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2015年11月

30日(月曜日)
Prince de Lise Brut N.V. Cremant de Bourgogne
2015年10月うきうきワインの玉手箱にて12本12000円で購入
前菜、野菜フライいろいろ、カキフライとともに
ブルゴーニュのスパークリングワインです。色々とあって、中には素晴らしい泡と味わいのものもあるんですが、これは泡がややがさつ。泡が大きくて少ない。シュワワワっていう感じではないんです。そのために味にも締まりがなくて。開けた時から、何日かたったスパークリングという感じ。まあ、食べたのが、揚げ物ですから、その辺りは気にしていないといえばそうなんですが。でも、もう少し豪快な泡がほしかった。
29日(日曜日)
☆Kleine Kaap Cabernet Sauvignon 2013 South Africa
2015年11月タカムラにて6本5239円で購入
前菜いろいろ、カレーとともに
南アフリカのワイン。なんだかとても久しぶりのような気がします。アルコール度数はしっかりと14%のカベルネソービニヨンです。カベルネのセットですね。かなり珍しいところのが入ってました。このワイン自体は、しっかりとした色合いで味のバランスもよく、とても飲みやすい。スクリューキャップだったので、開けたんです。少しでも楽をしたかったので。それと地域的には新世界のワインを飲みたかったというのもあります。裏切らない味わいでした。
28日(土曜日)
☆Cedro 2011 Chianti Rufina Fattoria Lavacchino Italy
2015年10月ヴェリタスにて5本6000円で購入
前菜、ミニピザ、ポトフとともに
キャンティ・ルフィーナ、新しいものなのかと思ったらかなり古くからある名前なんですね。作っているところは少ないらしいです。飲んでみると、これが思った以上においしい。しっかりとした甘さと果実の味わいがきちんとしてる。決して濃くはないけれども、飲みやすく香りも穏やかだけれども花のような香りが抜けていく。割と高地で作られているそうです。あまり意識していなかったのですが、もう一本。同じ地域のワインがあって、二つあると目立つんですね。それで、ルフィーナというところを調べてみました。
27日(金曜日)
☆Ch.Sable Rouge 2012 Bordeaux Superieur
2015年10月うきうきワインの玉手箱にて6本6980円で購入
前菜、スープ餃子、揚げ餃子、焼き餃子とともに
このワインは、2010年の時に素晴らしい味わいで、別のセットにも入っていたので、1年以上置いて飲んだもの、2012年はやっぱダメかなと思って飲んでみました。基本、普通のボルドーの同じメーカーのものを意識しては飲まないのですが、(覚えていない)これは美味しいですね。造り手によってはそれなりのレベルのものは作れるんですね。果実味はあまり強くないのですが、きれいな酸と、よい口当たり。バランスの良く取れた味わいに作っています。ただこれが今後驚く様な味わいには絶対にならないでしょうね。
26日(木曜日)
☆Cousino Macul Cabernet Sauvignon 2013 Maipo Chile
2015年10月うきうきワインの玉手箱にて6本4980円で購入
鉄板焼き、お好み焼きとともに
ジャンク系の食事に合わせるのは、チリのワインがお手軽で味も安定していて飲み口もいいものが多い。このワインも何度か頂いてますが、安定感のある味わいです。ラベルの裏に、日本の輸入業者の方が「渋み:ほどほど」と書いてあったですが、確かにうまく表してます。お手軽な価格のワインですが、それなりにおいしさもあって、気楽にするりと飲むことができます。寒い季節は、うちはジャンク系が増えるので、チリのワインの在庫は積み増しが必要。
25日(水曜日)
Ch. La Grange d'Orlean 2012 Blayes Cotes de Bordeaux
