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2001年11月

あっという間の11月。あと2ヶ月ないのですね、今年も。
忘年会やらなきゃ。12月になる前に。

30日(金曜日)☆Chorey-les-Beaune 1997 D.Laurent
2001年10月大丸にて4980円で購入
オムレツ、ひれかつ、フロマージュとともに
ケレンミたっぷりなワインですね。
何と言うか樽の香がプーんとまず来て、それでいて味はそこそこ練れていて。
フィルターも使っていないのでしょうね、最後の方は透明度が下がる、けど、その下がり具合がまた上手になっていて。ワインが好きでショ、ホレこう言うのがなんていう作り手の作為を凄く感じて。何で素直に飲めないんだろうな、僕って。でも、そう言う作為のまま作れるって言うのは凄いと言えば凄いし。
はぁ、でも高いですね、久しぶりに買っての率直な感想です。

29日(木曜日)Lilian Ladouys 1997 St-Estephe Bordeaux
2001年10月大丸にて1700円で購入
サモササラダ添え、ポークソテー、フロマージュとともに
前から飲んでみたくて、やや評判が良いので、一度いつの集まりだか忘れたんですが、
グラスで一杯だけ飲んで、なかなか良かったと言う印象があり、今回大丸フェアに出たので、2本購入。
軽い、年のせいかもしれないけど凄く軽さが目立つ。
香とか味とか言う前にこの軽さってボルドーなのと言うくらい。
97年と言う年で判断できるほど97年自体を飲んでいないため
(今回で2本目:飲んでなさ過ぎです:あまり若のみしないので)
なんとも言えないですが。そう言う意味では飲みごろなんでしょうね、
これが大きく変わるとは思えないので。
他のも飲んでみようかな、大分買っているので。

28日(水曜日)Fiore 1998 Castello di Meleto 
2001年11月イタリア商事にて2300円で購入
蛤のスープ、鯖のトマトソース、フロマージュとともに。
料理がなんだか知らずに開けて、でもまあ良いかです。
家で食べるのに、グジュグジュ言っても仕方ないし。
ワインは、前回飲んだイタリアの同じメーカーで作ったワイン。
表示上はトスカーナのサンジョベーゼとなっているだけのものですが
値段が高いので、まあ高級品なんでしょうね。
色はむちゃくちゃ濃い、味は系列的に前回のにそっくり、ただこっちの方が守備範囲は広い感じ。
時間がたつとなんかモワンとした感じが出てくるのと、柔らかさが出てくる。
特にチーズのときなんかは良い感じのワインになってまして。
前半はちょっとだけど、後半は☆という感じ。
でも良い作りしているんでしょうね、休肝日2日取った後なのに、一本飲んですっきり。

25日(日曜日) Chablis Grand Cru Les Clos 1993 Dauvisat 
1995年11月大丸にて5550円で購入
パエリャとともに。
ちょっと期待して開けたんです、お昼の本むら庵も良かったので。
あんま関係ないけど。
開けたらへたってました。
うーん、溌剌としたところもないし、かといって妖艶さもないし。
なんか普通のその辺のおっさん、そのおっさんぽいところがまた腹が立つ。
なんかね、楽しくないのよね、飲んでいて。
もう少し枯れていればそれなりに楽しめたかな、きっと違うよね、それって。
長く持っているとこういうこともあります。

24日(土曜日) Anjou Gamay Les Sables 1999 
2001年10月大丸にて1900円で購入
鉄板焼き、たこ焼きと共に。
朝から必死の年賀状作成。近年まれにみる速さで終了。
下半分に自筆で書けるところを作くったら、出すのはきっとぎりぎりで書かないで出すかもと
のたまわった我妻、おまえが作れいうたんやないかい。
でも、初めて使う年賀状ソフト、初めてうつプリンター、なかなか頑張っておりました。
連休の中日だと言うのに、どこにも行かないのも悔しいと言ってそれが終わってから
石神井公園へ。一気に12000歩歩いたら戻ってきてふらふら。
そのフラフラの中で(前振りですここまでが)
注ぐと薄い、薄い、薄すぎ。香は、スパイシー、なんかローヌの北のほうみたい。
飲むと、やや酸が強い。タイプじゃない。
なんていいつつ軽く一本飲んでしまったのは、12000歩のせい?。
でもね、最初の印象が最後の方ではかなり薄らいで、飲みやすく変身。
変身したのは良いんですが、もともと1900円のワインですからね、もう一発印象に残る味わいが欲しい。
と翌日値段を見て驚愕してかいてます。1300円くらいだろうと思ってたので。
高いよ、これ。

