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2006年7月

30日(日曜日)
Les Roseaux 2003 St-Emilion Bordeaux
2006年7月エノテカにて12本18000円のセットで購入
サラダ、トマトのスープ、ソーセージとともに
裏ラベルを見たらエノテカ向けに作っているワインなんですね。で、うまいのかといわれますとね、そう傑出したものではないと思います。でも、この価格だと、もっと美味しいものは沢山あるんですね。そういう意味ではややがっかり。味的に薄っぺらな感じが強い。豊さを感じられない味ですね。2003年のボルドーはもっといい感じで作れると思いますが。
29日(土曜日)
☆Montes Alpha Chardonnay 2004 Chili
2006年7月エノテカにて12本18000円のセットで購入
枝豆、夏野菜のサラダ、瓜の漬物、手巻き寿司とともに
強烈な果実の香のするシャルドネ。26日のヴェルジェがグラス2杯分残っていたので丁度良いので飲み比べって、そんなのしなくても、この個性は分りすぎるほどなんですが。香と多少甘さが残った味は、ヴィオニエみたいだなぁという印象。シャルドネも熱い太陽を浴びてすくすく育つと、こういう風になるんですね。ヴェルジェのほうかすっきりとまとまったと言う全く違う品種だよと言えば、そうだよねというくらいの違い。
27日(木曜日)
紹興酒(中国)
知音食堂にて700円(一瓶)
何はともあれ、価格にびっくり。700円ですよ、1本で。ビールも中瓶350円だしな。コーラなんか120円ですから。もう驚きの価格、ここは保養施設かいと言う感じ。
これは5年もの。8年物が1400円(在庫切れ)もう価格破壊のようなお店。ただ、普通のものなので、驚くような味ではなくて。かなり普通のもの。価格におどろきが。
昼はせお☆羽根屋(富山)中汲み純米1100円。「劇」小劇場でショーGEKI「SIN檻と鎖と私の罪」(ご招待)、これかなり面白い。
26日(水曜日)
☆Vire-Clesse 2003 Verget Bourgogne
2005年3月松坂屋にて2095円で購入
生春巻き、鯵のフライトマトソースとともに
急に暑くなった東京、家に帰ってヘロヘロで、とても赤ワインを新しく開ける気にはならず(前日の残りは飲んでいるんだけれど)昨年買って以来ずっと冷蔵庫で冷しつづけ、キンキンに冷えているであろう、このワインを。冷蔵庫で1年以上熟成させるとどうなるのか。やや香に艶がなくなったような気もしますが、基本的な問題はなし。高級なワインではないですからね。お気楽に飲むんだけれどもやっぱりおいしい事はおいしい。
映画「博士の愛した数式」(ご招待)を観た後、昼は萬盛園御苑店へ、ここでビールを2杯グビ。
25日(火曜日)
Lamasol Crianza 2001 Spain
2006年6月ヴェリタスにて12本9800円で購入
野菜の中華風サラダ、餃子、ナスの味噌炒め、空芯菜のいためもの
遅い夕食は中華。とか言って、ヴェリタスで買った赤ワインはこれが最後。お決まりでこれしかないじゃないのと言いながら開ける。在庫がないわけではないのですが、まあ、色々とありまして。
飲むとかなり平坦な印象。少しのみ続けても余り印象は変わらず。平坦なワインですね。香もこれといった特徴がないし。色もさほど濃くなくて。まあ、テーブルワインとしてのイメージ通り。
昼は蕎麦奉行☆腰古井(千葉)吟辛680円
24日(月曜日)
☆Samichlaus Bier 1995 Swiss
1998年頃東武にて400円くらい
夕食後にデザートと。
夕食の際に22日のワインが残っていたので、それを飲んで、やや足りないので、このビールを開ける。このビール黒ビールで、10年位熟成をするといいという代物。買って2年くらいで1度飲んでみて、何しろ濃くてというのがどのようになっているのか、ちゃんと10年熟成させましたよ。
泡はほとんどたたない、炭酸はほんの微量のこっている。味は、ワインのようですね、たまたま飲んだベルジュラックと風味がそっくり。何しろ14度あるので、ゆっくりとワインを味わうような感じ、やや甘さがあるのでデザートワインを飲む感じ。10年忘れて飲んでみるのも面白いですが、、、、。要するにビールとは別物という事です。
