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2004年8月

31日(火曜日)
☆Chablis Cuvee de la Butte Verge 2002 Bourgogne
2004年3月松坂屋にて3000円で購入
秋刀魚のテリーヌ、秋鮭のソテーとともに
残念だったのは苦味を終始感じた事、とても豊な香にもかかわらず、味的にもバランスがとれていると思うんだけども、苦味が前面に出ている。それはシャブリに特有な少しミネラルっぽい感じの苦味。少しであれば、独特の味だなとも思うのが、強いためにいつも気になる。ただ、食べたものは味的に濃いものだったので、口の中は爽やかにもなるし悪くはなかったんだけども、最後の一杯はそのまま飲んだのできつかった。少し温度が上がっていたせいもあろうが。
29日(日曜日)
☆Bila-Haut Chapoutier 2002 Roussillon Villages
2004年4月大丸にて2030円で購入
鉄板焼き、お好み焼
8月だというのに、あまりに涼しくて、少し温まる食事にしようという事になり急遽。そうすると登場するのはこういうワイン、去年も買ったものを間違えて再度。
南のほう特有の味と香。そう悪くはないけども、この価格を考えるともう少し上をいってほしい。それにしても変化価格だなぁ。とても飲みやすく造ってあり、そう飽きる味ではない。ある意味教科書のよう。
雨の日曜日、久しぶりの休息。
28日(土曜日)
Gewurztraminer reserve Heim 2001 Alsace
2004年4月大丸にて6本7700円で購入
秋刀魚のテリーヌ、鰹のフライトともに
お魚ばっかしだったのでちょっと手巻き鮨では開けにくかったこれを。これ、コルマールのコンクールで金賞を取ったとラベルの上に這ってあるんです。コルマールでそういうのをやっているんだ。今まで見たことがないような気がする。まあ、それはそれとして、余りゲベルツらしい香りがなくて、甘さだけが前面に出ている不得意なタイプ。甘いのよ、印象として。それもとても。香が弱いから甘さだけが印象に残る。
天手古舞辛丹波(兵庫)550円を。
27日(金曜日)
Cavalier du Dropt 2001 Vin de Pays du Comte Tolosan
2004年4月大丸にて6本3000円で購入
秋刀魚のソテー、カレーとともに
南の方のヴァン・ド・ペイ、どの辺かも不明。見た感じはとても安そうで、買った価格も確かに安い。コルクは集積コルク、その辺もぷんぷんとしている。飲んでみると、まあ、想像していたような味。ただし、すいすいと飲める、変な癖みたいなのはない。こういうのは、樽が効いていなくて、ややフレッシュで、するりと飲めるのが良いな。そういう意味では合格。カレーにも割と合いました。
25日(水曜日)
☆☆Ch.Talbot 1995 St-Jullien Bordeaux
1998年8月やまやにて4980円で購入
漬けのサラダ、鶏の燻製、フロマージュとともに
まだまだとても若々しい、けれども飲んで十分に楽しい。95年のワインももう9年経ったんですね。久方ぶりのタルボです。とてもきれいな熟成の方向なので、あと数年寝かして飲むととてもおいしいのではないのかなと思う。でも、95年のボルドーは異様に高かったので、殆ど購入していないんですよね。その後も余り市場に出ないし。出ても高くて手が出ないか、ワインブームといわれてかつ良い年だったので、価格のバランスが崩れてしまった年ですね。
外出だったので古家庵で食事
24日(火曜日)
Bourgogne 2001 C.Dugat
2003年9月西武にて4980円で購入
ポテトサラダ、鰹漬けのサラダ、鶏のフライとともに
割と意気揚揚と開けましたが。誕生日だしね、本当は苦しまなければ、日曜日からちょっと良いのを色々と開けるつもりだったんですけども。七転八倒の日曜日、酒を飲もうという気にもなれず、不本意な休肝日。そこで、というのが昨日の状態で、かなり気合をいれたのですが、気合が通じなかったみたい。香りはなんか曇ったような、味も透明感がなくてがさがさしている感じ。前に飲んだときは、(このクラスではないけども)もっと魅力的な感じがして、さすがに有名どころというのはすごいと思ったんだけどもね。今回は何だよ、この価格を考えてよ状態で、余り進まず、珍しく残す。まあ、翌日飲んでみて、若過ぎたのかどうかを検証。
21日(土曜日)
☆☆Ch.Saint Estivo d'Uchaux 1999 RhoneVillages
