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2006年5月

31日(水曜日)
☆☆Ch.Camplong 2003 Corbieres
2006年4月大丸にて6本6690円で購入
鯵の南蛮漬け、牛肉のソテーとともに
このワインは掘り出し物。素晴らしいワイン。滑らかな口当たりはかなり上の部類のワインに匹敵するエレガントさ。味わいもしっかりとはしているが、そのしっかりさよりもずっと滑らかなビロードのような口当たりが強く前に出て飲んでいて幸せたっぷりになれる。これが1000円ちょっとというのはものすごいパフォーマンス。飲んでいてかなり興奮しちゃいました、すごいって。僕もこれがコンクールに出てたら、金賞決まりって言ってしまうとおもう。
28日(日曜日)
☆賀茂鶴(広島)純米生 
華屋与兵衛にて740円(300ml)
法事があって、その後の食事で、上の店に。あまり縁のないお店です。でも日曜日だとお昼は満員。そこであった冷酒で、一番まともそうなのを。他は大関とか。飲んでみると、味も至極まっとうな物。やや芳醇な感じで造られており、飲み口も良く、香りも良い。さほど飲んでいないけど割とこのお酒が残ってしまい、夜は軽くということで、前日の残りをグラスで2杯ほど飲んで終了。
29日休肝日 東京麺通団で昼食
27日(土曜日)
☆Ch.Chasse-Spleen 1994 Moulis Bordeaux
1997年10月やまやにて2980円で購入
野菜のソテー、ムサカとともに
在庫整理の一貫で。写真でも分ると思いますがラベルが少し浮いてますが、はがれてきているんではなくて完全にはがれてました、下に落ちてたの。それをテープで止めて、そうでないと何のワインかわからなくなるので。そう古くもないのですが。飲むと熟成がまだ続いている感じ、94年は意外に長持ちの味わいですね。でも市場には既に売り尽くしているでしょうが。まだ思いの外、若々しい感じがします。
26日(金曜日)
Baron de l'Enclos 2004 Vin de Pays des Cotes de Gascogne
デ・ル・デビューにて3045円
お店のハウスワイン、お昼だし半分をカラフで飲んでいたら、あっという間になくなってしまって、残りも飲んでしまった。割とのみ易く、当たりも良いワイン。かるめの味で、その前日に飲んだワインと場所は近いワインですね。この頃は本当にフランス全土からお手頃な物が入っていて、こういうのもお店でこの価格という事は仕切って3桁のワインとすると立派。十分な満足感があります。
三越で「梅原龍三郎」展(ご招待)のあと上に。その後大丸の「マミフラワーデザイン展2006」(会員なので無料)
25日(木曜日)
☆Roches d'Hillac 2004 Buzet
2006年4月大丸にて6本6690円で購入
野菜のソテー、サラダ、カレーとともに
この地域のワインは初めて飲みました。Buzetと言うアペラシオンです。飲み始める前にさすがに地図を出してどの辺かいなと。そうすると、アルマニャックのすぐ北、接してます。カオールの少し西。大きな街はツールーズが近くにありますね。そんなところ。飲むのは意識してだと始めて。これも金賞セットの1本。このワインがなかなか良かったんです。飲み口が滑らかで艶のある味わい。特に半分くらいになってからはものすごい柔からさも出てきて。珍しく金賞ワインで、今まで知らないところので驚きがありました。
茂原の近くの翠州亭(スイスていと読みます)
24日(水曜日)
☆Bourgogne Hautes Cotes de Beaune 2003 J.L.Joillet
2006年4月大丸にて6本11250円のセット
ソーセージのサラダ、鶏のローストとともに
