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2015年5月

31日(日曜日)
☆Tor del Colle Reserva 2010 Rosso Molise Italy
2015年4月京橋ワインにて6本5378円で購入
サラダ、鶏の薄切りカツレツとともに
モリーセのワインと書いてあるんですが、どこなんだろうと地図を見ると、ナポリの反対側のアドリア海側ですね。品種はモンテプルチアーノ種です。よく飲むアブルツオはモリーセの隣。なんとなくですが、ワインとして似ています。ワインとしてはリゼルバちょっとレベルが高いのかな、でも安いセットなんですが。ちょっと、熟成が来ていて、甘みが減って、酸をやや強く感じる味です。これはこれで、食事にはよく合います。
30日(土曜日)
☆Mont Plaisir Cabernet Sauvignon 2013 Pays d'Oc
2015年4月ドラジェにて6本5378円で購入
前菜、油淋鶏、青菜炒めとともに
ここのところボルドーで外しまくっているので、一時休止。なんでもいいので、カベルネのワインに。ちょっとお昼に食べすぎたので、量を減らして。このワイン、ほかにもいろいろな品種がセットだったのですが、今のところ外れていないです。これもしっかりとした味わい、きれいに澄んでいて、見た目もおいしそう。ちゃんとカベルネ・ソーヴィニヨンらしさに、まだフルーティさもしっかりあって飲みやすいワイン。
29日(金曜日)
☆Pierre Moncuit Brut N.V. Champagne
2015年4月ヴェリタスにて3680円で購入
手巻き寿司とともに
今価格を見たら高い部類のものでした。これレコルタン・マニピュランです。全く名前も知らないものです。ブランドブランなので高いのかも。グラスに注ぐとちょっと泡が大きい感じがします。味はあまり重たくなくて軽い爽やかなものですね。そういう意味ではいかにもブランドブラン。炭酸は結構強いのですが、それでもどっしりとした感じがないのですいすいと飲めます。個人的な好みからいうと、もうちょっと重たいのが好き。
28日(木曜日)
Carlos Plaza Tempranillo Syrah 2013 La Tierra de Extremadura Spain
2015年4月酒のいしかわにて6本6150円で購入
ミニピザ、茹でそら豆、サラダ、鶏のロースト茸添えとともに
今年最後のそら豆。最後までおいしかった。久しぶりに赤のスペインワイン。豊かな味わいを期待していたのですが、印象はやせっぽちなワイン。なんだかラベルはアラベスクみたいで、強烈なんですね、他のワインと並べておくと、このワインばっかりが目立つ。テンプラニーリョとシラーなので、濃くて分厚い感じ、やや暑苦しすぎかなというのを期待したら、やや涼しいワインでした。産地も見たことがないところ。ポルトガルの近く、マドリッドから南西に行った地域ですね。痩せているのはそのせいか。
27日(水曜日)
☆Argum Sauvignon Blanc 2013 La Tierra de Castilla Spain
2015年4月京橋ワインにて6本5378円で購入
ホタテ刺身、蒲鉾、蒸し鶏、お浸し、野菜ソテー、鯖味醂干、茸ご飯、味噌汁、漬物とともに
たまに行く直売所に行くと、おいしそうな茸がいろいろ。だったら茸ご飯にしようと、ご飯だけが決まり、それに合わせるものを決めていって最後にワインはどれにしようかなと思いながら冷蔵庫を見ていてソーヴィニヨン・ブランのこれに。飲んでみると、さほどこの品種の香り味わいではなくて、やや色気の多い、ソーヴィニヨン・ブランです、若くてぴちぴちしているのかいな。元のブドウの糖度が高いのかもしれないけれど、結構豊かな感じもあります。嫌いじゃないです。
26日(火曜日)
Ch.Taffard de Blaignac 2010 Medoc Bordeaux
2015年4月京橋ワインにて6本10778円で購入
前菜、茹でそら豆、揚げ餃子、スープ餃子、焼き餃子、青菜炒めとともに