23日(金曜日) ☆Rameage 1998 Vin de Vienne
2001年10月大丸にて1500円で購入
グラタンコロッケ、鶏のローストとともに
お昼に新宿で美術展を見てからふらふらと赤坂まで歩く。紅葉がきれいなこの時期はお散歩に最適。
途中で食事をして、若葉で鯛焼き、なんか幸せ。
その程度で幸せになれるのよ、僕は。
夜は19000歩歩いてカラカラになった体にまた酒がスーとしみこんじゃって。
開けたときにコルクからの香がちょっと変だったので心配したのですが、飲んでみたら何でもなし。
このワイン、ヴァン・ド・ペイらしいのですが、作っている人達ってローヌの名だたる人なのね、味的にもほとんどローヌ。と言うかローヌそのまんま。なんかホンの少しだけ変なの混ぜたんでしょうかね。
まあ、そんなことはどうでも良くて。
名前は、ピラミッドのある町ヴィエンヌのワインになってます。3人ともその近くに住んでいるみたい。
ワインは濃くて、凝縮感があって、それでいて丸みが出ていて、僕の好きなタイプ。
もう本当に体が欲していたようで、軽く一本。
翌日も爽快!!。

22日(木曜日)  Ch.de Nouvelle 1994 Fitou 写真なし
龍坊にて3800円
中華です。
一足早い忘年会。ちょっと美味しいものをと言うことで、吉祥寺の竹炉(の古い字)山房にするかと言って
たのですが、吉祥寺までが会社から遠いので、こちらに。
意外に近くて、30分かからないことがわかる。
まあ、それはそれで。
ワインは、その中で、高くもなくでも安心感のあるものと言うことで選択。
飲みやすい、良いワイン、値段も安く、ここで4000円以下
で飲むんだったらこれ、それ以上だとバンドール。この日はおごりだったので遠慮をして。
94年のだからか、かなり柔らかい感じが出ている。
料理の邪魔をしないレベル。何人かで飲むんでしたらこういうのが良いと思う。
その後、かめだしの紹興酒をたらふく。べろべろ。

18日(日曜日) お昼コンサートだったので、渋谷幻のラージ・パレスへ。
今まで見つけることができなくて、何度近くのインド料理屋を喜ばせたことやら。今回やっと行けました。
コンサートご招待だったし、お昼も美味しかったし、
お腹一杯で暖かいところでクラシックを聞くと言う睡魔との戦いの拷問にあって。

☆Chablis 1999 Verget  
2001年10月大丸にて2300円にて購入
刺身、おでんと共に。
というわけで夜は簡単に前日から仕込んでおいた食事。和食にはシャブリでしょと。
天ぷらにも合うし、揚げ物も多いし、大根とかにも良いだろうと言う想定で。
このシャブリ、ぜんぜんシャブリっぽくないのですね。
かなり素直な味わい。癖がない、ステンレスなのかな?。
どちらかと言うとやや果実味もあるけど、なんかするりとした印象は、
新潟の良い清酒のような。立山とかね、富山やないか!
フーンと思いつつ。

17日(土曜日) 映画を見てたまたま築地だったので江戸銀へ。 
その後、三越のCOACH展これが700円は高すぎ、招待だけど。
☆☆Canet Valette 1997 Le Vin Maghahani Saint-Chinian
2001年10月大丸にて3000円で購入
グラタンコロッケ、ステーキ、フロマージュと共に
大丸で買ったときに、えらく高いなと思ったけど、これはお値打ち品。
あんまり南の方らしからぬお上品な味、香。
滑らかさも凄いけど、ここまで上品に作っちゃいますと国籍不明な
ワインになってしまいますね。
うーん、美味しいけど、これってなにみたいなね。
いずれにしても一流どころの味です、肉になんかもう、、、と思ってたら、
妻が、そお?、それほどでもないわよって。一流ではないかもしんない。
 

