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2005年1月

30日(日曜日)
D.d'Andezon 2002 Cotes-du-Rhone
2004年10月大丸にて1670円で購入
鉄板焼き、お好み焼、ヤキソバとともに
このワイン100%シラーなんですって。それも60年以上の古い木ばかりを使って、フィルターをかけないで。と言う感じが全くしないんですね、これが。さっぱりとした感じのワインなんです。あまり余韻とかが感じられなくて。ごくごくと飲んで飲みこんだ感じがさっぱりという。なんか安っぽい感じがたっぷりとしていて、そういう意味では食べたものに合っていたと言うか。
29日(土曜日)
☆☆Ocio pinot Noir 2002 Cono Sur Chili
2004年10月ハセガワにて4280円で購入
南蛮漬けと牡蠣のオイル漬け、鱸のポアレ、パスタ、フロマージュとともに
重たいビンです、ここまで重いと注ぐのに苦労します。底が信じられなくくらい上がっています。手が入ってしまいそう。こういう気合の入ったビンのワイン。チリのピノ・ノアール。
さてどんな味かいなと思ったらこれが美味しい。素晴らしく均整のとれた味わい。ブルゴーニュの方の感じではないけども、繊細さは持っており、しっかりとはしているけれど、どろりと濃いわけではなくて。色は濃く、でも味はいい感じ。ホウこれいくらだっけと価格を見てびっくり。高い。
パンを買いに行ったついでに前から行きたかった陸羽壷に。
28日(金曜日)
☆☆Ch.Cadet-Bon 1985 St-Emilion GCC Bordeaux
2005年1月みちのく竹澤にて3444円で購入
鶏のサラダ、スープ、鱸のサラダ風、パスタ、フロマージュとともに
わがプロジェクト、サンテミリオングラン・クリュ・クラッセ全部飲むぞのなかの1本。買ったばっかりだけどすぐ飲んじゃう。85年なので既に20年、これが多分実力以上に美味しく熟成しているんですね。値段がまたいい。これが、某お店で売っている8500円だったら怒るでぇ、おっちゃんは、となるんでしょうが、この価格なので、いいこだねぇになってしまうほどのいい感じ。色もかなり熟成感が出た色になり、味もいいバランスで。
26日(水曜日)
☆☆Macon-Bussieres 2002 Verget Bourgogne
2004年10月大丸にて2384円で購入
鯵の南蛮漬け、牡蠣フライ、フロマージュとともに
牡蠣フライだというので、これを。ヴェルジェさんのワインはうまい、うますぎ。ちょっと上手に造り過ぎている感じ。なんて言うと変だけども、つぼを押さえて、バランスが良くて、白ワインでおいしいなって思う所がとにかくきれいに描かれている。特に02年は甘さも残っているためか、幅まで出ているような。満足度の高いワイン。
Apricot N.V.
2005年1月目白田中屋にて1890円で購入
杏のリキュールです。食後酒用。これ着香がしてあるかのような強烈な香。お菓子に入れると丁度良いかなという感じです。それを飲むんだよね。少しお酒が足りないかなと言う時には割とピタリ。クレームタイプですので、どろりとした感じ。ブランデー、グラッパの様なのも良いんですが、こう言うのも気分によって。
25日(火曜日)
☆☆Barolo reserva 1998 Terre del Barolo Italy
2004年10月大丸にて3696円で購入
鶏のサラダ、グラタンコロッケとともに
バローロってかなり難しいワイン、難しいといっても飲み頃とかであって、ワイン自体がと言うわけではなくて。このワイン、適度な甘さを持ってきわめて飲みやすい。いままで飲んだバローロはなにか少し気難しさがある感じだったのですが、不思議にそう言う感じがなくて。
するりと言う感じで飲めるのはやはりこの甘さのせいかな。意外にタンニンが多いと思ったのは、最後の2杯くらい。得に最後の一杯は、食べ物がなくなったからかもしれないけども。
23日(日曜日)
越乃かたふね(新潟)本醸造
和邑にて1000円(1合)
一口飲むといかにも酒っぽい感じのお酒。本醸造で1000円はやや高すぎるな。それだけの価格を取る酒ではないですね。でも、蕎麦屋の酒としては良いバランスのお酒だとおもう。価格を考えないのであれば、良い選択をしているなと。香も強すぎず、酒らしい味で、燗をつけると丁度良いのではないかな。僕はそういう飲み方はしないんだけど。