ここ2回ボルドーではずしているし、2日前にはどうしようもないもので、ひどい目にあったので、今夜は鉄板ボルドーの2010年、それも一つ上のランクだぜセットから選ぶ。これではずしたら、どうしようもないなと思って香りをかぐといい。一口飲んでもかなりのレベル。だと思って飲み進んでいると、なんだかよくなくなってくる。飽きる味わいなのです。それも、半分も行かない段階で飽きてくる。おかしいなぁ、なんでだと裏を見たら、西田佐知子、アカシアの花が咲いておりました。それでこういう味わいになるのかなともう一度飲んでも、うまくねぇ。ちょっと、落ち込んでます。体調はよくなったけど。
24日(日曜日)
×Bourgogne Pino Noir 2011 Pasquier Desvignes
2015年4月ドラジェにて6本9698円で購入
サラダ、オムライスとともに
なんだか平板なまま終わってしまったブルゴーニュ。コルクは樹脂のものでした。それも短い。栓を抜いて香りはと、、、なんだかしない。グラスに注いで、色は普通よりもやや濃いくらい。香りが出てこないんですね。飲んでみると酸がやや強い感じの味わい、苦手なタイプです。飲み続けると多少は変わるかなと思ったのですが、あまり変化もなく、最初に書いたように平板な味わいが続きます。味の各要素もだけどちょっと楽しさに欠けたワイン。翌日考えられないような二日酔い、評価は×に変更。
23日(土曜日)
Ch.Lalande-Borie 2011 St-Julien Bordeaux
2015年4月ヴェリタスにて6本13334円で購入
茹でそら豆、前菜、焼き餃子、青菜炒め、中華粽とともに
セカンドワインのセットから。デクリュ・ボーカイヨのセカンドワインです。これは以前にも飲んだことがあって、割といい印象を持っていて、数日前のボルドーがあまりよくなかったので、そのリベンジと思ったら、これもちょっと。酒造りのレベルは高いと思うのですが、ちょっと酸が強い。酸が強いワインはちょっと不得意。飲んでいて楽しくないんですね、時たまいいところもあるんですが、基本酸が強いので、ちょっとという感じですね。これだけ酸が強いと、長持ちはするかもしれないんですが、ほかの要素が弱いので、熟成をさせてもバランスが悪いかな。庭で青菜(青梗菜、ターツァイ、小松菜)が山のように取れているので、当面中華が多いと思います。
22日(金曜日)
☆Poilvert-Jacques Brut N.V. Champagne
2015年4月ヴェリタスにて2172円で購入
手巻き寿司とともに
名も知らぬシャンパンです。価格も安い、こういうのの中にたまにおいしいのもあるんですね。これ好きなタイプです。グラスに注ぐときめの細かい泡が立ち上ります。香りはフルーティ、色はやや濃いですね。色が濃い方が好みのタイプが多いような気がします。飲むと、割合しっかり目の味です。でも重たいというタイプではないですね。しっかりとシャンパンしております。ある意味標準的な味わい。大手ではポメリーが好きなんですが、ちょっと似た感じ。これはネゴシアンものです。
21日(木曜日)
☆Olivier Lacour Chardonnay 2014 Pays D'Oc
2015年4月京橋ワインにて6本5378円で購入
前菜、ホタテ刺身、胡麻和え、さつま揚げ、カマス一夜干し、そら豆ご飯、味噌汁、香の物とともに
グラスに注ぐと明るい金色。色はやや濃い感じ。飲んでみると結構華やかです。フルーティで、ほんの少しですが、蜂蜜に似た風味があるワイン。フランスの南、ラングドックで作られたものです。ワインもなんとなく陽気な感じ。カルカッソンヌの近く。かなり冷たくして最初は飲んでいましたが、少し温度が上がった方が、いろいろな要素が出てきて豊かな感じになります。味的にはどんな料理にもオールマイティな白。
20日(水曜日)
Ch.Les Terrasses de Bouey 2012 Bordeaux
2015年2月ヴェリタスにて6本5500円で購入
前菜、春巻き、焼き餃子、青菜炒めとともに
2012年のボルドーがこの頃よくセットに入っているのですが、はっきり言って良い物にあたることはないといっていいですね。総じて飲んだ印象は散漫で、味に深みがない。まだ新しい分フルーティな感じが残っていればいいのですが、そういうものも欠けている。こういう普通のボルドーは2014年まで待たないと、良いものにあたらないのかな。まだ在庫があるのでその消化をするのがつまらない。
