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2002年4月

4月。普通なら桜がきれいになってきましたとでも言うのでしょうが。
八重がすでに咲き出したところもあるし、桃も盛りになってきています。
さてそうなると酒盛りか?。

29日(月曜日)☆Oriol Rossell Cuvee Especial N.V. Cava Spain
2002年4月三鷹やまもと酒店にて1160円で購入
手巻き寿司などとともに。
前日の作業で体がたがた、下半身全体として痛い。
それにもめげずお昼は歩き、夜は呑むぞっと言ってカバを。
割と元気の良いカバでした。
泡も元気だし、味も溌剌として、ちょっと苦味があるところなんぞ
一見本場もののような雰囲気もやや漂いながら。
ごくごくと飲むから良いんです、今日のような日にゃ、この程度で、といいながら割と美味しいんで満足。

お昼は、前日の頭痛ほんの少し残り、下半身、階段の上がり降りにさえうめく中、
まあ、歩くのは平気(平気でなかった)とお散歩へ。
杉並の大宮八幡から公園に沿って上流の方へ。
環八の近くにある天婦羅の矢吹へ。
ビールと小鼓
これは前の写真ですが同じものなので。
そこから浜田山の方を通りもとのところへ。
公園では野蒜を採って夜のみそ汁に。

28日(日曜日)ルーバーを取り付けて日差しをさえぎろうと工事開始。
コンクリートに8.5mm深さ40mmの穴をあけ始めたら2つあけたところですごい頭痛。
10分休んであと1つでまた激痛。
20分休んでもう一つで死にそうになる。
多分、振動が普段デスクワークしかしていない身に思い切りこたえたんだと思う。
1時間休んで調子を取り戻し、残り4つを一気にあける。
その後2時間、奮闘努力で日差し遮りようフェンス完成。ぱちぱちぱち。
ご褒美に蕎麦屋へ。ご褒美の事しか考えてなかった。
三鷹川義でビールと酒は飛騨やんちゃ酒という名前。

夜は飲み残していたワインが2本あったのでそれを整理。
27日(土曜日)☆☆Ch.Mouton-Rothschild 1991 Pauillac Bordeaux
1995年3月やまやにて7990円で購入
北島亭で蛤素焼き、アスパラのサラダ、金目鯛のポアレ、
リ・ド・ボー、牛頬肉赤ワイン煮、フロマージュとともに
久しぶりにフランス料理を食べに行こうという事で、朝に電話したら空いていて。
料理の見合いということで、このワインを持って。
5年前に一度開けていて、そのときは美味さが全くなかったのですが、
今回は、いかにもムートン平年作という感じで。
それはそれなりの美味しさになってました。
多分、今がピーク、これ以上にはならないんだろうな。
香り、味ともそこそこエレガントに、お上品に育ってます。
落ち込みもなくて、淡々と美味しさが持続。てな感じ。  

26日(金曜日)☆Larinum Sangiovese 2000 Italy
2002年4月いかりスーパーより12本10000円セットで購入(バラでは1100円)
サラダ、グラタンとともに。
温かい日が続いていたのに、ちょっと寒くなると不思議な物で熱い物が美味しく感じるんですよ。
多分、今シーズン最後のグラタン。ウウ、秋まで食べられないよーん。
やっぱ、パスタにはと言う事で、イタリアワイン。
うつりが悪いんですよね、このワイン。ピカピカしているためかな。ラベルが3つにわかれてます。
これが意外な美味しさ。800円のワインとは思えないレベル。
(12本10000円なので、1本平均800円、ばら売り価格から約3割引なので、それだと770円)
この価格でこのレベルだと人に勧めても恥ずかしくないですね。
割とお買い得なのがセットになってます。

と、前回ここまでしか書いてなかった。これじゃ酒の事何も書いてないよね。
香りがなかなか良いんですよ、あんまりサンジョベーゼぽくなくて。
一口飲んだ時に、あれ、どうしちゃったの、この味はって。
そういう意外さがあるワイン。(と追加)

