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2005年8月

31日(水曜日)
☆☆Macon-Villages 2003 Verget Bourgogne
2005年3月松坂屋にて1715円で購入
秋刀魚のサラダ、鮪のアゴのソテー
今年わが家は、夏に恒例手巻き寿司というのをほとんどやっていないため、そのため用に買っておいた白ワインがほとんどはけていなくて、たまたま魚ばかりだったので、お上手白ワイン作成者のヴェルジェさんのを飲む。やっぱり、美味しいんですよね。このメーカの造る中でも一番安い部類に入るワインだと思うのですが、これが外れない。03年も極めて印象がいい。多少の甘さがあるのはこの年ならではという感じ。これが割とこってりとした料理に良くあって、進みすぎてこの下も開けてしまう。
☆☆Tokay Pinot Gris Homage A Jean Hugel 1997 Hugel Alsace
2004年9月Hugel本社販売所にて14.38ユーロで購入(ハーフ)
フロマージュとともに
これがまたバカウマなんですね。これはランクからいくと上から3番目下からも3番目のクラスのワイン。通常のワインでいいますと一番上のクラスです、すべて自社の畑のものというワイン。これが甘味が残っていて、まるでデザートワイン。チーズにピタリ、あとを引く美味しさ。甘さも上品、ただ、この上のクラスのような貴腐のワインではないので、強すぎるとか、蜂蜜のようなというのではないですが、とても上品な美味しさ。しあわせ。
28日(日曜日)
☆☆Ch.Sociando-Mallet 1986 Haut-Medoc Bordeaux
1990年6月大丸にて2950円で購入
南蛮漬け、パスタ、オムレツとともに
買った時にのみ頃が2005年から2040年といわれていて、まだその頃は、このワインが美味しいものだかどうかもわからなくて、1本だけ買ったので、せめて若飲みしようとずっと置いておいたもの。このワインの名前は知っていたけれども、まだ売って無かったですね。
開けたら、コルクはきれいに赤い色に染まってます、上の方が少しぼろぼろ。色は、20年たっているとは思えないほどの濃さ。香は、花のようなやさしい香。味は、濃いワインにいきなりポルトをいれたような、でもかなり複雑さが出ている。もちろんきれいに熟成した美味しさなんだけれども、もっとすごいのかと思ってました。それは期待し過ぎですね。とても良いワインです。
お昼は光林にて☆刈穂六舟(秋田)吟醸700円。
27日(土曜日)
☆Ch.Saint Auriol 2001 Corbieres Languedoc Roussion
ル・ロアズィールにて3675円
3000円から4000円くらいまでのワインがほとんど、その中で、これかなぁと思って選んだワイン。飲んでみると思った以上に美味しかった。コルビエールのワインはもっと焼けたような感じだったようなきがしたけれども、これはしっとりとして、太陽の恵みを上手に受けて育った感じ。香はさほど強くはないけれども、味などといいバランスがとれていると思う。
山種美術館「百花繚乱−咲き競う花々−」展(ご招待)のあとに上のお店。
☆薩摩藩(鹿児島)芋焼酎
2004年5月福岡神屋にて1260円で購入
南蛮漬け、ゴーヤヤキソバとともに
実は先週の土曜日に開けて撮るのを忘れてました。1年前の福岡への出張の時に買ってきていたもの。鹿児島で買ってきたものが全部なくなってのみつくしたので、これを開ける。あまり強く芋の香はしなくて飲みやすく造られている。僕は何も割らないで、冷やしたものをそのまま飲むので、この位のが丁度良い感じ。
26日(金曜日)
Franzia N.V. California
頂きもの
鯵の骨揚げ、南蛮漬け、野菜のマリネ、ドライカレーなどとともに
誕生日が終わったら急にこんなんにというわけでもないのですが、こういうのに。頂きものとはいっても、飲み放題のところで頂いてきたので(それって)、何ともで、別にもらわなくてもとは思いますが。
飲み口はすっきり、すかっと爽やかな感じにつくってあります。当然多少冷やして飲んで軽快で気持ちのいい作り方。みんなでわいわいと飲むには良いワインだと思います。その中で、グラスに鼻突っ込んで、このセパージュは、、なんて考えるのも無駄のようなワイン。
24日(水曜日)
☆☆Ch.Haut-Brion 1997 Pessac-Leognan Bordeaux
2000年4月大丸にて15000円で購入
タコのサラダ、小羊とゴーヤの炒め物、フロマージュとともに