19日(火曜日)
☆Gran Tarapaca Cabernet Sauvignon Reserva 2013 Maipo Val Chile
2015年4月酒のいしかわにて6本6150円で購入
焼きそら豆、サラダ、カリーとともに
戻ってきた日、久しぶりのワイン。ずっと日本酒だったので。開けたのはカリーに合わせてチリのカベルネ、この銘柄は今まで飲んだことがないと思います。とてもしっかりとした味わい。どっしりとしたタイプです。ちょっとジャムのような甘みがあって、最後の方はポートワインの感じが少しニュアンスとしてありました。香りにもポートの雰囲気があるワインです。元の葡萄の味わいが濃いのでしょうかね。しっかりとフルボディのワインです。
昼はあをいにて
18日(月曜日)
☆☆風の森(奈良)純米大吟醸しぼり華無濾過無加水
☆☆瑠璃2014(秋田)新政酒造純米
弁一にてお酒ペアリングにしていただいて7000円くらい
量は少しずつです。全部で三合半くらいにとお願いして。
最初に出たのが風の森、スパークリングワインのような感じです。口当たりも含めて、
アプリティーフで、グラスシャンパンをいただいているような印象のお酒。今まで飲んだ日本酒と
全く違う印象です。凄い進化を感じます。ご主人が微発泡だということ。
次は、今や話題の新政のラピス、大体ラベルからして凄いです。ヴィンテージも入ってます。これ
結構前のお酒と印象が被るんです。ただこちらのお酒、酸を感じます。とても味が引き締まって
これはこれで別の世界です。
昼はやましち
☆☆☆田酒(青森)純米大吟醸斗瓶取2013
☆☆墨廼江(岩手)別吟
次は田酒、アぁ、田酒ねと思ったら、これが優れモノでした。実に旨い。最後の方にほんの
少ししか取れない貴重なお酒だそうです。これはえもいえぬ旨みたっぷりのお酒です。口当たり
は優しく、深みがあって、田酒の奥の深さをしみじみと味わえる。今まで飲んだ中でもピカピカの
お酒です。
墨廼江の別吟。これもすごい。なんだか連続で素晴らしいお酒をいただいていると、これが当たり
前になっていく自分の舌が怖い。でもこれもなかなかいい感じの旨みがあります。前のとは違うの
ですが、この瓶を見ただけでなんだか凄いだろうという印象を受けました。
☆無濾過生原酒(新潟)朝日酒造
☆☆☆石田屋(福井)黒龍
次は、無濾過生原酒という僕の大好きな言葉を銘柄にしたのか、ほかには何も書いて
いないお酒。だんだん蔵元さんも大胆になってきて、こういうのも出てくるんですね。ただ、これは
最初に注いでいただいたときにほんの少しひね香を感じました。長期熟成したときに出る香り。
ちょっと古漬けのたくあんみたいな香りがあったのが気になりました。
次に出たのがちょっと驚きで石田屋。普通出ない酒です。これがなんと言いますかきれいで、
流れるようなお酒。このレベルの酒が造れたら、次を目指そうなんて思わないだろうな、僕だと。
高い目標に向かわない人間なんで。今流通しているお酒の中で、多分トップクラスのお酒。
今日本酒飲まないと本当に損をすると思う酒、なかなか飲めないだろうけれど。
☆菊姫(石川)大吟醸平成3年
☆Liqueur de Cassis de Mouton Rothchild N.V. Pauillac Bordeaux
なんだか、珍しいものがあるというので出てきたのが、古酒、菊姫。平成3年といいますので、
24年前。杜氏は、数日前に飲んだ農口さん。菊姫の全盛期の酒といってもいいかも。それを
いただきました。こういうお酒は、何がどうというよりもただ有難くいただくという感じになります。
だって、多分これだけ古いのはもうないと思うので。
最後に珍しいのというのでいただいたのが、ムートンのカシスリキュール。なんでも、畑にカシス
があって、それで作ったものだそうです。だからポイヤックのといえるみたいで。
珍しいお酒をいただき、ご主人の引き出しの多さに驚いた楽しい時間でした。
でも翌朝すっきりというのがこのレベルの酒の力です。
17日(日曜日)
☆☆梵(福井)純米大吟醸
にて5890円(4合)くらい