2015年10月うきうきワインの玉手箱にて6本6980円で購入
前菜、春巻き、鶏から揚げ、中華粽とともに
急に冷えてきたので、揚げ物、蒸し物の夕食。開けたのはこのところ連敗中のボルドー中堅どころの2012年。駄目です、連敗は続きます。昨日読んだ記事に、グラン・クリュでもあまり良い出来ではなかったそうで、ちょうど収穫期に冷たい雨が続いたんですって。この日のようです。そういう因縁の日に飲んだこのワインはやっぱ味がぼけた感じ。しまった味わいがどこにもなくて、果実味も足りない。早々にこのセットを飲み切って、次に買う時は注意をしなくては。ここのところボルドーのセットものはどれも美味しかったのですが。
24日(火曜日)
☆Le Cirque 2013 Cotes Catalanes Languedoc-Roussillon
2015年10月うきうきワインの玉手箱にて12本12000円で購入
前菜、鯖とカリフラワーのサラダ、コロッケとともに
グルナッシュとカリニャン、それにシラーでできたワイン。前にも飲んだことがあって、なかなかおいしいけれども、けっこう強烈な味わい。昨日は18度くらいで飲んだのですが、もう少し冷たい方がよかったかも。とても強い味わいで、果実の味わいも結構しっかりとあります。甘さも多い。でも酸がさほど感じないので、ボリュームたっぷりという感じ。ラベルの景色は、ブドウ園のあたりなんでしょうね、岩山が続いてます。ナルボンヌの少し南。確かにこういうちょと荒涼とした景色が続くところです。ブドウとオリーブくらいしかできないんじゃないかと思う土地。
23日(月曜日)
☆Asconi Merlot Grand Reserve 2012 Moldova
2015年10月ヴェリタスにて5本3980円で購入
前菜、大根と鯖のサラダ、オムライスとともに
モルドバのワイン第3弾です。今回からクラスが上がって、グラン・リザーブ、品種はメルローです。これが予想した様な味わいなんですね。メルローなので、ボルドーの右岸サンテミリオンのような感じなのかなと思ったら、そのような味。ソフトでやさしい口当たり。とてもおおらかな感じで、口の中を包んでくれます。豊かな風味で、香りや味わいが、ボルドーのような感じです。前日飲んだのがかすみまくってしまう味わい。とても素敵なワインです。
22日(日曜日)
Ch.Haut-Landon 2012 Bordeaux Superieur
2015年10月うきうきワインの玉手箱にて6本6980円で購入
前菜、ホタテとカリフラワーの炒め物、焼き餃子、中華粽とともに
このクラスの2012年も飲むと面白みに欠ける。まず味わいに豊かさがないんです。ボリューム感というんですかね。果実感も、酸も甘みもないので、薄ぺらい感じ。ボルドーの普通クラスで、ボリューム感がないと、楽しめないです。場所は、サンジュリアンの川を挟んだ反対側の地域のようです。1本1000円を超えているんですが、その価格の割にはがっかりします。一応金賞も取ってますが、全体としてあまり魅力のない年だったんでしょうか。
21日(土曜日)
☆Emperador de Barros 2013 Ribera del Guadiana Spain
2015年10月ヴェリタスにて5本5874円で購入
豚しゃぶ鍋とともに
鍋といっても豚の鍋なんで、赤ワイン。このワイン、透明感がすごい。濃いにもかかわらず向こうが透けて見えるくらいの透明感。それでいて深い赤色、見た目がとてもきれいです。品種はテンプラニーリョ。これは何度か飲んでいますが、こんなに透明感があったかな。飲んでみるとしっかりとした味わい。あんまりテンプラニーリョ感はありません。色の濃さから感じる味の濃さはなくて、さっぱりとしたような飲み心地。
20日(金曜日)
☆Loica Cabernet Sauvignon Reserva 2011Cachapoal Vally Chile
2015年10月ヴェリタスにて3本2760円で購入
前菜、サンドイッチとともに
