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2004年5月

30日(日曜日)
☆Pepestrino 2001 Italy
2004年4月大丸にて1590円で購入
手巻き寿司とともに
暑い夏、さて恒例の夏の定番。今年は白ワインを割と沢山購入したので、シャンパンではなくて、こういうのを開けていく事に。これは、なかなかラベルが個性的、かつ何も書いてない。ビンテージも後ろにチョろりと書いてあるだけです。色はやや黄色が強い。味はスッキリと爽やか、やや個性も薄い感じ。でも、まあ刺身などには余り個性的なのも合わせにくいし丁度良いかいなと言う。
昼は朝霞にある松月庵☆飛露喜(福島)純米吟醸800円を。
29日(土曜日)
☆Chinon St-Fiacre 2000 Loire
2004年4月大丸にて6本7700円で購入
蛸のサラダ、豚のソテー、フロマージュとともに
シノンは大体薄い感じがあるのに、この2000年のシノンは南の方のワインみたいな風味と味。前日飲んだワインのような香に驚く、味も似ているんだこれが、ブラインドで誰がシノンと当てられましょうかという雰囲気のワイン。と言う事は十分に美味しいんですが。
でも2000年のビンテージは似た感じになっていますね、こう言うのが残ったらどんなワインになるんだろうとおもう。でも、ボルドー以外は飲んでしまうからねぇ、地元に行きますといまだに1940年代くらいは普通にレストランに出ていたりするんですけど。
スーツァンレストラン陳のあとOFFOFFでイエロー・ドロップスの「アンフォーゲッタブル」(ご招待)を観る。今回のは良いな。
28日(金曜日)
☆☆Croze-Hermitage Cuvee L.Belle 1999 Rhone
2004年4月大丸にて2820円で購入
南蛮漬け、小羊のソテー、フロマージュとともに
グラスに注いだら、牛乳に果物を加えた飲み物のような、やや懐かしさがあって、柔らかい感じの香が立ち昇る、一口目、まだあまり空気に触れない時はそれが味の中にも溶け込んでいるような雰囲気、そういう柔らかさをとても感じるワイン、出来が良いんだなぁと思う。飲んでいて抵抗感がない、このクラスのワインがこう言う出来になっていることに驚く。でも高いね、今日書くので価格を見たらそれなりに。
27日(木曜日)
☆☆Bourgogne Pino Noir Duc de Bourgogne 2000 Morin
2004年4月大丸にて1460円で購入
鮪の漬け、牛肉ソテー、フロマージュとともに
この名前も聴いたことがないようなブルゴーニュがとても美味しかった。大丸のパンフレットには、ド・ゴール大統領に愛された云々かんぬんとかいてありましたが、なかなかの実力を持ったワイン。口当たりが優しい、アフターが長い。ちょっとエレガントな感じがあって、ただのブルゴーニュっていうのを何度か確認した。ラベル自体は地味なものなんですが、適度な濃さもあり、酸以外の要素がたっぷりという感じで、なかなかですなぁと思いながら。
26日(水曜日)
☆☆Viognier de l'Ardiche 2002 Chapoutier Rhone
2004年4月大丸にて1870円で購入
鮪の漬けのサラダ、いかのファルシーとともに