25日(木曜日)Sur les Sables Muscat sec 2000 Vin de pay d'Oc 
2002年4月いかりスーパーより12本10000円セットで購入(バラでは1150円)
いろいろ
前日の赤が大分残っていたので、今日は白いのを開けて数日楽しもうかな、なんて思って。
Muscatです。香りが凄い、ゲベルツを思い出すくらい、特徴的な香り、
ちょっとお菓子的な人工的な。
レモンだとかって言う柑橘系のね。
味も、甘さが残ってはいるけどもかなりドライ。
けど、これも何杯も飲むんだったら飽きるくらいの印象的なくどい味。
悪くはないんだけど、一本は絶対にきつい。
面白いワインだとは思うけどね。

24日(水曜日)Rosario Cabernet Sauvignon Private Reserve 1992 Chili
2002年4月いかりスーパーより12本15000円セットで購入(バラでは2500円)
サラダ、ステーキ、フロマージュとともに
なんか高そうな感じの雰囲気を持ったワイン、ステーキなので、それに合わそうと思って。
一口目、あれ、変だぞ。
2口目、アリャ、ブショネだ。、、、、、、、ふー、でも抜けるかも少し置いて置けば。
ワインは大分開いてそこそこのレベルになってくる、
でもね、底のほうにあるこの香りはそう簡単には抜けないのよね。
参りましたね、それがなければそう悪いとは思わないんだけど。  

21日(日曜日)Stone Cellars Merlot 1999 Beringer California
2002年4月いかりスーパーより12本10000円セットで購入(バラでは1100円)
サモサ、野菜ソテー、タンドリーチキン、フロマージュとともに
なんとなくインド風料理なので、それに合うのはどれかなと思いながら。
合わないというわけではないのですが、ワイン自体がそう美味しくない。
なんとなく薄っぺらな感じ。でも樽の香りはするぞって。
どちらかというと、樽使っていない方がまだ良い。
今回カリフォルニアメルローが2本入っていたけど、あんまり得意ではないのですよね、
カリフォルニア自体が。
べリンジャーの良いのは好きなんだけど、どうもこれは。
今2つくらい。

この日は、土踏まずの一日。朝から雨だしさ。
溜まったビデオを見て一日。  

20日(土曜日)☆Tittarelli Syrah 1999 Mendoza Argentine
2002年4月いかりスーパーより12本15000円セットで購入(バラでは1800円)
餃子、韮たま、韓国風野菜つつみ
なんかアジア風の夕食なので、セットの中にシラーはないかなと思ったらこれ。
ウン、なかなか美味しいシラー。
フランスのとは違って、より味が濃い感じ、香に比べて味が強いというのかしら。
でもなかなか美味しいですね、このメーカー全く知らないところですが、
アルゼンチンもレベルたかいっすねぇ。
でも1800円で買ったら高いよ、まあ1300円というところ。

お昼は、ホームセンターの買い物が途中なので、買い物途中でちょっと抜けて
近くにあるどっかん寿司という所で。  

19日(金曜日)☆Santa Cristina 2000 Antinori Italy
2002年4月いかりスーパーより12本15000円セットで購入(バラでは1750円)
葱ベーコン、パスタ、カジキのソテー、フロマージュとともに
昨日開けたのとは違うセットから。でも全部出しているので、どっちがどっちということもないのですが。
1万円セットは福木箱、1万5千円セットは赤福木箱というネーミング
1万の方は白も5本入っているんですね、1万5千の方は赤ばっか。
それで、ボルドーの木の箱に入れて送ってくれます。
1万円の方はセルタン・ド・メイ、1万5千円の方はタルボのセカンドでした。
まあ、どうでも良いかそんな事。
このワインは、前は良く買ったワイン、ラベルが変わりましたね。
バラで1750円はちょっと高いけど、セットにすると約3割引なので、そこそこのコストパフォーマンス。
このワイン、2000年のビンテージはステキ。
ものすごい美味しく出来ている。
今までにない集中度。香り、味ともかなりの満足。
これってこんなによかったっけ、と思いながらのんどりました。  

18日(木曜日)☆Fundacion Malbec Reserve 2000 Argentine
2002年4月いかりスーパーより12本10000円セットで購入(バラでは1400円)
公魚のサラダ、とりのソテーカレー風味、フロマージュとともに。
いかりスーパーと言うところのホームページをK氏の葡萄酒的日常というホームページで見つけて、
なんか面白そうということで購入。
12本で10000円ですから、師範の9800円と似たようなもので。
着いたとたんに、その中の1本を開ける。
アルゼンチンのマルベック。
なかなかしっかりとしていて良い。
マルベックは、良い出来だと、ローヌの南のワインにちょっと似た甘さがあって僕は好き。
こう言うちょっと濃すぎるのは評価が分かれると思うけど。
前日の残りに少しブレンドしてもなかなかいけました。
まず最初の1本は好印象スタート
なお、同時に12本15000円というのも購入。
普段飲みワインが一気に増えてなんか一安心。