一度飲んだことがあるかもしれないチリのワイン。これおいしかったです。しっかりとした果実の味が残っていて、ボリューム感もある。口当たりは柔らかで、とてもいい感じになってます。一応レゼルバなんですね、といいつつチリのそれはどういう基準だか知らないですね。こういうのは、寝かせてもそれほど結果がいいとは思えないので、サッサと飲む方がうまいと思います。とても飲み心地の良いワインでした。結構あっという間になくなっちゃった。
19日(木曜日)
☆Noticias 2013 Murcia Spain
2015年10月ヴェリタスにて3本2760円で購入
前菜、野菜のソテー、チキンフライとともに
そういえば、このワイン別のセットで2本来ていたのに、すっかりと忘れていました。もっと離して飲まないといけないのに。という何度も飲んでいるスペインのワインです。パーカーポイントで高得点の蔵が、ヴェリタスのためにプライベートブランドで出してくれているというワイン。いつもながらおいしいです。今回のは今までよりも酸がやや強め。滑らかさよりも、甘酸っぱい感じが強く出てます。ムルシアというブドウの地域はないので、Bullasのワインではないかと。
18日(水曜日)
☆Palacio del Conde Gran Reserva 2009 Valencia Spain
2015年10月うきうきワインの玉手箱にて6本4980円で購入
前菜、ペンネと菜の花のパスタ、ハンバーグとともに
スペインはヴァレンシアのワイン、ブドウ品種の表示はありません。金色の網を被ったグラン・レゼルヴァです。いかにも高そうですが、今見たら、この前の13年のボルドーと同じ価格。危ないことも多い800円台です。開けると上がってくるのはむせ返るような香り。温度は多少低めの方がいいのかも。口に含んでも、その香りが口の中にあふれます。濃厚で、熟しすぎたような味わいです。でもまずくはなくて、特色のある味わいですので、場を選ぶという感じのワインです。
17日(火曜日)
☆浦霞ひやおろし(宮城)特別純米酒
2015年10月楽喜にて1447円で購入
前菜いろいろ、厚揚げ、野菜のソテー、菜の花、里芋の煮物、蕪の炊いたん、干物ご飯、味噌汁とともに
全部飲めちゃうかなと思ったけれど、少し残ってしまいました。開けて2週間くらい、状態は変わらないです。ちょうど今の時期においしいのかもしれない。どちらかというと、食べるのがメインのような感じで、それも野菜中心。じっくりとお酒は美味しいのですが、どうも飲むよりも食べる方に行ってしまいました。たまにはこういう日も。前菜いろいろ、
16日(月曜日)
☆Limited Asconi Cabernet Sauvignon 2011 Moldova
2015年10月ヴェリタスにて5本3980円で購入
前菜、鉄板焼き、カキのお好み焼きとともに
この前どなたかが書いていた、カキのお好み焼きというのをやってみると、これがうまい。合わせたのは、先月から飲み始めたモルドバのカベルネ・ソービニヨン。前回飲んでとても素直な造りだなと思って、そういうのって、正統派にも合うんだけれども、けっこうジャンク系にも威力を発揮するだろうと。ワインは今回開けたものも、とてもきれいな造りで、いかにもカベルネだよという感じ。飲み口もよくて、中華にもよさそう。ソフトな感じもあって、なかなか使い勝手の良いワイン。
15日(日曜日)
Ch.Laforet 2013 Bordeaux
2015年10月うきうきワインの玉手箱にて6本4980円で購入
前菜、ホタテの卵とじ、焼き餃子、炒飯とともに
2013年の普通のボルドー金賞たくさん取っているワイン。でもなぁ、2013年ボルドーってと思って開けてみる。予想通りというか、元々の生産者が下手なのか(それにしては金賞3つ)香りは薄く、味も薄い。なんだかペラペラ感が漂うワイン。飲んでいて楽しくないんですな、これが。まあ、食事のお供で、口の中をさっぱりとしてくれるぶどうジュースの酸っぱいのみたいな。アルコール度数は12度で、本来のボルドーってこれくらいだったなぁと思いながら、できる限り13年は手を出さない方がいいなと。
14日(土曜日)
☆Figure Libre Cabernet Franc 2013 Pays D'Oc