16日(金曜日) Chianti Classico 1998 Castello di Meleto 
2001年11月イタリア商事にて1300円で購入
サラダ、鱈のポアレ、クスクスと共に
先週買ったのをもう開けちゃいました。
イタリアワインも久しぶりだし。
ちょっと南っぽい料理だし。
注ぐと輝くばかりの透明感。
とてもきれいなワイン、味も鋭いのね。
でも鋭すぎて、僕の好きなポイント、大きく外しすぎていて、こういうタイプ苦手だな、に。
惜しいな、飲んだ感じは割と良く作られている感じがするんですよ、
それに同じメーカのをあと3本買ったから
自分に言い聞かせているのかもしれないけど。

15日(木曜日) ☆Bourgogne Vezelay 1999 Henry de Vezelay
2001年10月大丸にて1900円で購入
サラダ、ブイヤベースとともに
なかなか大胆と言うか荒削りなラベルなんですね。
開けてみると香はすかっと、新鮮なりんごとかなしとか、
りんごとなしじゃぜんぜん違いますけどね。
どちらかと言うとすっぱめのりんごかな。
味は、やや甘さはあるけど、その甘さが後に残らないタイプ。
ブルゴーニュと言うよりアルザスっぽい感じ。
なかなか美味しく、特にブイヤベースなんで邪魔は全くしなくて、丁度良い感じで。
このアペラシオンは新しいのですかね。
ヴェゼレーって駅降りても牛しかいなかったところですよ。
そこがAOCを取ったんでしょうね、調べても何もわからなかったです。
でも思い出を語りながら飲むワインは最高。
いちおうボジョレー解禁日なので、同じような地域のワインを。
白ですが。

14日(水曜日) ☆Ch.Canteloup 1997 Haut-Medoc 
2001年10月大丸にて1400円で購入
和風、中華のいろいろなもので。
期待以上に美味しかった。ブルジョア級は、大体こんなもんだろうと
言う自分なりのレベルがあって、
まあ、たいした事はないレベルなんですが。
これはそれよりも数段上。
味的には、やや軽め。価格もそこそこ。
新世界系の味ではなくてボルドーまさにボルドーって言うワイン。
とても飲みやすく、お手軽に飲める系統の味。
あわせるのなんて何でも大丈夫。そういうタイプ。

11日(日曜日) 前日のワインが大分残ったので、ビールと残りで健康的に。
イタリア商事で肝心のワインのことを書いていない。
レストランへの卸専門なので、あまり有名でないワインが多く、
行くとはじめてみるものばかり。
今回はバローロなどをほんの少し。びっくりするほど安くないが、そこそこ良心的な価格。

10日(土曜日) 年に2回あるイタリア商事のバーゲン。
そこにワインと鍋を買いに。
鍋は知っている方は良くご存知のラゴスティーナと言う高級ステンレス鍋。それが定価の半額から80%引きで売っているので、我が家は少しずつ買い換えているんです。アルミの鍋が体に良くないとも言うし。でも雪平なんかは使いやすいので、変更する気は全くないのですが(と矛盾に満ちた頭の中)
何故少しずつかというと、そのときによって安いのが出るので、安いもの拾い。

お昼はいつも隣にあるびっくり寿司で。
 

☆☆Ch.Sainte-Colombe 1999 Cotes de Castillon 
2001年10月大丸にて1980円で購入
オムレツ、ロールキャベツ、フロマージュとともに
大丸のフェアのときに、なんか呼び寄せられる感じで買ったワイン。
なんの予備知識もなく、別になにも説明もなしに買ったワイン。
価格だってデパート価格ではないんですよね、普通こういう値段つけない。
これが美味しい。99年のボルドーって良いんだっけといまからヴィンテージチャートを。
(つらつらとながめて)
98年に比べりゃと言うレベルでいい年なんですね。
なんか89年に似た感じのばらつきですね。
このワイン、今は美味いです。多分ここ半年くらい。
ぬめっとした感じがイメージ的にボルドーの右岸。
かなり良い出来なので、一時沈んで再浮上と思うので、今は飲み頃。

9日(金曜日) 会社で打ち上げがあって龍坊というところで。
と言うか、美味しくないところでやっても楽しくないので、
僕がここにしてくれと言って。
さすがに、飲み放題とかない上に、のんべいばっかりだったので、
酒の値段はびっくりするくらいの金額に。
そこのハウスワイン1400円。
Domaine du Chapitre 1999 Vin de Pay de L'Hemult
うーん、ここのワインは安いのですが、この店で美味しいのは3000円以上
は出さないとね、これくらいのを飲むんだったら老酒を飲んだほうが
美味い。そのレベル。  

