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2021年3月

31日(水曜日)
☆Penfolds Koonunga Hill Shiraz Cabernet 2018 Australia
2021年3月ヴァンヴァンにて6本13820円で購入
前菜、鶏モモ肉ソテーとともに
オーストラリアの代表的ワインメーカーのペンフォールズ、でもあまり飲まないんですよね。これは割と普及品のやや上くらい。シラー64%カベルネ・ソーヴィニヨン36%という割合。スクリューキャップです。開けてグラスに注ぐと色は濃いです。かなりの濃さ、でもあまり粘り気のある感じではなくてさらりとしてます。飲むと、この色の濃さとは全く違ったさらっとした味わい。旨みもないですねとグラスの一杯目はかなり印象が良くなかった。ところがですよ、グラスの2杯目になると、開いたんですかね。一杯目と全く違うんです。え、何と思うくらい。深いコクと果実の味わいが前に出てきて、味に奥行きが出てこち辺りも滑らかでぬめりのある感じに。3杯目はもっと良くなるという、なんで?、と思うくらい変化していくんです。これはデカンタージュしてなんぼというワインなのかも。
1日残りを飲む、変わらず。
29日(月曜日)
☆Les Grands Blancs 2018 Bordeaux
2021年1月ヴァンヴァンにて6本13820円で購入
前菜、マカロニグラタンとともに
ボルドーの白、品種はセミヨン100%。色は黄色です、濃い色合い。飲むと、ほんのりと甘い香りがありますが、きっちりとしたドライなタイプのもの。味わい的にはいかにも葡萄のジュースのニュアンスがあります。その中から香りには残っていますが、甘みを抜いて、それはちゃんとアルコールにしましたよという雰囲気のあるワインです。液体にはやや粘り気があって、ソーテルヌに似た感じ。品種の影響なのかな、あまりセミヨンて飲まないから不明。
30日お昼はにて
夜は軽い前菜とバゲットサンド
30日グラス1杯、変わらず。
31日グラス1杯、変わらず。
1日グラス1杯、変わらず。
2日グラス1杯、変わらず。
3日残りを飲む、変わらなかった、最後に洗うと澱がすごかった。
☆Puggio Badiola 2017 Toscana IGT Italy
2021年3月京橋ワインにて12本12980円で購入
前菜、マカロニグラタンとともに
トスカーナのワイン。品種はサンジョベーゼ65%、メルロー30%、プティ・ヴェルド5%というもの。この前もメルローが入っているトスカーナを飲んだばかり。それに比べると、やや印象が薄い。色は濃くもなく薄くもない感じ。飲むと、ミディアムというのかな、濃くも薄くもない。中庸で、ミディアムボディーでやや特色を感じない造りです。こちらのワイナリーは1435年創業ということなので、歴史は長いですね。でもね、だからと言って飛びぬけたワインができるわけではないのですね、まあ普通よりちょっといいくらいか。ちなみにこのワインのラベルの写真はこのサイト開設以来7000枚目の写真です。
30日グラス3杯、変わらず。
31日残りグラス1杯、変わらず。
28日(日曜日)
☆Ch. Thomas Laurent 2018 Bordeaux
2021年3月京橋ワインにて12本12980円で購入
前菜、揚げ餃子、焼き餃子とともに
ボルドー市から北に60キロ程度行った辺りのワイン。ジロンド川の右岸なので、著名な産地ではない。メルロー85%。カベルネソーヴィニヨン15%という比率。当然若飲みを前提に作られているので、今が一番おいしい時期だろうと思われます。色は結構濃いです。いい年だったのであろうと、というか、ここのところボルドーも温暖化が進んでいるそうで、以前に比べると、毎年いい年レベルだそうで、このワインもその恩恵を受けた感じで、しっかりとした味わい。メルロー主体なので、口当たりは柔らか。飲みやすい、フルーティな感じ。間違っても寝かせて飲もうと思わないレベルですが、おいしく飲めました。
29日残りを飲む、変わらず。
27日(土曜日)