2015年10月ヴェリタスにて5本6926円で購入
前菜いろいろ、バゲットサンドとともに
ラベルはなかなか変わったものです。作ったところは南フランスラングドック・ルーション、カルカッソンヌの南側。ブドウ品種はカベルネ・フランのワインです。これがおいしいワインなんです。カベルネ・フラン単独のワインというと、ロワールを思い浮かべるんですが、あの手の繊細な赤ではなくてかなりしっかりとした骨格を持って、アルコールは14.5%、それでいて味わいは少し軽めというタイプで飲みやすい。濃いワインではないのですが、しっかりとした味わいのワインです。
昼は天亭
13日(金曜日) 
☆☆Deutz Brut Classic N.V. Champagne
☆Bourgogne Chaumes des Perrieres 2013 Dupont-Fahn
ラ・クール・ド・コンマにて1800円と価格不明
お昼に、昔ターブル・ド・コンマの小峰さんがやっているお店に。ソムリエは、岡部さんだし。
まずはシャンパンをお願いすると、ドーツが出てきました。美味いですね、泡の量も半端じゃない
けれど、味わいが素晴らしい。瓶の差が多いそうです。でもこれはよかった、香り、やや重たい
感じを含めて素晴らしい。
白は珍しいものということで、ブルゴーニュで、ペリエールという畑の名前、実はムルソーなんだ
そうですが、土をほかの土地のを持ってきたら、周りの生産者がそれはだめというので、
ブルゴーニュで出したそうです。落ち着くまでこうなんでしょうが、これはうまいです。
☆Bourgogne Pino Noir 2012 Cuvee les deux Papis Alex Gambal
Ch.Courtin 2006 Pauillac Bordeaux
同じお店で価格不明
赤は、半分づつブルゴーニュとボルドーが。ブルゴーニュが香りもよく味も整ったいい出来の
ワイン。ボルドーは、なんだかちょっとぼけた印象です。
ブルゴーニュと肉がよく合いました、香りがお互いに高まる感じで、ボルドーにはそれがなかった。
相性ってやっぱあるんですね、単独だとボルドーの方がおいしいかもしれない。
☆Ensoleille Koshu Sparkling Wine N.V. Katsunuma
☆☆Part des Anges Exclusive Vintage Blancs de Blancs Grand Cru 2009
Michel Gonet Avize Champagne
上はがぶさんから、下はお店(ラペ)で出してもらったもの、価格不明
さて、恒例のワイン会です。出席者は、他のサイトを見ていただくとしてというか持ち込んだ方の
名前が出ております。最初は、どうしても一番に出してもらわないと、シャンパンの後だと、絶対
水だと思われるというワイン。まあ、炭酸水というのかも。ところがこれ、最初に飲んだからかも
知れないですが、食べたものとの相性も良く、なかなかの出来。ちょっと和食っぽいのが
よかったかも。
シャンパンはとてもいい感じのものでした。泡もきれい、昼のドーツほど重くなかったけれども、
しっかりとした風味と味わい。香りもとても素敵なシャンパンです。単独ヴィンテージなんです。
RMのシャンパンなので、その辺でちょっとというわけにはいかないでしょうが、良いものです。
☆☆Paul Hobbs Pinot Noir 2013 Russian River Valley California USA
☆Nuits Saint Georges 1er Cru Le Clos des Corvees 1999 Prieure Roch Bourgogne
上はとびさん、下はShuzさん
今回は参加者の多くが変化球ばっかりで、直球勝負がなかったんですね。ちょっと暴投気味のも
多くて。その中で、カリフォルニアのピノノワールはとてもまとも。最初出てきたときに香りだけで、
あれれブルゴーニュのどこなんだろうと思って飲んで、かなりいいものだなと思ったくらい。
素晴らしいワインでした。とびさん渾身の一球です。アフターもいいうえに、これと一緒に食べ物
との相性も素晴らしくて。
