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2002年1月

1月です。
本年もあい変わりませずご贔屓をたまわりますようお願い申し上げます。

31日(木曜日)☆Castello di Meleto 1997 Chianti Classico reserva
2001年11月イタリア商事にて1700円で購入
かきフライ中心の前菜、グラタンとともに
うー、大好きなグラタン、やっぱイタリア物かなぁと。
でも、これ、ここのところ外してばっかりのメーカー
買うときに、これはうまいよと店員さんが
言っていたので、ちょっと残してあった物。
一口、あれ、美味しい、今までのと全く違う。
今までのより守備範囲というか、
かなり大雑把な美味しさの範囲を持っている感じ。(ほめてる)
えーっと、わかりにくいですよね、以前飲んだものは、
実を言うとはまれば美味しいと言うなんか生真面目さがあったんですが、
僕にははまらなかったの。
これって、そう言うのとは全く違った感じ、ほめてないような流れだな。
良かったのですよ、ちょっと口の中で残った炭酸がプツプツする感じもあるし。
キアンティらしい雰囲気で。

30日(水曜日)☆Ch.d'Hugues Cuvee Sylviane 2000 Cote-du-Rhone
2001年12月八重洲ハセガワにて2880円で購入
前菜いろいろ、ポトフ、フロマージュとともに
手書き風ラベル。今回は絵が書いてあります。
まあ、読みにくい。
一口飲んで、すごい果実味。甘さもやや多い。
うーん、ここまで強烈だとポートを飲んでいるみたい。
と思って最後にちょっとポートを飲んだらたいして変わらなかった。
と言うわけで、食事には合わせにくい。
うーん、今飲むべきではなくて、少なくても2,3年置いておくんだろうな、こういうのは。
でも美味しい事は美味しいんですが。

27日(日曜日)☆Clos Vougeot 'Musigny' Domaine Gros 1996 Bourgogne 
2000年3月松坂屋にて7500円で購入
生ハム、鴨のロースト、フロマージュとともに
前日寒くて、鴨鍋にしようと買ってきたカモロース。
雨は降ったけど温かくなったので、急遽変更。
洋風料理へ。それで、ワインもそれらしい物に。
カモはすごく美味しかった、高いと美味いのねと変なところで感心。
ワインは、やや空振り。香りはもう本格ブルゴーニュギンギンなんですが、
味がね。中途半端で開けちゃったみたい。
柔らかさが出ているのにもかかわらずややタンニンが多いという一番不味いパターン。
あと2年だったかな、こういうのを開けるときは注意がとても必要です。

少し残ったのを30日に飲むと、これがとても美味しい、うーん、3年早かった?。

26日(土曜日)Peterson Zinfandel 1995 Sonoma California
2001年12月やまやにて3本5000円で購入
元の価格2480円なり。
鍋とともに。
お昼にロバートキャパ展、新世界菜館で食事、キルト展をみてと、
翌日は雨(雪?)になるというので溜まったご招待に大忙し。
無性に寒かったので夜は鍋。
何にしようかなと思ってたら、ジンファンデルがあったので、
これかな、と思って。
開けたとたん、イチゴジャムのような、ワインゼリーのような
甘い香りがしてうーん、こりゃ失敗かいな、、、
うーん、あまり合いませんでした。
でも、味は甘いという感じではないし、
それなりの味に変わっていって。
まあまあになりました。
じゃあ、何に合うかって、うーん、難しいワインです。

今週も変則。休肝日が水曜、金曜。ということで、
24日(木曜日)L'Estagnol 1999 Minervois
2001年12月やまやにて980円で購入
中華点心みたいのいろいろ。
基本的に中華風なので、味的にもそこそこインパクトのあるものということで、
とっても南のワインを。
前に飲んだコルビエールと同じメーカ、やまやこれしかなくてやや不満。
前はモットいろいろ置いてあったんですがね。
人気無いのかなぁ。
ワインとしてはまあ普通に楽しめるレベル。
素晴らしい香りがあるとか、余韻を楽しむのではなくて、口の中をすっきりさせる
食べ物が美味しく感じる、そう言うワイン。期待をするワインではありませんので。

20日から22日の詳しい内容は追ってアップします。
22日(火曜日)お仕事終了。明治軒で洋食、そのあと純陀で一口餃子を
食べて新幹線で帰京。

21日(月曜日)大阪でお仕事、終了後ちょっとお食事でもと美々卯へ。
そこで
小鼓
これ(300ml)で1200円だったようナ。
間違っているかもしれない。
一応、兵庫のお酒だし、昔から綺麗な造りをしていた印象があったので。
飲んでみると鍋に丁度合うのみ飽きしない味。
こういうのみ会の時のお酒って飲み飽きないのが一番大事だったり。

