Topへ戻る こう飲んだ記録月別インデックス そう食ったインデックス どこ行ってもどう飲そう食
2018年1月
31日(水曜日) | |||
☆Bourgogne Pino Noir 2015 Naudin Varrault 2017年9月京橋ワインにて5本8618円で購入 前菜、ポトフとともに |
|||
久しぶりに飲むAOCブルゴーニュ。今月の初めにはいいのを飲んでますが、こういう普通のを飲むのは久しぶり。この頃高くなったためか、セットにもあまり入っていないし。この作り手のは初めてかも。栓を抜くととてもよい品質のコルク栓、かつ長い。色はやや薄め。飲むとなかなかいい感じの味わい。とてもしっかりとした果実味と、きれいな酸。とてもよくできたワインです。ブルゴーニュらしい味のワインです。喉越しもよくて、飲みやすい。なかなかいい印象です。 | |||
1日残りを飲む、あまり変わらず。 |
30日(火曜日) | |||
☆Montes Chardonnay 2016 Central Valley Chile 2017年12月京橋ワインにて6本7970円で購入 前菜、カキフライ(芽キャベツ、蓮根、サツマイモ、椎茸)とともに |
|||
モンテすのシャルドネです。たまたま買ったセットに入ってました。色は、割と濃い目の麦わら色。味は華やかですね。こんなに華やかだったかしらと思うくらい。果実の味わい、花の香り、とにかく外交的で前向きな味わいです。ややチャラチャラしすぎている向きもないではないかなというくらい派手目な味わい。もちろん、抑えるところはきちんと押さえて作られているので、しっかりとした酸があって、飲みやすく、飽きは来ない造りになっています。とか何と言いながら、するりと全部飲んでしまったのは、一緒に食べたものが揚げ物だからか。 | |||
28日(日曜日) | |||
☆Tenacity Shiraz 2016 Australia 2017年11月ヴァンヴァンにて6本10181円で購入 前菜、鶏のローストとともに |
|||
オーストラリアの古いワインの木から作られたシラー種のワイン。マクローレン地域とバロッサ地域のワインをブレンドして造っているそうです。色はしっかりと濃い。飲んでみると、シラー特有のスパイシーな感じはあまりなくて、きめの細かな印象が残る。古い木から作られたためなのかどうかは不明。果実の優雅な味わいと滑らかなタンニン。味はバランスがとれていてとても整った印象のワイン。 | |||
29日残りを飲む、色の印象が前日よりも濃い。 29日昼は一茶庵円にて、時間がやや遅めだったので、夕食は前菜盛り合わせのみ。 |
27日(土曜日) | |||
☆Ch.Pouroutou 2012 Bordeaux 2018年1月ヴァンヴァンにて6本13426円で購入 前菜、手羽先から揚げ、焼き餃子、中華粽とともに |
|||
ボルドー市の南西地域のワイン。セパージュはメルロー66%カベルネ・フラン34%だそうです。色はしっかりとした色合いです。いかにもボルドーという深紅のルビー色。まだエッジが出るほどではないです。飲んでみると、硬い感じの味わいです。メルロー、カベルネ・フランから想像していた柔らかさは感じられなくて、しっかりとした味。もう少し口当たりが柔らかいかなと思ったんですが、それはなかった。AOCボルドーにしては品の良い造りだと思いますが、このセットの価格を考えると、もう一つ特徴がほしい。 | |||
28日残りを飲む。あまり変化はなし。 |
26日(金曜日) | |||
☆☆Big Easy Chenin Blanc 2012 Ernie Els Western Cape South Africa 2018年1月ヴァンヴァンにて1445円で購入 前菜、ブイヤベース風鍋とともに |
|||