次に出たブルゴーニュよりも印象がよかったです、でも次のがというわけではなかったのですが、
やや濁りが出ていて、上の方はそれなりだったのですが、澱がすごく多かった。味わいとしたら、
ややピークを越えて、これから下っちゃうかなという感じ、ぎりぎりのところのような気がします。
それなりにおいしいのですが、その前の印象が強かった。
☆☆Clos de Gat Sycra Cabernet Sauvignon Reserve 2009 Israel
Chateau Chalon 2005 Jean-Luc Mouillard Jura
上は師範、下はへんさん
イスラエルのワインは初めて。これはまたド直球勝負のワインです。味がしっかりとしてます。
香りもいいんですね。飲むといかにもカベルネなんですが、なんだかかなり辺りが丸いというか、
今でも十分においしい。それと、このワインに出て料理がとてもワインとの調和がよかったです。
ワインを生かすも殺すも料理との相性ってあります。
次のは、大暴投のワインです。香りはシェリーなんですが、味もシェリーのそれもドライ。ドライも
ドライ、僕の不得意なもの。多分飲んだことなくて、銘柄的には有名なので、一回飲んでみたいな
と思ったんでしょうね。僕も初めて飲んだので、勉強にはなりましたが、こういうのは勉強しなくて
良いワインです。
☆Ch. Lascombs 2004 Margaux Bordeaux
Ch. Leoville Las Cases 1992 Saint Julien Bordeaux
上は2007年7月ヴェリタスにて4980円で購入、下は磯子さん
僕の持っていったラスコンブは師範が飲んでいないグランクリュ。マルゴーなので、けっこう
柔らかい感じでいい具合くらいかいなと思ったら、硬い硬い。あれれ、こんなじゃなかったのに
と思った。前はもっとアメリカ人好みで、豊かでソフトな感じだったのが(大半がアメリカ輸出)
なんだか硬い男っぽい感じ、飲むにはまだ時間がかかるぜという雰囲気。5年ほど早かった。
磯子さんも暴走気味のワイン。毎回、家にはなかなか開けられないのがという中から持ってきた
確かに92年のって自宅で一人でというのは勇気がいる。出てくると、でもこれはヘタってない
のが結構不思議。ラス・キャスは強いワインなんですが、あんな軽いワインの時にも、これだけ
のものは作ったんだというちょっとした驚きでした。
☆☆Ch. Doisy-Daene 2001 Sauternes Bordeaux
2011年8月フィッチにて7500円で購入
最後はソーテルヌという鉄板のデザートワイン。家にあるプロジェクト用に買ったんだけれども挫折してでも開けられないんですよ、開けても飲み切れない。その中で横に並べて一番濃い色のを持っていったんです。へんさん、ちゃんとして持っていってなんかないのよ、生き方適当なんだから。というわけで飲んでみると、これが素晴らしく美味しいんですね。教科書通りのような香りと味わい。結構酸が強いので、甘さがべたべたしない。美味いね、デザートなしでも大丈夫。とても豊かなボリューム感もあって締めにはよかったです。
12日(木曜日)
☆☆Ch.Bahan Haut-Brion 2004 Pessac-Leognan Bordeaux
2007年7月ヴェリタスにて4980円で購入
前菜、野菜スープ、クスクスとともに
こちらに引っ越しの際に購入したワインがすでに8年もたってしまいました。某評論家の飲み頃は昨年で終了し、さてどんな味かというのと、明日のために舌慣らしをしておかないとというので、ちょっと良いのを。確かにピークは過ぎている感じですが、バランスの良い味わいはさすがです。元々さほど良くない出来だったと思えるのですが、多少樽の香りが強くて、高級な雰囲気はするのですが、ちょっと味としては酸が勝っているような感じがします。でも飲み口はさすがというかスムース。そして一番大きいのは翌日に残らないですね、すっきりとした目覚めです。
11日(水曜日)
Louis Philibert Blanc de Blanc N.V. France