一応お誕生日なんで、岡山あたりからの期待を受けとめながらこれを開ける。まあ、あまり意外性のあるワインではなくてスンマセン。最初開けた時は、アレレれ、これは失敗、早く開けすぎたかなと思いましたが、二杯目くらいからはどんどん開いてきて、十分に美味しいワインに。先日飲んだムートンよりもエレガントな印象、色は既に薄くなり初めのような感じになっている、これピークを過ぎるのが割と早目かもしれません。
23日(火曜日)
☆☆Gevrey-Chambertin 1er cru Champeaux 1996 D,Maume Bourgogne
2001年1月やまやにて4784円で購入
ポーチドエッグ、トマトのファルシー、フロマージュとともに
モームのワインは色がとても薄くて、昔のブルゴーニュっぽさをすごく残している。香もとてもすごい、でも味わいは割と現代風な感じ、この造り手、僕は割と好きなのですがあまり売ってないですね。
この96年はその中では割と色の濃いほう、とはいっても他の方から比べればものすごく薄いのですが。96年も十分熟成してきて美味しくなっている。このモームさんのは多少熟成させないと、酸がきつすぎて飲みにくい。これはその酸のきつさも美味さの1つと渾然としていて良かったのですよ。
21日(日曜日)
☆☆Ch.Mouton Rothschild 1997 Pauillac Bordeaux
2000年3月松坂屋にて20000円で購入
タコのカルパッチョ。アボガドデップ、牛肉のゴーヤ炒め、フロマージュとともに
誕生日週間なので、まず。今までになく柔らかな感じのワイン。きめが細かく、それなりの濃さもあるけれども、印象は軽い。もう十分過ぎるくらい美味しくなっているんですね。97年のほかのボルドーに比べるとずっとこちらの方が選り分けて造られている感じがします。でも高かったんだ、良く買ったなぁと今だったら思う。それまでの2年間が高すぎて買えなかった反動かも。
20日(土曜日)
☆Cotes-du-Rhone Villages 2001 Tardieu Laurent
ア・テ・スエにて4500円
割とお手軽な価格のワインが多くて、その中でも特に安めのワインを。何でも良いと言いつつ、やはりローヌから南の方のワインを飲んでしまう、お昼だし。なんとなくなんですが、ボルドーとかって夜に飲む感じが強くて。このワインはまだ果実の味がしっかりとしていて、微かにだけれども、炭酸のプチプチする感じもあって、暑い日にはややつめためでとても口当たり良く楽しめた。
渋谷松涛美術館で「和田義彦展」(ご招待)。上の前にビール小瓶(650円)グラスのシャンパン(ローラン・ペリエ)1050円。
19日(金曜日)
☆Vecchio Vigne Casal di Serra 2001 Umani Ronghi Italy
2005年3月松坂屋にて2285円で購入
おかず色々レタス巻き、鮭フライとともに
買った時には、赤ワインだと思っていたくらい、ボトルの色が黒い。開けてみたら、黄金糖のような色のワイン、香は素晴らしく良い、甘いのかなと思って飲んだら、多少甘さはあるけれども、しっかりとしたこくのある味わい。鰹の角煮などにも良く合う。こういうワインは、どちらかというとあまり売ってないタイプ。でも割かしお好きなタイプ。
☆☆Beeren Auslese 1997 Kaisergarten Austria
1998年11月大丸にて1650円で購入(ハーフ)
上のを飲んで多少のみ足りなかったので、オーストリアの甘口ワインを開けたが、これが素敵に熟成していて美味しい。口の中でとろけるような感じの後にかわいい香がすっと立ち昇る。フルーティというのでもなく、蜂蜜を溶かしてお菓子にしたような感じ。これ、酔った勢いで買ったワインなんですが、とてもよいワインになっておりました。甘口を自宅で熟成というのは割と面白いし、あまり失敗がないですね。
17日(水曜日)
☆☆Gevrey-Chambertin Clos de Meixvelles 1999 P.Gelin Bourgogne
2003年3月松坂屋にて3380円で購入
鶏燻製のサラダとゆで卵の味噌漬け、魚のフライ、フロマージュとともに
モノポールとラベルに表示がありました、小さな畑ならそれも可能ですね、今後増えるのかなぁ。この造り手の方も今まで飲んだという覚えがなくて、でも飲んでたりして。ここのところ多いですね、こういう新しい方。この方の造りがオーソドックスなんです、やや色が薄くて、香が高い。味は濃くなくて、いかにもブルゴーニュ。クラシックな感じの造りです。丁度良いビンテージのせいかとてもおいしい時期なのか、とても良かった。
15日(月曜日)
☆☆Ch.Leoville Poyferre 1995 St-Julien Bordeaux