品種はシェナン・ブランのワイン、はてさてどんな感じかなと。色はあまりなくて透明に近いです。地域はウエスタン・ケープ。飲んでみると、みずみずしい感じで、すごく新しい感じ。でも2012年のワインですので、そこそこ年数は経過しているんですが、そういうのを感じさせない。喉を通るときに、少し甘酸っぱいような感じがするのがおいしい。最後が締まるんです。多分、酸がしっかりとしたワインなんでしょうが、それがあまり感じられない。かといって甘味があるわけではなく、するりとした感じが悪くない。とにかく美味しいワインですね。格付けではクリュ・ブルジョワクラスだそうです。 | |||
27日グラスに2杯。美味しさは変わらないけれども、少し落ち着いた感じ。 28日グラス1杯。美味しいです。 29日残り。少し弱ってきたが、美味しい。 |
25日(木曜日) | |||
Pietradolce 2015 Etna Rosso Italy 2017年12月京橋ワインにて6本9698円で購入 前菜、鶏の胸肉のカツレツとともに |
|||
シチリアエトナ山のふもとのワイナリーでネレーロ・マスカレーゼという品種で造られたワイン。標高は800メートルという高地だそうです。まずグラスに注いで驚くのが色。え、ロゼと思うくらいに薄い。プロヴァンス辺りのロゼの方が濃いのではないかと思うくらい。そのためにわざわざ地域表示にロッソと書いたんかいなと思うくらい。飲んでみると独特の酸と風味があります、ほんの少しですが炭酸も。こういうワインは飲んだのが初めてです。夏にはいいでしょうが、ここ数日の寒さの日本ではあまり評価できません。でも変わったワインです。 | |||
26日残り、少し小さめのグラスに入れると、多少色が濃く見える。 |
24日(水曜日) | |||
☆Batch 106 Chardonnay 2016 Australia 2017年12月京橋ワインにて6本7970円で購入 前菜、刺身(ブリ、イサキ、イカ)、魚貝の鍋とともに |
|||
夕食は鍋というのも、なんだかここらあたりにも寒気の影響が出始めて寒くなってきたので。そういう時はやっぱ鍋よねと、選んだワインはこちら。オーストラリアのシャルドネ。選んだ理由はスクリューキャップだったので、面倒がないなと。そういう日もあるんです。色はあまりついてないです、やや麦わら色程度。飲んでみるとすっきりとしたタイプですね。もう少し濃い目の味わいで造られているかなと思ったら、そうでもなくて。さらりとしてます。あまり進まなかったのは美味しさという点でやや不足。鍋なんで、あまり多くの物を期待していないというのもありますが。(日本酒の方がよかったのかも) | |||
25日グラス1杯、グラス1杯くらいだといいかも。 26日残り、上の白と比べると、なんか凡庸。 |
23日(火曜日) | |||
☆Anakena Cabernet Sauvignon 2015 Central Valley Chile 2018年1月ヴァンヴァンにて6本6842円で購入 前菜、鉄板焼き(ソーセージ、さつま揚げ、サツマイモ、カリフラワー、ブロッコリー、蓮根)、 お好み焼きとともに |
|||
チリのワイン。この銘柄も初めて飲むような気がします。どこか有名なところの別の銘柄かなと思ったのですが、それらしきことはどこにも書いてなかった。色はやや薄め。足は長いです。飲んでみると、いかにもカベルネ・ソーヴィニヨンという味わいです。でも味は軽めですね。どっしりとした感じはなくて、さらりと軽い印象のワインです。オークを使っていると書いてありますが、その印象も薄いです。ヴァニラっぽいような香りも味もほとんどしなくて、果実のストレートな味わいがするワインです。 | |||
24日残りを飲む、変わらず。 |
22日(月曜日) | |||
☆☆Jordan Chardonnay 2016 Stellenbosch South Africa 2017年11月ヴァンヴァンにて6本12639円で購入 前菜、カキフライ(シイタケ、蓮根、サツマイモ)とともに |
|||
