Topへ戻る こう飲んだ記録月別インデックス そう食ったインデックス どこ行ってもどう飲そう食

2013年1月

31日(木曜日)
☆Crozes Hermitage 2009 Jann Chave Rhone
2012年11月ヴェリタスにて5本10286円で購入
野菜のソテー、ステーキとともに
久しぶりに飲んだクローズ・エルミタージュです。しっかりとしたローヌっぽいワインです。安ローヌではなくて、ツーンと突き抜けるような香りが素敵なワイン。この香は好みが分かれるかもしれないですね。僕も最初の頃には、癖があり過ぎるなと思ったのですが、これが熟成するとまた旨い。その元が若い時にもあるというのは、数飲まないと見えてこない。でも、しっかりと造られた美味しいワインです。
29日(火曜日)
Bourgogne Pino Noir 2011 Gille
2012年11月ヴェリタスにて6本8553円で購入
パスタサラダ、ハンバーグとともに
2011年のブルゴーニュは初めてかも。評価によると、割と良い年みたい、そりゃ、09、10年ほどピカピカではないようですが。グラスに注ぐと色はかなり薄め。一口飲むと甘さがすごく舌に広がる。それに比べると極端に酸が少ない。香は結構出ている。その香りと、味の甘さにギャップを感じる。こういう香の時は、こういう甘さは出てこないんだけれどもなぁと思いながら終わりまで。
28日(月曜日)
☆Monteabellon Verdejo 2010 Rueda Spain
2012年11月オーケストラワインにて4本9500円で購入
サラダ、パエリャとともに
場所も、ぶどうの品種も分からないので、久しぶりにワインの地図を見て、スペインマドリッドの北西あたり、ヴェルデホというのがぶどうの品種。スペインの白いワインの中では最高水準だと書いてありました。早飲みに適してるそうです。こういうのは飲んでから分かった話で、飲むとすっきりとしていて、さわやかな果実の香り。酸が軽やかです。最高水準かどうかは分かりませんが、いいワインです。それでいて、しっかりとした味わいもあります。価格はやや高めです。この価格であればこの程度の味がしないと。
27日(日曜日)
☆☆たまか(栃木)生もと純米吟醸、渡辺酒造
2012年8月蔵元にて1600円くらい
さつま揚げ、里芋の煮物、鴨鍋とともに
こちらのたまかは素晴らしいお酒。昨年の8月にわざわざ蔵まで行って買ってきました。それをゆっくりと寝かせて飲んでみると、きれいな輪郭が浮かんでくるような味わい。旨み、甘さ、酸が程よくバランスしていて、強くない香が心地よい。もう旨さの極致。本当にこのお酒は美味しい。旭興という別の銘柄もありますが、こちらの方が僕の好みです。
26日(土曜日)
Corazon Loco 2011 Spain
2012年6月京橋ワインにて12本10479円で購入
サラダ、牡蠣フライとともに
スペインバルセロナのサッカー選手がオーナーの醸造所で作られているワイン。イがつく人、結構有名だそうです。これはすっきりとした口当たり。癖も感じられなく、冷やしてフライとともに飲むにはぴったり。喉越しも良くて、酸も適度に合って飲みやすい。正統派のテーブルワイン。ハートのマークがあちこちに。コルクなんぞハートだらけでした。2月のあの日にはいいかも。
24日(木曜日)
Coiron Cabernet Merlot 2011 Argentine
2012年9月タカムラにて7本4743円で購入
キノコとホタテのフリカッセ、カレーとともに
夕方に家に着いて、夕食は、簡単に。といっても家にあるものだけで作るので、もういつもの料理。開けたのは、簡単料理には簡単ワインで、アルゼンチンの数日前に白いのを飲んだものです。買ってからかなり時間も経っていて、どんなんかなぁと飲んでみると、極めて普通のワイン。飲みにくさもないし、シンプルな味で、悪くはないです。価格を考えると、もう少し良くてもというのもあるんですが。
昼は青葉
23日(水曜日)
☆甕だし紹興酒10年
☆さんざし酒
茶縁にてポットで2000円、グラスで500円 
甕だしはとろりとしており、甘さも適度にあって、料理に
合う。上海料理なので、紹興酒としては地元料理。前回は
3年物だったのですが、10年は滑らかさが別。