☆Vent Rosso N N.V.(2018?) Puglia IGT Italy
2021年3月京橋ワインにて12本12980円で購入
前菜、鶏唐揚げとともに
イタリア、プーリアのワインです。輸入元はヴィンテージなしとしているんですが、2018という表示があるので、それはヴィンテージではないのかなと。品種はネーロ・ディ・トロイア100%ということです。色はやや薄い感じですが、結構しっかりと出てます。今まで飲んだプーリアのワインはもっともっとずっと濃いワインが多かったので、それに比べるとあっさりとした印象の色と味わい。飲んだ印象もミディアムの雰囲気。どろりと甘いみたいな感じは全くなくて、さらりとして飲みやすいワイン。2日連続でヴィンテージなし。
28日残りを飲む、変わらず。
26日(金曜日)
☆Rosso Toscana N.V. Tenute Rossetti IGT Italy
2021年3月トスカニーにて6本13354円で購入
前菜、牡蛎フライとともに
結構価格差が大きなセットで、これはその中で元の価格が一番安いもの、かつヴィンテージがないにもかかわらず、イタリアの評価で95ポイントを獲得しているやや変り種のワイン。ノン・ヴィンテージなので、早めがいいなと来たばかりなんですが早速飲んじゃいます。色はやや薄め。といってもブルゴーニュの濃いものと同じくらい。品種はサンジョベーゼ90%、メルロー10%だそうです。飲んだらこれがおいしいんですね。サンジョベーゼだけだとこの雰囲気は出ないかなと思うので、メルロー10%が効いているのかも。しっかりとした旨みがあって、食事に合うワインに仕上がってます。結構瓶も重いんです。
27日残りを飲む、変わらず。(こっちのほうが濃い)
25日(木曜日)
☆☆El Esteco Old Vines 1946 Malbec 2018 Vallee Calchaquius Argentine
2021年1月ヴァンヴァンにて6本13820円で購入
前菜、鰹漬丼とともに
アルゼンチン、品種はマルベックで作られたワイン。葡萄の木はすべて50年以上前に植えられたもので作られているそうです。色はとても濃く、外観はやや粘りを持っている感じ。飲むととても柔らかな味わいです。タンニンはまさにシルキーという印象。果実味はしっかりとうまみを出して南の果実を思わせる濃厚な味わい。それでいて、アフターは長いですが、とても薫り高く、上品な雰囲気。ただただ濃いというのではなくて夢心地にしてくれる要素のあるワインです。一言でいうと美味いなんですけれど。
26日残りを飲む、変わらずおいしい。
24日(水曜日)
☆El Jardin de la Emperatriz Crianza 2017 Rioja Spain
2021年1月京橋ワインにて12本13200円で購入
前菜、ソーセージのソテーとともに
前回買ったセットが、その前に買ったのとかなりかぶっていたためにこの頃同じようなのを飲んでます。詰まらぬ。これもその一本。品種は、リオハなので、テンプラニーリョ90%、ガルナッチャ5%、マトラーダ・ティンタ5%というもの。すべてがテンプラニーリョのものよりもいい感じに仕上がってます。色はかなり濃い目。ボルドーよりも濃いかも。飲むとあまりリオハっぽくなくて、深みのある味わい。10%他の品種を混ぜるだけでこんなにも変わるのかなぁと思いつつ、旨味がしっかりとあって、飲みやすいその味わいを楽しめるワイン。
25日残りを飲む、変わらず。
23日(火曜日)
☆Paul Cluver Sauvignon Blanc 2019 Elgin South Africa
2021年1月ヴァンヴァンにて6本13820円で購入
前菜、鰹漬丼とともに
ポール・クルーヴァーのソーヴィニヨン・ブラン主体のワイン。どうも100%ではないようなのですが、ほかの品種についての記述がないので。飲んでだとわかりません。色はやや薄めの麦藁色。飲むとすっきりとしていてさわやか、奇麗な味わです。酸も素敵で、果実味もさえた感じ。柑橘だけではなく柔らかな果実も入っているのですが、決してフルーティというのではなくて、酸が全体をまとめている感じがします。おいしい、食前にとても合いますね。
