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2004年10月

31日(日曜日)
☆菊秀(長野)純米
太平庵にて730円
お酒はこの銘柄しか置いていなくて、本醸造と純米。純米の方を頼む。小さな瓶に小分けして保存していた。とても気を遣う店のようです。酒自体は多少色がついている。香りもあり中々美味しいお酒。芳醇な味わいと豊な骨格を持っているお酒です。こういうタイプは好きですね。ただのみ飽きはするかもしれないけど。そんな飽きるほど飲まないし。
☆Le Baron de Brane 1999 Margaux Bordeaux
2004年10月大丸にて2363円で購入
野菜のソテー、クスクス、フロマージュとともに
先日の大丸のフェアに日替りのお買い得で出たワイン。飲んだ事がなかったのと、たまたま一杯残っていたのとで買ってみた。飲んでみるとこれが良いワイン。セカンドなので、明らかに早く飲まれることを意識したつくりになっている。樽を強く使っていなくて、果物香を残す様になっていて、柔らかなその持ち味を十分に生かしてエレガントさまで感じる。とても美味しい。
30日(土曜日)
甕だし紹興酒(中国)
古月にて600円
ビールの後の中華料理は何を呑もうかと悩む事が多い。というのも紹興酒が合う料理って限られていてどちらかというとワインのほうが合うような気がするんですよね。前菜で早々にビールを飲み干してしまって、さてと。次の料理が来て、なんとなく大丈夫かなとこちらを取る。ややすっきりとした造りで、甘味が少ない。その後の料理も、上品な感じで、このお酒と十分に楽しめるものでした。ぴったりとはいえないけども、割と調和していた。
☆Donna Marzia Negramaro 2002 Conti Zecca Italy
2004年10月大丸にて6本5000円で購入
スープ、サトイモの素揚げ、グラタンとともに
先日はかなり年老いたワインを飲んだので、今回は内容にもよるけども若いぴちぴちタイプを。南の方のワインだそうです。ブドウ品種がネグラマーロというのらしい。これが若くてぴちぴち、かつ中々豊な味わい。十分な味わいがある。果実味もタップリで、飲みやすいもの。南の方のワイン特有の酸が少し足りない感じはあるけども、それは若さが補っているという感じで。良いな、若いのは。
西洋美術館へマチス展(ご招待)を見に行く。たまたま雨だからかもしれないけども、適度な空き具合。上で食事をしてから松坂屋のワインフェアに。
29日(金曜日)
☆Les Contreforts de Beau-Site 1996 St-Estephe Bordeaux
2004年10月パワーラークスにて880円で購入。
栃尾の揚げ、帆立ソテー、けんちん汁、中華粽とともに
何とも統一感のまったくない食事に合わせたのは、先日ラネサン92と一緒に売っていたボー・シットのセカンド96年。価格からいっていかにもバッタ物。これも売れ残り処分だろうと思う。開けると少しにごった感じがあったけど、上の方に澱が溜まっていた。と言う事は置き方もえらいよくない置き方だったんでしょうね。逆さで保存していた様に思えます。まあ良いですが。味はしっかりとしてかつきちんと熟成感がある。旨みもたっぷり、良いですね、多分今だけ。
28日(木曜日)
Grato Grati 1988 Vecchia Annata Toscano Italy
2004年10月大丸にて2300円で購入
スープ、鶏のポトフ風、フロマージュとともに
今回の大丸のフェアで買ったものから、なんとなくイタリア風の料理だと自分で思ったので、これを開ける。88年の物があったのですよねって買うときに気付けよとも思うけど。15年以上たっているイタリアワインって中々売ってないですよね、普通は。それで飲んでみるとやや年数が経ちすぎたかなというのが第一印象。香がとても薄くなっていて、年数の重みがないんですよね。飲んでいるうちにだんだん良くはなってきたんですが。でも最後まで面白さが出るわけではなかった。
27日(水曜日)
☆Tannat-Merlot 2003 Vin de Pays D'oc Gascogne
みさきやで入った時にあみだ籤があって、それで当たった物
当たった物なので、文句を言うつもりもないけれど、というとなんかあまり良くないもののようだけど、これが飲み口を含めなかなか良い。きれいな造りで出来ていて、そう癖もなく美味しいものでした。では何かというと、これメニューにないので追加で頼めないのよね。それと、他に赤はFaivelyしかないんですよ、これの後にブルゴーニュはあまりにないですよ。というわけで1度ビールを頼んでから日本酒に変えたのですが。