飲んだところにはお酒はいろいろあるのですが、なぜか地元のものはなくて、一番近い隣の県のお酒を。これ福井の鯖江のお酒です。飲むのは初めて。米の磨きが3割8分というかなりピカピカにしたものです。酵母は自分の蔵付酵母(自社酵母)。美味いです、素晴らしく旨い。しっかりとした香りと旨みがぴたりと決まった感じで、ほんのりとした甘さもよい。もちろん酸もあるので、すっきり感もあって、上品なお酒に仕上がっています。アルコール度数も16%なのでしっかりと酔います。
昼は流響の里
16日(土曜日)
☆吟十八合(福井)黒龍吟醸生
☆九頭龍(福井)黒龍純米
まるさん屋にて両方とも一合650円
とにかくお酒はすごいたくさんの種類がリストアップされてます。福井のお酒だけで20種類以上。
さらりと高い酒も置いてあります。黒龍が、いろいろとあったので、せっかくだから。
最初のは造りが落ち着いてくる18番目に仕込んだタンクからというお酒。貯蔵期間が長い酒
だそうです。生なのに、抑え目の旨みですね。こういうのもいいなぁと思いながら飲みました。
次は、黒龍で初めて作った純米酒だそうです。飲んでみるとこれも上のとは違ったうまさもあり、
流れるようにはいって行くお酒です。違う蔵のを飲んでいるような感じ。好みでしょうね。
昼は梅渓
15日(金曜日)
☆☆手取川(石川)大吟醸中取り無濾過生原酒
みつき庵にて4000円(720ml)
手取川ってしっかりと飲んだことがなかったのですが、たまたま泊まったところが造っている街で、良いものがあるお店なので、それをいただく。まずラベルはすっきり、そのうえ、大好きな文字が並ぶ。飲んでみると、ほのかな果実の味わいとふっくらと豊かな旨み。美味いですね。純米ではないのでそこは残念なんですが、純米にすると旨みがくどくなるのかも。爽やかな感じもあります。飲み飽きはしないうちに四合すべて飲んで、ホテルで泥酔、ただし朝はすっきり。
昼は助すし
14日(木曜日)
☆☆農口(石川)山廃吟醸無濾過生
☆能登誉(石川)純米吟醸
幸寿司にて一合1400円、1000円
この頃は、あとで書くことを考えると、あんまりたくさんの種類を飲むのはちょっとなんですが、
こちらのお店、飲んだことのないお酒がずらり。そしてその中に、あの農口がある。のぐちです。
長年菊姫の杜氏さんをやっていた農口さんが新しい蔵で酒を作り出したというお酒。飲んでみる。
爽やかな甘み、ふっと口の中で消えていく。フルーティさが嫌な感じでなく、旨みにも感じる。
素晴らしいお酒です。なんだかラベルがちょっとなんですけれど。
能登誉は、いかにもお酒の趣を持っている。でも、口当たりは優しく、いいお酒だけれど、農口の
あとすぐにだと、全てにおいて今一つ感が出てくるけれど、これはこれでいい酒。
昼は寿し一
☆遊穂(石川)純米吟醸
池月(石川)純米
同じく900円、850円だったような。
遊穂という酒もよかった。これ、UFOの里で売り出そうとしている中能登町のお酒。だからゆうほ。
このお酒も無濾過生酒なので、最初の農口に雰囲気は似ている。これで最後まで行っても
いいかなと思ったくらい。まあ、農口に比べると、やや雑味が多いかなと思うけれど、それも
旨みのうち。
最後に池月を飲む。これも中能登のお酒。これは普通の味わいでしたというか、もうこれが4合目
なんで、結構メートルが上がりまくってます。
13日(水曜日)
鶴齢(新潟)純米吟醸
☆鮎正宗(新潟)純米吟醸
花いちにて一合1100円、880円
今まで飲んだことのない新潟のお酒があったので、それをいただく。最初に飲んだのは
「かくれい」という魚沼の方のお酒。ふっと香りがフルーティ、これはやや合わないかなと飲むと、
酸があってなんだかお酒っぽくないんですね、失敗でした。そういうタイプが好きな人もいると
思いますが。
次のは、もっと落ち着いた感じで、これがいいなこれで最後まで行こうと思ったら、一番最後で、
瓶に残ったのを少しいただいて終わり。でもお酒らしいいい味わいでした。
昼は四川飯店新潟
☆清泉(新潟)特別純米
同じお店で850円だったような。
本当に久しぶりに清泉を。飲むとやはりおいしいですね、さすがに地酒のブームなんて言う前から純米酒を作ってきた蔵ですので、やはり年季が違うのと、それなりの考えがしっかりとしている蔵なので、はっきり焦点がある味わいです。最後に飲んだのに、一番印象的な味のお酒でした。
12日(火曜日)
☆景虎名水仕込(新潟)特別純米酒生
かつみにて一合900円