食事がなんとなく赤っぽくなかったので、冷蔵庫を覗いたらこれが冷やしてあったので、迷わずに。とても果物のような香と、上品な甘さがあるけれども、基本的に旨さがはっきりとわかるワイン。特徴というよりも、分り易いのが特徴ですかね。もちろん、こういうのですから好みがわかれるとは思うのですが、これとゲベルツトラミネールは白ワインとして好きですね。特にヴィオニエは、自宅の食事に合わせやすい。なんて気がします。
23日(日曜日)
☆☆Aglianico Contado 2000 Di Majo Norante Italy
2004年4月大丸にて2100円で購入
スモークサーモンのサラダ、グラタンとともに
なんかとても肌寒い日なので、温かい料理にしようという事に。そこで、グラタンになったので、やっぱイタリアワインでしょという事で、見た目の分らなくて、かつ葡萄の品種も分らないこのワインに。このワイン、最初のアリアーニコと言うのが葡萄の品種だそうです。なかなか有名なところで造られているらしい。
飲むととても凝縮感があって香りもよく、かつ強いタフなワイン。ただ濃いというのはないので、なかなか飲んでいても楽しい。いいワインですよ、これ。
休憩の1日、近くを散歩、寒い。
22日(土曜日)
Cotes du Luberon 2000 La Tour D'Aigues
2004年4月大丸にて6本3000円で購入
カレーとともに
九州福岡から帰ってきて、自宅で。旅行の時は事前にカレーが作ってあるので、それとともに、と思ってこう言う時には安ワインと。師範もめったに飲まなくなった1本500円のワイン。僕一応、安ワイン道場の門弟なので。このワイン500円にしては素直ないい出来。もちろん誰彼となしにお勧めするようなものではないけども、飲んでこのやろうと思うようなワインではないな。というか、丁度カレーにはすいすいと飲めて、ぴったり感が強かった。
お昼は福岡のたか野という割烹で、三千盛を。
21日(金曜日)
黒霧島(鹿児島)
海宴亭にて1本3000円。
割とポピュラーなものらしい。一緒に行った東京の方が家ではいつもこれといっていたし。飲んでみて、癖のない味と香り、スルスルと飲んで抵抗もない。飲みやすい。あまり癖のないのもというか、料理には合わせやすいのではないかなとも思う。
夢の一滴(鹿児島?)
同じところで、グラスで。(価格忘れて)
こちらの方がややまろやかな感じがしたと思うんだけども、かなり飲んでおりまして。やはり九州に行きますと、基本は焼酎なんですね。何でもいいかなとも思ったんですが、どうしても芋を飲んでしまいます。なんかいま芋の大増産だそうで、ブームだから農家の方に沢山つくってほしいというお願いが来るそうです。
お昼は亀松で。
20日(木曜日)
☆寒北斗(福岡)吟醸
田可尾にて1500円(300ml)
お寿司を食べながらなので、まずはお酒をもらう。このお酒、福岡のだそうです。なかなか美味しい。飲みやすいのと、喉の通りが良くて、少し甘さを感じる所が刺身にあっているような気がする。名前は聞いたことがないけども、なかなかすきっとした感じ。味もすきっとしているし軽く飲んでしまって次に。
☆甕雫(鹿児島)
同じところで、700円だったような
かめしずくと読みます。本当に甕からです。横の写真は斜めに張ってあるラベルを。なかなかまろやかで、旨い感じがしたんだけども、かなり細かな所は忘れているなぁ。なんか香がゆったりとしているなぁという印象。
太古屋久の島(鹿児島)
同じところで??
