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2007年2月

28日(水曜日)
Roseville Saint-Emilion 2005 Maison Schrider
ブルーベリーヒルにて3800円くらい
普通のサンテミリオンです、持ってきてもらったらなんとヴィンテージが2005年、めちゃくちゃ新しいじゃないの、ヌーボーみたいと思って飲んでみる。ボルドーは、閉じる前、出来て2、3年までは割と美味しく飲めるし、普通のテーブルワインクラスは余り閉じるという事もないので。飲んでみると、2005年は良い年よという片鱗は感じる事が出来る。色も十分きれいに出ているし、味も豊か。このクラスは品格が、といってもそういうのを期待しているわけではなくて、そういうのがあったらどうなるかなぁと想像だけして、来年どれくらい2005年を買うかなぁと、自分の寿命も考えながら。
27日(火曜日)
☆越後で候(新潟)八海山生酒
江戸勘にて価格不明
お昼を食べた所のお酒は八海山だけでやっているところ。ただ、色々な種類が置いてあり、それこそ、本醸造(これはかなり美味しいです、久しく飲んでおりませんが)から大吟醸まで。その中で、これは飲んだことがなかったかなと思うこれを。でも、昔飲んでおりますね、生酒原酒は、名前がない時から何度か。これは旨みがあって美味しい、お寿司にも合うし、もちろん色々味が強い分邪魔をすることもあるけれども、そもそもお米との相性が良いのではないですかね、寿司米とでだったら合うと思う。
Cotes du Rhone 2004 Pariel
ブルーベリーヒルにて3200円くらい
なかなか珍しい物で、ラベルの上に、グラン・ヴァン・ド・ブルゴーニュと金文字が入っています。ボーヌのネゴシアンが造ったローヌのようですね。でも、ここまで大雑把なのは見た事はないけれども、これに似たような話はよう聞くので、まあ適当。中身的には、ブルゴーニュのネゴシアンポイ味のローヌ。なんだかやけに薄くて。余りローヌを飲んでいるという感じがしなくて、どちらかというと濃いブルゴーニュ。まあ、それもご愛嬌。
25日(日曜日)
☆Little James' Basket Press N.V. Saint Cosme Vin de Table(?)
2007年2月酒宝庫Mashimoにて880円で購入
野菜、さつま揚げの鉄板焼き、たこ焼きとともに
前日思いっきり外されて、翌日にリベンジで臨んだ再度のサンコム。(こっちがリベンジというのはおかしいけれど)こちらは、前日とは全く価格帯の違う、半額程度で。1000円を割ると、ビンテージもないワイン、その上、漫画のような物がラベルに。安っぽさ120%くらいのワイン。これが、うまい。よかった、昨日が異常なんだよね、と前日少し残ったのを飲むと、昨日よりもまずくなっている。すぐに口直しとか言っているうちに、これが一気に一本なくなってしまう、ちょっと飲みすぎ。
24日(土曜日)
×Saint Cosme La Liviniere 2001 Minervois
2007年2月酒宝庫Mashimoにて1580円で購入
パスタサラダ、ポトフ、フロマージュとともに
このワインやさん、初めての利用です。ここに、サンテミリオンのプロジェクトワインがあったので、どうせだからと他の在庫を見たら、なかなかマニアックなの。とくに、このサン・コムは、かなり色々と種類を持っていて、つい安いのばっかり色々と買ってしまう。その中でこれは高い部類。ちょっと期待して開ける、香りは素晴らしく良い。花粉症で、お馬鹿になっている鼻にも心地が良い。飲むと、アレ、レレレのレ?、バランスが崩れまくっている。多分、この瓶だけの問題か、熟成して別物になったのか、ものすごく濃かったのに、酸だけが出てしまった甘酸っぱいワイン、ていうか壊れているのかい。という今までのこの造り手で経験したことがないほどの味。余りにひどくてア然。でも飲む。
翌日になるとまずさが際立つ、このワイン、人をなめているとしか思えません。久しぶりに×。
22日(木曜日)
☆Diebolt-Vallois Brut N.V. Champagne
ラシェリールにてグラス1600円
初めて飲むシャンパン。ブラン・ド・ブラン、シャルドネ100%だそうです。割と酸が出ているタイプ、なんですが、きりっとしていて、これはこれで心地が良い。一概に酸が前に出ていることが悪いことではないんですね。きりりとまとまった物、これから気持ちの良い季節になっていくとこういうすっきりとした物が食前酒と言うのはありだと思う。
☆Riesling Boxler 2003 Alsace Grand Cru
☆Ch.Reignac 2002 Pessac-Reognan Bordeaux