オー・コート・ド・ボーヌのワインは酸が勝っていると言う印象なのですが、2003年は滑らか。印象としては酸も控えめで、全体のバランスが極めて良い。普通の年よりも他の成分が潤沢なんでしょうね、最後の一杯は割と酸が出ましたから、酸がないわけではなくて。なんかこの頃、普通のブルゴーニュを飲んだだけで満足するようになってきて、これって普通のボルドーとはちょっと違うんですよね。良い方の造ったのはやはり素晴らしくて。
21日(日曜日)
☆Ch.Grand Montet 2003 Bordeaux
2006年4月大丸にて6本6690円で購入
野菜のソテー、パスタのサラダ、ソーセージ、フロマージュとともに
金賞受賞ワインセット第2段。このワインは美味しい、口当たりはソフトで香りも良い。2003年だが既に十分飲んで楽しめるワイン。このクラスのワインがこのようなレベルの年のボルドーは上の方はどのくらいの出来になっているか想像を絶するのかも。とにかく、よいバランスで、飲み応えのあるワイン。03年、どのようなものでもお手頃であれば1度試すのも良いかも。
20日(土曜日)
☆菊駒(青森)大吟醸無濾過生 1700円
☆喜久泉(青森)吟醸 700円
未来にていずれも一合
濾過していないとか書いてあるとつい。でもこれはものすごく濃い感じはなく、やはり
さらり。ちょっと物足りない。でもうまさはビシビシと感じられる良い酒。新聞紙に
包んであります。喜久泉は、田酒と同じ酒蔵の元々の銘柄。これが意外にうまい。
きちんとした味があって、豊な味わい。こういうのが好きなのですね。
でも、こうやって飲んでみると青森も酒のレベルが高いなぁ。今やどこに行っても
日本酒の新しい流れを感じます。
お昼は藤棚。珍しく3日前と同じところ。
19日(金曜日)
☆豊盃(秋田)特別純米酒
錦水にて1600円(300ml)
この前に料理の食前酒として、このお店のオリジナルのお酒が供されました。それが、2人分なのでほぼ一合(お酒はじょっぱりの吟醸)。その後これを飲んで、この方が個人的には美味しかった。やや重目の質感。とろりとまでは行かないのですが、芳醇さがあるお酒。ここ以外ではあまり飲まなかったタイプ。(やや田酒に似ている)
昼はしもばしら
18日(木曜日)
高清水(秋田)本生
川むらにて価格不明
十和田この旅館で冷たいお酒は何がと頼んで、出てきたのがこちら。十和田湖は、青森と秋田にまたがっているので、一応地元のお酒。他にはないようですので、これを頂く。何か少しふっくらとした印象でした。全般的に青森のお酒がさらりとした印象だったのに比べると。一種類だけで乱暴な印象ですけれど。
昼は彦庵
17日(水曜日)
☆じょっぱり(青森)吟醸
藤棚にて1300円(300ml)を2本
弘前はこの銘柄を置いているところが多いようです。これは吟醸。料理も美味しくてつい2本。お酒も吟醸と言っても、造りがきれいで、香りが多少透明感があるくらいで、あまり普通のおさけとかわらないものが増えてます。これもそういうお酒。純米でない分すっきりと仕上がっているので、和食には良い。怖いように体に吸い込まれていくんですね。
昼は清寿司
16日(火曜日)
☆寒立馬(青森)純米吟醸 1600円
☆駒泉真心(青森)吟醸白ラベル 1500円を半分
苧麻(からむし)にて
両方とも馬に縁のある銘柄ですね。共に美味しいお酒です。どちらも似ている
のですね。もちろん美味しい良い造りのお酒です。青森のお酒は飲み飽きる
ことがない感じで造られていて、これもそうでした。つい飲みすぎるのが怖い。
飲み口も良いんですよね。料理にもピタリと。
昼はにし富で。夜はこの後凡蔵でビール
15日(月曜日)
☆初駒(青森)純米生貯蔵 300ml
☆田酒(青森)特別純米酒 2合
寿司一にて価格不明
最初初駒を飲む、その後に、地元のが良いなというと、やはりこれ