これは良いです。
さんざし酒は甘いデザートワイン。安っぽい駄菓子の
ようなフレーバー。青リンゴっぽいんですが、それがもろに
安っぽさ満点、少し飲んでいると消えていくのですが、
頭の中は安っぽさに包まれる。それも良い。
お昼は玉寿司
22日(火曜日)
☆天鷹(栃木)大吟醸
さくらにて6820円(4合瓶)
山田錦35%まで磨いて造られた大吟醸。香はおとなしめで、味はやや華やかさがあるお酒。天鷹は栃木県北部の昔からかなりいいお酒を造っていたのですが、ここのところ他が良くなって、ちょっと沈んだ感じになっていたのですが、このくらいのお酒が出せると、イメージが全く変わりますが、元の価格がやや高いですかね。4合で4000円くらいだと良いかな。(翌日デパートで見たら販売価格が4000円弱ですから、店でこの価格は良心的なんですね)
昼は龍鳳園
21日(月曜日)
☆六號(秋田)新政しぼりたて特別純米酒
☆吟水花(山形)大山純米吟醸
しおんにて価格不明
六號は原酒、しぼってすぐなので、まだプチプチ感がある。
新酒の感じがしっかりとしているのですが、濁りとは違う。
しっかりとした旨味が口に広がる、やや派手な感じ。
吟水花は旨さがとてもはっきりとわかる造り。こういうのも
好きなタイプ。やや旨すぎの感あり。
☆古都千年(京都)英勲純米吟醸
同じところで価格不明これは2合
結局全部で4合も飲んでしまいました。もうへろへろで飲みすぎなのですが、これはややすっきりしているので、かなりすいすいと飲めてしまいました。ただのノンベイであります。やや、酒っぽい感じはあります。そういうのも美味いと思える時もありであります。
昼は藤茂登
19日(土曜日)
☆Partal 1999 Bultas Spain
2012年11月ヴェリタスにて5本5029円で購入
お好み焼きとともに
ヴィンテージは分からなかったのですが、熟成感のあるワインで、10年くらいたっているのかなと思ったのですが、14年。飲んだ感じはボルドーのようです。それも味の濃いボルドー。そしてしっかりとした熟成。飲み口も滑らかで、口の中に旨さが広がります。ちょっとびっくりのパフォーマンス、これが1000円は安い。
18日(金曜日)
Coiron Chardonnay Chenin 2011 Argentine
2012年9月タカムラにて7本4743円で購入
牡蠣フライ、野菜フライとともに 
家で、白いワイン(スパークリングを除く)を開けるのは久しぶり。今年の冬初めての牡蠣フライ。この頃うちがよくいくスーパー加熱用の牡蠣があまり置いてなくて。普通だと12月頃から結構食べて、その際に白ワインというのが定番だったのですが、牡蠣フライがないために、白ワインもあまり開かないという。久しぶりの白は、飲みやすくて悪くないもの。驚くようなパフォーマンスはなく、800円くらいとしたら、十分に楽しめる。4ヶ月くらい冷蔵庫で冷やしていたので、冷たくて、香りなども良く分からないというのもあります。
17日(木曜日)
☆Noticias 2011 Murcia Spain
2012年11月ヴェリタスにて5本5029円で購入
スープ、ミニピザ、ステーキとともに
これ、ヴェリタスのオリジナルワインです。スペイン語のラベルもあるのですが、ほぼ同じ内容の日本語の裏ラベル。そちらの方をって、小さくて読めないか。まあ、ある著名な蔵で造ってもらったワインですということです。本当に美味しいです。何度目かなのですが、いつも素晴らしく美味しいですね。たっぷりとした果実味。甘さと酸と渋みがほどほどによろしくて。するりとなくなります。度数高いのですが。
15日(火曜日)
☆Ch.Peyredoulle 2009 Blaye Cotes de Bordeaux
2012年11月ヴェリタスにて5本4743円で購入
サラダ、揚げ餃子、水餃子、焼餃子、青菜炒めとともに
このワイン、とてもしっかりとした味わいで、そしてワイン自体が美味しい。とても濃い味で、かなり複雑さもあり、エキス分がたっぷり。味的にはメルローが多そうな感じ。とろりとした粘り気があるような仕上がり。餃子の様な料理にはピタリ。決まっておりました。2009年のボルドー、まだまだ楽しめます。
14日(月曜日)
☆Bourgogne 2010 C.Chevalier