同じところでグラスそれぞれ1400円
翌日キツイから、余り種類を飲むつもりはなかったら、お薦め上手のマダムの
手にかかったら赤子の手をひねる様に、色々な物を飲んでいる。
白のグラスは、2種類あって、全くタイプの違う物。両方とも、そのタイプの違いを
とても分りやすい感じで出ているワイン。リースリングといっても、線は細くなく
どっしりとしているし、ボルドーも、豪快な風味と豊さを持った物。
☆Mas Laval 2003 VPD
☆Zenkohji 1999 Obusewinary Nagano
同じところで赤は1500円、デザートワインは1000円。
で、赤がなかなか良いワイン、柔らかな感じの口当たりと、きちんとした
骨格が締まった感じを出している。うまい。
普通はここで終わりなんだけれども、またもマダムのマジックに引っか
かってしまって、ご自分の出身の県のワインなんですよ、なんて見せら
れるとつい頼んでしまった私。かなりしっかりとしたワインなんですが、
星1つはおまけ、もう少し頑張れば行くかなと言う事で、やや風味に欠ける。
21日(水曜日)
☆☆Ch.Talbot 1999 St-Julien Bordeaux
2002年5月大丸にて3500円で購入
鶏鍋とともに
久しぶりのボルドー正統派、99年はやや軽い感じですが、やはり美味しいのですね。この年は熟成が早いということなので、ここで少し飲んでみることに。というのも、もうすぐ在庫が大量に増えるので、多少手持ちを消化しないと。で飲むとなかなか良いワインです。ボルドーは長く熟成させるタイプよりも、こういうやや軽めの方が扱いが楽ですね。軽いだけでなくてそこそこ良い年なので、複雑さも出ているし。ただ、気になったのは、翌日頭が痛かったこと、このワインで経験したのははじめて。
20日(火曜日)
Bourgogne Pino Noir 2004 Patrick Girardin
2007年2月お手軽ワイン館にて1780円で購入
水菜のサラダ、パエリャとともに
これは僕が不得意なブルゴーニュ、だって酸が前に出すぎているんで。かなりねっとりとした料理に合わせれば、まだ飲めるかもしれないですが、ちょっとそこまではね。食べ出してからはまだましになりましたけれども、もう少し酸を押さえてくれると、バランスもよいのではないかいなと思ったしだい。
お昼は東風☆☆房島屋(岐阜)純米無濾過生酒700円。これがとても美味しいお酒。
それから小劇場楽園で根本和史プロデュースVol.2「五つの大罪/死刑!ぴたっ」(ご招待)。
18日(日曜日)
☆La Grange Daniel 2005 VPD
2007年2月お手軽ワイン館にて1280円で購入
サラダ、クスクス、フロマージュとともに
VPDの中でよくできている物は、強い個性を出している所はなくて、バランスの良いワイン造りをしているところのような気がします。濃いだけではないのよね。このワインは、まだ若いですが、酸もきれいに出ているし、ワインの造り方のイメージがあってそれに合わせてうまくできあがった感じ。飲みやすくて、軽さもあり、それでいてしっかりとした味わい。なかなか良いワインだと思います。
17日(土曜日)
☆菊水(新潟)純米吟醸 
天三にて300mlで1575円
菊水はよく見るのですが、飲まないお酒ですね、余り見るとかえって飲まないな。このボトルは、ちょっと古い感じのデザイン、文字なんかも含めてそういう感じ、瓶の表面もです。お酒はすっきりとしたきれいな造り。いかにも新潟の端麗なお酒という感じ。こういうのはこれでまだ十分売れるとは思いますが、僕の好みではなくて。でも、天ぷらにはこれくらいのほうが良いのかもしれないです。
Ch.Corconnac 2002 Haut-Medoc Bordeaux
2007年2月お手軽ワイン館にて1980円で購入
ラディッシュと菜の花のサラダ、バゲットのサンドイッチとともに
大体ボルドーには厳しい採点のサイトなんです。何で買ったかというと、これを買うと送料が無料になるので、一本いれてみました。入れられた方が迷惑かも、でも他のは飲んだことがあるものだったので。ブルジョア級と表記されておりますが、この銘柄は1度もブルジョア級の中で見たことがない銘柄、古いのにもないんですね。名前を変えているか、古い畑を買い取ったとかそういうのかもしれないですが、ちょっとわからない。味はですね、なんか硬いんですね、余り楽しくないんですよ、飲んで。デカンタージュでもすれば変わるかも。
第4回東京音楽コンクール受賞者コンサートを東京文化会館で。
16日(金曜日)
☆Alkoomi Cabernet Merlot 2004 Austraria
2007年2月お手軽ワイン館にて1380円で購入
お好み焼とともに