☆Gevrey-Chambertin Maison Kerlann 2000 D.J.M.Guillon Bourgogne
2002年10月大丸にて3800円で購入
豚鍋とともに
色が薄い。それもかなり。こう言うのってクラシックな感じのブルゴーニュが多いんだよねと思いつつ一口。味はそうクラシックでもない。というか香が薄い。色と同じ。なんか魅力に欠ける感じのワイン。もっと何か特色があっても良いと思うんだけども。
とてもすっきりとしたラベル、でも味もすっきりとしすぎている印象が。まあ、まずくはないけども。
雑司が谷の旧宣教師館(無料)に。その後上で食事。
22日(土曜日)
☆Pannier N.V. Champagne
オゥ・レギュームにてグラスで1000円。
パニエというメーカーは始めてだとおもう。この頃は、シャンパンの色々な種類が入ってきていて楽しい。俗に言う大メーカのものでなくても、味に特色があって、かなり楽しめる。これは、飲んで割と果実の熟した感じと甘酸っぱさみたいなのが混じった感じ、こう言うのって割と好き。すっきりとしているのに比べると口の中に味の成分が残る感じがして。
☆D.Saint-Martin 2000 Saint Chinian South France
同じところで4000円(ボトル)
ワインリストには、割と数が多く載っているけれども、お手頃な金額のが多い。これは赤ワインのなかでも4番目くらいに安いの。一応、オーガニックワインとなっていたので、そういうこだわりの表記のあるものを。これがなかなか美味しい。色は濃いけれど味的にはすっきりとしたタイプで、料理にとても合っていた。どろりとした感じがなくてさらさらという。サンシニアンのワインは、良いものにあたっているという印象が強い。
松岡美術館に出かける(ご招待)。その後上のところで食事。
21日(金曜日)
Donna Marzia 2003 Marvasia Bianca Italy
2004年10月大丸にて6本5250円で購入
あんこう鍋とともに
急に冷え込んだ日に家に帰るとあんこう鍋、割と理想的な状況。開けたのは、何だかわけもわからずに派手なラベルのこれ。セット物なので、どう言うワインかも不明。飲んでみたら、香りとか、味に特徴はないけども、スルスルと飲みやすいもの。まあ、あんこうに特徴があまりないから丁度だわと言いながら飲む。お昼なんかにきりりと冷やして、なんていうのにはピタリかも。
20日(木曜日)
☆☆Ch.Lamartine Cuvee Particuliere 1999 Cahors
2004年10月大丸にて2772円で購入
鶏の燻製のサラダ、オムレツ、ロールキャベツ、フロマージュとともに
カオールのワイン、色はとても濃い。ところがその色に比べて味はとても繊細。少し酸が勝っている感じもあるがとてもスムース。エレガントさがある。この頃、こういう以前はあまり入ってこなかった産地のものが割とお手軽な価格で、それも、品質はかなり良く入ってくるケースが増えている。これは価格はお手頃とは言えないけれど。フランスの中だけでもこれだけバラエティに富んできている。他の国まで入れるともう飲み切れないんですよね。
19日(水曜日)
☆Ch.Lanessan 1992 Haut-Medoc Bordeaux
2004年10月パワーラークスにて1000円で購入
スープ、叉焼のサラダ、ドリアとともに
前回飲んでから1ヶ月、最初に飲んでから3ヶ月。さてどうかなと思って。うまいですね、92年多分ピークは過ぎているのでしょうが、ボルドーはピークを過ぎた後の落ちる速度が極めて遅い。これも悠然としたものです。まあ、所詮13年しか経っていないし。ここの所寒いので、温めて。といっても18度くらいにするだけなんですが。我が家は、食器洗いの排水を利用して。20度位に温めて放っておくと大体16度から18度くらいになって香も出て飲み易いものになります。
16日(日曜日)
☆Fitou 2001 D.de Rolland
2004年10月大丸にて1565円で購入
焼き豚、クスクス、フロマージュとともに
フィトー、余り飲まないんですが、飲むと美味しいなと思う。これも、口当たりが柔らかで、エレガントさまであって、なんか南仏のワインという感じがしない。葡萄の品種は同じなんだし、作っているところも似たような地域なのに、えらく出来が違う。
このワインは、50年以上の古い木を使ったようなことが書いてありましたが。
お昼はノルブネで。イタリア・フェスティバルin東京ドーム(ご招待)に行く前の腹ごしらえに。
15日(土曜日)