2012年11月ヴェリタスにて6本8553円で購入
パスタサラダ、ポトフとともに
開けてみると、かなり濃い色です。香もあまりブルゴーニュっぽくなくて。味は、ほとんど酸を感じない、なんだかジュースのようなワイン。甘さが基調にあって、前回飲んだものは酸が多かったのですが、これは、味わい的にも少ないことがよくわかります。どちらが好みかというと、こういうほうが好き。ちょっと変わったブルゴーニュ。
12日(土曜日)
☆Ch.Roques de Jeanlice 2008 Bordeaux
2012年11月ヴェリタスにて5本4743円で購入
トマトと椎茸ソテー、カレーとともに、
戻ってきて、夜はいく前に作って冷凍しておいたカレー。結構カレーは合わせるのが難しいといいますが、何でも合うんですね、うちのかなりスパイシーなんで。で、ボルドーを。これはどうかなと思ったら、メルローの比率が高いのかソフトでとても良い口当たり。かなりおいしくいただけました。まあ、ほっとしたというのもあるのですが。
お昼はエムズスタイル
11日(金曜日)
☆☆風がふく(福島)山廃仕込純米吟醸生酒
天甚にて800円(一合)を4合ほど
会津のお酒です。白井酒造というところで造っているものです。文字の色によって種類が違うようで、これは緑です、やや暗いのでそうは見えないかもしれませんがって分かんないですね。お酒は、生酒で、吟醸という個人的な好み抜群の酒で、香も良く、飲み口もきれい。華やかであり、しっとり感があるいいお酒です。
10日(木曜日)
☆男山(北海道)純米吟醸
さ登しにて735円(1合)を2合
冬になると、みなさん燗酒を頼む方が多いらしく、定番商品しか置いていないとのことで、久しぶりにこちらを。飲み口がさわやかないいお酒です。やや地味な味わい。でもいかにも酒らしくて、それでいて、昔の様な日本酒臭いというのは全くなく良くできたお酒です。料理には合わせやすいと思います。
昼は大和
9日(水曜日)
☆玉の光(京都)吉祥
☆紀土(和歌山)大吟醸
幸大にて最初はサービス、次は不明
最初に、新年のお祝いで、樽香の効いたお酒。木の香り。
瓶ではないので、樽を撮影。
次は、和歌山のお酒。これは吟醸香がかなり強く、酒質は
穏やか、柔らかい。でも、すっとした味は、美味しい。
料理に合わせるよりは酒そのものが美味しい。
☆☆旭興(栃木)大吟醸
☆朝日山(新潟)元旦しぼり
同じところで不明
旭興は美味い。とてもうまい。幸せになる美味しさです。
今飲むのが一番楽しいお酒です。料理に合わせても
いいし、お酒自体も美味しい。
元旦しぼりは本当に元旦に絞った物、その後、神社で
お祓いを受けた珍しいものです。味は瑞々しい感じ。
昼はあら玉
8日(火曜日)
☆Louis Roederer Brut N.V. Champagne
☆Savigny-Les-Beaune V.V. 2005 Louis Chenu Bourgone
ル・ゼフィールにて2000円(グラス)10000円(ボトル)
最初のシャンパンはルイ・ロエデール、しっかりとしてそれでいて旨さのある良いものだと思います。こういうシャンパンは大好き。
赤ワインは今まで飲んだことがない生産者のワイン。料理の内容からブルゴーニュかなぁと。かつあまり高くないものでこのあたり。しっかりとはしていますが、南の方なので、穏やかな印象。タンニンもあまり強くなくてよい飲み心地、それに酸もしっかりしていたので、料理にはよく合ってました。
☆鍋島(佐賀)特別純米
あら玉にて800円(一合)
黒板を見ると鍋島があるというのでそちらを。このお酒は美味しいですね。もう無茶苦茶出来がいい。飲み口が良くて、美味さもしっかり。もう現代的な日本酒の代表選手。やっぱおいしさ、そして造りのきれいさ。良いですね、これは飲み飽きがしないと思います。でも昼に結構飲んでいるので、一合で止めときました。
7日(月曜日)
Yellow N.V. Australia
☆Cotes-du Rhone 2009 E.Gugal
アルページュにて1360円(200ml)4000円(ボトル)
スパークリングワインは泡が出ているナ、程度の。まあ、最初の飲み物に取ったのですが、やや高い。
ギガルのワインは写真を撮り忘れ。皆さんご存じだと思いますが。