日本酒は、奥播磨(兵庫)純米吟醸、久保田(新潟)萬寿。
24日(日曜日)
桃の雫(京都)
深町にて735円
こういうので出ていますが、冷酒で頂いてます。桃の雫は何度も飲んでいたんですが、今回はとても甘く感じました。こんな口当たりだったかなという感じ。甘さが強く前に出ているので、飲み口も柔らかさをとても感じて。食べていたのが、ジャコ山椒だったから、山椒の辛さに舌が少し痺れていたからかもしれないですね。
☆Clos dels Codols 2000 Monsant Spain
2004年10月ハセガワにて1980円で購入
スープ、茸のソテー、鶏のロースト、フロマージュとともに
変わったラベルでしょ、石がデザインされています。昨日は、なんとなくスペイン風な感じの食事だったので、スペインのワイン、それも聴いたことのないモンサントという所のワインを。ここって2001年からの新しい地域名だそうです。もとはペネディス、バルセロナの近くですね。
飲んでみるとブドウの香の中に爽やかな味が基調としてある。ちょっとスッキリとする味。濃厚というのではなく、でもさっぱりではなくて、中程度の味わい。
大丸にワインを取りに行く、それが終わって上で食事。その後、ルヴァンへパンを買いに。
23日(土曜日)
☆☆Ch.Lanessan 1992 Haut-Medoc Bordeaux
2004年10月パワーラークスにて1000円で購入
茸のパスタ、ソーセージ、フロマージュとともに
たまたま買い物があると言うので、めったにいかないパワーラークスへ。そこの入り口を見るとこれが置いてある、フーんとなんとなく価格を見ると、1本1000円。はっきりいって捨て値。ヴィンテージを見ると92年。裏を見るとキッコーマン直輸入もの。これはワインブームの時に大量輸入して売れ残り、かと言って軽いヴィンテージがこんなに年を経てしまったのは誰も買わない。倉庫代もかかるので、処分したんだろうなと勝手に判断して買ってきて当日に開ける、だって不安なんだもの。(ちょっといっぱい買ったし)そしたら、きれいに熟成していて一安心。美味しい美味しい、色も大分変わり薄くもなって、味も熟成感が出て十分楽しめる。
お昼リストランテ寺崎 で食べてからOFFOFFで東京Ne+wsの「十月の髭 シンコペーテット・クロック」(ご招待)を見る。ちょっと良い感じ。
22日(金曜日)
☆☆Ch.Sociando-Mallet 1993 Haut-Medoc Bordeaux
1996年4月大丸にて2600円で購入
あさりの中華風、中華風の茶碗蒸、シュウマイ、青菜炒めとともに
ボルドーが飲みたいなと思い久しぶりに在庫表を見ると、このワインのこのビンテージが残っていた。93年のワインはグランヴァンを残すだけと思っていたんですが、見落とし。でも現物がないという事もあるなと探したらちゃんとありました。開けて飲んでみると、とてもきれいに熟成していてびっくり。一般的に軽い年なんですが、このように凝縮感を持っていた物もあったんですね。というか、1回飲んでいるんだけども、その時の印象がなくて。
21日(木曜日)
☆☆Gigondas 2000 D. du Cayron Rhone
2004年4月大丸にて3170円で購入
サモサ、餃子、おでん風煮物、鰹の煮物、などなどとともに
惣菜の整理の日だったので、自分の好きなワインを。溌剌とした勢いのあるワイン。このワイン、もう少し安ければもっと買っても良いと思うくらいのワイン。元気があって、飲んでいて楽しくなる、うきうき感があるワイン。ローヌのこういう元気のあるワインは大すき。大丸のワインフェアが本日から始まり、予約が出来なかった(いなかった)ので、珍しく初日に買いに行く。これもあったのですが、まあ、家にあるしなんて思ったらその日に飲んでしまった。
20日(水曜日)
☆☆Gevrey-Chambertin Clos Prieur Bas 2000 J.Roty Bourgogne
2003年10月松坂屋にて5200円で購入
鰹のたたき、オムレツ、小羊のソテー、フロマージュとともに