20日(日曜日)出張なんだけど、ちょっと前日より京都に。
お昼は伏見、魚三楼という料亭。そこで飲んだのは
夢水(月桂冠のお酒ですね)
価格は割と高かったような。
1500円くらいかも。(300ml)かなり一流の料亭なので。
味的には、前は月桂冠なんか飲むとペッ!って言う印象しかないのですが、
なかなかすっきりと飲みやすい造り。
意外に良いですね。
伏見にはこの月桂冠と黄桜が工場を公開してます。
月桂冠はかなりすごい規模。
観光客の長い列です。
なんか地元で飲むと少し気持ち的にも違って。

そのお店の前に和菓子屋さん総本家駿河屋があり、
そこで夜のためにお菓子を購入。
夜はかじというカウンター割烹。ここも良い。
ここでは
☆東北泉というお酒。
映像なしです。一合650円だったような。
このお酒も料理によく合う良いお酒でした。
この頃の料理屋さんはお酒がわかる方が増えたのか、
食べるときに良い感じのお酒を置くところが増えている気がします。
とはいえ、あまり和食系には行かないのですが。
一時は良いお酒というと吟醸とかの香が強い物しかないところもありましたが、
この頃は料理に合わせた自分のところのお酒というのかな、そういう感じ。
やっと日本酒が和食やさんに浸透してきた、変な現象だけど。

19日(土曜日)☆☆Ch.Gloria 1990 St-Julien 
1994年8月やまやにて価格不明で購入。多分1990円くらいだと思う。
牡蠣のオイル漬け、椎茸のソテー、鶏のロティ、フロマージュとともに
珍しくというか、価格の記録がなくて、でも2000円以下だったようナ。
これが美味しい、腐っても90年なのかな。
某有名評論家の飲み頃では99年までとなってましたが
その頃に飲んで十分大丈夫と思って、今回飲んでまだまだ十分。
あと数年、もしくは10年は大丈夫。
基本的に某評論家の飲み頃について言えば、いい年は10年以上サバ読んでる感じ。
まあ、いろいろあるんでしょうが。
そう言う意味で素人は良いよね、という事で、とっても美味しく頂きました。
典型的なサンジュリアンだと僕は思っています。
香も味も。ステキ。

18日(金曜日)築地で飲み会。名月というところ。
そこで、オーストラリア産の清酒があったので飲んだらこれがそこそこ美味い。
銘柄失念。(メモも取らなければ翌日には忘れるのは当然ですが)
もちろん映像なし。
香、飲み口ともさっぱりと作ってあり、ややワインに近い感じ。
日本酒っぽいねっとりとした感じではなく、名前もなんかさわやかな感じでした。
でも、忘れた。

16日(水曜日)今週は休肝日が変則。火曜、木曜。
金曜日飲み会のため、本日は月曜の残りとビール、足りない分は
食後酒
といいながら新しい食後酒を開ける。
Ruby Port N/V Taylor's
2001年9月目白田中屋にて1580円で購入
これがそんなに美味しくないんですよね。
なんかドライな感じ。ポートにドライさなんか求めてないっちゅ-の。
さらりとした感じ。そう言うのが飲みたきゃ、グラッパの安いのでも飲むんだっちゅーの。
(ややひつこい)
まあ、開けて一杯しか飲んでませんが、ちょっと趣が違って、
こういうケースの場合のみ切るまで期間がかかる。

実は、12月にも一つ新たに開けていたのを忘れてました。
Mirabel N/V G.E.Masenez 
2001年9月目白田中屋にて2580円で購入
これは好みの味。
というか食後酒は、やや甘めのアルコールが高いタイプ(40度位)と
ドライでアルコール高めか、甘めでアルコールが低いタイプ(20度位)
の3種類を時と場合に応じて飲んでいるんですね。
それ以外の物はあまり買わない。
これは甘め、アルコール高いタイプの中で割と好きな感じ。
これくらい蒸留しているともとの風味がなくなるような柔な
工場生産みたいな酒はあまり飲まなくてググッテ迫る風味が大好き。  

14日(月曜日)ちょっと近くのホームセンターへ
意外に歩いたことのない道に出てびっくり、
家の周りはほぼどこも歩いたと思っていましたけれども。
お昼はどっかん寿司という所に。
ここが意外に美味い。
Ch.Roquefort St.Martin 1998 Corbieres
2001年12月八重洲ハセガワにて3380円で購入
前菜いろいろ、クスクス、フロマージュとともに
14.5%という師範だったらそれだけで舞い上がっちゃうようなアルコール度の高さ。
パリで金メダル。その上瓶も重い。
確かに、見た目の条件はそろっていて、僕もかなり期待して飲む。
口当たりもなかなか柔らか。かなり良いんだけど、ややナンだろう物足りない。
前日のワインよりもかなり良いのですが、☆までではない、価格にもよる。

