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2010年3月

31日(水曜日)
☆Cantus Terre 2003 Bergerac
2010年2月秀友にて12本11000円で購入
タラのソテー、ステーキとともに
秀友さんのワインも少なくなってきました、今回はベルジュラックの2003年、ここのところあまり飲まない地域です。割と濃いワインを作るところ、長い熟成はよろしいのでは。首にタグが付いていて、そこにはノン・フィルターで、7、8年くらいが飲みごろと、まさにピタリ。香りもなかなか素敵、味はきれいに熟成していてすごくいい感じ。こういうベルジュラックは初めてですね。良いボルドーのような雰囲気を持っています。なめらかな口当たりも良いです。
30日(火曜日)
☆Montepulciano D'Abruzzo 2008 Italy
2010年3月リカーMORISAWAにて5本6600円で購入
野菜のソテー、ハンバーグ、フロマージュとともに
このモンテプルチアーノ、ビオなんです。ビオワイン自体にさほど興味があるわけではないのですが、この頃増えているので、飲んだことがない物が多いので。というわりと単純な理由。きれいなルビー色のワイン、いかにもですね。この地域のこの品種のワインは外れないですね、しっかりとおいしい。するすると飲んでしまいきれいに一本。最後は少し渋みを感じましたが食事に合わせるのに良いワインです。
29日(月曜日)
☆El Portillo Tempranillo Malbec 2003 Argentine
2010年2月秀友にて12本11000円で購入
厚揚げ、餃子、鶏から揚げ、青菜炒め、炒飯とともに
割と珍しいブレンドです。テンプラーニリョとマルベックです。それも、7年経ってかなり落ち着いてきている組み合わせ。アルゼンチンのマルベックは、甘さが特徴なのかな、どこのを飲んでも甘さを感じます。その甘さを中和している感じで、甘さ控えめ、酸が割と多くて、飲みやすい。そして適度な熟成で、旨さも出ている感じ。このブレンドは成功していると思います。
27日(土曜日)
☆Ch.Sociando-Mallet 1998 Haut-Medoc Bordeaux
2001年5月大丸にて3900円で購入
オムレツ、ポークソテー、フロマージュとともに
角が取れ過ぎちゃったかなぁ、ちょっと迫力のないワインでした。適度に熟成したのはいいのですが、元がさほど力強くなかったのか、丸いだけになっちゃって、ボルドーの特有の香りも出てこなくてやや不満。このワインに対しては過度の期待感を持ってしまうんですかね、そういう意味では損をしているですね、自分自身が。色はやや薄め、味わいがやや迫力不足でした。
26日(金曜日)
☆Juventus Chardonnay Scrimaglio 2004 Italy
2010年2月秀友にて6本5800円で購入
温かい野菜のサラダ、ブイヤベースとともに
これ何て読むのかなぁと、「ゆべんとす」僕のような運動音痴でも聞いたことがある名前だなぁと今朝、「やほう」で調べましたら、何やら、そこのチームの公式認定ワイン、なんと他の楽天のお店では2480円で売っております。これは、1000円以下、どうも、こちらのお店は価格破壊のお店のようです。味はとてもさわやか、お魚にはピタリ。色は薄緑系のような、年数がたっているんですが、さほど濃くないです。飲み飽きしないタイプの味わい、これ普通の価格が4000円(そう表示があります)とか言われると引きますが、この価格なら文句ないです。
25日(木曜日)
☆McNab Ridge Pinotage 2003 California U.S.A.