ビストロ・イデアルにて5900円。
このワインがおいしい、あまりローヌしていなくて。香りが良い。ちょっとブルゴーニュっぽくて。そして味が若い割にこなれている、繊細な感じ。そういう意味で、あまりローヌらしくない。こういうところも沢山あるんだろうな、まだまだ日本には入ってなくて。見た目もすっきりとしていて、とても楽しく飲めたお酒。
このあとに大丸の「世界遺産写真展V」(ご招待)
20日(金曜日)
☆☆芳水(徳島)
☆Vosne-Romanee M.Mugneret 2000 Bourgogne
☆☆海童2000(鹿児島)芋
サミット晴海にて価格すべて不明。
無茶苦茶な飲み方に見えますよね、ハイ無茶苦茶です。すべて写真はありません。
芳水はとてもおいしいお酒でした。きれいに造られた、味わい深い良いお酒です。今まで飲んだ記憶もないですし、徳島のお酒といわれても、鳴門鯛くらいしか出てこない貧相な記憶データベースですので。
ヴォーヌ・ロマネは僕が選んだのですが、何しろ、ワインリストがすごいので、他って高いのしかなくて。でも価格が出ていないので、これだってまあ、この辺だろうの当りをつけて。味わいはそこそこ、やや酸が前に出て、落ちつきがない感じ。
最後は少し足らなかったので海童を、これは鹿児島に行った時から気にはなっていたのですが、割と売っているため今まで飲まなかったもの。これもとても良い、少し甘さがあるため、最後にぴったり。美味さと甘さ、バランスがとても良い。
19日(木曜日)
☆Nuits-Saint-Georges R.Chevillon 2001 Bourgogne
2004年4月大丸にて4110円で購入
夏野菜のサラダ、カジキのソテー、フロマージュとともに
暑さにやられたであろう物を、ということでこれを開ける。見事に吹いておりました。コルクは大変長いものなので、これが吹くというのは相当な圧力がかかったんだろうなと。
ただ、暑さにやられているという感じはなくて、大変においしいものでした。樽の香がかすかにするタイプ。それよりも、果実の風味がまえに出て、大変好ましいワイン。こういうタイプのワインは割とこのみ。名前なんか知らなくても良いものというか好みのタイプは多い、なんでも飲んでやろ。
17日(火曜日)
☆Rasteau D.la Soumade 2000 Rhone
2004年4月大丸にて2380円で購入
バンバンチー、サモサ、子羊のソテー、フロマージュとともに
蒸し暑かったんだけども、羊なので、やはりそれにふさわしいものを、と飲んでみたけども、蒸し暑かった。ワイン自体が蒸し暑さを増幅させる感じ。選択のミスですね。とてもおいしいんだけども、香も味も、その持っているふくよかさも、なんか湿気たっぷりの食事には合わなくて。
思いっきり重たいものね、このワインは。仕方なく途中からエアコンを入れてやっと。
しかし、存在感のあるワインです。秋以降に開ければ、当然☆2つ。
15日(日曜日)
☆Ch.Les Graves de Cantereau 2000 Pomerol Bordeaux
2004年4月大丸にて3790円で購入
サラダ、ラタトゥーユ、ソーセージ、フロマージュとともに
やや寒いくらいの日であったので、前日に引き続きボルドーを。それもどちらかと言うとイメージ的に冬のワインポムロール。それもビンテージ2000。どうだというような感じで。
でもね、気合十分なのはそこまでで、とてもきれいで透明感があるんだけども、香が余り出てこなくて、味は、どちらかというとまだこなれていなくて。ちょっとつんつんする所がある。若過ぎたのかしら、という印象。
14日(土曜日)
☆那須高原ビール・ワイツェン
レ・ブランドゥにて1050円
この頃、レストランに行っても暑い日はビールをもらう、どうもシャンパンを飲む気になれない。口の中の調子っていうものがあって。ここは、まずはと言ったらエビスがありますということだったのですが、他にも那須高原のがということで、その中で一番さっぱりしているのを頂く。さっぱりといってもかなり酵母が残っているタイプで十分な旨さを感じるもの。フーん、こういうの作っているところもあるんだと。
☆☆Ch.Les Trois Croix 2001 Fronsac Bordeaux
同じ所で7800円。
この位の価格で、リスト以外にもあるんですかと聞きましたら、前のムートンの醸造長だった方が、フロンサックで作っているこれなんぞいかがといわれ、飲んだ事がないと思って。
これが美味い、旨さと果実味と、バランスが良くて、すいすい入る。まだ3年くらいしか経っていないのに、十分に飲める。2001年は良いねぇ、ボルドーいくつか飲んだけども、余裕があれば買いたい。