これは美味しかったです。色は少し黄みがかった麦わら色。口に含むと少しレモンのような柑橘系の爽やかさと、しっかりとしたたくましいボディが現れる。なんだかアンバランスだけれども、基本的な味は素晴らしくいい。そのワインがのどを通る時も滑らかでシャブリのグランクリュのような感じがする。南アフリカのトップクラスのワインはとても魅力にあふれた味わいです。するすると飲めてしまいました。ちなみに、格付けでは5級とされています。 | |||
23日残りを飲む。美味しいのですが、ほんの少し苦味が出てきました。 |
21日(日曜日) | |||
☆☆La Tremenda Monastrell 2014 Alicante Spain 2017年12月京橋ワインにて6本7106円で購入 前菜、トンカツとともに |
|||
スペイン、ヴァレンシアの少し南の地域のワインです。品種はモナストレル、ここの創業は1989年と新しいですが、ブドウの木はかなり古いものだと書いてあります。色はかなり魅力的な深紅。透明感があり、さほど濃い印象はないですが、決して薄くはない。味わいはかなり複雑、さらに見た目がいい。足がとても長い。飲むと、口の中にスパイシーな味わいと渋み、そしてほんのりとした甘さが絡みついて、それを酸がしっかりとまとめている。某評論家が高いポイントをつけたというのは納得するワインです。 | |||
22日残りを飲む、これも変わらずにいい。 |
20日(土曜日) | |||
☆千代寿(山形)特別純米寒おろし 2017年12月酒の店ラッキーにて1512円で購入 前菜、シウマイ、豚しゃぶとともに |
|||
山形県寒河江の酒です。色は透明。飲んでみると、少しアルコール度数が高いさらりとした味わいです。精白は60%。旨みはあまりないお酒ですね。米の旨みをアルコールに変化させているためか、すっきりとした印象のお酒です。個人的にはちょっと弱いタイプ。かなり淡麗な感じがします。米はすべて山形の米を使っているそうです。この頃は自分でお米から作る蔵も出てきています。そういうことが付加価値として酒の現場でも出てきているのが大事。これは仕込んで1年目で出した酒です。 | |||
19日(金曜日) | |||
☆Rocca Pagliara 2015 Rosso Puglia Italy 2017年12月京橋ワインにて6本7538円で購入 前菜、シウマイ、ハンバーグとともに |
|||
とにかく瓶が重い。持つのに苦労するレベルの重さです。そのうえ、瓶に彫り物まであります。それにしてはセットの価格が安い。(飲むときは価格は知らないんですが)もしかして掘り出し物かもしれないと。グラスに注ぐと、色が濃い。グラスを透かしても、かなり濃いのがわかります。飲んでみると、これがおいしいのです。果実の凝縮した味わいがしっかりとあって、そこに、ナッツとかコーヒーの味わい。なかなか奥が深くそのうえ、飲みやすい。すっと喉に消えていきます。これは美味しいワインです。 | |||
20日残りを飲む、旨いですね。 |
17日(水曜日) | |||
☆☆Hartenberg Cabernet Sauvignon Shiraz 2013 Stellenbosch South Africa 2017年11月ヴァンヴァンにて1940円で購入 前菜、焼き鳥、オムライスとともに |
|||
創業1692年のメーカです。なかなか古いところです。品種はカベルネソービニヨンとシラーだそうですが、割合は表記してないです。期間は書いてないですがオーク樽で寝かせていると出ています。色はかなりしっかりとしています。前日のボルドーと変わらかいですね、少し濃い感じで、しっかりと足が長いです。飲んでみるとほんの少し甘みがある凝縮した果実味を感じるワインです。ボリューム感がありますね。旨いです。とてもどっしりとしていて、それでいてとても飲みやすい。幸せを感じるワインです。もう数年寝かせても十分に良くなると思いますが、今飲んでも十分に楽しめます。格付けで2級相当というところのものです。 | |||