覚えてないです、飲んだのは覚えているんだけども、どのようなお味であったかといわれても。不味かったと言う感じはないのですが、ぐすり。
なんていっていてですね、ここが終わってからだるまへ行ってまたビールを。
19日(水曜日)
☆Bourgogne Les Perrieres 2000 S.Bize
2004年4月大丸にて2540円で購入
冷蔵庫整理の日
冷蔵庫の整理、でも二日間休んだ後なので、あまり安いのを飲むと頭が痛くなるので、選んだのはこれ。色は薄く薫り高い、典型的なブルゴーニュのスタイルのワイン。でも、ちょっと新しいぽいような感じもするし、そういう意味では複雑。奥さんが日本人ってことでもそこそこ有名。それがワイン造りに影響が出るとはおもえんが。味的にも複雑なので、1本とおしで飲んでも面白みがある。普通のブルゴーニュとするとレベルが高いなぁ。お値段もだけど。
16日(日曜日)
☆Domane de Galatee 2002 Vin de Pays des Coteaux de Cabrerisse
2004年4月大丸にて6本5000円で購入
アスパラと空豆のサラダ、ソーセージ、フロマージュとともに
フランスイタリア有機ワイン6本セットのうちの1本。エコセールというフランスの有機栽培認定機関が認証しているとラベルには書いてある。フーン、そういうのもあるだろうが、さてお味はどんなものかいなと飲んでみると、これが美味しいんですよ。色はこういうたぐいにしては薄め、濃くない。味もさらりとした感じなんだけども、ローヌの南の方のような味わい。喉ごしも良くスルスルと飲めちゃう。いい感じじゃないというのが印象。
15日(土曜日)
☆芳水(徳島)山廃純米酒
なかむらにて900円。
ビールを飲んだ後に、このお酒を飲む。徳島のこれは始めて飲むとおもう。これがなかなかすっきりとしており、美味しい。極めて酒らしいお酒。米の品種も普通とは違う様です。味わいぶかいお酒。
なお、暗いので、かなり補正してあります。文字が読める程度までの大修正。
☆西山居(兵庫)純米
なかむらにて900円
これは兵庫のお酒。セイザンキョと読むそうです。ここも始めてだなぁ。小鼓の兄弟蔵と裏の説明には書いてありました。兵庫とはいっても灘のあたりではなくて、ずっと北のほうなんですね。これもなかなかの味。癖のない味でスルスルと飲める。この頃の純米酒ってさっぱりとしてそれでかつ味のある酒が増えてきている。良いなぁ、僕は食事の時はこういうのが良いな。
☆黒真珠(沖縄、石垣島)泡盛
なかむらで700円
これは甕が置いてあって、そこから柄杓でサービス。ちょっと暗いところにおいてあり、補正をかなりかけても読めないですね。これもなかなか美味しいお酒。ほんの少し甘味が残っている、香はスッキリとした感じ、口当たり柔らか。
☆朝日(鹿児島、喜界島)黒糖焼酎
なかむらで600円
これもロックで、このお店はロックだと氷を割って入れてくれる。こういうのだけでも雰囲気が良いですよね。これもなかなかおいしいものでした。ちょっとこくのあるタイプ。最後のお酒なんで、食後酒の感覚というかデザートにも合わせたけども、なかなか合う。僕のイメージするラムのような感覚。
大丸でハーブ・リッツ写真展(会員なので無料)を見た後、駅前劇場でスクエアの「嗚呼てんやわんやの月見うどん」(ご招待)をみる。まあ吉本的なお笑いです、ややこなれてないところもあるけども。
14日(金曜日)
☆Sang des Cailloux Vacqueyras 2000 Rhone
2004年4月大丸にて2460円で購入
鰹のサラダ、アスパラガス、焼き空豆、牛肉ソテーと共に
栓を開けて、あれれ、シンナーのような揮発性のキツイ香がするので、なんかヤバイのかと思って飲んでみたが、なんでもない。ただ、やや軽いブショネだよねといわれると、否定をする自信はないし、何でもないよ、これこのワインの本来の香りではないかなといわれると、そうも言えない事もないような微妙な栓を開けたときに感じたやや揮発性の香がついて回る。味的にはとっても南の匂いのあふれるワイン、好みの味。ミネラルをたっぷりという雰囲気。