2010年2月秀友にて12本11000円で購入
温かい野菜のサラダ、トマト味のポトフとともに
やたらと寒い日だったので、温かい料理に。合わせたのは、やや軽めかなと思ったこちら。葡萄はピノタージュです。南アフリカのブドウですね。カリフォルニアでも作ってるんですね。ここのところと同じでやや古めのワインです。ピノタージュでこのくらいの年数というのも初めて。色はまだ濃いです、香りは明るい感じ、味はあまり熟成を感じません。鼻に抜けるときに、やや甘い香り、それもお菓子のようなのは元々のワインの香りなのかな、ちょっと不思議な香りがします。おいしいワイン。
23日(火曜日)
☆Salentein Cabernet Sauvignon 2002 Argentine
2010年2月秀友にて6本6320円で購入
餃子、牡蠣と卵炒め、牡蠣の中華風揚げ物、酢豚、青菜炒め、炒飯、中華粽とともに
ラベルが汚れているように見えますが、これは水の染みた跡です。なんで染みたかといいますと語るも涙、コルクがあかなくて、ぼろぼろになってしまいました。そのかすが瓶の周りに、きれいに拭くと、このラベル水を吸い込みやすくて、こんな風に。開けるのにどのくらいかかったんだろ、もう嫌と思うくらい。8年間は、このコルクにとっては寿命だったのかもですね。と、中身の話が出てこない、コルクがぷよぷよとグラスの中で浮いているのを考えなければ、良い熟成をした美味しいワインです。透明度がないんですね、だからきれいな色というわけではないのですが、かなり濃いワインが上手に熟成した感じ。最後までコルクを感じながらですが。
22日(月曜日)
☆Terra de Lobos 2002 Portugal
2010年2月秀友にて12本11000円で購入
インド風カリフラワーのサラダ、サティー(鶏のインドネシア風)、フロマージュとともに
このワインも2002年のヴィンテージ、栓を開けると山のような澱がついてました。カベルネソーヴィニヨンとカステリャオという南ポルトガルのブドウとのブレンド。このワイン意外にいけます。ややざらつく感じはありますが、とてもおいしくて、ポートの雰囲気があります。もちろんポートの本場で作っているんだからどうしてもそういう匂いみたいなものがあって不思議はないのですが、甘さの中にポートの香りが透ける感じ。
20日(土曜日)
Ch.Ayraud 2001 Corbieres
2010年2月秀友にて12本11000円で購入
ポテトサラダ、ハンバーグ、フロマージュとともに
2003年のパリのコンクール金賞だそうです。でもこのワインにとって、9年の熟成は荷が重かったみたい。それととても軽いけれどもブショネっぽい香りが。もう少し前に飲めばわりかし美味しかったかもしれないですが、ピークからの落ちるのが早いのではないでしょうか。シラー、グルナッシュ、カリニャンという南の方の典型的なワインですが、ちょっとすか。
19日(金曜日)
腰古井(千葉)生貯蔵酒 にて750円(300ml)
☆Tuida Merlot Pino Noir N.V. Bulgaria
2010年2月秀友にて12本11000円で購入
茹で野菜、バゲットサンドとともに
腰古井はこのあたりによく置いてあるお酒、軽めの口当たりで飲み
やすい。勝浦の山の中にある酒蔵です。普通の出来。
赤ワインは、夜は軽めにと思って開けたら、意外にしっかり者。
ヴィンテージもないし、メルローとピノのブレンドというし、期待を
しろというほうが無理があると思うのですけれども、とてもしっかり
とした味わい。ブルガリアのワインとても立派です。
17日(水曜日)
☆Le Chemin de Martin Chardonnay 2004 Limoux Languedoc-Roussion
2010年2月秀友にて6本5800円で購入
茹で野菜、パエリャとともに
海鮮だけのパエリャだったので、白いのを開ける。今回のセットは、白い方もそこそこ年数の経っているのが多くて、これも6年、だが色はさほど濃くない。口に含むとすっきりとはしているが、新しいお酒にはない熟成感のある口当たり。味はブルゴーニュのような感じではなくて、フルーティだったんだろうなと思わせる味が残っています。練れてちょうどよい飲み心地になった感じがするのがよいですね。
16日(火曜日)
Targovishte Cabernet Sauvigon 2005 Bulgaria
2010年2月秀友にて6本6320円で購入
お好み焼きとともに
ラベルもすごいんですけれども、瓶もなかなか。ラベルはイスラムっぽい模様が入って、ちょっとオリエンタルな感じ。瓶も渦がまいたようなもの。飲むと、香りの中に、漢方的な甘み、甘草のようなというと、わりと褒める方に使っていますが、悪い感じで、そういう風味。カベルネなんですが、オリエンタルなカベルネ、とっつきにくい感じです。
14日(日曜日)
☆McNab Ridge Cabernet Sauvignon 2002 California U.S.A.