24日グラス1杯、変わらず。
25日グラス1杯、変わらず。
26日グラス1杯、変わらず。
27日グラス1杯、変わらず。
28日残りを飲む、変わらず。
22日(月曜日)
☆☆Rocca Bruna 2019 Puglia Rosso Appassimento Italy
2020年12月京橋ワインにて6本6578円で購入
前菜、海鮮と野菜の炒め物、焼き餃子とともに
派手なラベルのワインです。昨年の12月にも同じ作り手の別のものを飲んでます。瓶も重たくて、注ぐのが大変。瓶に飾りもついているし。品種はネグロアマーロ60%、メルロー25%、プリミティーボ15%だそうです。色は結構濃いです。飲むと、しっかりとした濃いめの甘みが来ます。いかにもプーリアのワインという雰囲気満々です。少し干してから仕込んだのかなという感じもあります。それくらい果実が熟した感じが漂ってくるワイン。好き好きがあるでしょうが、僕はこの頃こういう感じが好きです。たっぷりとした旨みに酸があって、飲んで楽しいワインです。
23日残りを飲む、少し豊かさが消えた感じ。
21日(日曜日)
☆Cara Nord 2016 Conca de Barbera Spain
2021年1月京橋ワインにて12本13200円で購入
前菜、鶏むね肉のパン粉焼きとともに
地域はコンカ・デ・バルベラというカタルーニャの中の古い地域です。有名な製造者としてミゲール・トーレスがあるそうです。品種はシラー42%、ガルナッチャ38%、ガルート20%というもの。色はかなり濃いですね。味わいは、しっかりとした味わいで、甘みがあり、酸もあるので、南の方のワインという感じで出来上がってます。飲みやすいですね。口の中をすっきりとしてくれる感じがします。
22日残りを飲む、変わらないのですが、上のと飲むとこちらは単調。
20日(土曜日)
☆Les Carrasses Syrah 2017 Pays d'Oc Languedoc-Roussion
2021年1月京橋ワインにて12本13200円で購入
前菜、ステーキとともに
シラー100%、ラングドック・ルーションで作られているワイン。ナルボンヌの近くです。色はやや薄め。シラーにしてはあまり熟していなかったのか、色づきが薄くて、向こうが透けて見えるくらい、ブルゴーニュのちょっと濃いものみたい。飲むと、なんかスコンと肝心なものが落ちているみたいで、個人的な好みの旨みが抜けた感じ。口当たりも軽い印象。こういうのが某評論家では90点というのですから、なんだか好みが違うよねという感じです。
21日残りを飲む、前日よりも開いた感じでまとまりが良くなった。
19日(金曜日)
☆☆Kleine Zalze Chardonnay 2019 Westrn Cape South Africa
2021年1月ヴァンヴァンにて6本13820円で購入
前菜、牡蛎フライとともに
南アフリカのシャルドネ100%のワイン。色はやや黄色みが強い。飲むと甘みが口に広がり、その後に酸が来る。甘酸っぱいというのではなくて、甘さと酸っぱさが分かれてくる感じ。果実の味もしっかりとしていて、どちらかというと桃とかという温帯系の風味。穏やかな印象のワインです。ブルゴーニュだと、ムルソーとかそういう雰囲気があります。北の感じはありません。飲んでジワリとおいしいさが伝わってという感じ。
20日グラス1杯、変わらず。
21日グラス1杯、変わらず。
22日グラス1杯、変わらず。
23日残りを飲む、変わらず。
18日(木曜日)
☆Puelles Crianza 2014 Rioja Spain
2021年1月京橋ワインにて12本13200円で購入
イワシ缶、サンドイッチとともに
家に戻っての夕食。何かお惣菜を買ってと思ったら、すべてだめで、家にあったもので適当に。メインは大丸で買って帰ったバゲットでサンドイッチ。合わせたワインは、リオハがまだだいぶ残っているので、そちらから。テンプラニーリョ95%、残りの5%をガルナッチャとマスエロというもの。まあ、ほとんどテンプラニーリョです。色は普通のリオハワイン、ボルドーに似た深紅です。飲むと、ややくすんだ感じがありますが、飲んでいるうちに結構飲みやすい感じに。あまりアルコール度数の強さは感じないゆったりとおおらかなワインに変化。