13日(日曜日)カレーうどんを食べようと、巣鴨古奈屋
うーん、美味しいんですがね。
Ch.de Caix 1996 Cahors
2001年12月八重洲ハセガワにて2180円で購入
たこ焼き、ヤキソバとともに
このワイン、どうも好みではない。
カオールのワインは難しいですね。
色などはとても濃いのですが、香に緻密さがないことと、
ワインの旨みがあまり感じられない、ドライなんですね。
からっとしているというのか、味に深みがないというのか。
まあ、あんまり好きでないの。

12日(土曜日)3連休初日。昼は山種美術館に行って九段一茶庵へ。
その後、大丸の盆栽展という渋さ。でもこの盆栽展が良かったの。
盆栽いいなぁ。手間かかりそうですが。
☆☆Ch.d'Hugues Grande Reserve 1998 Cotes-du-Rhone
2001年12月八重洲ハセガワにて2480円で購入
豚キムチ鍋とともに
ごらんの通り手書き風ラベル、きたない字で読めない。
書いたおっさんは、かなりアルコール漬けになっていると判断。
それならば美味いだろうと思ったらこれがめちゃウマ。
もう、一口飲んでまいったというくらいに美味しい。
実はこれの一クラス上のも買ったんですが、期待高まるです。  

11日(金曜日)☆Errazuriz syrah reserva 1997 Chili
2001年12月八重洲ハセガワにて2780円で購入
前菜各種、餃子、揚げだし豆腐とともに
なんとなくお分りかと思いますが、僕はグラタンと餃子が大好き。
どっちかがあるとにこにこしてます。
夜何が良いのといわれるとそのどっちかしか言わないので、
誰かさんは困ってますが。
この日は餃子、いつもよりやや野菜を減らしたと言ってました。
まあ、それはどうでも良くて。
餃子ですからやはりシラー、あんまり理由はなしでと言うか、
ここのところ毎日のようにそういうワインですけどね。
久しぶりにチリワイン。色が1997年なのにむちゃくちゃ濃い。
熟成なんてどこ吹く風。新しいのんいっちょういっときました、と言う感じ。
香も味も色そのまんま。まあ、濃いワインで、料理もそこそこ濃いですし。
少し、カベルネが入っているそうですが、どこにっていう感じ。  

10日(木曜日)☆Elixir 1999 Vin de Pay D'oc
2001年12月八重洲ハセガワにて3190円で購入
前菜盛り合わせ、タラモサラダ、グアッシュとともに
ペイ・ドックで3000円を越すってすごいですね。
って、自分で買ってすごい感想ですが。
美味いですね、ラングドックの良いやつみたいな味、香。
多分その辺のなんでしょうが、うーんどういう出どこのものか全く不明。
でも、ラベルもかっこいいし、なんとなく買ってしまって、
これ書くので値段を見て再度びっくり。
(もちろん買うときは見てはいるんですが、割とドドドド!!って買うので)
これ悪くはないけど、ね、ちょっと。高いです。

9日(水曜日)☆Clos de l'Hermitage 1998 Cote-du-Rhone
2001年12月八重洲ハセガワにて3980円で購入
とりのテリーヌ、グラタン(アリャ、師範とおんなじだ)とともに
このワイン、ジャン・アレジさんがオーナーだそうです。
アレジさんてアビニョン出身らしくてその近くにぶどう園を買ったらしいです。
このワイン、普通っぽい味ですが、なかなかきれいに作ってあって、飲むほどに美味い。
飲み飽きしない味ですね。
押し出しが強くない、熟成させるとかなり面白いかも。
この頃グラタンには、こういうやや強いめ系を僕は合わせてます。
前は一応なんていいながらイタリアワインだったのですが、まあ近いしね。
この頃ローヌばっかりですな、ローヌばっかり買って来たせいもあるんですが。
これは値段が高すぎ。価格とは、はっきり言って見合いません。
だから☆一つ減。

6日(日曜日)☆Les Colonnades Domaine Viret 1999 Cote-du-Rhone Villages
2001年12月八重洲ハセガワにて2980円で購入
とりのテリーヌ、パスタ、ステーキ、フロマージュとともに
お昼に豊玉にある明月庵田中屋でそばを食べて
これが割と腹持ちが良くって。かつ美味しくて。
夜はローヌを。
ものすごく濃い色。1999年もローヌは出来が良いのかも。
かつ口当たりが良く、美味しいと言う印象が直接口にぶつかってくる。
大変、個性的なワインではあるけども、ローヌと言う地域の分りやすさを持っている。
これとても楽しくって、すいすいと飲んじゃいました。  