18日残りを飲む、昼が少し遅くて割と多く食べたのでお腹いっぱい、夜は前菜だけで。 ワインは、少し変化が大きい。少し酸が目立つ。 昼はエムズスタイルにて |
16日(火曜日) | |||
☆☆Ch.Grand-Puy-Lacoste 2000 Pauillac Bordeaux 2003年4月大丸にて5600円で購入 前菜、春巻き、から揚げ、中華粽とともに |
|||
まずコルクがボロボロでした。あまり質の良くないものが使われていました。途中で折れて、その下がすでにボロボロ。液面にコルクカスが落ちたので、茶こしで濾してグラスへ。色はまだエッジがあまり出ていません。見た感じは若いです。飲むとしっかりと熟成しています。味は極めて健全。ポイヤックのダイナミックさと、しっかりとした酒質、そして穏やかな味わいで、見事なグランヴァンを楽しませてくれます。このワイン、いい時はすごくいいのですが、差が大きくて。 | |||
17日残りを飲む、前日よりも少し酸を感じるけれどもおいしい。 |
15日(月曜日) | |||
☆☆宗玄しぼりたて(石川)純米生原酒 2017年12月酒の店ラッキーにて1642円で購入 前菜、魚貝の鍋とともに |
|||
6日に飲んだのこりです。2合ほどありました。しっかりとした美味しさのあるお酒でした。海系の鍋にはやはりお酒が合います。そのため冬にはお酒の消費が多少増えて。また買い足しておかないと。個人的には、生酒とか原酒というのが好きですね。あまりすっきりときりりとしているようなのは苦手。 | |||
14日(日曜日) | |||
☆Mas de la Garrigue 2014 Millas Languedoc-Roussillon 2017年11月ヴァンヴァンにて6本7440円で購入 前菜、ポークソテー生姜焼き風とともに |
|||
ラベルに何も書いてないワインです。裏には輸入元のラベルなので、判断がつきません。Millasとあるので、それを頼りに調べると、ラングドックルーションの村であることがわかります。スペイン国境まですぐそこというところ。そこで造られたワインです。色はやや濃い感じ。飲んでみると、南フランス的なワインです。しっかりとした味わいと骨格を持ったワイン。思ったよりもおいしいですね。さほど渋みは感じません。果実がしっかりと凝縮している感じのワインです。 | |||
15日グラス2杯、お酒だけでは足りなかったので、これを2杯ほど。 16日残りグラス1杯。甘みが出て飲みやすくなってます。 |
13日(土曜日) | |||
☆Ciro Rosso Classico 2015 Librandi Italy 2017年12月京橋ワインにて6本9698円で購入 前菜、サンドイッチとともに |
|||
チロというのはかなり古くからワインを作るところで、約3000年前からの産地のようです。場所はイタリアの靴の先。カラブリアのお酒。品種はガリオッポというギリシャ起源の品種だそうです。まあ、カラブリアは、ギリシャ人が切り開いたといわれているので、その流れなんでしょうね。外観は色がとても薄い、ブルゴーニュの薄いの並です。飲んでみると、ちょっとスパイシーな感じ。割と飲みやすいですね。するりと喉を通ります。お酒自体でも割とおいしく飲めます。ラベルを見るとかなり乾いた土地で造っているんですね。 | |||
14日残りを飲む、少し小さなグラスで飲むと色の薄さをあまり感じなくて済みます。 |
12日(金曜日) | |||
☆Novas Chardonnay Gran Reserva 2016 Valle Casablanca Chile 2017年12月京橋ワインにて6本7970円で購入 前菜、カキフライと野菜(シイタケ、蓮根、サツマイモ)フライとともに |
|||