1999年3月松坂屋にて6000円で購入
根菜のサラダ、ゴーヤのパスタ、ソーセージとともに
前回も美味しかったこのワイン、どうせなら美味しいうちにと。今回も多少でてきた熟成した香、味が心地よい。口当たりの滑らかさもさすがというレベル。でも、めったに買わないんですよね。別に嫌いなわけでもないのに、その辺って不思議な感覚なんだけれど。
色も透明感があってまだルビーがとても入った感じで10年経っている事を感じさせない。これからかなり持ちそうなワイン。
14日(日曜日)
☆☆Chateauneuf-du-Pape 1999 D.font de Michelle Rhone
2002年3月松坂屋にて3000円で購入
居酒屋風色々メニュー。(枝豆、鰹角煮、鰹ピリカラサラダ、茄子揚げ煮、かぼちゃソテー、鶏のサラダ、ゴーヤの焼きうどん)
ごちゃごちゃのメニューには味の強いワインが良かろうと。そうしたらこのワインが美味しい。やや時間もたっているんですが、とても木目細やかな感じで、口当たりがやさしい。そんなに高いワインだったかと思うと、全くそうでもない(でも高いか)98年から2000年までのローヌは大当たりの年だったんだなぁと。まだ6年ですが、かなり熟成も進んでいて、とてもパフォーマンスの良いワインになっております。
世田谷美術館に「ゲント美術館名品展」(ご招待)を観にいったらマグリットがあってニコニコ。帰りに仙味洞に。
13日(土曜日)
Henriot N.V. Champagne
Ohara's Restaurantにて1260円(グラス)
泡がほとんどなかった、寂しい。ただ消えてしまった泡がなくても酒としておいしいかといわれると、これは美味い部類だと思う。でもね、やっぱ、シャワーとなっているのをグビって。そりゃビールだろうって。夏はそういう飲み方が楽しいんですよ、喉的に。
☆Volnay 2001 N.Potel Bourgogne
同じところで7875円。
このレストラン、ワインはすごい量を揃えているんですが、高いのばっか。ボルドーなんぞ、60年代からあるんだけれども、ねぇ、数万円を昼から飲むというのは意識的にも違うんです、ちなみにこれは2番目に安いの。でもなかなかのワインでした。しっかりした味わいで料理にもピタリと決まって。このクラスとしてはそう高い値付けではないんですね、高いのしか置いてないんだわ。
オルゴール宝石箱のシンフォニー展(ご招待)の後、上で食事、その後大丸の古代エジプト展(ご招待)こちらは混んでました。
12日(金曜日)
☆☆Savigny-les-Beaune 1er Cru Aux Vergelesses 1999 S.Bize Bourgogne
2002年5月大丸にて3700円で購入
サラダ、イカのクスクス詰、フロマージュとともに
シモン・ビーズのサビニー・レ・ボーヌ、割と評判が高いのですが、今まで飲んでなかったような。普通のブルゴーニュは飲んだ事があると思うのですが。
なかなか評判にたがわぬ特徴のあるしっかりしたワイン。香はむんむんムレムレというやや下品に近い魅惑的な感じ。味は旨みがあるけれども酸もきちんとあって、しっかりとしたバランスの上でまとまった感じ。印象は美味いですね。エカールも良いけれど、エカールほど濃くない感じです。
10日(水曜日)
秀鳳(山形)
たぬきやにて飲み放題のなかに
写真なし
もちろんさほど期待もしないで飲んだのですが、割と飲みやすい酒でした。ただ、こういうのってあまり飲むと翌日廃人20面相になってしまうので。控えめに。一応記録という事で。
前日9日のお昼は柿ノ木ということろ。
8日(月曜日)
☆一刀両断(徳島)大吟醸
和亨にて価格不明
お酒のリストを見たところ、お店のおすすめということなので、こちらを最初に。吟醸ということだったけれどもそう香は強くなくて、飲みやすい感じ。超辛口と書いてありますが、そういう感じではなくて、すっきりとした飲み口に造ってある感じ。こういうのが辛口といわれると、ちょっと違うような気がします。
☆秋鹿(大阪)純米吟醸
同じお店で価格不明
これも超辛口と書いてあるのですが、この頃の流行りなのですかね。大体純米吟醸と辛口というのは相反する世界だと思うんだけど。数字的には辛口に出来るでしょうが、元からある美味さなどは取り去ったら意味のないものに、結果として辛口という酒ではないと思うのですが。
という事で、これも旨みのあるタイプで、辛口とは世界が違う美味い酒でした。
☆超辛口春鹿(奈良)純米
同じお店で価格不明
たまたま超辛口三連発だったんですね、おまけに最後のはこんなに大きく書かれていたんですね、全く意識しないで飲んでいます。これも美味しいお酒で、辛口だったという意識がなくて。たまたま最後に何を飲もうかなと思って、どうせなら、大阪の近くの酒が良いかなと思ってこれを取っただけです。
