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2014年12月

31日(水曜日)
☆Zuccardi Malbec 2011Argentine
2014年12月タカムラにて6本9524円で購入
サラダ、カレーとともに
孤独のグルメを見たために、予定外の大晦日にカレーを作る。合わせるのは結構大変なのですが、アルゼンチンのマルベックはいいだろうなと。飲んでみるととても豊かな香りと躯体の大きなワインで、見事なまでにカレーにあっていた。美味しいワインだなと思ってここに書いているときに価格を見たら、よろしい価格です。でも価格以上の旨さがあるんではないでしょうか。色も濃く、味も濃いワインですが、どこか気品があって、安っぽい味わいでは全くありません。濃くて深い味です。
☆☆Ch.La Tour Blanche 1998 Sauterne Bordeaux
2011年7月ヴェリタスにて3129円で購入
デザートとともに
割と早々に食事が終わったのと、あまり酔っていなかったこともあって、プロジェクトワインを開けちゃいました。本当は、翌日からと思っていたんですが、別に一日早いからってあんまり関係ないし。で、美味しいですね。やっぱ素晴らしいです。熟成したソーテルヌに敵はないですね。もうなんだか素敵なワインです。しっかりとした酸があるので、甘くて酸っぱくて、素敵なワインです。色はかなり琥珀っぽい感じになっていて、味はまろやか。このワインは、ワインを飲み始めたころから知っている銘柄ですが、あまり見ないですよねというか、ソーテルヌ自体見ることが少ない。ソーテルヌのグランクリュ1級。グランクリュ1級をすべて飲み終えました。
1月1日から4日まで一杯ずつ。あまり味は変わらず、4日は多少酸が強くなったかも。美味しくいただきました。
30日(火曜日)
☆Sangiovese 2012 Cantine Volpi Marche Italy
2014年12月タカムラにて6本5980円で購入
サラダ、ポトフとともに
マルケ州のワイン。品種は、わかりやすいですね、サンジョベーゼです。マルケ州と言われて、すぐにはわからないので、調べてみたらフィレンツエから東に200キロくらい行った、アドリア海に面したところです。昔からワインを作っていたところだそうです。これはオーガニックワイン。開けると、ほんのりと甘い香り。色はやや薄め。飲んでみると、ちょっとジュースっぽい甘さが最初に来ます。軽いワインですね、飲みやすい。あんまりひねっていない、搾ったまんまというような味わい。長持ちは絶対にしないだろうなという味です。これはこれでアリですね。
29日(月曜日)
☆Gamma Chardonnay 2013 Organic Casablanca Valley Chile
2014年12月タカムラにて6本5980円で購入
サラダ、パエリャとともに
年も押し詰まってくると、魚が手に入りにくくなって、たまたま置いてあった蛤と、家にある冷凍の魚介でパエリャ。そうなると、ワインはシャルドネがいいなと、スペインのものではない、チリのものをま、スペイン語圏。最初飲んだら、まず微妙な甘さが来る。もっとドライな方がよかったんだけれどもと思っているうちに微妙なだけに消えて、飲みやすい方に。軽い感じで、口当たりもよく悪くないです。それはそうと、チリワインにも原産地呼称みたいなのができたんですけね。これにはD.O.カサブランカ・ヴァレーと表示がありました。
28日(日曜日)
☆☆Ch.Branaire-Ducru 2001 St-Julien Bordeaux
2004年3月松坂屋にて3500円で購入
前菜、焼餃子、春巻き、青菜炒め、中華粽とともに
きれいに熟成をしたボルドーです。タンニンが溶け込んできめ細やかな口当たりになり、まさにスムース。甘さ、渋みなども一つ一つが突き出すというのではなくてほんのりと感じるようなとてもいい状態で熟成していました。ブラネールを飲むのは久しぶり、うまく熟成すると、ソフトな感じになってとてもおいしいのですが、その期間があまり長くないようで、バランスを崩していることが多い。今回は本領発揮。久しぶりにおいしいボルドー。
27日(土曜日)
☆Bourgogne Pino Noir La Moutonniere 2012 Roux
2014年12月タカムラにて3本5600円で購入
キムチ鍋とともに
前回のキムチ鍋のときにもブルゴーニュを飲んでますな、なんとなく合うと思っているんですね。今回のは、単一畑のものなんですかね、こういう一番下のレベルで、畑が入っているのは珍しいです。色はとても薄めですが、味はしっかりとしています。ほんのりと甘みがあり、まだ若いためか少しタンニンが固めですが、すでに十分に飲んで楽しめるレベルですね。ブルゴーニュワインとして楽しめます。2012年のブルゴーニュちょっと嫌なイメージがあったのですが、作り手によっては上手に作ってますね。