2010年2月秀友にて6本6320円で購入
パスタトマトソース、ソーセージのレンズ豆添え、フロマージュとともに
とても奇麗に熟成をしたカベルネです。ボルドーに比べるとやや熟成が早い感じです。樽の香りと、ワインの甘さなどがきれいにまとまって独特の雰囲気になっています。僕は、カリフォルニアのワインが熟成したのってほとんど飲んでいないので、これを飲んでびっくり。美味しいですね、でも最初からこういう具合になっていないとなかなか売ってはいないし、飲む機会ってそうない物です。
13日(土曜日)
☆Le Chemin de Martin 2003 Limoux Languedoc Roussion
2010年2月秀友にて12本11000円で購入
カリフラワーとポテトのインド風サラダ、鶏カリー、フロマージュとともに
とてもしっかりとしたワイン、まだ色も濃く、香りも高い。シラーを主体に、カベルネソービニヨンとメルローをブレンドして作られたワイン。そういうので大丈夫なんだこのAOCは。かなり味が良いワインです。舌にしっとりとからみつくような心地よさ。その上、適度に熟成も進み、濃い色なんですが、向こうが見えないような若く激しいところはなくて。ラベルも上品、これが1000円以下にはちょっと見えない。
12日(金曜日)
Cabernet Sauvignon 2000 Domaine Saker Lubimetz Bulgaria
2010年2月秀友にて6本6320円で購入
餃子、イカとブロッコリーの炒め、キノコとホタテの炒め、青菜炒め、中華粽とともに 
ブルガリアのワイン、今回は全部で6本くらい入ってました、ここでは力を入れているのかも。その中でもラベルが目立ってかつ2000年というヴィンテージが光り輝いていた(本当に金色で光っているんです)このワインを開ける。色はかなり濃いかなと思ったら、さほどでもありませんでした。香りは華やかな感じ。味は酸が多めですね、ちょっと苦手。前日のマルベックがやや甘さがあったので、ブレンドしたら丁度良くなりました。もう少し前だと良かったのかな、このワインに10年の年月はきつかったようです。
11日(木曜日)
☆Salentein Malbec 2002 Argentine
2010年2月秀友にて12本11000円で購入
サラダ、鶏インドカリー、フロマージュとともに
このマルベックも2002年のヴィンテージ。そしてこちらは、味に深みがある。一口飲んだ時は、8年経っているという感じではなくて、旨みと甘さがガーンと口の中に広がった。まっサラのような感じだなぁと思いつつ、樽の香りもあるんだけれどもとてもこなれてる。裏を見ると新樽で一年と書いてある、8年でこれだけこなれたんだとちょっと感心。その樽の香りよりも、葡萄が強かったとしか思えない熟成具合です。こちらはまだ若さ満々のマルベック。
9日(火曜日)
☆Nowood Barbera d'Asti 2007 Italy
2010年2月秀友にて12本11000円で購入
茹で野菜サラダ、マカロニグラタンとともに
朝から寒いうえに夕方からはものすごい雨。春の嵐のような天気でも気温は冬。こりゃ、温かいものにしようとグラタン、ここん所作ってなかったし。だったらやっぱイタリアのワインと単純極まりない選択。開けたら、これがいかにもイタリアのワインポイ出来上がり。イタリアのワインなんだから当たり前とは言え、ちょっと明るいルビー色、香りには果実だけでなく、少し香料が入ったような、味もほんの少し苦みを感じる。ほんの少し複雑さはあるけれどもとっても明るいワイン。寒い夜にはいいかも。
8日(月曜日)
☆Proles Pontica Pino Noir 1997 Romania
2010年2月秀友にて12本11000円で購入
野菜のソテー、鶏のロースト、フロマージュとともに
このお店のセットもの、不思議なものが多い。これはマルベック、ピノノアールのセット。そもそも、そういうセットって少し変わっているうえに、入っていたのはルーマニアのピノノアールそれも97年物。早く飲みたかったんですが、順番があるので。これが南仏のようなピノ・ノアール。濃いんですね。色も濃い。香りは13年経っているので、単純に比較はできないけれども、元は濃かったような気がします。それが熟成を経て、黙って出されるとなんだかわかんないワインに。もちろんまずいわけではなくて、しっかりとした味なのですが、ブルゴーニュのピノノアールとは全く違う、不思議な美味しさです。
6日(土曜日)
☆El Portillo Malbec 2002 Argentine
2010年2月秀友にて12本11000円で購入
ミニピザ、ソーセージとレンズ豆の煮込みとともに
前から飲んでみたかったのは、アルゼンチンのマルベックが、そこそこ熟成したらどうなるんだろうなと思っても、自宅で寝かせるのはなんかなぁと思っていたら、今回のセットの中に、8年物のマルベックが。というわけで飲んでみると、おいしいですね。なぜかアルゼンチンのマルベックというはほとんど外れなしでおいしいんですよね。それが8年経つとしっとりとした感じが出て、かなりのおいしさ。900円台のワインとは思えない。
5日(金曜日)
☆Ravens Wood Chardonnay 2007 California U.S.A.