2015年8月京橋ワインにて6本5378円で購入
前菜、ミックスフライ(カキ、エビ、帆立、蓮根、サツマイモ、シイタケ、下仁田ねぎ)とともに
揚げ物がメインなので、すっきりとしたいなと思って開けたこのスパークリングワイン。すっきりしないスパークリング。大体スパークしないんですね、ほとんど。多少泡が出ますが、なんだか慰め程度。ブランドブランなので、ワイン自体もきりりとしているのかと思うと、なんだかどうしたのというような中途半端な味。もちろんあまり香りもなくて、合わせにくい味。グラスの真ん中に細い泡しか上がっていかないので、泡で口の中をという感じは全くなくて、微弱泡ワインみたいな。これはあきまへん。いけまへん。
10日(火曜日)
☆一ノ蔵(宮城)特別純米生原酒蔵の華
2015年10月楽喜にて1646円で購入
蓮根フライ、厚揚げ煮物、練物、カリフラワー、焼き厚揚げ菜の花添え、鰈素揚げ、むかごご飯、味噌汁とともに
一ノ蔵が少なくなっていたので、まず一ノ蔵を飲み終える。旨みよりも清涼感が強い酒です。それは最後まで変わらなかった。夏向きに出した酒みたいです。売れ残ってたんですね。でも、僕は時間がたった酒の方がどちらかというとこのみなので。(ちゃんと冷蔵設備のところに置いてあったから)飲み終わって少し足りなかったので、浦霞を。そうすると、これもまたうまい。もう少しすっきりとした感じ。並べて飲む楽しみ。
9日(月曜日)
☆Chablis 2014 D.Hamelin Bourgogne
2015年10月うきうきワインの玉手箱にて12本12000円で購入
前菜、パスタサラダ、鮭のソテーとともに
昨年のシャブリです。色はほとんどないとても薄めのものです。香りも、あまり感じられない。飲んでみると、いかにもというミネラルっぽい感じの味わいです。さわやかで、ミネラルっぽくて、酸もたっぷりあるというなんだか魚の料理にピタリ、生ガキがほしいよというようなワイン。そういえば、生ガキって久しく食べてないなという話題にピタリのワインです。新しいヴィンテージなので、フルーティさもあって、とてもさわやかな感じです。ピチピチ感がとってもあります。
8日(日曜日)
☆Furvus 2009 Montsant Spain
2015年9月京橋ワインにて6本11664円で購入
前菜、ポトフとともに
グルナッシュとメルローから作られたワイン。グラスに注いで香りをかぐと、アルコールが上がってくる。14.5度のアルコール度数の高い酒。飲んでみると、やや味わいに硬さがある。しっとり感がないんですね。甘みはほとんどアルコールにしてしまったような雰囲気のワイン。ドライな感じです。あまり好きなタイプじゃないです。この傾向はあまり変化がなく続きます。半分くらいまで飲んだところで、やや硬さがほぐれてきて多少は飲みやすくなりました。
昼は蕎麦奉行
7日(土曜日)
☆Il Gregoriano Montalcino 2007 Sant' Antimo Scopone Italy
2015年10月ヴェリタスにて5本6000円で購入
前菜、ペンネアラビアータ、鶏むね肉の薄切りカツレツとともに
わが家が買うセット物イタリアのワインとしては割と年数がたったワイン。輸入元の訳ありものかも。まず色がかなりレンガ色っぽくなってます。飲んでみると、かなり熟成が進んでいて、酸がかなり前に出てきます。酸っぱいとまではいかないけれども、酸味が強い感じになってます。元の味わいが濃かったのだと思うのですが、それでもしっかりとした味が残っていて、この時期を逃すと、ちょっときついかも。ワインだけ味わうのでなかったら、この酸味は好きな方が多いかも。
6日(金曜日)
☆Douro 2011 Vinho Tinto Portogal
2015年10月ヴェリタスにて3本2760円で購入
鉄板焼き、お好み焼きとともに