13日(木曜日)
☆初亀吟醸(静岡)840円
☆加賀の井純吟(新潟)735円
いずれもたき下にて
お酒は、右のような片口でサービスされる。グラスは切子。最初に初亀を飲む、香豊にいかにも吟醸というタイプではなく、この頃そういうの少なくなったような気がするけど、料理によく合うしなやかさを持ったお酒。やや濃厚な感じがする、こういう酒は個人的には好み。次は、もう少しすっきり目と思い加賀の井にしたが、こうれもさほどすっきりというタイプではなく、しっかりとした酒の味を感じるお酒。両方ともレベルの高い、和食にあうものだと思う。
俳優座劇場で「名は五徳」(ご招待)を見てから上の店で。
12日(水曜日)
☆Bourgogne 1998 G.Seguin
2004年4月大丸にて6本9800円のセット
残りものを色々と。
大丸のブルゴーニュピノノワールセットの1本です。栓を開けたときに、かおった香がかなり好ましい感じであったので、ちょっと期待。色はやや薄め、グラスに移した香はブルゴーニュ正統派とも言える花とか果実の好ましい香、6年たっている割には若々しい。
飲んでも、爽やかさがあって、するすると喉を通る。前にも、このSeguinのワイン良いと思ったような気がするなぁ。でもいつだったか、半年くらい前だと思いますが。(と書くけど調べもしない)
肺炎で、抗生物質を飲みながらよくアルコールなんぞを飲むなと思って夜寝ましたら、ひどい咳が出て、、、でもね。
9日(日曜日)
☆☆Gigondas Santa Duc 2001Rhone
2004年3月松坂屋にて3200円で購入
中華風前菜、餃子とともに
エレガントなワイン。ローヌとか、そういうイメージとは離れた優雅で気品のあるワインだと思う。もちろん、香り、味はローヌの南、やや岩っぽさみたいな感じはあるけれども、それを遥かに押さえてしまった造りの美しさを飲んでいて感じた、素晴らしいワインだと思う。ジゴンダスでここまで行くんですね、それはもうすごいとしか言いようがないな。ローヌがいよいよ好きになってしまう。でも、同じところで、これより一段上のを作っているんですよ、飲みたいけども高いしなぁ。
8日(土曜日)
☆Jorio Montepulciano D'Aburuzzo 2000 Italy
2004年4月大丸にて1290円で購入
前菜色々、砂肝の唐揚げ、フロマージュとともに
買った時から目立つラベル、購入した中でも、これだけはいつも主張が強くて、それならば早めに飲んであげようと。実は、料理は洋風なんですが、材料の個性の強い物だったので、ワインも、フランスではないほうが良いかなという事もあって。これ、モンテプルチアーノ・ダブルッツォです、この葡萄もなかなか個性的で、価格は安くてもパフォーマンスが良いのが多くて。レストランなんかで困った時はこのワイン。これがまた良かったんですよ。最初はごわごわしている感じもあったけども、最後の方はフンわかという感じとなって。
朝、コンポスト用の穴掘り。昼は荻窪松乃屋で菊水。その後家庭菜園に茄子を買ってきて植える。買う時期を逃すと良い苗がないですね。2週間前に買わなきゃ。
5日(水曜日)
秋鹿、小さな蔵で・・・、奄美夢幻など、今まで開いているものを少しずつ。
居酒屋のようなメニューとともに
久しぶりにうどんを打って、それと共に居酒屋のような料理を。ところがその肝心のうどんが美味しくない。やや粉が乾燥していたのもあるんだけれども、どうも、この粉自体が美味しくない模様。今までとは違うメーカ。粉によってこうまで味が違うということを、、、というか本当に美味しくなくて。前に飲んでいる物ばかりなので、お酒の感想はどこにもなくて。
4日(火曜日)
☆Cremant de Bourgogne
ちんちくりんさん提供
師範のページの門下生のところで活躍されているちんちくりんさんのご自宅で、師範を交えた稽古があるということで、僕もご招待される。参加者はちんちくりんさん、奥様、師範、にゃめさん、K26さんとうち夫婦。僕は師範以外は初対面。初対面にしてはうるさい親父ですみませんでした。また、こういう乱暴狼藉ものを長いあいだ御接待頂きましたちんちくりんさんご夫妻にも感謝いたします。というわけで、ウエルカムドリンクに遅れること30分。何しろ、行くまでが忙しかったので。これ、、、あんまり飲まなくて、そう印象はないのですが、軽いのみ口で、割と炭酸もあって最初としては良かったような。というか、下のと印象があまり変わらないのですよ。