ビストロ香取にてコート・ド・リュベロングラス650円を2杯。その後浅草演芸ホールに(ご招待)。
22日(土曜日)
☆Clos Verdots 2003 Bergerac
2006年6月ヴェリタスにて12本9800円で購入
イカのサラダ、牛肉の韓国風ソテーとともに
このワインがおいしい。先日頭が痛くなったので、やや恐る恐る飲んでいたのですが、今日は快調、問題なし。前日のワインも少し残っていて両方のみ比べても、こちらの方が1段階旨い。多少甘味も残って果実の感じも充分にあり、味の奥行きも十分、飲みごこちも良くて、この価格としては驚くほどのパフォーマンス。
「劇」小劇場でボタタナエラーの「ナマジッカーズ」(ご招待)をみる。内容が冗長、もう少し整理したほうがいい。
21日(金曜日)
☆Ch.Branaire-Ducru 1995 St-Julien Bordeaux
1997年6月松坂屋にて6500円で購入
クスクスのサラダ、鯵のスープ、イカのファルシとともに
買ってからでも10年近く保存してこの程度かいなとやや淋しくなる熟成でした。前日の頭の痛さがやっと終わった頃に、今日はどうしようかと考え、いいのを飲んだら大丈夫だろうと。(飲まなきゃとは余り思考の方向が向かないので)まあ、それで飲んで、あまりおいしくないなぁと。
どうもボルドーに対して厳しすぎる評価のような気が多少はしているんですが、そこそこの価格だしね、それなりにおいしくないと。というわけで、悪くはないけれども☆ひと〜つ。
20日(木曜日)
D. de Cres Ricards Merlot 2004 Vin de Pays D'Oc
2006年6月ヴェリタスにて12本9800円で購入
トマトのサラダ、野菜のソテー、カレーとともに
 
このワインがおいしいんです、なんかどんどんと飲める感じで、香も良くて味も素敵。ではなぜ星がないのか。このワインが悪いのか、僕の体調のせいかは分りませんが、むやみやたらに頭がいたくなったんです。割れるように痛い。こんなの久しぶり。それが飲み終わって少ししたらすぐ起きたので。いやぁ、まだ痛い。ご勘弁をと言う感じ。
松良でお昼。
18日(火曜日)
越路吹雪(新潟)純米吟醸生
太助寿司にて1200円
こういうある意味強烈な名前だと、以前飲んだかどうかきちんと覚えているものです。でも、お酒自体はさらりとした感じ、端麗というのでしょうか、あまり好きなタイプではないですね。米の味がほとんどしない感じで造られていて、ドライな感じの日本酒。もう少し旨みがないとどうもこの頃はいけません。
東京文化会館モーニングコンサートVol.8「イタリア」テノール村上敏明を聞いた後に上のお店で。夜は、16日の残りを飲む。
16日(日曜日)
☆Vina Albali Crianza 2001 Spain
2006年6月ヴェリタスにて12本9800円で購入
サラダ、ヴィシソワーズ、鰹のカレー風味ソテー
スペインのワイン、これという意味で開けたのではなくて、なんとなく。でも、同じような感じの場合は古いのから開けるのはややご愛嬌。このワイン、確かにスペインの雰囲気のあるワイン。どこがというと困ってしまって、なんとなくなんですが、香とか飲んだときのちょっとした雰囲気にスペインの風を感じる。
ややリオハに似ているのかな、スペインのワインの典型だと思っているので。ラベルの雰囲気もそうですしね。色はさほど濃くなくて、ややドライな喉ごしです。
じゅうさん菊姫(石川)純米山廃、945円。
15日(土曜日)
☆Gran Castellflorit N.V. Cava Spain
2006年6月ヴェリタスにて12本9800円で購入
枝豆、手巻き寿司とともに
連日のうだるような暑さ、僕の住んでいる所はお昼からバケツをひっくりかえしたというのがぴったりのような豪雨。でもやんだら、多少涼しくなるかと思ったらそれまでにも増してのジメジメ。