26日(金曜日)
☆Ch.de Fieuzal 2002 Pessac-Leognan Bordeaux
2005年3月松坂屋にて4285円で購入
温かなサラダ、鶏のパン粉焼きとともに
あまり評価の高くない年のフューザル。熟成のピークは来年までというので、開けてみましたが、なんだかまだ固い。樽の香りもまだ強く、タンニンが固い。熟成までも行っていない感じです。某著名評論家の熟成期間は、終わりがやや早めですね。プラス5年から10年くらいしても十分大丈夫ではないでしょうか。あんまり長くしても、それなりのリスクがあるのでしょうが。飲んだ感じはざらりとしていて、ボルドーらしい滑らかさがまだ出ていないんです。12年経って出ていないというのもつらい話ですが。
25日(木曜日)
☆Valcendon Graciano 2012 Rioja Spain
2014年12月タカムラにて6本9524円で購入
鉄板焼き、お好み焼きとともに
リオハのワインですが、ブドウ品種がグラシアーノというものです。それ知らんなぁと、調べてみたらリオハのワインでは、ブレンド用に作られているプティ・ベルドに近い品種らしいのですが、これはそのまま全部で作ったみたい。造るのが難しいと書いてあるのに、それをオーガニックで作っちゃいましたというところ。飲んでみると、なんだか華やかな感じなんです、それに軽い飲み口。柔らかくはないけれども、それなりに特色のある味わいです。これだとリオハも悪くない。
24日(水曜日)
Alain Cavailles Brut 2009 Blanquette de Limoux Languedoc-Roussion
2014年12月タカムラにて6本9524円で購入
前菜いろいろ、蛤鱈鍋とともに
世間の風潮に迎合して、スパークリングワインを開けてみました。うーむ、好みじゃない。リムーというカルカッソンヌの南にある村(だろうと思う)、どうも白ワインの出来がよかったんじゃないかと思うのですが、甘みが強い。Brutだとは思いますが、元のワインが、甘いと、甘みの強いスパークリングになっちゃいました。そのうえ、泡が大きくて荒い。そうすると、口当たりもそれなりに荒いんですね。スパークリングのおいしさの要素がそもそもダメなのに、結構価格は高いんですよ。見た目はいいんですけれども。
23日(火曜日)
☆Ch.Chasse-Spleen 1996 Moulis Bordeaux
1999年9月大丸にて3980円で購入
スペイン風オムレツ、ステーキとともに
18年経ってかなりいい状態ではないかと思ったのですが。まだかなり樽の香りが強い。96年のボルドーのワインは、なんだかみんな同じように樽の香りが強いのが多いです。それでいてタンニンがこなれてないんです。まだ固い感じが残ってます。果実味などは落ちてきているので、そのあたりが突き出している感じ。それと酸が強い。要するに、あまり熟成感がないのにバランスが崩れているんですね。もう、うまくいくと、別世界になるんですが、こういう崩れも結構あるので、博奕みたいなものです。一応、高いワインが飲みやすい時期なので。
22日(月曜日)
☆Michel Gassier Les Piliers Viognier 2013 Vin de France
2014年11月京橋ワインにて6本6958円で購入
ツナサラダ、タラのフライ、グラタンコロッケとともに
一応お魚系の食事なので、白ワイン。揚げ物ですしね。こういう日は、ちょっと旨みの多いワインがよかろうとヴィオニエのワインを。飲んでみると、すっきりとした中にも、旨みがたっぷり、多少の甘さとそれをはるかに超える酸があって、なかなかによろしいワインです。単独の畑で作られているようですが、表示はフランスのテーブルワインです。なんか混ぜているのかもしれません。場所はモンペリエとベジエールの中間あたり。ラングドック・ルーションは赤にしか適用ができないのかも。
21日(日曜日)
☆Le Grand Clos 2010 Cite de Carcassonne
2014年12月タカムラにて6本9524円で購入
前菜、焼餃子、春巻き、青菜炒め、中華粽とともに
美味しいワインです。カベルネ・フランが60%残りはメルローというワインです。とても優しい口当たり。香りもいいですね。全体として酸のバランスもよく、飲んでいて楽しいワイン。カルカソンヌで作られているようです。確かに、街から出るとすぐにブドウ畑が続いている地域です。変わったセパージュですけれども、なんだかとてもうまくブレンドされています、ヴィンテージもよかったのかもしれないですけれど。