これは初めて飲んだチリの銘柄。スクリューキャップです。色は透明に近いですが、多少黄色味を帯びています。飲むとするりと入っていく口当たりの良さ。とてもきれいなシャルドネです。果実味よりもドライな感じがします、すっきりとした酸があって、でも酸っぱくはなくて、かなり強いアルコールを感じます。ぐいぐいと押してくるようなそういう強くてやや重たい感じのワインです。 | |||
昼は加瀬にて開運を850円。 13日グラス1杯、あまり変化していません。 14日残りを飲む、美味しいです。 |
11日(木曜日) | |||
☆館山(千葉)腰古井純米 鳩山荘松庵にて2500円(4合) |
|||
勝浦の吉野酒造で造った純米酒。館山のあたりで置いているのかもしれません。夕食はそれを4合。まあ、ワインと同じくらいなので。飲み口はそんなに癖のないお酒で、するりと飲めました。冷酒だということもあるのでしょうが。米は500万石、精白は60%なので、純米吟醸と言っても問題はないですね。千葉県は、かなり多くの蔵が酒を造っています。特に外房には多くあって、この蔵も前を通ったことがあります。でもこのラベルは、ちょっとですね。 | |||
昼は松鮨にて |
10日(水曜日) | |||
☆La Enfermera Tempranillo 2015 Toro Spain 2017年12月京橋ワインにて6本7106円で購入 前菜、春巻き、焼き餃子、中華粽とともに |
|||
このワインも某評論家の高得点ワイン。色はしっかりとしてます。飲むと、リオハのテンプラニーリョとは違って密度の濃い味わいで、いかにもスペインのワインという雰囲気がむんむん。それでいて飲みやすいんです。スペインのワインって、やや品のの無い感じがするのが多いと思うんですが、現地で飲むと、その感じがあまり違和感がなく飲めるんです。それを思い出すところがあって。なんなんでしょうね、けっこう洋風居酒屋みたいな料理が多いからなんですかね。お酒って、やっぱり料理に合わせて発達するんですよね。そういうワインでした。 | |||
12日残りを飲む、なめらかな感じになっていました。 |
9日(火曜日) | |||
☆La Source Cotes-du-Rhone 2015 D.Courtois Rhone 2017年12月京橋ワインにて6本7106円で購入 前菜、鶏のローストとともに |
|||
ラベルの上に貼ってあるのは、某評論家の雑誌で付いた点数ですが、はっきり言って何かの間違えでないのという感じです。すっきりとした外観。品種はグルナッシュ80%、シラー20%という表記が裏ラベルにあります。注ぐときれいな色で、やや濃い感じです。飲むと、いかにもローヌ、でもそういう感じで終了です。確かに、パリのカフェあたりの安いローヌという感じではないですが、とびぬけた感じもありません。気持ち的に高い評価だからというバイアスがかかっていないとは言えないですが、冷静に飲んでそんなかいなという程度です。美味しいワインです、でもピカピカではないと思います。 | |||
10日残りを飲む、前日よりも甘みが出て落ち着いた感じ。 |
8日(月曜日) | |||
☆Vina Esmeralda 2016 Torres Catalunya Spain 2017年12月京橋ワインにて6本7970円で購入 前菜、パエリャとともに |
|||
トーレスのワインです。スペインの大醸造会社。見た目はアルザスのような瓶です。外見、色は少し緑が入ったような感じ。飲んでみると、さわやかでドライな印象。あまり甘味はないワインです。裏を見ると品種が書いてあるのですが、マスカット・オブ・アレキサンドリアとゲベルツトラミネールをブレンドして1976年から作っているそうです。そういう品種のワインとは思えないような味わいです。口当たりはよくて、すいすいと飲めちゃうんですね。 | |||
9日グラスに1杯、飲みやすい。 10日残りを飲む、美味しい。 |
7日(日曜日) | |||
☆Ch.Rauzan-Segla 2003 Margaux Bordeaux 2006年4月大丸にて7980円で購入 前菜、手羽先のから揚げ、酢豚とともに |