昼は船場カレーアネックスで食事
7日(日曜日)
Touraine Sauvignon Blanc 2003 Loire
タイスにておまけ(グルナビの券で無料)
なんてね、たまたま持っていって聞いたらどうぞと言われて、これをお願いする。すっきりしていて、夏に似合うワイン。あまりくせもなくて、飲みやすいワイン。色は透明感が強い、薄い色。
あまりロワールのワインが置いていないけれども、こういう形のグラスであれば良いワインが多いと思うんですけれども。
実はこれはメインのワインではなくて☆Les Orme de Pez 2001 St-Estephe( half)3800円を飲んだのですが、写真を撮るのをすっかり。既においしい感じ。十分楽しめる。夜は奴寿司松の翠(純米)600円を。その後はがくれラグザ店
6日(土曜日)
☆古都(京都)吟醸生
花吉兆にて1200円くらい(300ml)
このお店、冷たいお酒は2種類あるのですが、こちらの方が僕の好み。割と芳醇なタイプで、店で聞くとこっちの方がすっきりしてますと言いますが、料理には合うような気がする。この日もこれを頂いて、割と満足。確かにすっきりとは造ってあるんですが、基本的なところに味が合って、美味しく出来ていると思う。
☆悟の越州(新潟)純米吟醸
花霞にて1合(価格不明)
最初に出していただいたのがこのお酒。まずはお店のお薦めで、これへの反応によって次のお酒を考えているみたい。確かにはじめてのお客だとそうですよね、またこれが分りやすいお酒だし。
きれいに造ってある、香がやや華やかで、味的にも軽く、お酒の入り口としては最初にと言うことだそうです。
☆☆白露垂珠(山形)純米大吟醸
同じところで1合
ハクロスイジュと読むそうです。これと、下のお酒は飲んだ事がなかった(と思う)ので、飲むことに。どちらが先がいいのですかと聞いたら、こちらと言うよりも下のほうを後にされたほうがと言うので。これも旨みがある芳醇な酒なのですが、飲み口はすっきりとしている。喉の奥にさらりと流れ込んでいく感じ。造る皆さんが理想の酒をどうイメージしているかによって造りは変わるんでしょうが、これはとてもいい感じ。
☆☆杣の天狗(滋賀)純米吟醸
同じところで2合
こちらは、そまのてんぐというそうです。滋賀県の上原酒造のお酒。上のお酒に比べるとこくがあって、豊な味わい。人によってはエキス分がありすぎて甘くてと言う方もあるかも。個人的には好きなタイプ。甘さが前面に出るのではなくて、美味しい部分が甘く感じると言うタイプ。これは2合頂いた。
5日(金曜日)
☆☆Cote Rotie 1998 B.Burgaud Rhone
2001年3月松坂屋にて3690円で購入
サラダ、冷たいとうもろこしのスープ、ゴーヤチャンプルカレー風味とともに
このワイン急激に熟成が進んでいる感じがした。以前飲んだのは買ったばかりの時4年くらい前。かなり強い甘さを感じたけれども今回はかなり強い酸が前面に出ている感じ。4年の間に甘さが印象としては消えてしまった。でも造ってから7年と言う事を考えると、これからと言う感じ、今一番閉じている時に飲んでしまったのかしら。閉じていてももちろん美味しいのですが、前回とこんなに印象が違ったのも珍しくって。
4日(木曜日)
☆上喜元(山形)純米
七草にて1合700円を2合
写真なし
4種類の日本酒が置いてあり、自分の好みでこれを。ちょっと口当たりにフルーティなところがあり、気持ち軽めに造られているような感じのするお酒。純米の重さをあまり感じないです。
最初は料理に合わせにくいかなともったけれども、そんな事もなくスルスルと飲み食べる。最後まで飽きることもなく、同じもので通した。純米と言うとどっしりしたと言う印象のものが多かったけれども、こういう新しいタイプのものが増えている。
「劇」小劇場で秘密兵器の「LUCKY!!」(ご招待)を見る、面白い。
3日(水曜日)
☆☆Gevrey-Chambertin Clos Tamisot 1999 D.P.Damoy Bourgogne
2001年10月大丸にて4800円で購入
ポテトサラダ、パスタ、いなだのフライとともに
美味さの壷にピッシッとはまってしまった。香がなんだとか言っても何をかいても、自分の美味しいと思うポイントって書きにくいんですよね。このワイン、ダモイさんが作るのは僕のブルゴーニュの美味しさの基準みたいなのにピタリ。美味さと酸のバランスが抜群なのと、その美味しさというのがとにかく良いんです。もしかして初めて飲んだのかな、名前は前から知っていましたが。こういう美味しさが自分に合っている造り手のは、ビンテージは関係ないですね。