台風が近づいているので早々に帰宅。家に帰ればゆっくりの食事。現在、普通に飲むワインの在庫がなくなってしまって割といいのを開けていて。久しぶりのジョセフ・ロティを飲む。以前はやまやで良く買っていたのですが、価格も上がってしまってちょっとここの所飲んでいなかった造り手。さすがに美味しいんですね、色はやや薄め、とてもきれい。香はお約束どおりというか香が際立ってますね、はっきりとしている。喉ごしも良く、最後までその感じが変わらない。でもなんか高い。
17日(日曜日)
紹興酒 珍5年
味仙楼にて630円
中ビン630円と言うのをみて、どのくらいかなと思ったら、こういうかわいらしい物でした。飛行機で出てきそう。大量販売品ですから、何度も飲んでいる物。味的には可もなく不可もない。もう少し香などが豊であれば、酒だけでも楽しいんだけども、なんて無理な注文ですよね。
☆☆Pesquera 2000 Ribera del Duero Spain
2003年10月大丸にて3250円で購入
スープ、鯛のサラダ、パエリャとともに
パエリャにしたので、ではスペインはというと、そんなになくて、これに。地域的に全く違うと思うけど。やはりこのワインは美味しいですね、基本的な味がとても美味しい。当然まだとても若いのですが、それでも十分楽しめる味が出ている。タンニンも柔らかくてとげとげしていないし、多分十分に熟成させてもとても楽しめるのでしょうが。きっと熟成するとエレガントさが出てくるんでしょうね。
上のお店で食事の後に山種美術館で「速水御舟」展(ご招待)久しぶりに代表作数点を見る、良い。宮内庁三の丸尚蔵館でデンマーク王室の陶磁コレクションを見る(ここ無料)、大丸で「ウイリアム・モリスとアーツ&クラフト」展(ご招待)をみる。
16日(土曜日)
☆☆Ch.Pichon-Longueville Baron 1994 Pauillac Bordeaux
1997年8月やまやにて3990円で購入
野菜スープ、ポーチドエッグ、あぐう豚のスパイス焼き、フロマージュとともに
1ヶ月位前にこれを飲もうとしたのですが、見つけられなくて。今回はちょっと気合を入れて探し出しました。開けるとまだかなりきれいなコルク、香は開けただけでかなり良い。グラスに注ぐと口当たりはエレガントなんだけども、後ろに水っぽさが流れる、失敗かなと思っても遅いけど。3分の1くらいまではそう言う感じ、ところがそこを過ぎるとぬめりのような物が出てきて急に美味しくなる。最後の方は迫力満点、開くのに時間がかかるみたい。レストランでこの頃必ずと言うくらいデカンタージュするのも分るな。
お昼は天松白鷹を、OFFOFFシアターで平野明徳ほぼ1人芝居「ヒラノvsヒドラ」(ご招待)をみる。妻はこう言うの割と好きと言ってました。
15日(金曜日)
☆☆☆Grands Echezeaux 1995 R.Engel Bourgogne
1997年10月やまやにて7980円で購入
公魚のフライサラダ、サバのカレー風味、フロマージュとともに
前日しこたま飲んでいるのに、ちょっと良いことがあって、いいかってもう凄いのを開けちゃう。開けるまでと言うか、買ってからこの方のは美味しいのだろうかとも思っていたんですが(えらく長い、既に7年)一口飲んでみて、、、とろける。まさにエレガントなのね、こんなに違うかと言うくらい。ワインに粘り気がある位アフターも長い。口当たりの柔らかさもベルベットのような。とても良い思いをした1本。さて、嫌な事があっても解決した時のご褒美があると思えば、まあ何とかのりきれっかな。
14日(木曜日)
☆Sadi Malot N.V. Champagne
レストラン オ・デリス・ド・本郷にてグラス1300円
久しぶりに、師範、トビさん、それと今回新たに師範からのご紹介で青さんと軽いお食事会にするつもり。結果はとても軽くはすまなかったのですが。その乾杯がこれ。
このシャンパンブラン・ド・ブランだそうですが、しっかりとした味、きめの細かい泡と中々持って侮りがたい物、最初からかなり良い感じ。
ワイン自体の詳しい事(輸入元など)をお知りになるには、師範のページ参照。
☆Sancerre Le Charmes 2002 Andre Vatan Loire
同じ所で6200円
白はあれこれとうるさい事をいいながらどれにしようかとお店の方に相談したら、これが良いのではないかとお勧め。飲んでみるととても良い香り、まさにバターのような香が軽く漂う中飲むときれいな酸とスッキリとした後味があり、食事にピタリ。分り易いワインだけれども、上のシャンパンの様に濃い味ではないし、全体を通すと良い位置にいたワインだな、とおもう。
☆☆Fixin 2001 Lucien Boillot Bourgogne