このお酒生なので、ほとんど地域内で飲まれているようです。生酒特有の柔らかな飲み口、お酒の持っている特有のフルーティな香りなどが生きています。旨みのあるお酒ですね。基本的に新潟のお酒は端麗なものが多いのですが、じっくりとラベルを見ると、旨みがしっかりとありそうなものを見つけられます。
☆山古志(新潟)お福正宗純米吟醸
にて300ml3000円くらい。
これは旧山古志村の棚田で作られたお米を使って仕込んだお酒。こういう地域では分かるお酒もなかなか旅行先でないと楽しめないものです。飲み口は結構さっぱり目です。でもその中に、ゆったりとしたおいしさはしっかりとあります。この日は和食に合わせたのですが、なかなか良い感じで調和してました。この頃新潟のお酒あまり飲まないけれど、飲むといいものです。
11日(月曜日)
越乃米こしひかり仕込み(新潟)ビール
☆麒麟山純辛(新潟)純米吟醸
雪家にて1000円、900円
新潟のビール、なのですが、米を使って仕込んだビールだそうです。泡はほとんどなく、多少発泡
する程度。苦味よりは旨みという感じのビールで、普通のビールに慣れている舌には、ちょっと
違和感。これはこれなんでしょうが。
お酒は地元のお酒しかないのですが、一番種類があったのが麒麟山。そういうラインナップだと、
そちらを。麒麟山の純米吟醸。しっかりとしたコメのうまさがあるお酒。辛いという字が入って
いますが、辛さよりもコメのうまさをうまく出している酒です。多分数字的には辛口に仕上げて
いるのだと思います。
昼はかっぽうぎにて
9日(土曜日)
☆☆Ch.de Saint Cosme Les Deux Albion 2012 Cotes du Rhone
2015年4月京橋ワインにて6本9504円で購入
サンドイッチとともに
久しぶりにサン・コムのワインを飲みましたがやはり旨い、上手に造っています。手堅い造りです。色はしっかりとしています。やや濃い色です。もう少し粘りのある感じかなと思ったらさほどではなかった。口当たりは柔らかです。刺激的なものはなくてうまく熟成している感じがあります。ふくらみがあって、とても豊かなワインです。足も長く、ゆっくりと落ちていきます。このクラスでこのレベルのワインを作るというのはすごいです。
8日(金曜日)
Ch.Laforet 2012 Bordeaux
2015年1月京橋ワインにて6本6458円で購入
前菜、焼き餃子、青菜と春野菜の炒め物、チャーハンとともに
2012年の普通のボルドー。悪くはないんですが、やはり印象が薄いです。☆をつけるか迷うところで今回のは見送り。他に数本同じビンテージのがあるんですが、似たようなものなんでしょうね。色はそこそこ濃くて、一口飲んでフルーティな感じもあり、印象は悪くないんですが、しっかりとした旨さみたいなのがないんですね。若くて荒い旨さでいいんですが、それは無理なんでしょうね。場所はボルドー市の南東、ランゴンに近いところで作られてます。メルローが多いと思います。
7日(木曜日)
☆Gratiot Brut N.V. Champagne
2015年4月ヴェリタスにて4本8278円で購入
手巻き寿司とともに
この頃今までに見たことがないシャンパンを飲む機会がすごく増えました。これもそうです。レコルタン・マニピュランのものです。見た目の色は普通ですね、やや色が入っているくらい。それよりも泡が多くて、細かいですね。泡が細かいと高級そうな感じがします。飲んでみると、口の中ではじけるような、やはり泡の多さのためでしょうね。このシャンパン結構酸が強いです。だんだんとわかってくるんですが、最初は冷たくてさほど感じなかったのですが、最後の方は泡も減ってくると、やや酸っぱい感じのもの。それぞれ個性がありますね、こういう小さいところのは。
6日(水曜日)
WIne Men of Gotham Shiraz 2013 Australia
2015年4月酒のいしかわにて6本6150円で購入
前菜、野菜のソテー、鶏のカレー風味とともに
この裏ラベルに、このワインの名前は、ワイズ・メン・オブ・ゴダム(ゴッサム)へのオマージュです、なんて書いてあったのですが、そんなの知らなくて、今Wikiを見たら、ゴッサムにその話が書いてあるので見てね。結構有名なんですね。ワインは、シラーとしては割ととがった感じで、飲みにくいです。酸が多いのと甘さが少ないからですかね。スパイシーはスパイシーです。だから余計に口当たりがきつくなっているのかも。