ポルトガルのワイン。ポルトガルのワインって、マテウスロゼを飲んで以来かも。北の方ポルト市の近くで作られてるものらしい。品種が見たこともないもので、Tinta Roriz(55%) Touriga Franca(20%) Touriga Nacional(15%) Tinta Barocca(5%) その他のブドウが5%というのが並んでます。色は濃く、飲むと干しブドウで作られたよな濃い旨みを感じますが、これは好みが分かれそう。ただ、この日に食べたのがやや濃い目の料理なので、こういうワインでも問題はなかったです。アルコール度数も高め、ポルトガルのワインもなかなかすごい。
5日(木曜日)
Saint-Emilion 2012 Schel Bordeaux
2015年10月うきうきワインの玉手箱にて12本12000円で購入
前菜、カリフラワーの中華風、ほうれん草玉子、焼き餃子、青菜炒めとともに
ネゴシアン物のサンテミリオンです。こういうワインを飲むこと自体久しぶり。飲み始めると、サンテミリオンらしくなく芳醇な感じがない。線も細くて、飲み飽きる。楽しさのないワインですね。メルローとカベルネ・フランだそうですが、なんだか薄っぺらい味しかしないです。ここの工場はボルドー市のすぐ西にあるみたいですが、サンテミリオンの良い農家さんとのつながりがないんでしょうね。なんだかつまらないものでした。
4日(水曜日)
☆浦霞ひやおろし(宮城)特別純米酒
2015年10月楽喜にて1447円で購入
前菜、枝豆、カリフラワー、湯葉豆腐、蕪の炊いたん、鯖一夜干し、蛸飯、味噌汁とともに
ひやおろしの浦霞を近くのお店で売っていたので。価格はお手頃です。すっきりと引き締まった旨さです。力強さがあるお酒です。そういう意味では、個人的な好みからはちょっと外れているのですが、これはこれでおいしい。飲み飽きはしないタイプです。途中から一ノ蔵も一緒に飲み始めると、こちらの方がやや丸さがある感じでした。飲み比べをしないとわからないレベルですが。秋に温かいつまみを食べながら、冷やした酒というのはいいです。
3日(火曜日)
☆Jaspinegre 2011 Montssant Spain
2015年9月京橋ワインにて6本11664円で購入
前菜、ミニピザ、野菜ソテー、鶏のローストとともに
このラベルちょっと変わってまして、ほぼ一周りの横長。ちょうど裏に当たるところにアルコール度数が14.5%と表示、ちょと暴力的な数値。グラスに注ぐと色が濃い、もちろん味も濃い、どろりとしている感じすらする。ブドウは、グルナッシュ、カリニャン、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーと有名なそれぞれの産地では濃いブドウでかつ個性的なもの。それが合わさったんだから、まさに濃い。このワイン、初めてではないのですが、飲む都度、この濃さに驚き、印象的です。
2日(月曜日)
Terre di Giumara Inzolia 2014 Terre Siciliane Italy
2015年8月京橋ワインにて6本6458円で購入
前菜、鍋とともに
急に寒くなった上に雨まで降っていて、今日はやっぱ鍋かなと思いながらスーパーへ。結局たどり着いたのはそういうものを売っているところ。温かい鍋には冷えたワインがよく似合う。と思いながら開けてグラスに注ぐと、色は薄い。ということは鍋によく合う系統の味かなと思ったら、なんだか少し苦味がある感じで、微妙に方向感がずれている。最後まで違和感を持ちながら飲んだのですが、これだったら、酒にしといた方がよかったのかな。これはこれでぴったりと合う料理があると思います。やや軽い感じで、すっきりとはしていて、ほんの少し苦味のある味わい。
1日(日曜日)
☆Ch.Romfort 2012 Blaye Cotes de Bordeaux
2015年10月うきうきワインの玉手箱にて6本6980円で購入
前菜、スープ、から揚げ、焼き餃子、炒飯とともに
2012年のボルドー、グラスに注ぐとやや色は薄い感じがします。飲んでみるとググッとくるものがないなぁ。弱い感じです。品種はメルロー、カベルネソーヴィニヨン、マルベックとあります。ボルドーでマルベックって書いてあるのを見るのが久しぶり。この頃は南米のものくらいしか意識してない。個人的な希望とすると、もう少しソフトな感じがほしいところです。なんだか渋みが口に着く感じがして。