昼は新幹線の中で、千歳鶴が造っている北海道新幹線物語(一合)、キオスクではこれしか売ってなかった。
19日残りを飲む、変わらず。
17日(水曜日)
☆京極(北海道)二世古酒造名水純米
つかさにてグラス(800円)を4杯
羊蹄山の吹き出し湧水で仕込んだお酒。純米酒ですが、有名なお水なので(見に行ったことがあります)、名水純米と名乗っているようです。色は透明、飲むと、ややっさらりとした中に旨みがしっかりとあるタイプ。お寿司に合いますね。ギンギンの辛口ではなくて、コメの旨みが残っています。あまりに旨みがありすぎると、寿司が負けちゃうことがあるので。この程度がちょうど感があります。
昼はマサラカリスにて
16日(火曜日)
☆La Vigne du Clou Alexandre Jouveaux Vin de France
☆La Cadette 2018 Vezelay Bourgogne
長月にて1000円(グラス)、750円(グラス)
ブルゴーニュのワインみたいなのですが、
レギュレーションに合っていないため、
テーブルワインのシャルドネで売られているもの。
自然派のワインとしては結構有名な作り手。
香りがかなり派手め、パインの香りが出てます。
ヴィンテージは不明。
下のはやや香りが弱い。ヴェゼレーのAOCは
まだ新しいのかな。ブルゴーニュの南の方です。
すっきりとしたワイン。
☆☆十一州(北海道)純米大吟醸
かん藤にて価格不明
いろいろな清酒があったのですが、北海道のはこれと国稀だったので、こちらを。酒米は新十津川町産の吟風を100%使用。精白は45%とかなり磨きこんでます。色は透明です。飲むとさわやかななかに旨みがありますが、さほど強い感じではなくどちらかというとさらりと飲めるお酒です。口当たりも軽やかで、油断をすると、がんがんと行きそうになるタイプ。一合づつの提供ではなくて大ぶりのグラス提供なので、多分5酌ずつということで、杯数を考えながら。酔いも緩やかなので、やややばいお酒です。
15日(月曜日)
☆Finca Rosal Monastrell 2018 Yecla Spain
マル モンターニャにて3200円(ボトル)
☆Moscatel Alvear N.V. Vino de Licor Spain
同じところで価格不明(グラス)
赤ワインはモナストレル100%、
少し乾かしてから仕込んでいるそうです。
色はさほど濃くない。飲むと、やや軽い感じを受けるけれど、
味はしっかりとしていて、旨味があるのは乾かしたためか。
さらりとした外見からはそのような造りとは思えないけれども
しみじみと旨みを感じるワイン。
デザートワインはわかりやすく
甘みと酸がしっかりとしている、色は褐色。
造っているのはコルドバだそうです。
それだけで親しみがわくな。
昼はラッキーピエロ北斗飯生店
14日(日曜日)
はこだてビール(北海道)五稜の星ヴァイツェン
海風楼にてボトル1000円(330ml位)
地ビールが3種類あったので、その中で選んだのがこちら。小麦から造られたもの。製造は、食べたところの近くみたい。グラスに注ぐと泡はやや弱い感じ。色は薄めです。飲むと、苦みが柔らかですね。さほど強くない。アルコールは5%なので、今の通常のビール並みです。小麦ビールなので、大体こういう味わいかなぁと思っていたのと違わず、予想を裏切らないもの。
☆Altos Ibericos Crianza 2016 Rioja Spain
同じところで6000円(ボトル)
リオハのわいん。色はかなりきれいで、やや明るめ。グラスが大きなせいかも。飲むと穏やかな感じ。いつも飲むリオハノワインとはやや違って口当たりはソフトで、フルーティ、ラベルには表記がありませんがもしかするとテンプラニーリョ100%ではないのかも。こういう感じは好みです。するすると飲めちゃいます。
昼は滋養軒
13日(土曜日)
Franzia N.V. California U.S.A.