ですねと言う事で、田酒。初駒の方がさらりとしたタイプ、田酒は
どっしりとした芳醇な感じ。どちらも良いお酒でした。今まで田酒はさほど
と思っていたのですが、久しぶりに飲むと(多分20年ぶりくらい)落着き
のある良いお酒ですね。
なお、旅行中なので、休肝日はお休み。
昼は一休寿司、昼夜とお寿司。
14日(日曜日)
白神山地の湧き水で仕込んだお酒(青森)本醸造
稲垣温泉花月亭にて945円(300ml)
尾崎酒造と言うところで造っているお酒、これもむつほまれと言うお米で造られているそうです。そのためか、じょっぱりと飲んだ感じがとても似ているお酒。さらりとして飲み飽きをしない感じの作りですね。ラベルは夏向き、寒い時期に飲むと、体が冷えちゃうような、そう言う印象の外観です。真面目な造りをしていますね。
お昼は竜飛岬の紫陽花と言うところ。
13日(土曜日)
じょっぱり(青森)生貯蔵
南田温泉アップルランドにて価格不明
弘前のお酒です。本醸造、米はむつほまれというもので仕込んでいるようです。じょっぱりというと分りにくいですが、もっとすごいのを「豪じょっぱり」と言うらしいので、それだと普段使う言葉になります。強情っぱり、ですね。お酒は、さらりとしたきれいなお酒、今回青森のお酒を色々飲みましたが大体そういうタイプが多かったです。
お昼は羽田空港の離宮にて
12日(金曜日)
Ch.La Gravette 2003 Bordeaux
2006年4月大丸にて6本6690円で購入
冷蔵庫整理の日(前菜色々、サラダ、肉の炒め物)
AOCボルドー2003年。このセットフランスの品評会で金賞ばかりというもの。いつもは何とも思ってないのですが、ここのところのボルドーの普通のが多かったので買ってみた。これも飲んでいる時はかなり楽しいワインで、2003年はいい出来だなと思っていたのですが、何故か頭が痛い。身体に不調が出るのは問題があるので、星を取ったのですが、そうでなかったら十分力があったのですよ。
11日(木曜日)
Maharaja インドビール タージ・マハルにて500円
Taj Mahal インドビールと言うのだが、原産国オランダ 同じ
インド料理屋さんで、インドのビールがあったのでそれを。2種類、丁度2本
飲んで量的にもピタリ。最初のは確かにインド産なのですが、後のは原産国
オランダと表示が。でもラベルなんぞ、インドの言葉で書いてある、委託を
受けて作っているのかいな。味は、最初のほうがコクのあるタイプ、後のは
すっきりタイプ。
☆Bourgogne Pinot Noir 2003 Parent
2006年4月大丸にて6本11250円のセット
サラダ、カレーとともに
2003年のブルゴーニュ。大丸でいつも購入するブルゴーニュワインのセット、今回はほとんど2003年。いつものパランも入っていて、まずはこれから。このブルゴーニュもとても色も濃く、味もしっかり、02、03と連続してそのようなタイプ、どちらかと言うと、03年のほうが、より強い感じの味。これ、そこそこ熟成をさせても面白いだろうなと言うワインです。最後ちょっと飽きました。
8日(月曜日)
☆☆Ch.Lafon-Rochet 1997 St-Estephe Bordeaux
2000年5月大丸にて3500円で購入
鱸のポアレのサラダ風、コロッケ、フロマージュとともに
今週は休肝日がすれて、月曜日から飲む。一応、ここまでボルドーを飲んで。このワインも置いておいて大分良くなったタイプ。5年前(01年12月)に買って割とすぐに飲んでいますがそのときは10年が良い所なんて書いてますが、10年くらいが一番美味しいのかも。軽い事は軽いのですが、その軽さの中に雰囲気が出てきていて、かなり楽しめるワインになってました。あまり熟成しても変わらないかなと思いましたが、ボルドーは変わるんですね、良い意味で。