☆Chablis 2002 F.Magnien Bourgogne
2004年10月大丸にて2132円で購入
前菜盛り合わせ、牡蠣のブルゴーニュ風、牡蠣フライ、フロマージュとともに
牡蠣がメインということだったので、当たり前のようにシャブリ。2002年のシャブリは外れません。作った方による個性はたっぷりと出ておりますが、普通の年の一級並の味わいがあってとてもお得感があります。これもあまり酸が強くなくて、そういう意味ではシャブリらしくなくて、ゆったりとしたふくよかさがあって、でも牡蠣にはとてもあって美味しく頂けました。
昼は吉法師にて☆金澤屋(福島)特純を1200円で。
14日(金曜日)
Cotes-du-Rhone 2001 Cave Saint Pierre
北沢遊酒房 膳にて3200円
お酒は色々とあったのですが、料理を考えるとワインのほうが良いなと思い、赤が5種類の中で、なんとなくこれを。まあ、基本的にローヌが好きというのと、安くてもそこそこ美味しいので。これも鶏を主体の料理にはピタリ。余り重くなくてスルスルと飲めるところが心地よさに思えるくらい。
決して無茶苦茶に美味しいワインではないですが、状況を考えるとかなりお店の選択としてはよいと思う。
OFFOFFシアターで、スロウライダーの「わるくち草原の見はり塔」(ご招待)を観たあとに、上のところで。
12日(水曜日)
☆Ch.Tour des Gendres 2001 Cotes de Bergerac
204年10月大丸にて3035円で購入
オムレツ、ポトフ、フロマージュとともに
ベルジュラックの中でも、別のAOCを取ったワインみたい。色は濃い、今まで飲んだベルジュラックとは一段というか数段レベルの違う色。味わいも濃い。きわめて濃厚、飲み飽きするくらい。口の中で余韻も残り、かなりレベルの高いワイン。そういう意味では、とても食事にあわせにくい。と言うのも、ワインが強すぎて。ベルジュラックは、ボルドーの奥のほう、余りいままでは売っていなかったんですが、こういうワインも出来るんだと、今後色々な物が出てくるかも。ちなみに、この時、同じメーカのをもう1本買っていて、そちらはこの価格の半分程度、間違えて高いほうを先に飲んでしまった。
10日(月曜日)
☆紹興酒(陳年10年加飯酒)
雪園にて2.5合3000円
昨日はこれしかないので、入れてきた容器の写真を。4種類あったのですが、3年、5年、10年、15年とあって、少しずつ高くなるというシステム。上の方は加飯酒でした。まあ、適当な所で、良くわかんないけどもと、10年のものを。僕はいつも普通の温度で飲むんですが、こってりとした感じ、丸みのある口当たりでした。
「新春初笑い寄席」新宿文化センター(ご招待)菊六、宮田陽・昇、花島世津子、古今亭円菊が出演、その後上で。
9日(日曜日)
☆Henriot N.V. Champagne
オー・グゥ・ドゥ・ジュールにて
アンリオってシャンパンは始めてかも。これなかなか美味しいですね。あわがきれい、味は中間で程よい酸と旨みがあって、喉に引っかかる感じがない。普通のシャンパンだと思ったら高いのだったりして、でもグラス用に使っているものだということなので、そういう事もないかなと。
☆☆Ch.Mouton-Rothschild 1993 Pauillac Bordeaux
1996年3月松坂屋にて7800円で購入
最初開けてすぐはバラバラでどうしましょうと思ったのですが、食べているうちにまとまりが出てきて、そこそこエレガントな美味しさに。ムートン特有の滑らかさが出ないと辛いですね。最初はその滑らかさが出てこなくて、92年よりも91年よりも良くないかなと思ったくらい。最後の方は十分風格も出たようになりましたが、最初一杯だけで判断したら☆1つも無理という感じ。
このワイン、アメリカ向けには、ラベルに絵がない物が出ました。一部日本にも輸入されているので、2種類持っている方もいるようです。
出光美術館の「源氏絵」展に(ご招待)。その後上の所でお昼。
8日(土曜日)
Ch.du Jauny 2002 Muscadet Sevre et Maine Sur Lie Loire
ジャックポットにて2400円
ミュスカデを飲むのは本当に久しぶりというか10年くらい飲んでいないのではないかしら。自分では買わないですからね。久しぶりのこのワイン、色はほとんどついていないくて、お水を横に置くとわずかにという程度。香もさほどない、すっきり感がもっとあるかと思ったらそれもなくて、料理を中和する、油を落とすという効果があったくらい。まあ、でもそのための選択だったので。2日連続白は珍しい。