☆Richard Cheurlin Brut Harmonie 1998 Champagne
ちんちくりんさん提供
こっちは、行ったとたんに開けていただいたシャンパン、1998年のビンテージ入りの初めて飲む銘柄。瓶も少し変わっている、ビンテージが入っているからプレミアムなんだろうな。そういう意味ではあまりプレミアムっぽくなくて、普通のシャンパン。造りはきれい。スルルと入る、でも怖いので少しでやめておきました。だって、初めて行ったお家で、暴れまくったら洒落にもならないので。
☆☆L'Angelica Chardonnay 2000 Italy
ちんちくりんさん提供、本年のメイン・イベント、4本1000円。
本日のホストが一押しで出してきた白。師範のページにも、今年のんだ最高の1本と、まだ4月が終わったばかりで出してしまうという自信作。どれどれ、おじさん達がと香を、、、なかなか鋭い樽の香、それも良い感じが漂う。一口、やや暴力的ながら刺激的な味。分りやすくいうと、ジャイエ・ジルの白みたい。樽の香はガンガンなんだけども、とてもきれい。飲みやすいですね、これ。でも1本は僕にはややキツイかも。
☆Clos de Vougeot 1994 J.Grovot Bourgogne
師範提供(7000円弱)
 
師範が持ってきたのは、ビンテージがやや怪しいと自分で言っているクロ・ブージョ。最初に飲んだらややタンニンがこなれていない感じ。もっとエレガントな方が僕の好み。味がやや強い、それにしては色は薄い。実は、これと一緒に、☆コルトン(ちんちくりんさん提供)を飲んでいたのですが、そちらは2001年だったんですが、雰囲気はそっくり。なんかにたようなワインだなぁと言うのが、最初の印象。その後変わったのかしら、飲まなかったので。
☆Corton-Renardes 2001 D.Marius Delarche Bourgogne
ちんちくりんさん提供
これ、写真を撮り忘れたと思ったら、出てまいりました。知らない造り手です。でも、フィルターを使っていないとかって言うのにすごく引かれてしまう。味わいは上にも書いたとおり、なんかにておりました、香も含め、色も含め。この頃、やや薄めのブルゴーニュの方が1本飲むんだったら美味しいなと感じているので。
☆Melange 1997 Calera California
K26さん提供
これ、カレラの色々な畑のピノ・ノアールを混ぜたワイン。97年とやや時間が経っているもの。これが香はまさにブルゴーニュ。上のワインよりもブルゴーニュ。味は、濃いピノ・ノアール。そういう意味では味わい的にはカリフォルニア。ある意味分り易いワイン(なんやそれは)。割と時間は経っているけども、まだ熟成という感じではないですね。若い感じがした、はつらつ感というのか。
実は、もう一つ撮り忘れがあって、この後に出していただいた、上の白と同じメーカの赤、これがすごく強いワインだったのですが、なんだったのでしょうか。白の樽の効きかたと同じ感じの樽使い。
Charmes Chambertin 2001
料理用のワインです。
番外編
これ、当日の料理用に使ったワイン。少し残りを飲んだ、これ濃い。それとどう言うんでしょうね、もう、お鍋には、越の寒梅1999年を水の代わりに入れてました。少し飲んだけど、ややひね香が出ていたから正解かも。というか、ちんちくりんさんも変わったおじさん。
☆Ch.Gloria 1996 St-Julien Bordeaux
1999年9月松坂屋にて4800円で購入
僕が持っていったのは、師範が飲んでなくて、一応テーマのあるもの。下のも師範が飲んでいないので、ボルドー対決。グランクリュとブルジョア、かつ96年、同じ地域、さて。