やはりこう言う時にはというので、買い物に行って夜は手巻き寿司。枝豆も買って茹でたてを食べようということで。開けたのはカヴァ、この前買ったセットは、最後の1本を選ぶ事ができるセットだったのですね。赤が良いとか、白が良いとか、泡が良いとか。その中で選んだのがこれ。800円ちょっとで、カヴァというのがうれしい。飲んでみるとやや色は薄めだが、気持ち良く泡だって味はややドライっぽくて暑い夏の夕食には良い。まあ、その前にビールを飲んで、泡立ち2連発で。
14日(金曜日)
☆Cotes du Rhone 2004 D.de Panisse
2006年6月ヴェリタスにて12本9800円で購入
野菜サラダ、根菜のカレー風味、ヴィシソワーズ、チョリソとペンネとともに
2004年のローヌは全般的に出来が良くないのかしら。このワインも、以前に飲んだときよりもずっと色も薄く、味もぼやけた感じ。まずくはないのですが、がっしりとした感じがあったような気がしていたんだけれども、やや線の細い弱々しい感じ。肉体労働者系だと思っていたのに、アレレ、そこらへんの奥様じゃありませんかという、なんか全く開けたら、違うものがそこにあった感じ。ビンテージの違い、まだまだ大きいですね。
13日(木曜日)
☆☆Ch.Lafite Rothschild 1997 Pauillac Bordeaux
☆CA'LEM 1987 Vintage Port
上のは2000年4月大丸にて15000円で購入
下のはオー・グー・ドゥ・ジュールにて
ちょっとしたお祝いで、いつものお店で、ちょっと良いワインを開ける。
やはり、とても安定しているワイン。そういえば、僕に関係ないのに、
なんか書いてへんさんも今月開けてましたね。
97年のビンテージ、どうかなと思いましたが十分良い感じで飲める状態。
もう少し若いと樽の香が強い事もあるのですが、ワイン自体の状態と調和
して満足できるものでした。
ポートは、お店のサービス、デザートに合わせて美味しく。
食事の最後に一杯と言うのはとても贅沢な感じです。
三の丸尚蔵館(無料)にて花鳥−愛でる心、彩る技(伊藤若冲を中心に)。
汐留にて岡本太郎作品鑑賞。(無料)
12日(水曜日)
Bourgogne Hautes-Cotes de Beaune 2004 J.Garaudet
2006年4月大丸にて6本セット11250円で購入
夏野菜のソテー、イカのパスタカレー風味、カサゴのアクアパッツァ、フロマージュとともに
今回買った6本セットに1本だけ入っていた2004年のブルゴーニュ。さてどのような味だろうかと、一応一番最後に飲んで3ヶ月ほどの追加熟成を。02年03年と2年間続いた素晴らしい年を前にするとかなりかすんでしまうビンテージなんだと思う。味に奥深さがないもの。良い年だと、このクラスでもかなりのうまさを感じるんですが、ブルゴーニュっぽいといえばそうなんですが。この2年間が幸せすぎたのかもしれないですね。
11日(火曜日)俳優座劇場プロデュース公演No72「東京原子核クラブ」(ご招待)を見る。面白いし上手。その前に時間不規則で築地すし好で酒なし夕食。
10日(月曜日)
Ch.Roubaud 2004 Costieres de Nimes Rhone
2006年6月ヴェリタスにて12本9800円で購入
キッシュ、茸のパスタ、豚肉のソテーとともに
ニームのワインにしてはさっぱりした感じで造られてます。ちょっと期待外れ。だって、濃い感じのを飲みたいなと思って開けたんですが、ややさっぱり目。色は濃いんですよ、でも果実の凝縮したような太陽を浴びたような感じはなくて。なんか普通のローヌのワインぽい味。これはという特徴もなく、普段飲みに丁度良いといえばいいのですが。
9日(日曜日)
Casanova des Conti 2001 Bergerac
2006年6月ヴェリタスにて12本9800円で購入
夏野菜のポアレ、椎茸のソテー、ジャーマンポテトとともに
久しぶりのベルジュラックのワイン。このワインまずくはないのですが、もう1つ焦点がボケたような味、クリアーな感じでないのですね。飲んでぼあっとしている。それがそれで美味しい場合もあるんだけれども、その感じで味が散漫になっている。こうやって書こうとしても印象がバラけていたり、なんか書く事ってなくてというそういう感じ。それでも最後の方はまだまとまりが出来たんだけれど。