「劇」小劇場でオフィス・たまの「売り言葉」(ご招待)をみる。とても面白い。その後に上で。
7日(金曜日)
☆Bourgogne 2002 F.Magnien
2004年10月大丸にて1600円くらい。(正確な金額不明)
帆立のソテー、鯖のカレー風味とともに
前日に引き続く、ブルゴーニュ、こっちは白ですが。なんとなくですが、字体も似ております。このフレデリックさんはマニャンさんところの若いかただと思ったんだけども、なかなか立派なワイン。
しっかりとした味と酸、すっきりとしているけれども芳醇。なんて感じ。美味しいものでした。というかビンテージが良いのかしらね。
6日(木曜日)
☆Bourgogne Clos Prieur 2002 Lecheneaut
2004年10月大丸にて2898円で購入
牡蠣のサラダ、スープ、ソーセージ、フロマージュとともに
いつも期待にこたえて美味しいワイン、今回は2002年なので、よりそのインパクトのある味かと思ったら、あれれ、普通より良い程度。決して悪くないのですが、いつもがいつもなんで心の中で普通のを飲む以上に美味しいのが飲めるというそういう気持ちがあるとなんかやや。
でも香、味ともに普通のブルゴーニュでは味わえないレベル。まだこなれていない分、損をしているかも。
3日(月曜日)
☆☆Syrah Fontodi 1996 Toscana Italy
2004年10月ハセガワにて3980円で購入
パスタ、グラタンコロッケとともに
96年のトスカーナのシラー。なんとなくおいしいのかどうかわからない感じのワイン。これがとても口当たり滑らかで美味しい。ふわりとした感じのワイン。多分フィルターを使っていないのだと思うのですが、最後のほうは澱が凄い。真っ黒な感じ。色も濃くて、9年たっているとは思えない。香はさほどではなく、フランスのシラーとは別物。
2日(日曜日)
☆☆Oro de Castilla 2003 Rueda Spain
2004年10月大丸にて6本5250円で購入
中華前菜、鶏と野菜の炒め、シュウマイ、中華饅頭、中華粽とともに
お昼に割と脂っこいので、これを開けてみる。全く期待しなかったのに、美味しい。ちょっとヴィオニエっぽいような口当たり。すっきりとした味で、飲みごこちも良い。軽すぎず、重すぎず、料理の邪魔をしないで、引きたてるような。とても良いワイン。スペインの新しい所みたいですが、十分期待できる。
☆Gevrey-Chambertin 2000 Dujac Bourgogne
2003年3月松坂屋にて3500円で購入
鍋とともに
夜は上のが少し残っていたのとこれを飲む。期待ほどではなく、確かに美味しいんですが、驚くようなものではない。ドゥジャックってもっと美味しかったイメージがあるんだけども。これドメインものではないからかな、でも価格はそう変わっていないのよ、というかもっと上がっているからかな。
昔の味のイメージからするとちょっと拍子抜け。
1日(土曜日)
☆☆Vve Fourny & Fils 1er cru Clos Notre Dame 1996 Champagne
2002年11月ハセガワにて6980円で購入
中華前菜、中華風卵焼き、餡かけやきそばとともに
お正月のお昼、中華風の食事にして、さぁ、シャンパンじゃと言って開けたのはやや気合を入れてこれ。2年前に、珍しいシャンパンばかりを買ってその中でやや高くて開けそびれていたもの。ブランド・ブランと言う事でいかにもお正月を代表してもらって。
最初開けたばかりは泡が出なくて、あれれと思ったけれど、2杯目からは強烈に細かい泡が出てくる。とてもきれい、金色を少し薄くして、多少熟成感が出たシャンパン。味もすっきりしている。高級なテタンジェと言う感じ。お昼に半分、後は夜に回す。
☆Ch.Lafite-Rothschild 1993 Pauillac Bordeaux
1996年5月大丸にて7500円で購入
ハムのサラダ、里芋の素揚げ、パスタ、ソーセージ、フロマージュとともに
夜はお約束みたいに、良いボルドーを一発、と思ったらやや空振り。美味しさは前日の方があるじゃないそれもわかりやすく。これもエレガントさはあるんだけれども、美味しさ、特に香がわりとスカ。味の深みもさほどない、特に12年たっているんだからもっと熟成した感じが出ても良いではないですかね。と余り満足感のない2005年第1日目でした、まずくはないのよ。