2010年2月茂原やまやにて1480円で購入
冷ややっこ、トマト、カキフライ、インド風豆カレーとともに
珍しく2日連続の白ワイン、その上、メニューは、急に暖かくなったのと、今までの冬が混在したような訳わかんない物。でも、牡蠣に焦点を当てて白。すっきりとして、多少甘みと苦みを感じるワイン。牡蠣にもよく合います。というか、僕は、牡蠣はこういうのがないと苦手。酒飲まないで食べられないんです。そういう意味ではもっとすかっとしたようなワインでも良いんですが、これはそこそこいろいろな要素がはいてやや複雑なワイン。
4日(木曜日)
☆☆Saddle Mountain Chardonnay 1999 Australia
2010年2月秀友にて6本5800円で購入
温かいサラダ、バゲットサンドとともに
☆二つの一つ分は、この古さに対して。見てください、99年のシャルドネ、もちろん白ワインです。このシャルドネ6本セットの一本、なかなかユニーク。3本はブルガリアのもの。他もそこそこ年数がたっていました。その中でも極めつきに古いのがこちら。今まで、このクラスで、ここまで年数がいっているのは初めて。恐る恐る栓を抜くと、良い香りがふわり。グラスに入れると、隣のビールがかすむほどの濃い色。(ビールとほぼ同じ色)今まで、ここまで濃いのは、ソーテルヌくらい。飲んでみると、しっとりと熟成しているんですね。裏を見ると、ピーチとか、パインの味わいがと書いてあります、確かに、かすかに感じるくらいは残っている。珍しい物を飲んでしまいました。ブルゴーニュの古い白とは全く味は違いますが、こういうのもあるというので、☆二つ。ちなみに、このお店は今回初。
翌日にも飲んでみましたが少し弱ってました。
Opera Brut N.V. Sparkling Wine
ムッシュ・ゴルジェにて1470円(1/4ボトル)
他にPrivate Medoc Reserve 2007 Bordeaux 525円(グラス)
スパークリングワインです。やや甘め、口当たりはいいです。ボトルだと2900円くらいだったんですが、そんなに飲めないしね。ストローを差して飲む小さなボトル、グラスで2杯弱ですね。自宅でだと買わないですな。
グラスでとったボルドーは割とまとも。わりかし普通のっぽいワインです。口当たりも悪くありませんでした。
2日(火曜日)
☆Nero d'Avola Sangiovese 2007 Scilia Italia
2010年1月エノテカにて12本9975円で購入
厚揚げ、水餃子、焼餃子、中華粽とともに
このワイン、意外に口当たりも良くするりと入る。一口飲んだ時に、あれれ、癖のないワインだなぁと思ったんですが、葡萄特有の特徴をあまり感じない。色は明るく、透明感がある。素直な感じを持っているワインです。シシリアのワインということで、やや軽い感じかもと思ったのですが、わりとしっかりとした感じ、中くらいの重さですね。ラベルは装飾やや過大と思えるもの。
1日(月曜日)
☆☆Ch.Chasse-Spleen 1990 Moulis Bordeaux
1994年5月大丸にて2900円で購入
温かいサラダ、ハンバーグとともに
開けようとしたら、コルクがぼろぼろ、必死の思いで開けたんですが、ふといやな予感。中に屑のコルクが少し入りましたが、まあ仕方ない、それよりも死んでいないかなと。一口飲むと、香りも良いし、熟成もしっかり。やや下り坂かもしれませんが、とてもふくよかでソフトな口当たり。この熟成は、90年といういい年だからか。でも、このクラス、20年置いちゃコルクが先にだめになっちゃうんですね。