このワイン、まずくはないのですが、やや軽い感じで、余韻もすぐ途切れてしまい、何かそこらへんのテーブルワインみたいな、もちろんテーブルワインなんですが、この価格であればもう少し余韻が欲しいなと思いながら飲んでおりました。口当たりとか、果実味とかはよいのですよ、それも、余りボルドーらしくなくて、それなりの楽しみ方が出きる作りで。夕食、ちょっとかるめの時なんかには合うと思うな。
13日(火曜日)〜14日
☆Mas des Chimeres Cuvee Marie et Joseph 2002 VPD
2007年2月お手軽ワイン館にて1480円で購入
サラダ、スープ、コロッケグラタンとともに
一口飲んだときは、これは素晴らしいワインだなと思ったんです、色艶も良く、味もエレガントでいいのですよとても。ところが飲んでいると変化が激しいのかな、味が変わっていくんです。瓶に入れて揺らしているわけでもないのに。グラスの中でも、入れてすぐは良いんだけれども、少し時間を置くと変わるのが早い。その変わり方が、あまり好きな方向に変わらないのね。薄っぺらな方向に向かっていくような。少し残したので、どのくらい変化するか、やや見物なんです。
というわけで、翌日に飲んでみるけれども、やっぱり最初の一杯の印象だけが飛びぬけておりました。14日はこのワインと、中華だったので紹興酒を飲んでおしまい。新しいのは開けておりません。お昼は喜久寿司にて、良いお店。
12日(月曜日)
D.Villesseche 2003 Cotes du Rhone
2007年2月お手軽ワイン館にて980円で購入
根菜のサラダ、鶏から揚げ、フロマージュとともに
980円シリーズ最終はこのワイン。はっきりいってどんどん落ちていきました。これが1番レベルが低いですね、瓶も軽いし。味も軽い、色も薄い。ローヌは安いよというのを体現しているようなワイン。こう言うのが安いのよ、みたいな。ラベルなんかも1番安っぽいんですね、980円シリーズの中では。という事で、4本の中では1週間くらい前に飲んだものが1番、こうやって同じ価格で飲んでみると、なんとなく見えてくるものがあります。
10日(土曜日)
Ile la Forge Merlot 2005 VPD
2007年2月お手軽ワイン館にて980円で購入
椎茸と菜の花のソテー、鶏のロースト、フロマージュとともに
980円シリーズ第3段、この3段、すべてのワインの瓶が重い。その上、ラベルもかっこいい。さてこのワインは、とてもタニックなワインなんです。こなれれば良いワインだと思うのですが、現在飲むんだったら辛い。お口の中がごわごわしてくる。デカンタージュとか、何か工夫をして飲むんでしょうね、だってどう考えても980円のワインを買って5年寝かして飲むかといわれますと、それは絶対にないと思うんですね。でも、これそのまま飲むのはきつい。という事で☆なしなんですが、ポテンシャルはあるんだよね。
駅前劇場でOI-SCALEの「僕がブルーハーツとダウンタウンを好きになった理由。。  」(ご招待)を観る。
9日(金曜日)
☆Inca Shiraz 2004 Argentine
2007年2月お手軽ワイン館にて980円で購入
赤蕪のサラダ、菜の花のサラダ、スープカレー風とともに
スープカレーにしようとしたら、普通のカレーに近い物になってしまった物とともに、飲んだワインはアルゼンチンのシラー。やっぱスパイシーな物にはスパイシーなワインが合う、と決めて開けたら、これがまたものすごい濃さ満々のワイン。どろりとはしていないけれども、それに近い雰囲気を持って。果実の香どころか、熟した果実がそのまんまだろうという景気の良さ。アルゼンチンのワインの中でもその濃さにおいては抜きん出た感じがあるワインです。お手軽ワイン館980円シリーズの第2段。
8日(木曜日)
☆Ch.des Seigneurs de Pommyers 2004 Entre de Mers Bordeaux
Cotes du Rhone 2004 Chapoutier
エルルカンにていずれもグラスで800円(白2杯)
白はオーガニックのワインだそうですが、香り豊で、味もしっかりとした物。
アントル・ド・メールなんてただ酸っぱいだけのワインかと思ったら全く違う。
なんかしっかりとした骨格のワイン。
赤は割とよくお目にかかるものですが、これはあまり良くなかったですね。
なんか単調な感じでした。すっきりしているというとチョと誉めすぎ。
この前にグラスのシャンパンをいただく1200円。
☆洌(山形)純米吟醸 グラス800円
☆☆鳳凰美田剣(栃木)純米 グラス750円
いずれも禅べえにて
洌はきれいな素直なお酒。喉の底を静かに流れる様に落ちていく、最初の一杯
にはとても印象が良いと思えるお酒です。