5日(火曜日)
☆Ch.Beychevelle 2001 St-Julien Bordeaux
2004年3月松坂屋にて3500円で購入
前菜、春巻き、牛肉と春野菜の炒め物、中華粽とともに
そういえばゴールデンウイークだというのに良いワインを飲んでいないなと思って、ちょっと気張ったワインを開けてみる。何が違うって、コルクが全く違います。ほれぼれとするようなコルクです。開けたて、特徴的な香りはバナナのような香りがします。あとはヴァニラかな。これだけ書くと安物のお菓子みたいですね。色はあまり変化していないですね、熟成しているという色ではないです。飲んでみると、やや軽めの味。どっしりというよりも軽快な感じで飲めるお酒です。ここでも熟成感はあまりなくて、どちらかというとフルーティな感じさえあります。ヴィンテージを当てろって言われると、結構若い感じといいそう。14年経っているんですが。
4日(月曜日)
☆Villa S.Andrea 2012 Toscana Bianco Italy
2015年4月ドラジェにて6本7538円で購入
前菜、カルパッチョ、鰹のパン粉焼きとともに
初鰹の季節です。わが家は勝浦に近いので、この時期になると、かなりいい鰹がお店に並びます。個人的には漬けにするのが好きなんですが、今回は、カルパッチョとパン粉焼き。ワイン悩んじゃいますね、結構赤でもうまいんで。でも白を。ドライなタイプがいいなぁと開けて一口。いいですね、すっきりとしていて、甘みはほとんど感じないくらい。色は薄めです。しっかりと冷やしてぐびっと飲むタイプ。口の中さっぱりです。
3日(日曜日)
☆Mont Plaisir Syrah 2013 Pay d'Oc
2015年4月ドラジェにて6本5378円で購入
前菜、オムレツ、ソーセージとともに
このワイン、同じ会社で、品種いろいろのセットなんです。赤はこれが初めて、まずはシラーから。スクリューキャップです。体が疲れている時にはこれが楽でいいです。ペンキを塗って体ヘロヘロ。余計なことは何もしたくないという感じで。開けると、すっと嗅いでみるのですが、特に香りが上がるという感じではないですね。グラスに注ぐと色は濃いです。香りは、いかにもというシラーの香り、ちょっとスパイシーで、胡椒のようなという形容がぴたりとしてその後に果実系のものが追っかけてくる感じです。口に含むとやはり最初はスパイス系統の味わい、でもそれも強い赤い感じの果物の味に追われてしまいます。いかにも南フランスのワインらしさがにじんでます。
2日(土曜日)
☆一ノ蔵(宮城)山廃特別純米酒
2015年4月茂原やまやにて930円(だったような)で購入
前菜、ホタテ刺身、さつま揚げ、鶏の煮物、鶏の薄焼きチーズかけ、筍ご飯、味噌汁とともに
宮城県の北西にある蔵です。僕が、地酒を飲み始めのころ無鑑査2級というので売り出し有名だったところ。たまたまやまやで、製造から1年になるので安売りしていました。元の価格は1200円くらい。それでも安いですが。山廃で仕込んである酒は、結構もちがいいんです。このお酒も開けて飲むと、とてもいい出来です。ゆったりとした口当たり。旨みがしっかりとあって、喉をゆっくりと流れていきます。日本酒を飲むと、こういう感じで飲むので、あまり減らないです。さらりとした感じではなく、のんびりゆっくり感があります。安売りするなんてもったいない、これからがうまい酒。
1日(金曜日)
☆MartveY Brut N.V. Champagne
2015年4月ヴェリタスにて4本8278円で購入
手巻き寿司とともに
これは先週飲んだ安いセットに入っていたもの。これは同じものが2本入ってました。そういうのは片方は早めに飲んでおいた方がいいかいなと。グラスに注ぐと泡立ちがいいです、それも一杯目からきめの細かい泡。珍しいですね、最初はちょっと大きめが普通なんですが。香りはちょっと普通のシャンパンと違ってフルーティさが前に出てます。飲んでみると味わいも爽やかで、桃とか穏やかなフルーティな感じ。どっしりとしたシャンパンではないですがこれから暑くなると好ましい味わいです。協同組合方式のシャンパン。