ゆうみんにて880円(300ml)
フランジアを飲むのって久しぶりというか忘れたくらい昔。これ日本で紙パックで売り出したワインの一つですよね。やまやで並んでいたのを覚えてますが、自分で買ったことはなかったので、どこかのお店で、ボトルはないのって聞いたら、紙パックを出してきてうちこれなんでと言われた覚えが。メルシャンでボトル詰めをしているワイン。色は明るいもので、味はいたって平板。でも不味くはないんですよ。大量生産の工業製品みたいなもんですから。
☆Monticello 2012 Toscana Rosso Italy
トウイにて4500円(ボトル)
イタリアキアンティで作られているIGPのワイン。サンジョベーゼ少なめで、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローが多めというのもなので、IGP規格なんだと思います。割合は裏ラベルには書いてなかったですね。2012年で、割と年数がたっているためか味わいは深みがあります。色はやや濃い目。飲むと、まだ果実味が前に出てきますが、引き締まった感じが口に穏やかな印象を与えます。おいしいワインです。ブドウの品種の割合が、熟成年数とマッチしたのか、いい感じで口に広がりますね。価格以上の満足感を得ました。
12日(金曜日)
☆☆木はら(北海道)純米吟醸お店用限定ラベル
木はらにて950円(グラス)を4杯
お店のための限定商品。純米吟醸酒。しっかりとした旨みがあり、飲みやすいお酒。もしかしたら、昨年も同じものを飲んでいるかも。造っているのは夕張の方の蔵。この頃は北海道の蔵でもおいしいお酒が増えてます。旨みがあるもので、北海道のお米を使ったものなど。前だとはずれが多かったような気がしますが、この頃はなかなかいいお酒に当たります。これもおいしかった。お昼にこんなに飲んじゃったので、午後は廃人28号に。
夜はホテルで総菜ごはん。シウマイとポテトサラダ、数日前と似ている。
11日(木曜日)
☆☆Blanc d'Argile Brut Nature N.V. Champagne
☆☆Bruno Rocca Raabajolo 2001 Langhe Italy
エノテカ・ラ・リコルマにて1800円(グラス)、10000円(ボトル)
シャンパンはシャルドネだけで作られたもの。
今のオーナーがコツコツと植え続けた木から造る。
色はあまり濃くない。飲むと味わいがシャルドネ
のみとは思えない複雑な香味と味わい。
おいしいシャンパン。
やや重ためが好きだと言ったら、リストにない
いくつかを持ってきて、なんとなくこれがいいかなと。
20年経っているんですね。これが香りが素晴らしく、
味わいもどんどん開いていくタイプで。
ややブルゴーニュに似た雰囲気を持ったお酒。
最後はとても複雑な味わいになりました。
☆La Cuvee de l'Oncle Leon Pinot Gris 2003 Alsace
同じところで1200円(グラス)
これはデザートワインとして、アルザスのピノグリ。なんとマグナム瓶での登場。でかいですね、一升瓶みたい。アルザスのワインなんで背が高いから余計に。色はかなり濃く、やや薄めのブランデーのような雰囲気。飲むと甘みは一応はあるのですが、さほど強くなく、抑制のきいたもの。酸がきれいに入っていて、引き締まってます。まさにデザートにピタリ。
昼は臼尻漁港にあるよし川というところ
10日(水曜日)
☆Millaman Zinfandel 2018 Chile
沙蘭にて3700円(ボトル)
この銘柄のチリワインは初めてかもと輸入元を見たらピーロートでした。だとすると普通のお店には卸してないだろうから。品種はなんとジンファンデル。それを見てやや嫌な予感がしたのですが杞憂でした。色はかなりしっかりしたもの。飲むとやや甘い感じはありますが、おいしいワイン。甘しっかりとしたワインです。旨みはあるけれどもしっかりとしたタンニンと酸があってバランスがとれてます。ジンファンデル特有の香りはあまり感じない。
昼はビアンキで赤ワインをカラフで。
9日(火曜日)
☆☆超裏雅山流神風(山形)純米無濾過生
菊川にてグラス700円を3杯
☆☆☆雅山流極月(山形)袋取り純米大吟醸
同じところでグラス1080を1杯(ちょうど最後)。
山形産神力という酒米を70%に磨いて仕込んだ酒。
かなりすっきりとした飲み口。
やや酸が強いのかもしれない。
旨みはあまり感じられなくてさわやかな印象。
極月(ごくげつ)という酒はうまかった。
出羽燦燦を使い、40%まで磨いて仕込んだ酒。
すっきり感とうまみが溶け込んだおいしさとが