|||
2003年ってヨーロッパを猛暑が襲って、フランスでは何人もなくなった年です。そういう年は結構良いワインができるはずなんですが、あまりに暑すぎたせいか、少なくてもこのワインは、味が平板。まずは外見、色はさほど濃くはないけれども、しっかりとした色合い、しっかりとエッジが出ています。粘度もあって、足がとても長い。飲んでみると、味がガサガサした感じで、このワイン特有のエレガントさがないのです。こんなに下品な感じの味わいだったっけと思うくらい、雑な味わいです。ちょっと意外、それに寿命が短くて、ピークは今年までなんて某評論家が書いてます。このワインに関しては当たってますね。 | |||
8日残りを飲む、前日より美味しい、あまり澱がなかった。 |
6日(土曜日) | |||
☆三千盛(岐阜)純米吟醸 2017年10月酒の店ラッキーにて1480円で購入 前菜、豚しゃぶ鍋とともに |
|||
年末に開けたお酒を飲み切る。前に飲んだ時はさほど感じなかったのですが、下のお酒と一緒だと、結構すっきりとした飲み口。こちらの方が磨きが45%なので、きれいな感じはありますが、旨みという点ではだいぶ少ない形で造られてます。たしかにからくちと言えば辛口なのでしょうが、さわやかな感じのお酒です。 | |||
☆☆宗玄しぼりたて(石川)純米生原酒 2017年12月酒の店ラッキーにて1642円で購入 前菜、豚しゃぶとともに |
|||
石川県能登半島の先の方、珠洲市の酒蔵です。これは生原酒。当然のように旨みたっぷりです。こういう感じが好みですね。精米は65%ですから、さほどきれいな感じではないのですが、しっかりとした味わいの深い酒です。実は酒だけ飲むのであれば、別なんですが、僕の場合は食事に合わせるので、この程度の濃さがほしいです。特に和食の場合は、酒で補うとより美味しくなる場合もあるので。瓶の半分程度をいただく。 | |||
5日(金曜日) | |||
☆Nottage Hill hardonnay 2016 Hardys South Eastern Australia 2017年12月京橋ワインにて6本7970円で購入 前菜、カキフライ(野菜はエリンギ、蓮根、サツマイモ)とともに |
|||
普通のハーディのワインだと思って開けたら、やたらと美味しい。色はやや薄め。飲むと、南国系の果実の味を含んだそれでいてきっちりとした酸があって、さわやかで華やかな印象。飲んだ後もアフターが長い。ハーディってこんなにおいしかったんだっけと思うと、このノッタージ・ヒルというのは上位のクラスらしい。とてもきれいなシャルドネです。ただ、樽を使ってより深みを加えるというのではなくて、葡萄の美味しさをそのままの形で作ったようなワインだと思えました。 | |||
6日グラスに1杯、美味しいですね、香りが豊か。 7日グラス1杯、十分においしい。 8日残りを飲む、上のワインに比べると、甘味を感じた。 |
4日(木曜日) | |||
☆Hand Craft Petite Sirah 2014 California U.S.A. 2017年12月京橋ワインにて6本7538円で購入 前菜、鉄板焼き(ソーセージ、さつま揚げ、サツマイモ、蓮根)、お好み焼きとともに |
|||
プティ・シラーという品種のカリフォルニアワイン。そもそもカリフォルニアのワイン自体を飲むことが少ないので、この品種のことは全く知らなかったら、いわゆる由来のわからなかった品種だそうです。近年(1990年代末)になり、DNA鑑定で、品種が特定できたそうで、シラーとドゥリフ(知らない)というブドウの交配でできた品種だそうです。グラスに注ぐと、色は紫が強い。いかにもシラー系。飲んでみると、果実の味わいと伸びやかなタンニンが心地よい。女性向にブレンドされているそうで、柔らかな味わいになるように、イタリア系の品種が少しだけブレンドされているのだとか。 | |||
5日残りを飲む、美味しいですね。 |