同じ所で6200円
これが当り。赤も2本くらいかなということでブルゴーニュから1本といったら薦められたのがこれ。果実味もあり、味の輪郭がはっきりとしている。色もきれい、凝縮した造り。とても分り易いブルゴーニュ。年数は経っていないけれども十分楽しめるだけの力がある。Fixinなんてと正直思ったけれどもこの造り手、ちゃんと記憶しておこう。
☆☆Ch.Lynch-Moussas 1996 Pauillac Bordeaux
同じ所で8000円
師範がこれを見つけて、他のボルドー(Beau-Site97)が最初は候補になっていたのですが、そっちよりこっちが飲みたいとなって、デカンタージュして。これがとてもボルドーっぽいワイン。昔は大して香りもないワインだという印象があるんですが、とても良くなっているんですね。いかにもポいヤックの雰囲気ぷんぷん。グラスからあふれんばかり。
☆☆Minervois 2001 H & B
同じ所で6200円
さてやや足りないとなりチーズのために追加を考えると、良い考えが浮かばない。相談したら、このミネルボア、シラー主体でとてもきれいな造り、これが初めてのリリースということでしたので、お願いする。香が本当にシラーそのもの。味はさほどシラーぽくなくまとまりがあって、チーズに合わせても十分その楽しさを感じさせた。変に強いとバラバラになることもあるんですが、これはその心配もなく。
☆Ch.Bellerive 1998 Quarts de Chaume
同じ所でグラス1000円
最後にデザートワインということでこれを。少し苦味があるけれどなんか大人の味だなぁと。デザートに合わせるととても素敵な味わい。ただ甘いというよりもなんかこの頃酸がきちんとしたのが好きになってきたみたい。
今回は、お店の方に相談して思ってもみないものを勧められたりというのが多かった。きちんと自分の店のものを把握されている場合は、相談するとより美味しく飲めるんですよね、今回はそういう感じ。
11日(月曜日)
☆☆Chateauneuf du Pape 1998 D du Pegau Rhone
2001年3月松坂屋にて4500円で購入
つまみ色々、たこ焼きとともに
先日コート・ロティの98年を飲んで、そこそこ熟成してきているなと思いながら、同じ年のこちらはどうかなぁ、なんて。このワイン買ってすぐに飲んだときにものすごい溌剌としていたのを覚えていて。それがどのように変わっているのか、まあたった3年ですが。結論は変わっておりませんでした。
まだ凄い果実の味が残っていて、ちょっと炭酸のような感じの口当たりがあって。若いまんま。もちろん迫力は満点。これ、いつ熟成するんだろう。
10日(日曜日)
☆Bourgogne Hautes Cotes de Beaune 2001 Jayer-Gilles
2003年10月松坂屋にて3200円で購入
鰹のサラダ、グラタンとともに
グラタンなので、、、なんて思ってもイタリアのワインはないし、酸が強いのをあわせたら良いかなと思って。いつも買ってその酸の強さにちょっと抵抗があったんですが、クリーム系に合わせているうちは素晴らしい物でした。ただ、終わるとやはりその酸っぱさが目立つ、クリーム系チーズと言う食事をするんだったらとても良いワインだと思う、それがこのワインの真価かも、樽の香を含めて。
台風一過の、、、、なんて程遠い天気。
9日(土曜日)
☆☆Vosne-Romanee 1999 J.Cacheux Bourgogne
2001年10月大丸にて2980円で購入
お好み焼、ヤキソバとともに
普通はこういうのにブルゴーニュを合わせるなんてしないのですが、たまたま在庫を整理していたら、このワインのヴィンテージのラベルがポロリととれてしまって。そうなるとまあ、セロテープで止めはしたんだけれども、早々に飲んでしまわないとという意識が。
飲んでみると意外に合う、99年味が強いということもあるのでしょうが。香りもデリケートといいながら別におかしいわけでもないし。美味しい美味しいと言いながらあっという間に。若いのであれば意外に良いのかもというのが今回の印象。
劇「小」劇場でパニックシアターの「ワン・ワン」(ご招待)を台風が迫り来る中を見に行く。演劇の方でちょっとどっきり。昼は劇場近くの新雪園で。
8日(金曜日)
アサヒフルーツブリュワリー ラズベリー
頂きもの
