本の職人展をやっていて、そこで江戸切子を買って金がないというに。
ご飯は伊勢廣で、焼き鳥定食。美味い。

17日(金曜日)Ugarte 1999 Rioja Spain
2002年4月いかりスーパーより12本10000円セットで購入(バラでは1100円)
前菜盛り合わせ、とりのパン粉焼きとともに
リオハのワインが、あんまり面白くない。
スペインもそれ以外の地方はがんばっているんだけども、
どうもあっさりとは作ってあるけども、これといった特徴のない味に感じる。
これもそう、なんか飲む楽しみが足りないワイン。
特に前日の残りがそこそこ楽しいワインだったので余計にそう感じる。
なんかね、あまりに普通、なんだよね。

16日(木曜日)☆Tittarelli Bonarda 1999 Argentine
2002年4月いかりスーパーより12本15000円セットで購入(バラでは1500円)
とりのサラダ、オムレツ、ステーキとともに
ボナルダという種類の葡萄だそうです。もちろんはじめて、なんかに混ぜてアリャ知らないよ。
この葡萄なかなかユニーク、ちょっと炭酸が残ったような口当たり。
香りはそう変わらないけど、味的にはかなり特徴がある、
ヨーロッパであれば南のほうの味の特徴がはっきりした中に、
果実とスパイスがちゃんと主張しているような。これ割と好きだな。
特に味の濃い料理には合うと思うし、肉をたくさん食べるときは良いな、
マルベックが代表的であればこれがアルゼンチンのワインというのはわかる気がする。
 

14日(火曜日)☆La Cuvee Mythique 1999 
2002年4月いかりスーパーより12本15000円セットで購入(バラでは1800円)
鯵のサラダ、とりのロースト、フロマージュとともに
この頃有名になってしまいました。
初めて飲んだ頃はまあ、めったに売ってなかったんですが。
ばら売り1800円は内容からいうと高くはないのですが、実売価格からするとやや高い。
今1500円以下で確実に手に入ります。
これが美味い、いいバランスなんですよね。
南のワインと思えないバランスが人気を呼んでいるのかなと思う。
香りも南っぽくないし。味は絶妙だし。☆もう一つあげても位のレベル。

この日で全部のみ終わったグラッパ
UVE D'Alexander
2000年3月ごろ(時期が違うかも)イタリー商事で購入(価格不明)
割とマスカットの香りがして好きなグラッパだった。
購入時期が正しければ丸2年ですね。
他のもいろいろ飲んで出し、必ず食後酒を飲むわけでもないので、
まあこんなところが通常のペースだと思う。
これはアルコール度数強くやや甘さを感じるすっきり系、香り良しというところ。
好きなタイプ。

12日(日曜日)☆Tortoise Creek Chardonnay Viognier 2001Pay D'oc
2002年4月いかりスーパーより12本10000円セットで購入(バラでは890円)
黒豆、インゲンの韓国風、鰯南蛮漬け、きゅうりの胡麻風味、卵焼き、豚の角煮、
茸のバター焼き、葱のベーコン焼き、肉まん、うどん、野菜味噌漬けと、
ほとんど居酒屋と化した我が家。
想像していた通りの味のワイン。これだけこんな感じだろうと思ってその通りだったのはないんですが。
まだ新しいだけに、果実味がとても豊か、でもすっきりと作ってあって。
飲んだ感じはとてもゆったりした物を感じる。香りもいい、なかなかお買い得なワイン。
ラベルは2匹の亀がまぁ、一杯如何なんていうラベル、いかにも安物ワインの風格タップリ。
でもこれが馬鹿に出来ないんですね、とてもいい。

お昼は吉祥寺、井の頭公園を出てすぐのよしむらと言うところで、
エビスの生と☆飛露喜と言う酒を。900円。
11日(土曜日)☆Cote-du-Rhone Terra Vitis 2000
2002年4月いかりスーパーより12本10000円セットで購入(バラでは980円)
鯵の南蛮漬け、黒豆、煮卵、おでん、餃子とともに。
むちゃくちゃなつまみのように見えますが、まあ、居酒屋だと思えば、
メインは餃子。
それなので、濃いやつでと言うので、ローヌを。
個々数年ローヌはいい出来なのですが、2000年も良いですね。
これも名もないメーカなのに、フィルターなしなどとは書いてありますが、なかなか美味しい。
割と濃い味で、果実味豊か、それと甘味もややあって良い年だと言うのが良くわかる。
香りも南のほうのローヌに近い感じでややミネラルっぽさがある。
するすると飲めちゃいます。

お昼は山種美術館へ(御招待)千住博さんの絵が中心の若い日本画の方たちの展覧会。
この千住さんの絵は良いですね。
はじめてみた時は、もう大分前なんだけど動けなかったもの、あまりに良くて。
滝の絵です。
そこから四谷まで歩いてエリーゼという洋食屋さんでお昼。
その後近いので、若葉で鯛焼き。

10日(金曜日)会社の人のお祝いをやってあげて新宿の虎連坊と言うところで。
酒はそこのオリジナルラベルとはいっても☆月の桂なんだけども。
なんかすいすいと飲めてしまった、3人で4合瓶3本、やや飲みすぎ?。
この店で4合瓶2000円、まあ良心的価格。

9日(木曜日) Luis Correas Malbec oak 1996 Argentine
2002年4月いかりスーパーより12本15000円セットで購入(バラでは1600円)
サラダ、魚のスープ、とりのパン粉焼き、フロマージュとともに
アルゼンチンのマルベックのイメージって南仏のようなちょっと
焦げたような感じだと思っていたら、これはやや違う傾向。
あっさりしているんですね。
甘さも感じないし。
やせた感じですかね。
僕はもっとグラマラすなほうが好きだな、味的にももう少しはっきりした感じが欲しいし。
割と立派な瓶だったし、ラベルも上質だったので、飲んでみて、あれぇという感じ。