口の中で広がり、これはうまいと思わず口から出る。
惜しかったです、これが最後の一杯。
これで最後までと思ったんですが。
☆☆ガスバリ(青森)特別純米酒
同じところでグラス750円を2杯
☆Bourgogne Pino Noir 2019 Lucien Muzard Cote d'Or
同じところで価格不明
ガスバリというのはクラブ・ガストロミー・バリアドス
というところが青森弘前の六花酒造にお願いして
作ったお酒。酒造米は道南の銘柄米の「マツマエ」
を復刻、蔵元とコラボして作ったお酒。
これもおいしい酒でっした。
少し癖があるのですが、食事の最後だったので、
その癖もいい方向に作用して。旨みが強いお酒。
ステーキが出てきたので、一杯だけ赤ワインを。
何が出るかなと思ったらちゃんとブルゴーニュが
出てきました。肉がいい肉だったので、ぴたりときまる。
昼は蕎麦蔵☆会津花泉を一合(800円)
8日(月曜日)
☆☆Chartogne-Taillet Brut N.V. Champagne
☆M by Monavin 2018 Graves Bordeaux
ロワゾー・パー・マツナガにて1800円、1400円(グラス)
シャンパンはリコルタンマニピュラン、
品種はシャルドネ、ピノ・ノワール、
ピノ・ムニエだそうです。
泡はかなり細かく、色はやや濃い目。
シャルドネは50%らしいのですが、
飲んだ感じはもっと赤ワインが多い印象。
とてもおいしいシャンパン。
白ワインはボルドー、
セミヨンとソービニヨン・ブラン。
飲むといかにもボルドーの白という感じ。
外観は結構派手目です。
☆☆Marsannay 2017 Bourgogne
☆Ch. Bernadotte 2012 Haut-Medoc Bordeaux
同じところで1500円、1400円(グラス)
マルサネのシャルドネって飲んだことあるかな。
これとてもいいですね。
足も長いし、旨味もしっかり。
豊かな感じのある味わいです。
赤ワインはクリュ・ブルジョワ級のもの。
飲んだ印象はやや硬めですね、
9年にしてはしっかりとした感じです。
カベルネが多いのかなと思ったら、
メルローが多くて、カベルネ・ソーヴィニヨン、
プティ・ヴェルデだそうですが、割合は不明。
☆☆Ch. Suduiraut 2002 Sauternes Bordeaux
同じところで1200円(グラス)
デザートワインをお願いしたらこんなにいいものが出てきました。これはうまいですね。ものすごい酸が強いのですが、もちろんもっと強い甘さまあ、梅酒みたいなもんですね。酸が強くて甘みが強くて、デザートと一緒に飲むと至福の時が訪れる素敵なワインです。ソーテルヌがグラスであるレストランは、それだけで誇ってもいいんじゃないのかなって、個人的には思っちゃいます。
Fable Cabernet Sauvignon 2019 Pays d'Oc IGP
2021年3月セイコーマートにて約600円くらいで購入
惣菜(シウマイ、ポテトサラダ)とともに
夜はホテルの部屋で軽く総菜を食べてビールとワイン。ワインは近くのセイコーマートという北海道で一番大きなチェーンといわれるコンビニです。ワインもたくさん置いてあるし、総菜も多いし、その品質のレベルが高い。はっきり言って有名チェーンの品物はかなりレベルが低いのですが、ここの品ぞろえは素晴らしいです。これもフランスのワインですが、ボトルで600円に税金ですから700円弱。でも味わい的にはかなりおいしいです。色もしっかりしているし、飲んでも結構おいしい。これで満足はしないけれども、スクリューキャップで便利がいいし、悪くないと思います、特に旅先では。半分は次回に。
12日残りを飲む、変わらず。
7日(日曜日)
☆☆獺祭(山口)純米大吟醸45
大丸にて700円弱
ほかに魅力的なのがなかったので、定番中の定番を久しぶりに購入。飲むとやっぱりおいしいですね。旨みときっちりとした酸があって、とても飲みやすく潤いを感じる酒です。ある意味これがあれば十分というくらいおいしいのですが、酒飲みはでも飽きちゃって。いろいろと他も探す果てしもない旅に出かけちゃうんですね。
☆☆龍吟虎嘯(山形)純米大吟醸無濾過生
☆☆裏凌駕(新潟)特別純米無濾過生
谷ふじにて上を3合と下1合。価格不明。
山形県鶴岡の栄光富士の蔵元が出した
ギラギラしたラベルの美味い酒。
デコトラかと思うような下品な光物印刷がたっぷり。
でも酒は極めて上質、旨味たっぷりのいい酒。
酒米は羽州誉という地元酒米。50%に精米したもの。

凌駕の文字さかさま版。これは純米無濾過。
こういう酒は旨味たっぷりでこれもいい酒です。