色はきれいなピンクを濃くしたような、これもジュースですね。まあ、ベルギー辺りのビールにもあるのかもしれませんが、(数が多いんでないとはいえない)まあ、全くの別物のような気がする。この前のりんごでも思ったんだけどジュースのような感じはこれでも同じ、実はこの前のんで、どうしようとも思ったんですけども、いつまでも冷蔵庫の肥やしにしても仕方がないので、週末の台風の前に、かたずけを。
☆☆Cote-Rotie V.V 1998 J-M.Stephan Rhone
2002年3月松坂屋にて3800円で購入
鶏の煮物、スープ、餃子とともに
2年半くらい前に買っていたコート・ロティ。熟成が進んだかなと期待に溢れて飲んでみる。もう既に98年くらいでもてに入りにくくなっていて、もし美味しくても、もう終わりなんですが、他の98年とがどうかと言う推測も出来るかなと思い。大分熟成が進んでいる感じがしました。割と早いのかなぁ進むのが。前は果実味と甘さが前面に出ていたような感じを持っていたんだけれど、今回はそちらは後退していて、ワインらしい、穏やかな感じが強く、酸も以前に比べて感じて全体のバランスもとても良くなっているような、そういうワインになっておりました。。
7日(木曜日)
☆☆Chablis 1er cru Les Vaillon 2002 D.Vocoret Bourgogne
2004年3月松坂屋にて2600円で購入
鰹のサラダ、虹鱒のムニエル、フロマージュとともに
魚が主体のメニューなので、今年の夏中冷蔵庫に入っていたこれを開ける。開けたとたんに、ギンギンに冷やしているのに、良い香がふっとこぼれる。こういう時っておいしい事が多いんですよ。
グラスに注いで一口、冷たいながらも香が強く、そして味的にもかなり多くの甘さがあって、それにシャブリ特有のきれいな酸が通っている。いい酒だな、って素直に思うもの。そんなにこってりとしているわけでもないのに、チーズまで十分に楽しめた。凄くコストパフォーマンスもいい感じがするな。
6日(水曜日)
☆Ch.Leoville Poyfere 1995 St-Julien Bordeaux
1999年3月松坂屋にて6000円で購入
パスタ、小羊のソテー、フロマージュとともに
まだかなり濃い。熟成、そんなもの知らないよってな感じ。それくらい若々しい。もちろん、特有の熟成香がとてもたまらないですねと言うレベルまで入っていない、95年の良い銘柄、まだまだ若いです。でもね、もうボルドーの手持ちもなくなってきてそろそろ10年だしなんて思って飲んでみたんですが、中々難しい様ですね。開かないと言うよりも元々持っているポテンシャルがかなり高いみたい、でも基本的には良いワインですね、残りはもう少し寝かして飲んでみよ。
3日(日曜日)
アサヒフルーツブリュワリー アップル
頂きもの
アサヒビールが新しい発泡酒を出すと言うので応募したら送ってくれた物。どんなんかいなと思って開けてみたら、アップルジュースですがなこれは。発泡酒の影が見えない。アップルジュースに炭酸が入っていて、それもかなり甘い。これは、お酒に弱い人が飲んだら一気に行ってしまいそうな物ですね。なんとなくそういう感じがします。少なくてもビールの味を期待してはダメよ。どこにもない。
Nuit-St-Georges 1er cru Aux Murgres 1999 S.Cathhiard Bourgogne
2003年3月松坂屋にて5650円
サモサ、鶏、鮭のソテー、フロマージュとともに
最後のフランクフルトのチーズを買ってきたので、休肝日を返上して。帰ってきてからさすがに飲まなかったのですよ。そうしたら、この方のワイン飲むの初めてだと思うのですが、なんか濃いだけで、面白みのないワイン。もう少し楽しさを期待したんだけどもな。
香もなんかブドウキャンディーみたいな安っぽいような香が出ているし、(こういう香りのキャンディーは本当であれば高級な香が作り出されているのかもしれませんが)飲んでも、なんか口で引っかかる感じ。デカンタージュでもすれば良いんでしょうが家でそういうのも面倒ですので、思いっきり振り回して飲んでました。
1日(金曜日)
☆杉勇(山形)大吟醸
すし三崎丸にて650円
前に飲んだ時においしかったのでもう1度同じ所で飲んでみたけども、大分印象が違う。大分だれた感じを受けてしまう。開けてからの管理の問題のような気がする。まあ、それにしても、帰ってから色々と整理をして夕食を作るのがやや面倒になってしまったので、お寿司でも食べるかと。この前に生ビールを飲んでいるんですが、ビール自体大分久しぶり。日本酒なんて、もう半月ぶり、ちょっと頭が痛くなる。