8日(水曜日)Azabache Crianza 1996 Rioja Spain 
2002年4月いかりスーパーより12本15000円セットで購入(バラでは1500円)
和食系のつまみいろいろ、最後にフロマージュとともに
前日というか当日朝に帰ってかなり煮詰まっていたので
急遽、休肝日返上。
そのため、食べるものはご飯に合うものなんだけど、いいかって。
このワイン不思議に和のつまみに合うんですね。
蒲鉾なんかを赤ワインで飲むと不思議なエグミと生臭さの塊になるのにそれがない。
かなりの酸を含んではいるんだけどそれも嫌味になってない、なかなか飲みやすく、
いろいろな料理に合わせやすいワインです。
ただ、個人的に好きかと言われると、いやちょっとね、また買うって言われると、
僕こういうの好きでなくてといってしまうというなかなか自己矛盾していて。
困ったもんだ。

6日(月曜日)お蕎麦やさんみたいな食事を前日のお酒で。
蕎麦の代わりにうどんを自分で打って(これが上手)
つまみを8種類ほど作って。
連休最後の夜にゆっくりと。

その前のお昼に花壇作りをしてへろへろ。
またもや体がたがた。

5日(日曜日)Masuizumi 1997 Toyama 
2002年4月三鷹やまもと酒店にて2230円で購入(ちょっと価格が違っている可能性大)
ソラマメ、黒豆、板ワサ、湯葉豆腐、三つ葉のおしたし、などなど
お昼に食べ過ぎと暑さにやられて食欲が余りなくて、
6日の日にやろうとしていた御蕎麦やさんごっこの準備の物を食べて、
そのためのお酒も飲んで、なんじゃいな。
お酒は満寿泉と書くのが本来なのでしょうが、モンラッシュの樽で寝かせたぞってな事が書いてあって。
コルクで栓はしてあるし。
かおりはややひね香が出てます。日本酒を古酒にすると出るやや嫌な香り。
味は、甘さが強いですが、香とは違ったまろやかな感じ。
ドイツっぽいな。フランスの樽は使ったけど、程遠い。
元の酒の糖分の高さが邪魔をしているような。
でもそんなに不味くはないのよ、珍しい物を飲みたいときには良いかも。

昼は、九段から工芸館(本日は無料開館日)皇居の中を通りその中の美術館(ただ)
そして大丸でミロ美術展(うちは無料)と美術展を3つ見て全てただ。
交通費もかからず。
その代わりといってはなんですが、24000歩もいってしまったのとお昼のビール代がかかる。
昼はTBS横赤坂モティで。
4日(土曜日)☆Ch.D'Aiguilhe 1996 Cotes de Castillon Bordeaux
2002年4月いかりスーパーより12本15000円セットで購入(バラでは2300円)
葱ベーコン、茸とナスのパスタ、ソーセージとともに
ラベルはなんか上品な感じ。こういうのって当たり外れが大きいんだけど、当たりでした。
美味いんですよ、一口目から。
割と軽い感じの口当たり。香りは、そうね、どんなんだっただろう、忘れた。
でも悪い感じではなかったような、これは正解。
今回の12本セット、なかなか良いですね。
なんかお店に行ってみたくなったけども、
いかりスーパーか、東京にはないからね、ここ関西系なので。

お昼は何と八王子まで出かけて車屋へ、蕎麦屋です、有名。
ここは良い、正統派ですね。ここで、ヱビスビールと黒龍純米大吟醸

3日(金曜日)☆Domaine la Favette 2000 Cotes-du-Rhone
2002年4月いかりスーパーより12本10000円セットで購入(バラでは1090円)
温かい野菜のサラダ、グラタンコロッケとともに
このワインと、前日から一日置いたワインがとってもそっくりになっていて、ちょっと驚き。
香り、味わい、かなり似ている。
前日のがとても美味しくなっていた。(うーん、デカンタージュが正解?:でも僕嫌いなの)
このワイン、そういう意味ではシラーが多いのかもしれないけど、ややボルドーに雰囲気が似ている。
ブラインドだとわからん人多いかもね。
これはなかなか美味しくて、もう十分飲める。
すいすい飲める、かなり飲んだ。

お昼は杉並浜田山にある安藤という蕎麦屋へ。樽酒(東北泉)
その後、菊水というお菓子やさんで豆大福、柏餅を買ってそばの公園で食べる。
僕5年生まで浜田山小学校なのですが当時の雰囲気はほとんどなし。

2日(木曜日)Moulin D'Issan 1998 Bordeaux Superieur 
2002年4月いかりスーパーより12本15000円セットで購入(バラでは1690円)
小鯵のマリネ、パスタ、トマトファルシー、フロマージュとともに。
ちょっとトラブルで家に着いたのが11時、食事が11時半から始まって、うーん太りそう。
そんな時間でもちゃんと酒だけは飲んだ。
香りが良い、なんとなく高級そうな香り。ちょっとしたクラスのボルドーでももっと嫌な感じがあるけど。
そういう香りなのに、一口のむとちょっと味が弱い。
あれ、ってもう一口飲んでも変わらず。
香りの勝ちです。そういうものではないよね。
時間とともに少し味のほうも開いたんですが、香りうっとり、飲んで現実にという繰り返し。
これ、ディッサンのなんかなんでしょうね、マルゴー以外でブレンドしたからでしょうが、
格落ちになってます。