栃木のお酒、鳳凰美田というのは小山の酒。これが意外に良かった。少し吟醸
の香り(やや華やか)があるのですが、とてもきれいに造ったという印象の酒。
これも、きれいなだけではなくて、余韻も含めて素敵なお酒でした。
☆銀盤(富山)純米大吟醸 グラス650円
同じお店で
もう書く事が増えるので、あまり色々な種類を飲まないでおこうとは思うのですが、まあ沢山飲まなきゃ良いのですが、つい。最後は銀盤あたりが安心できるお酒かなと締めを意識して。
これも良いお酒です、その前に飲んだのが華やかさがあったのですが、こちらは落ちついた雰囲気で、最後、これで終わりよといわれているような感じ。
本多劇場で第17回下北沢演劇祭参加作品の「月の子供」(ご招待)を観る。とても力強い舞台です、60人近くが踊るというだけでかなりの迫力。
6日(火曜日)
☆☆Divinum 2005 VPD
2007年2月お手軽ワイン館にて980円で購入
青菜の前菜、椎茸の炒め物、牛蒡と小松菜ソテー、ターツァイ、中華粽とともに
中華風精進料理のような食事にあわせて飲んだのがこれ。これ素晴らしく美味しいワイン、でエレガントな雰囲気を持っているワインです。で、なんでこんなに評価が高いんだというとやはりその価格。3桁のワインにしては素晴らしい内容です。これがもう少し高かったら、星1つかもしれないけれど。瓶もとても重たく形も変形のビン、こんな所にお金かけなくてもと思いますが。コルクは合成のものですからやっぱり安いワインだと思うのですが、黙って飲むと高級品。
お昼はひかり寿司
5日(月曜日)
☆Montepulciano D'Abrusso 2006 Villarey Italy
2007年2月お手軽ワイン館にて1280円で購入
水菜のサラダ、マカロニグラタンとともに
と、前日予定されていたメニューが月曜日に出たので、休肝日は予定変更です。で、休肝日をどこに持っていこうか思案中。前日どろどろの二日酔いだったので、飲んでいてもやや不安。頭痛くなんないよねモードで飲んでいるんで、楽しさ半減、じゃあ飲まなきゃ良いじゃないというのは飲まない人の言い分で。ワインは安全パイで、かつイタリアのを開けたつもりなんですが。もちろん、ワイン自体は安定した良い感じなのですが、半分くらい飲んだ段階で、今日はこれくらいにした方が良いかなと思いおしまい。残りは明日。少しずつ慣らしていくんかいなぁ。
4日OFFOFFにて仁3プロデュースの会「Black Jack Pizza」(ご招待)を観る。
3日(土曜日)
☆Ch.Bouscasse 2002 Madiran
コム・ア・ラ・メゾンにて6000円
Montusを作っている方が別の銘柄で出しているワイン。タナ種100%真っ黒に近い色具合、ややざらついた感じはあるけれどもとても美味しいワインだと思うのですが、僕の調子かな、実は無茶苦茶に頭が痛くなったのですよ。1本飲んでます。この前には、クローネンブルクを1本。だから別に量を飲んだわけではないんだけれども、この痛さ、かなりきつかった。で、それを割り引いてのものです。でも、優雅で美味しいワインなのですよね。
追記:やっぱりひどい二日酔いになってしまいました。翌日は使い物にならず。夜もお酒を抜いてひたすら回復を待つ。と言うわけで、翌日は休肝日。
2日(金曜日)
☆Bourgogne 2003 Chamard de Gros
2007年2月お手軽ワイン館にて1680円で購入
蒲鉾、菜の花のおしたし、百合根の和え物、かじか鍋とともに
ブルゴーニュを買おうと思って、品揃えを見ていたら、僕の知っている様なのは高くて、安いのを選んだら名も知らぬもの。と言うのは勉強(する気もないが)不足で、有名な方かもしれませんが、ラベルの裏には何も書いていないし、ブルゴーニュの関連は難しいので。
で、和食っぽいのに合わせたんですが、これがなかなかよろしくて。味的にもさほど強くなく、色も2003年にしては濃くもなく、良いブルゴーニュらしさが出ておりまして美味しいワイン。あっさりとしたワインでした。誉めことばになってないかな。
1日(木曜日)
☆Liverano 2004 Vecchia Torre Italy
2007年1月お手軽ワイン館にて5本セット5250円で購入
串かつ、ポテトサラダ、椎茸のソテー、ロールキャベツとともに
セット物の中の1本、期待は全くなし、というか、赤の普段飲みはこれが最後。また注文のタイミングがくるって、今日到着なので。と言うわけで飲んだら、これがまあ、そこそこの出来のワイン。期待感がないときって割と良いことが多いですね。すいすいと飲める。もちろん香りが良くて味も抜群と言うのはなくて普通に飲む分には何かしら美味しく飲めるというレベルではありますが。でも1000円としては、そこそこのパフォーマンスだと思います。