5日(土曜日)☆Ch.D'Estoublon 1999 Les Baux de Provence
2001年12月八重洲ハセガワにて2480円で購入
パエリャとともに
お昼はショナル・バングラと言うところでインド料理
プロバンスとはいってもほとんどローヌに近い地域のワイン。
アルルとアビニョンの中間くらいにあるみたい。
ワインは酸が目立つ。目立つんだけど、
それよりもずっと多い甘さがあるため飲んですっきりした印象を受ける。
南のワインって不思議なのが多いな。
あまりのみ飽きないタイプ。
これも凄く濃いワインだと思ったけども、翌日の方が数段濃かった。

3日(木曜日)☆☆Romanee St-Vivant J.J.Confuron 1994 Bourgogne
1997年10月やまやにて12800円で購入
とりのテリーヌ、ステーキ、フロマージュとともに
あの頃は、うーん、お金があったわけでもないのに
こんなどっかから落ちて怪我するようなワインを買ってしまっていたのね。
それもさほど良くない年を。
でもそうでないと買えないワインかもしれないし。
飲もうと思い探したけどどこにあるか分らなくて、捜索すること10分、やっと見っけ。
で、飲みました。
美味いじゃないの。コンフロンとしては色が薄いけど、それで普通のブルゴーニュ。
香も普通のコンフロンよりもずっとブルゴーニュらしくて。樽の香も強くないし凄く飲みやすい。
ワイン自体もかなり飲みごろの雰囲気になっていて、飲んでみたいな感じでするすると入る。
年の初めかなり良い感じでスタート。
でも価格からしたら当たり前過ぎますね。

2日(水曜日)☆Beaumont des Crayer N.V. Champagne 
2001年7月大丸より1980円にて購入
キムチ鍋とともに
年末にキムチを大分仕込んで丁度美味しくなってきた
というので急遽鍋に。
そのため、ワインも急遽ブルゴーニュ良い所予定がシャンパーニュ普通所に。
連日飲むと差が分りすぎるほど分る。
並べて飲まないのは武士の情けというか、栓が出来なくて良かったね。
悪いけど、全く違うんだけどちゃんとシャンパンなんですよね。
それなりに美味い。悪くないのよ、頑張っているのとやや不憫になる。
1ケース買ったのの最後、これはちゃんとしておりました。
でも、同じケースで瓶による差がこんなにあるというのは一つの驚き。
同じのがケースで出たらどうするか、、、、買っちゃうなやはり。
そのレベルのシャンパンです。  

1日(火曜日)☆☆☆Krug 1989 Champagne 
1998年12月やまやにて12800円で購入。
サモサ、パスタ、鶏のローストとともに。
やや暗い映像で始まりました2002年しょっぱなはこれ。
あれ、3年も置いておいたんですね、丁度飲み頃。
実はこれ半分飲んで明日に回そうと考えていて、
シャンパンの栓をしても止まらない、引っ掛かりが小さいのね。
そこで、いろいろ考えたんですが、名案が浮かばなくて全部飲んじゃった。
というわけでシャンパンディナー。
そうするとこれが何にでも合う。チョコレートでも美味しい。
デザートにもぴったり、コーヒーでも美味い、うーんさすがはクリュッグ。
コーヒーはそうでもないねと妻は言っておりましたが。
その上凄いことは、妻でもぐいぐい飲めちゃう。
するする飲んで、酔ってないのであります。
これこそは脅威。本当の意味での脅威です。
なお、妻は次のも飲んで何ともなかった。うーん。

☆☆Lafite Rothschild 1992 Pauillac Bordeaux 
1995年8月やまやにて4990円で購入
良い時代があったという歴史的なワイン。
円が高く、ボルドーの出来が今一つ、ワインブームなんぞなしという
理想的な頃ですね。このクラスのワインが5000円しない。
一発ハウスワインにでもしたろうかなんて不遜なことを考えてもみた頃。
これも丁度10年、メドック1級さほど良くない年にとっては理想的な年数で
飲んでみたらこれが美味い。
美味い美味い美味い。美味いんだわ〜。余韻は短いけど。
そうなんですね、口当たりは柔らか、樽香はまだ強く、でも印象はソフト。
我が家の料理くらいにぴったり。
コルクがややお酢臭くて不安だったんですが、十分な美味さ。
ステキな2002年が始まりました。
上のを1本なので、これは半分くらい、でもいつもに比べると凄い量、全く何ともなし。

翌日飲んでみるとそうでもないので☆一つ剥奪。
前日はクリュッグにあてられた?。