☆Ch.d'Oupio 2002 Minervoir
同じ所でサービス
これは、このお店でグラスで出しているワインなんだそうです。日曜が休みなので、最後の方の客だったからでしょうか、開けておいても仕方がないからかもしれませんが、一杯サービスしていただく。
これが中々美味しい、やや南のほうに感じる濃さだけでなく、きちんと酸があって良いバランスのワインになっている。ちょっとお店が暗いので、明るさは調整しています。
夕方に映画を見てその後上のお店。
13日(金曜日)
☆☆Latricieres-Chambertin Drouhin-Laroze 1996 Bourgogne
2004年4月大丸にて5820円で購入
鰹の漬けサラダ、とりのロースト、フロマージュとともに
チョコりと気張ったワインを。別にこれという理由があるわけではないのだけれど、なんとなく飲みたくなって。この作り手のは、名前の割には価格が安く、その割には美味しいという意識があって。
今回も最初からかなりの旨さを感じるというか、割と濃いなかに熟成した風味があって、楽しめる1本。香はさほど強くはなかった、もっと凄みのあるものを期待していたんですが。
12日(木曜日)
☆Merlot Vin de Pays Vaucluse 2001 France
2004年4月大丸にて6本3000円で購入
冷奴、餃子、オイキムチとともに
餃子がメインだったので、では、いつものようにローヌかいなとも思ったのですが、このワインが目に付いて、そろそろこういうのは整理をしないととおもって。飲んでみると中々旨い、バランスのとれた良い感じにしあがったワイン。濃くもなく薄くもなく、香りもちょっと爽やかな風のような感じがあって。何だかすいすいと飲めちゃった。こういうので中華は良いよねと何だか訳のわかんない結論に。
10日(火曜日)
☆☆富乃宝山(鹿児島)芋焼酎
ざんまいにて3700円くらい(4合瓶)
ビールを飲んだあと、さて何にすると、飲んだメンバーで話ながら、どうせ5人だからグラスでもらうのも面倒だしなんていっていたら、ボトルでこれがある。グラスの料金よりも大分割安だし、美味しいお酒でもあるので。さすがに、美味しい焼酎です。初めての人もいたのですが、スムースさ、香、どれをとっても満足のいくものなので、喜んで飲んでました。このレベルがこの位の価格だと割りと楽。何しろ、日本酒と違って余り減らないし。
8日(日曜日)
☆出羽桜(山形)吟醸生
桔梗家で1000円(300ml)
とても久しぶりに、出羽桜の吟醸を飲む。さすがにそれなりの旨さと良い造りを持続しているなと思う。始めて飲んだときは、そのコストパフォーマンスを含めて驚いたもの。前に比べて香りの華やかさがなくなって良い方向になっているように思う。現在は、美術館も建てたみたい、地方の蔵が盛況なのは喜ばしい。
Clos du Prieur 2000 Coteaux du Languedoc
2004年4月大丸にて1890円で購入
鰹の中華風、トマトのサラダ、子羊の香草焼きとともに
前にも飲んでいるのに、間違って買ったもの。昨日のような料理には良いかなと思ったら、なんか抜けたような味で、楽しめなかった。それと、18度くらいで飲んだけど、もう少し引き締めた温度の方が良いみたい、特に夏には、味が拡散して。なんともならなかった。
香も嫌な方向の香だった。どうも合わなかったなぁ、昨日は。
光が丘美術館にいく。昼は美術館の敷地にある上のお店で。その後光が丘で露天が沢山出ていてそこをブラブラ。
7日(土曜日)
Kronenbourg
ビストロ・パラザにて600円
暑いので、喉が乾き、まずビールを。日本のもあったけども、せっかくフランス料理なんだし、クローネンブルグがあったのでひさしぶりに。そしたら、これ、軽量瓶になってました。そのためかどうか分りませんが、ラベルは上の方に。味は、普通のビールです、あまり特徴のあるものではないしね。アルザスのビールなので、基本は、ドイツっぽい味だし。
Cotes du Luberon 2002 Rhone
同じ所で2300円
ハウスワインよりも安く、飲んだだけ精算というワイン。だから半分だと半額、っていう所なんでしょうね、微妙な時はどうするんだろう、不明。というのも全部飲んでしまったので。
軽いタイプのワイン、昼にはちょうどというか、テーブルワインとしては合わせやすいタイプなので、ビストロっぽくていいかなと思う。大体ビストロのカラフは、ローヌが相場だし。