3日(水曜日) | |||
☆Passo Paleoli Primitivo 2016 Salento Italy 2017年12月京橋ワインにて6本9698円で購入 前菜、ミラノ風カツレツとともに |
|||
イタリア、プーリア州で造られたプリミティボ種100%のワインだそうです。色はやや濃い目。外見はさらりとした感じ。飲んでみると、最後の方でほんの少し甘みがあります。最初は、果実の味わい、しっかりとした酸と渋み。そして最後にほんのりとした甘さ。良いワインです。食事に合わせるのにピタリ。いかにもイタリアのワイン、それもプーリアのものですから普通だともっと濃い感じなんですが、さらりとした感じの疲れないワインです。 | |||
4日残りを飲む、一段とソフトな感じで飲みやすい。 |
2日(火曜日) | |||
☆☆Mazy-Chambertin 2001 D.Armand Rousseau Bourgogne 2005年1月竹澤にて8378円で購入 前菜、ソーセージ、オムライスとともに |
|||
アルマン・ルソーを家で飲むのなんて久しぶりどころの騒ぎじゃなくて、いったいいつと思うくらい。色は薄め。熟成も進んで、エッジなんて透明。グラスに注ぐと最初は開いていなくて、なんだこれという味。やばいですね、放置しすぎたかなと思ったくらいから急に開き始める。30分くらいですね。栓を抜いてから1時間。それまでどこの誰という感じだったのが急に笑顔満点、にっこりとしてきて。というくらいの変化でした。今までこういう変わり方したのというのも初めて。芳醇な味わいが出てくるんです。ボトルの半分くらいのところはそれはすごい。豊かな味わいと熟成感。旨いなぁと。でも最初の1杯は何だったのと思うくらい酸が強かったんですよ。 | |||
3日残りを飲む。酸が強く出るかと思ったら、全くなく美味しく飲めた。澱もなし。 |
1日(月曜日) | |||
☆☆Henriot Brut Souverain N.V. Champagne 2017年8月うきうきワインの玉手箱にて3本9980円で購入 前菜、春巻き、から揚げ、焼き餃子、中華粽とともに |
|||
お正月と言っても雑煮、おせちとは縁がないのですが、酒だけは特別出演が増えます。まずはシャンパン。と言っても冬のためあまり在庫がないのですが、昨年の夏に購入したアンリオを開けました。結構栓がポンと大きな音を上げるくらいの圧の強さ。泡も盛大に出ます。色はやや薄め、白が多いような味わいです。と言っても全部が白ワインではなさそうで、複雑な味わい感があります。ちょっと赤いワインが混じって出る強めのこういう味が好きです。 | |||
2日残りを飲む。少し泡が荒くなったけれども変わらぬうまさ。 |
☆☆☆Ch.Haut-Brion 2001 Pessac-Leognan Bordeaux 2004年4月大丸にて18920円で購入 前菜、春巻き、から揚げ、焼き餃子、中華粽とともに |
|||
赤ワインは泣く子も黙る、王道のワインです。というか自分が一番好きなワイン。オーブリオンを開けてみました。17年経っているんですね。コルクは極めて健全、まるで2年くらいしかたっていないようなコルクです。色が全く染み込んでいないですね。とても高級品を使ってます。色はさほど濃くないですが透明感がすごいです。エッジもそんなに出ていないですね。某評論家が2020年くらいまでと書いてあったのですが、まだ10年くらいは平気な外観です。飲んでみると、豊かなんですね、味わいが。ふわりと口の中を包むようなソフトでエレガントな味わいです。これがオーブリオンという味です。いかにも蛸にもというビロードのように口の中にあふれる感じ。これはほかのワインではあまりないんですね。ここが大好きな点です。今や手が出ないほど高騰してしまいました。在庫もだんだん減ってきてますが素晴らしいワインだと思ってます。 | |||
2日残りを飲む、グラスに1杯程度、やはりうまいが、味の落ちは早い。 |