17日(水曜日) Rubesco 1995 Lungarotti Italy
2000年11月 サントリーより450円で購入
いろいろ
夕食は、なんかいろいろな物だったので、適当なワインをと思ったらなくて、
探したら、これが。1ケース買った最後の1本。
昨年の夏、あの暑さの中、普通の部屋で越させたためか吹いている。
まあ、何とかなったかと思ったけど、飲んでいてどうもバランスが悪いので、
あの暑さのせいかなと。
うーん、なんかざらざらした印象になってました。
その上、頭が痛い、、、、。半分も飲まなかったのに、とほほほほ。

14日(日曜日)☆Bourgogne Hautes-Cotes-de-Nuits 1997 Jayer-Gilles
2000年2月やまやにて3980円で購入
公魚のフライサラダ、茸のパスタ、太刀魚のポアレ、フロマージュとともに
肉がない食事だったので、口当たりのさっぱりとしたのでもと思って開ける。
樽の香りがやはり特徴的、酸もきつい。でもうまい。
そういう意味では絶対においしくないのになぁ、なぜか魅力たっぷり。
ぼくは、Nuitsの方が好き。こっちの方がまだ酸が弱くて、果実味が強い気がするので。

お昼は三鷹へ。禅林寺(太宰と森のお墓で有名)をお参りし、三鷹駅商店街の視察。
桂庵というところでビールと義侠
これ、僕の好きなお酒です。でもちょっと高かった(1200円)
ずっと前にこのお酒を最初見た時そっち方面の団体の御用達かと思っちゃった。
そのあと、たかねというところに天然物の鯛焼きがあったので購入。

13日(土曜日)☆Ch.Haut-Brion 1992 Pessac-Leognan Bordeaux
1995年10月松坂屋にて4800円で購入
トマト味のパスタ、ソーセージ、フロマージュとともに
とうとう5000円以下で買ったボルドー1級がこれで無くなりました。
良い時代でした、またこないかな、今度は70年初頭のような大暴落。
2000年のプリムールの価格とか見ると頭がくらくらしますもの。
どこがデフレなんじゃい!!。
まあ、それはそれとして、これは期待外れ。
最初の一口は良かったんですが、全体としてはバランス悪い。
樽の風味がまだ強いというか、酒自体の力が弱いんですね。
ということはこれ以上にはならないな、きっと。
ただ、オー・ブリオンらしさはそこここには出ているのですが。
これに一万円以上出すのは何かきつい、そういう1本。

オー・ブリオンを開けたのにはちょっと訳があって。
ここ半年やっていたのが終了してそのお祝い。
どこかの銀行とは違って統合完了。

昼は大丸でヘルムート・ニュートン写真展を見て(もちろんただ)
そのあとさか田で讃岐うどん、ニューキャッスルでカライ(カレー)大森
を食べて、石神井に新しく出来た、伊勢丹クイーンズの視察(買わないから)。  

11日(木曜日)ここのところ余り飲めなくて、1日に1本飲まないんですね。
8日の残りを飲んだだけ。そしたらこれが素晴らしいんだわ。
ものすごく良い、熟成すると多分良くなる。

10日(水曜日)会社の歓送会
酒は生ビール、高清水、そして幻の酒ホイス、うーん、チュウハイですわ。
そのホイスがのめるのは、てっちゃん京橋店とそのチェーンなんだそうで。
ホイスって知りたい方はここへ。わけわかんないけど。

8日(月曜日)☆☆Chateauneuf-du-Pape Chaupin 1999 Janasse
2002年3月松坂屋にて4000円で購入
鱈のペースト、手打ちパスタ、ポトフ
今回購入の松坂屋で買ったワインも、飲めるものはほぼ飲み尽くし。
これがそういう意味では最後のワイン。
Janasseはだんだんよくなってきているという印象がある。
この方のワインを飲み出して大分たつと思うんだけど、毎年ワインの
集中力が出てきているというのか。
それともたまたまいい年が続いているのかなぁ。
これもそういう意味では素晴らしい出来。
柔らかさが既に出ていて、ちょっとエレガントなタイプ。
良いですよ、飲み頃って言っても良いくらい。