こちらは1合いただきました。
6日(土曜日)
☆☆Ch. Gaillard de la Gorce 2012 Saint-Emilion Grand Cru Bordeaux
2021年3月ヴァンヴァンにて6本13820円で購入
前菜、焼き餃子とともに
サンテミリオンのワイン、セットで入っていたんですが、9年たっているので、そろそろ飲み頃かなと思って。品種はメルローが70%、カベルネフランが30%という割合。いかにもサンテミリオンらしい比率ですが、カベルネ・ソーヴィニヨンが全く入っていないです。予想通り色はかなり濃く、飲み口はソフトです。9年でちょうど熟成はいい感じになってました。若々しさは消えて、落ち着いた味わいとうまみが口の中でとろけるような感じ。すいすいと飲めます。これが2000円台だとすると、お買い得感があります。
5日(金曜日)
☆☆La Grange Reserve 2016 Languedoc Pezenas
2021年1月京橋ワインにて12本13200円で購入
前菜、カツ煮とともに
おいしいワインでした。品種はグルナッシュ75%、ムーヴェルドール25%という結構珍しい取り合わせ。ぺゼナスという地域はラングドックの中でサブ・アペラシオンとして認定されているようです。モンペリエの西でモンペリエとべジエールの真ん中あたりに位置してます。色は濃く、グラスの向こうが見えないくらい。飲むと、南仏独特のほんのりと甘い豊かな味わいのワイン。旨みが口の中で広がります。南の方の果実味が押し寄せてくるような感じで、口の中で踊りまくっています。香りも味も華やかで美味いなぁというワイン。
4日(木曜日)
☆El Pedal Tempranillo 2018 Rioja Spain
2021年1月京橋ワインにて12本13200円で購入
前菜、チョリソソーセージとともに
某評論家90点のワインです。なんだかリオハノワインに高得点が出ているみたいで、今回のセットにはリオハワインがたくさん。その中で前回おいしかったこちらを。テンプラニーリョ100%というワイン。リオハでテンプラニーリョってあまり得意でないのですが、こちらはちょっと味わいが違います。色はやや薄め。ボルドーのグラスに入れても向こうが見えるくらい。飲むとしっかりとした果実味。とても飲みやすいです。抵抗感なく飲める感じ。タンニンも柔らかですね。やや軽めで飲みやすいという造りです。
5日残りを飲む。変わらず。
3日(水曜日)
☆Cantina Alice bel Colle 2018 Dolcetto d'Acqui Italy
2020年12月京橋ワインにて6本6578円で購入
前菜、鶏むね肉パン粉焼きとともに
ピエモンテ州のお手頃なワインのようです。DOCなんですが、トリノとジェノバの真ん中あたりの地域のワイン。ワインが好きな方であれば、アルバとかアスティの近く。でもこのDOC初めてかなぁ、意識しないで飲んでいるかもしれないけど。色はやや薄め。飲むと、花のような香り。まだ若いからか、果実味がして飲みやすいワインです。華やかではないのですが、ややそういう雰囲気を持っている。家庭の食卓でワイワイといいながら飲むのには向いている感じですかね。
4日残りを飲む、色は上のものよりも濃かったです。
2日(火曜日)
☆Pena Monte 2016 Toro Spain
2020年11月京橋ワインにて12本14520円で購入
前菜、牡蛎フライとともに
品種はテンプラニーリョ100%だそうです。色は結構濃い感じ、透明感は普通です。飲むと果実の味わいがまずきます。それも南方系の果実。タンニンは柔らかです。酸はきちんと効いてます。引き締まった感じです。飲んでいくと、新樽で5か月熟成させた由来であろう香りが出てきます。柔らかな感じはそこから来ているのかも。でもぎすぎすしたのではなく、柔らかな包み込むようなヴァニラ系の香りです。
3日残りを飲む、変わらず。
1日(月曜日)
☆☆Gassier Syrah 2017 Costiere de Nime Rhone
2021年1月京橋ワインにて12本13200円で購入
前菜、鶏唐揚げとともに
カマルグに畑を持っている造り手だそうです。品種はシラーが90%、グルナッシュが10%というもの。色はかなり濃いです。ところが飲んでみると、とてもソフトでふくらみがあるワインでした。一般的にはシラー主体のワインはスパイシーというのが定番ですが、このワインはスパイシーというのではなくて、穏やかでゆったりとした口当たり、とてもおいしい。穏やかな果実味で口の中を広がりながら流れていく感じ。
2日残りを飲む、変わらず、より深い感じになった。