Vin de Pays des Coteaux de Cabrerisse 2002 D.de Galatee
2004年4月大丸にて6本5000円。
手巻き寿しと共に
有機ワイン6本セットのうちの1本。割りと香りがなくて、飲んでみるとミネラル分が多いような感じ、ややフル−ティさがない。でも、まあごくごくと飲むにはいいワイン。果実の香が少ない分、なんか刺身なんかにはいい感じだった。ワインらしさのない味なのかしら。有機ワインとかあっても、味的には今1つ。
サントリー美術館の「姫君の華麗なる日々」(ご招待)の後、昼を食べて、山種美術館「日本画の中の動物達」(ご招待)をみる。とちゅう、シェ・カザマというパン屋さんでパンを買う。
6日(金曜日)
☆獺祭(山口)純米吟醸
☆加賀の井(新潟)純米吟醸
☆雨後の月(広島)純米吟醸
☆石づち夏吟(愛媛)純米吟醸
いずれも735円、最後のだけは840円。
いずれもたき下にて
どれも中々美味しくって、その中でも飲飽きがしない獺祭を最後は飲んでいました。たき下では、この4種りの酒があって、別に何でも良かったのですが、上の順番で飲んで、結果5人で1升2合。一人2合ちょいですね、僕はもう少し飲んでいそう。
どのお酒も選んでいる方の好みだと思いますが吟醸香が弱くて、さっぱりとした感じのお酒でした。そういう意味ではどれも好み
帰りにやや足りなくて練馬江戸銀で澤の井をのんでへろへろ。足りすぎてしまう。
5日(木曜日)
☆Lillove Cannonau di Sardegna Gabbas 2002 Italy
2004年3月松坂屋にて2000円で購入
ポテトサラダ、トマトのファルシー、フロマージュとともに
押し出しの強い味、香にしても一筋縄ではいかない感じがある。揮発性と乾いた感じ。強い味ではあるのですが、飲んでいるとそれも割りと良い方に、と言うか、トマトなんかと一緒に飲んでいてもあっているので不思議。強いなりに料理とあう。南の熱い太陽を浴びて、やや熟れすぎたけれども、それを個性として作り上げた感じがするワイン。
3日(火曜日)
☆宝山白豊(鹿児島)芋焼酎
都夏にてグラス500円。
下北沢にある居酒屋グループのジャックポットの旗艦店、都夏が開店して13周年のイベントを実施中。その連絡が来たので行って見る。まあ、たまたま演劇のご招待も来たし。
その中の目玉が、富の宝山以下、宝山ずくし。まずは、単品の芋から造った白豊を。
これはスッキリとしたタイプ。しかし、富の宝山に比べると、芋の香がかなりしっかりと残っているタイプ。
☆☆宝山紅東(鹿児島)芋焼酎
同じ所で500円
さて次に、紅東を飲んでみる。これはすごい、甘さがしっかりと、というか焼き芋のような香まできちんと残っている感じでしあがっている。造り方は上のと同じようなので、芋の種類で、ここまで味が違うと言う良い見本。機会があったら試してみると面白い、どうせなら一緒にとって。黒糖のような風味も感じる、これ好き。
☆☆白天宝山(鹿児島)芋焼酎
同じ所で500円
3番目は、造り方が違うみたい。でもこれもこくがあって、旨みも強く好きなタイプ。なんか、宝山の焼酎は面白いなぁ。白麹を使っているような事が書いてある。とろりとした甘露のような、と言うほどは甘くないけども、甘さを感じる。
☆吉兆宝山(鹿児島)芋焼酎
同じ所で500円
最後は、全く毛色が違う。醸造してすぐ甕で寝かした昔の作りタイプだそうです。これも、芋の香が前面に出ている。確かに、いまでもこういうタイプで勝負している所もあるし、別に嫌いではない。いかにも、と言う昔のタイプと言われてうんぬんとうなずく。
OFFOFFでモダンスイマーズ「304」(ご招待)を見る。
1日(日曜日)
☆Pernand-Vergelesses M.Delarche 2002 Bourgogne
2004年3月松坂屋にて2300円で購入
冷凍庫整理メニュー、鰹のサラダ、餃子、シュウマイ、冷やし中華など
和食と中華の混在だったので、軽いものを。これも、ずっと暑い中に置いておいたのと、2002年のブルゴーニュってどういうの、という気持ちで。ワイン自体はとても色が薄く、また香が、花のような昔タイプのブルゴーニュ。最初は、さらりという感じで、ちょっと甘さが強いかなくらい。
でも、しっかりもので、途中からはかなり粘りのある味わい。このワインはもう十分飲めるし、飲んで楽しい。2002年は買いの年なのかも。しかし、良い出来が多くなっていますね。
昼は立川で岡本という所。正雪(静岡)純米大吟醸900円(グラス)、☆日高見(宮城)純米吟醸600円、☆長珍(愛知)純米吟醸無濾過550円と。