7日(日曜日)☆Riesling Cuvee Theo 2000 Weinbach Alsace 
2002年3月松坂屋にて2600円で購入
手巻き寿司とともに
穏やかな味と香り。
きりりとした感じではなくてフワンとした感じ。
飲んでいて雲の上にいるようななんてところかしらね。
今まで飲んだどのアルザスよりも豊かさも感じる。
美味しいですね、刺身に合わせても違和感ないし。
冷たくてもややぬるくてもどっちでも良かったですね。

お昼は銀座三越のテディベア展に。(当然御招待、そうじゃなきゃ行かない)
そのあと維新號で食事。皇居の中を抜けて近代美術館工芸館へ。(第一日曜は無料)
皇居の中の美術館も無料、まあ当然ですが金はかけずに足で稼いだ美術館めぐり。
さすがに20000歩弱

6日(土曜日)今までの開いているものを整理、そのため新規ワインはなし。
お昼は、川崎の日本民家園というところに行く。なかなかです。(本日はご招待ではないんです)
外人さんが多い。そのあとイタリア商事のバーゲンへ。
パンツエッタ1キロとか買ってくる。ワインは買わず。お昼は隣のびっくり寿司へ。
うーん、自分の舌が贅沢になっている事にびっくり。

5日(金曜日)☆☆Rasteau Cotes-du-Rhone-Villages Cuvee Confiance 1998 Soumade 
2002年3月松坂屋にて2600円で購入
前菜いろいろ、餃子たくさん
一口飲んで美味いんです。
もう絶妙なバランス。
この前これの一つ下のランクのを飲みましたが、それはやや甘さを強く感じたんだけど、
これは美味さを強く感じるそういう感じかな。
まあ、飲み比べて初めて微妙な味の違いがあるくらいだと思うけど。
とにかく文句なしに良いワイン。
ここも、独自のAOCを取ろうとしているみたい。
そりゃ取りたくなるわな、こんな凄い酒造っているんなら。
シャトーヌフドパープのちょっと北。
ローヌは楽しいです。

4日(木曜日)☆Chateauneuf-du-Pape 1999 Domaine Font de Michelle
2002年3月松坂屋にて3000円で購入
公魚のサラダ、ステーキ、フロマージュとともに
最初の印象と最後の印象がかなり違う。
最後の印象だけならば☆☆が妥当だと思う。
だけど、最初はなんかつまらない感じだったのですよね、
というかこれだけ劇的に変化するのはそれはそれで面白いといえば面白い。
そういう意味で、1999年もローヌのワインは期待に十分こたえてくれそう。
最初は、98年に比べて、線が大分細いなって感じだったんですね。
香りなんか瓶の口に鼻をつけてもほとんど上がってこないし。
グラスに注いでもまあ普通。
飲んだときもややドライかなっていうくらい。アリャ、つまんないワイン、というのが第一印象。
それが3杯目くらいには、あれ、何、さっきまでと大分違う、
最後くらいでは、豊かなワインに大変身、何、これって位。
この間2時間くらいですかね。だからすぐに飲むんではなくて、時間をかけるか、もう少し開けるのを待つか。  

2日(火曜日)☆La Font d'Estevenas Cairanne 1999 Alary Daniel et Denis Cotes-du-Rhone-Villages
2002年3月松坂屋にて1400円で購入
公魚の南蛮漬け、カレイのポアレ、フロマージュとともに
家に帰ったら今日は魚というので急遽白に。
この前から飲んでいるアラリーさんのしろ。
これがなかなか良いんですね、まだ瑞々しさがあって、果実味豊かで。
飲み口もすっきり、かなり風味があるのにからりと作っているという感じ。
好きだな、こういう味は。
割とローヌは白も好きで、特に南のほうは好みの味なんですが、これは良いです。
これって南なんだよねきっと、多分、単独のAOCを取ろうとしている所だと思う、CAIRANNEって。
まあ違ったからといってどうということもないけども。