味そっくりで、対決にも何もあったもんではないですね。もう少し色合いが違う予定だったんだけども。グロリアも、なかなか良いできで。そのためか、大して違わなくなって。
☆Ch.Beychevelle 1996 St-Julien Bordeaux
1999年9月松坂屋にて6500円で購入
まあ、別の意味で意味があったのかも、そう高く出さなくても良いワインはあるのよね、でも両方とも良い値段で買ってますね、ワインバブルの時です。96年はそのため、良いワインが買えなくて、この辺でもこの価格、冗談じゃないよといって殆ど買っていない年。やっと飲めるかなという時期ですが、今回まだかなり若々しい感じだったので、まだ当面は飲まないでほっぽらかしかな、と言う感じ。
鷹勇
どのような話のいきがかりからこれが出たのか良く覚えていないのですが、これ、ややひねてました。日本酒は寝かせるのであれば、冷蔵庫で保存しないと難しいと思います。僕が一時寝かしていたけど、場所も食うし大変。
富士錦
これもなんでかなぁ、同じくなんかひねていたと思う、美味しかった印象はなし。すみません、こんなに頂いてしまって。
この会があるまで、お昼は小嶋屋で喜久酔(きくよい)、その後横浜高島屋で足立美術館展(ご招待)
3日(月曜日)
Ch.Barit 2001 Bordeaux Superieur
2004年4月大丸にて6本8085円で購入
中華(前菜、野菜揚げ物、とうみょう、豚揚げ物、冷やし中華)とともに
中華っぽいというか、前日に刺激されて、似たような感じで作ってみようと。それならばやっぱりボルドーよねとでも高いのはいやだしと言うことで、これ。2001年、なかなか良いですね、このワインも大変飲み易い。香がなんかよい年を感じる、色は割と薄く、早々に飲んでしまう感じで作られてはいるんだけども、でもできとしてはいい。この後もいい年が続くから、ブルドーでは、そこそこ値崩れしているんだろうとは思う。98年から6年連続で記録的な年が続いているのも記録的。今までだと価格が崩れるんだけど、日本でも。
お昼、下北沢のかつ良で。その後OFFOFFで大沢3丁目劇場の「タイ・バンコク・シンハー」を観る(ご招待)。軽いけど、なかなか笑わせてくれます。
2日(日曜日)
☆かめだし紹興酒(5年)
礼華にて2合1200円
これ、とろりとした感じで美味しい。ここの料理にぴったりというわけではないけども、僕は、中華はワインのほうが合うと思っているので。香も良いし、味的にも少し甘さがあって、滑らか、口の中にふわりと広がる。心地の良い物。
Maranges M.Colin-Deleger 2002 Bourgogne
2004年3月松坂屋にて2200円で購入
手巻き寿司と共に
ううん、香りがない。すっきりとはしているんだけども、味もまとまりがなく薄い。ドレジェってもっとずうっとおいしくなかったっけ、と思うようなワイン。美味しさが感じられません。すかすかという感じ。2200円だぜ、ってすごみたくなるくらいのレベルのワインでした。
大丸ミュージアムに奄美を描いた画家「田中一村展」(会員なので無料)を見に行く。良いなぁ、独特の感じがと思って家に帰ってみたら、この前買った焼酎にこの方の絵が使われていた。そのうちにアップします。その後、新宿に行って上のお店でお昼。そのあと、雲泉さんが、伊勢丹で新作展をやっているのでそれを見る。
1日(土曜日)
☆Domaine de Coutelle Merlot 2001 Vin de Pays D'oc(Narbonnne)
2004年4月大丸にて1460円で購入
蛍烏賊のブルゴーニュ風、ジャガイモとベーコンのサラダ風、豚肉のソテーとともに
若手の新進気鋭の醸造家ミッシェル・テロンが作るメルロー100%の酒だそうです。どこで作っているのか分らなくて、郵便番号で調べたら、ナルボンヌの近くみたい。ワインの産地からいうと、コルビエールとかそういう近く。
安物ワインなんだろうと思って、開けてみたら、これが強烈なワイン、アルコールも14%、ポワー炸裂。味も強さ1点張りバリ、という感じ。メルローの柔らかさみたいなのがあるから良いんだろうけども、残っている甘さだって半端ではない。強烈なものへの憧れがある方にはお勧め。