これは定番で、味も一定の品質を保っていて、そういう意味では素晴らしいもの。ここのところで、小売価格も上がっているので、こういう価格なんでしょうね。安心して飲めるものです。
昼は長寿庵
4日(金曜日)
☆☆Chambolle-Musigny 2003 D.Digioia-Royer Bourgogne
2005年10月松坂屋にて5500円で購入
野菜の温かいサラダ、オムライスとともに
この作り手のワイン飲むの初めてかなぁ、あまり見ない名前です。でも飲むとこれが美味い。香は、要するにやや、、、という感じの香りがして、その後に、やや隠微な感じの香りがします。味は甘さが基調にあるいい年独特の味わい。酸、渋みそして複雑なコーヒーなどの味わいを感じます。もちろん、乾いた果実のような偉大な年特有の甘酸っぱいような味も出てくるんです。これ素晴らしいです。でも名前は知らない。あとで調べよ。
翌日にも飲んだのですが、とても良いその状況は変わらず。いい作り手ですね。
調べたら、新世代のトップランナーといわれる方みたいですね。自社瓶詰めをはじめたのが1999年、結構新しい段階で手に入れたんだ。いまさら理由不明。
3日(木曜日)
☆☆Ch.Bahans Haut-Brion 2001 Pessac-Leognan Bordeaux
2004年3月松坂屋にて4500円で購入
スープ、前菜、海老帆立玉、餃子、青菜炒めとともに
通常ですと、新年2段はブルゴーニュなんですが、中華なもんで、ボルドーを。オーブリオンのセカンド。でも飲んでみると、これがセカンドかいなというくらいエレガントで滑らか、きれいにできているお酒です。香がやや弱いかなと思う以外は、ブラインドだと、ボルドー一級といってしまうかもしれないくらい素晴らしい出来です。某著名評論家は、2012年までと書いてありましたが、まだまだ、大丈夫。あと5年は問題なく美味しく飲めると思います。
シャンパンは1日に開けた物を、まだ泡も多く全く問題なし。
2012年12月23日〜1月4日
☆☆Ch.Coutet 1998 Sauternes-Barsac Bordeaux
2011年7月ヴェリタスにて4494円で購入
デザートワインとして
2013年度プロジェクトワインです。(あれれ、また安易な)というわけで、まだ飲み続けております。減らない減らない、へたらない。まあ、多少は香などに変化はありますが、十分そういうものには耐えられるワインです。強い、甘い、美味しい。まだ2回分くらいあるので、ひたすら終わりを目指して。
12/23、24、25、31、1/1と家にいる時は必死に飲んでます。1/3にも飲みましたが香がやや落ちたかなというくらい。最後は5日劣化に強いワインです。
1日(火曜日)〜4日
☆☆Veuve Clicquot Ponsardin Brut N.V. Champagne
2012年5月ノムリエザネットにて4本10476円で購入
スープとともに
新年最初は、こちらで。普通だとあまり積極的に飲まないのですが、こうやってひとりでしみじみ飲むと美味い。しっかりと深いコクがあり、泡もきめが細かい。とてもバランスの良い味わい。やや重めな味も好み。昨年にノムリエさんで買った最後の一本。今年も大人買いして1年の折り目にシャンパンを飲むぞ、という本年の目標一個出来上がり。
☆☆☆Ch.Ducru Beaucaillou 1990 St-Julien Bordeaux
1995年10月土浦鈴木屋にて5735円で購入
野菜のソテー鴨添え、鶏のローストとともに
赤は、ポケットワインブックで、すでに飲み頃を過ぎたとして掲載が落ちたヴィンテージ。開けると、コルクがきれい。今まで見た中でも10指の一つと思えるくらいのきれいなコルク。気合の入ったヴィンテージだったんだろうなと。で飲んでみると、美味い。むちゃくちゃ美味い。しっかりとした甘さが十分に残っていて、他の要素が見事なまでにとけあって、今まで飲んだこの銘柄の中のトップクラスの旨さ。ええ、なんで掲載しなくなっちゃったのかなぁ。まだ10年くらいは美味しく飲めると思います。コルクの気合の入っている感じでいうと、まだ20年くらいはリコルクなしで大丈夫そうだし。でも、新年早々、美味しいワインが二つ、酒的に良い年になるかも。