本多劇場でザ・ニュースペーパーの「笑いは人を救えるか?!」(ご招待)、ネタは放送に載るものは1つもないけれども練れていて面白い、爆笑。
7日(金曜日)
☆極上吉乃川(新潟)吟醸 一升で3990円
☆満寿泉(富山)吟醸 一升4200円
いずれも割烹大倉魚河岸亭にて
カメラ忘れたため写真なし
両方ともきれいに造られた良いお酒。酒は良いんですが飲むほうが問題ですね。
宴会だったので、味わいなが飲むというのではなくてガッツリガッツりとコップで
飲んでいたんじゃお酒のほうに申し訳がなくて。
最初に吉乃川を飲んで、足りないので、これが良いかなと満寿泉、両方ともかなり安い金額です。
こちらのお店はとにかく安い。お手頃な価格でお酒が楽しめる所。
終わってかららーめん山頭火
6日(木曜日)
☆岩の井(千葉)山廃生
菊家にて840円(300ml)
千葉のお酒はきれいで端麗なのが多いような気がする。旨みたっぷりのは造っている所もあるんでしょうが、まだお会いできていません。特にこういう冷酒の300mlのではそういうのないような気がする。この容器で提供するお店がこの頃すごく増えたような気がするんです。もちろん製品が増えているからと、管理が楽なんでしょうね。一升瓶の管理はやはり大変だもの。このお酒もすっきり、きりりとした味わい。
☆杉能舎(福岡)(すぎのやと読みます)
左からアンバーエール、カナディアンペールエール、スタウト
2006年7月頂きもの
筍煮つけ、サラダ、カレーと共に
福岡の地ビールです。真ん中、左、右の順で飲みました。最初
全部飲むつもりはなかったのですが、調子に乗って。
真ん中は普通のビールにコクを加えた感じ。
左は香ややフルーティ、ベルギービールのような雰囲気。
右は見たとおりの黒ビール旨みしっかり。最後のでカレーが
とても美味しく感じた。たまの黒ビールは豊な感じ。
4日(火)OFFOFFシアターにてカリフォルニアバカンスの
「パジャマと毒薬」パジャマ篇(ご招待)、かなり面白い。
3日(月曜日)
☆Pata Negra Roble 2004 Spain
2006年6月ヴェリタスにて12本9800円で購入
中華風のサラダ、白身魚のポアレとともに
ちょっとデザインの凝ったワイン、スペインのを飲んでみる。メインが魚というのもあって。そしたらこれがしっかり物の味わい。きちんと樽の香りが効いているけれどもきつくはなくて、葡萄の味わいと調和しているんですよ。このクラスとすると上出来過ぎる内容。飲んでいるうちにどんどん良くなっていくしね。ただ、お魚の味付けに酸を多くしてしまったので、飲み切れなかったのですが。(これから2日間置くので、どうなりますか)
健康保険、年金の手続きのあと巴蜀(はしょく)でビールをグググ。
2日(日曜日)
☆Cote Roannaise 2004 Thierry Bonneton Loire
2006年6月ヴェリタスにて12本9800円で購入
ムール貝のカレー風味、シイラのカルパッチョ、根菜のソテーとともに
ヴェリタスのセットを買うとロワールのワインが入っていることがあって、見た目の色もかなり薄い。けれどもロワールのワインは、タンニンが穏やかで魚の料理に合わせやすい事が多いので、開けてみたら、思っていたような味。風味も爽やかで酸がとてもきれい。口当たりもとても良くて。ただ、なんでもないとどうもロワールワインは買わないんですよね、やっぱちょっと印象的に弱さがあるので。
1日(土曜日)
☆Ch.de Nages 2003 Costieres de Nimes Rhone
2006年6月ヴェリタスにて12本9800円で購入
ポテトサラダ、夏野菜のサラダ、ヒレかつ、フロマージュとともに
一口飲んで、しっかりとした味。樽は使っていないみたいなので、果実を凝縮したような感じが迫ってきます。そんなに迫らないでもと思うくらい。グルナッシュが70%シラーが30%だそうです、有機で作っているみたい。誠実な感じのワイン、誠実に迫ります。実は最初、これは味も濃いし全部飲めないかなと思っていたら、何故かさほどでもなく迫られつつ飲んでしまいました。迫るワインか。