7日(日曜日)
☆☆片野桜(大阪)山廃純米無濾過生原酒 900円
☆利休梅(大阪)特別純米吟醸 850円
☆むくね青天−利休梅(大阪)特別純米 800円
いずれも千真野にて
大阪のお酒3種類。交野市で造られているお酒。いずれも
とても高いレベルのお酒。特に生原酒は溌剌とした香りが
あり、口にもぱちぱちとした当たりで楽しい。他の2種も、
酒のうまさがあって、かつきれいなお酒。
お酒に合わせる料理も美味しく、かなりの満足度。
ただ楽しんでいたので、夜遅くなってしまって。
むくねと言うのはお米の種類だそうです。
OFFOFFシアターで箱庭円舞曲第7楽章「みんな私のこと
が好き」(ご招待)を見た後。
6日(土曜日)
☆☆Ch.Grand-Puy-Lacoste 1994 Pauillac Bordeaux
1997年10月やまやにて3280円で購入
中華(前菜、中華風刺身、茄子の味噌炒め、アマダイの蒸し魚、青菜の炒め、チャーハン)とともに
3日連続ボルドー。前日のが一番よかったです。これはちょっと硬め。もちろん、素晴らしいし、熟成も進み極めて品のいい感じになっているんですが、前日の残りが1杯分あって、それと比べると前日の方がやや上。まあ、好みの問題ですが。継続的に飲んでいるこのワインは、熟成をすると俄然素晴らしさが出るワイン。もう少し置いた方が良かったかも。
5日(金曜日)
☆☆Ch.Pichon-Longueville Baron 1997 Pauillac Bordeaux
2001年3月松坂屋にて6000円で購入
イカのから揚げサラダ、ソーセージとともに
これも探していたワイン、こりゃ判るわけないなと言うくらいの所に入っていた。一口目の印象は軽いなというもの。良い年のこの銘柄のセカンドよりも軽い感じ。ただ、旨みはあって、それと9年経った当たりの柔らかさがあるので、印象としては前日のものと互角か、こちらの方が上。ワインとしてのエレガントさがこれにはあります。もう1本出てきたので、少し期間をあけて飲むつもりですが、美味しさのピークはここ数年だと思う。
4日(木曜日)
☆☆Ch.Cos D'Estournel 1993 St-Estephe Bordeaux
1996年2月やまやにて3890円で購入
イカのサラダ、ピッツァ、鯛ご飯とともに
ウーム、何ともシュールな夕食、前半イタリア風、締めはもろ和風。魚屋に行ったら、いい鯛が安かったので、これだと何にするのが、といって2人同時に鯛めしというのも、何かの縁。メインは鯛めし、他は残り物でという事でこういうのにあわせるのは何も難しくなくて、この前出てきた在庫整理品、やや古め、何度か探したけれども見つからなくて既に飲んでいたんだろうなと思ってたこれ。丁度飲み頃を迎えているのか穏やかで、やさしい味。93年というビンテージのワインはこれが最後なんですが、最初の頃は気難しいものが多くて、丁度良くなってきたかなと言う難しい年でした。
お昼は柳屋天の戸(秋田)本醸造生を
3日(水曜日)
☆Saumur '253' 2002 Manoir de la Tete Rouge Loir
ラ・グーリュにて4305円
別にそういうのに凝っている訳ではないのですが、お店にいって、ワインリストに、無農薬、有機肥料使用(もしくはBIO)なんていうのがマークで示されていると、ついそういうのを頼んじゃう。実はこのワインよりも、南フランスのワインにするかなと思ったのですが、そういうマークが付いているのに気がついてこっちに。ロワールですからやや、やさしい感じの味。少し時間が経つとまろやかな感じに変化。ワインとしては昼に飲むのに良いなぁ(ってあまり飲む人いないって)というもの。
映画「春の雪」を見た後にこちらに。食前酒にシャンパンをグラスで(1050円)