8日(木曜日) 会社で歓送迎会があってウォール・ストリートという
ところで。飲み放題の中で出たワイン。
Burlwood Cabernet Sauvignon 1998
Burlwood Chardonnay 1999
写真なし。飲み放題にすると一人2000円ですので、
その中でマネージしているんだからそんなに大した物では絶対にない。
ガロジャパンが代理店。
飲んでですか、まあ普通のそこらへんの飛行機の中ででも出るような
凡庸なあたり障りのないカリフォルニアワインです。
でも、飲み放題で、頼むとこれを一本ずつ出してくるのは気持ち的には
えらい。

7日(水曜日) ☆ Ch. d'Or et de Gueules 1998 Costielles de Nimes  
2001年10月大丸にて1700円で購入
グラタンコロッケ、サーモンのソテーと共に
南の方独特の香、味。ここって場所的にローヌにも近いので、
少しローヌ風の香もあって好きです。
98年は、南ローヌが良かったように、ここも良いみたいで、
今まで飲んだのも外れてないし。
ただ、以前に比べると価格がやや上がり気味なのが嫌だな。
ラングドックあたりのワインは安くて美味しいと言うのが僕にとっては
嬉しいことなのに。
いずれにしてもこの地域、98年は外れなし、今のところ。

4日(日曜日) 前日の残りワインと紹興酒(これも残ってたのを)
こういうの飲むんだから当然中華
(中華風刺身、蒸し魚、茸の炒め物、青菜いため、牛肉とピーマンの炒め物)
と言う感じ.
魚には前日のを合わせる、うん、あんまり癖がないせいか、いい感じです。
紹興酒は以前頂いたもの。女児紅という銘柄
なんでも女の子が生まれたときに仕込んで、結婚するときに
持って行かせたそのくらい熟成してんだよって。それからついた名前ですって。
まあ、ちょっと滑らかかなと。
それより、開栓後は保存料など入っておりませんので、お早めにとかいてあった、
うーん、開けてすでに数年。やっと飲み終わり、でも平気です。

3日(土曜日) いけませんよね、土曜日に祝日がぶつかったら金曜を休みにしてください。
祝日は割と普段土曜に営業しているところが休んでたりして。
文化の日だからという訳ではないですが、美術展をふらふら、好きなのではなかったです。
お昼は軽く八重洲の寿司岩 でここ割と支店を出してますが、店によって雰囲気ぜんぜん違います.
Macon Village Tete de Cuvee 1997 Verge Borgogne
2001年10月大丸にて1600円で購入
刺身と今秋初めての鍋と共に
すかっとしたワイン.。これと言って特徴があるわけではなくて、
ちょっと青りんごのような香が鼻を抜ける。
97年なので、もう少し複雑さなどがあるのかなと思ったけど、
そういうものではないのね、作り方が。
そよ風のように、そんな感じ。
 

2日(金曜日) Domaine Moulin Rigaud 1998 Minervois
2001年10月大丸にて650円で購入
韓国風の食事と共に
実は、ブラインドで飲むと前日のと区別がつくかなと言うくらい
似ている香、味、風味。ややこっちの方がざらざら感がある。
まあ、そのざらざら感が価格の違いになっているのと、
酔い心地がこっちの方がきつい感じがする。
酔ったときの状態とでもいうんですかね、そういうのってあります、僕には。
でも、価格を考えるとコストパフォーマンスは凄く高い、
混ぜたらわかんないだろうな、いろいろなのを沢山飲むときに。
ちなみにサントリーが輸入をしているので、割と手に入りやすいかも。

1日(木曜日) ☆Magellan 1999 Ponant Vin de pay des Cotes de Thongue   
2001年10月大丸にて1700円で購入
中華風の食事と共に
なんでもコント・ラフォンの弟がはじめたワインヴェンチャーの
ワインらしいのですが。はあ、そんなのはどうでもいいやね。
大体場所からしてどの辺のだかもわかんない。
何にも調べてません、今日でもゆっくりと。きっと忘れるかも。
ワイン自体はなかなか美味しく、南の方、ラングドックルーション
あたりのワインみたいな香、味。
なかなかのみごたえのある奥深い味、いいワインです。
カリニャンとかたくさん入ってそれを思いっきり太陽に当てた
みたいな、そんなんではないかな、かつ土地が石灰質とかね。
なんとなくそういう、感じ。