20日(土曜日)
Nostre Pais 2011 Costieres de Nime Rhone
Wallaby Creek Shiraz 2013 Australia
2014年11月京橋ワインにて6本10779円で購入
2014年12月タカムラにて6本5680円で購入
上は食事用、下のは煮込み用に開けたワイン。煮込み用からグラス一杯借用して。
上のワインとてもよかったんです。香りもいいし、しっかりとしたコクもあり、滑らかで、素晴らしい
味。でもね、後ろを見たら、アカシア使用と書いてある。これは寝た後でないとわかんないなと、
今朝起きると、なんだか頭にしこりのような痛みが。というわけで、やっぱ何か合わないようです。
でも飲んでいるときは全く大丈夫、どころか☆二つかなと思ったくらいのおいしさ。
煮込みに使ったのは、ワラビが描かれたオーストラリアのワイン。シラーなんですが、ちょっと旨み
に欠けたワインでした。煮込み用にはいいかもしれないです。
19日(金曜日)
☆Lavignone 2012 Barbera d'Alba Pico Maccario Italy
2014年12月タカムラにて3本5800円で購入
スープ、マカロニグラタンとともに
食べたいと思っても材料の点でなかなか食べられないものもあって、それがグラタン。何しろバターが山のように必要なので。やっとスーパーにバターがほんの少しですが出回ってきたので、太る食事ナンバーワン。当然合わせるのは、イタリアのワイン。中身は、海のもので作っているのですが、バターたっぷりなので、赤の方が合います。これは、色はやや濃い方ですが、味が滑らかです。ちょっと高めのものは、ちょっと中もいいですね。素敵な組み合わせでした。マカロニは、ちょっと古いのかなと思ったら、賞味期限が2011年でした、ワインよりも古い、でも乾物ですので食べて全く問題なしです。
18日(木曜日)
☆Castano Monastrell Ecologico 2013 Yecla Spain
2014年12月タカムラにて6本5680円で購入
スープ、パストラミサラダ、ステーキとともに
スペインの南東の角辺りが産地。オーガニックのワインです。品種はモナストレル。スペインではそういうけれど、フランスではムーベデール、まあ南の方の品種ですね。開けて一口飲むとものすごく酒質が軽い。飲み口もとても緩やかな感じですが、柔らかいのとはちょっと違うんです。なんだかいかにもオーガニックという感じの口当たり。体に優しいかもと。そんなこと絶対にないとは思いますが。このラベルの緑もちょっとオーガニックのイメージ。
17日(水曜日)
☆☆Bourgogne Pino Noir 2011 D. du Pimont
2014年12月タカムラにて3本5600円で購入
キムチ鍋とともに
最初グラスに注いで香りをかぐと、あれれ、これ違うという。高級品の香りがしているんですね。と言っても、最高級品ではもちろんなくて。普通のブルゴーニュっぽくないんです。結構複雑なんです。そんで一口、おりょりょ、滑らかで、高級品の味わい。村名クラスのレベルは十分にあるそういう味わいなのです。喉越しもよく、飲んで疲れを知らない、なんだか素晴らしいものを飲んでいる気持ち。という意外性で、☆二つ。でも十分にその価値はあると思います。全く名前も知らない生産者ですが、1951年創業、僕と同じ年ですね。ちなみこのワイン、ブルゴンディア・ドールブルゴーニュのコンクールで金賞を取ったワインというけれど、そんなコンクールがあるんだ。
16日(火曜日)
☆Tooui Andino Merlot 2013 Chile
2014年12月タカムラにて6本5680円で購入
鉄板焼き、お好み焼きとともに
チリのワイン、スペシャル・セレクションのワインだそうです。このラベルのワイン、飲んだことがあるような無いような。メルローなんですが、飲んでみるとそうかなぁという感じ。なんとなく丸みがありますかねと。その程度です。色はかなり濃くて、でも味わいはさほど濃さを感じない感じです。飲んだ印象は明るい感じですかね。ジャンク系の食事だったので、悪くないなぁと思いながら飲んでました。マルベックとか、メルローの南米のものは、こういう食事に合わせやすいです。
15日(月曜日)
☆Longbeach Chardonnay 2012 South Africa
2014年12月タカムラにて6本5680円で購入
ブイヤベース鍋とともに
南アフリカのシャルドネです。色は薄め、味に特色はなくて、普通にあるシャルドネです、妙な癖はないので飲みやすい。するりと喉を通る感じです。いつものようなあっさりとした鍋ではないので、シャルドネの方がいいかなと思ったのですが、それは正解ですね。シャルドネって今まであまり思わなかったんですが、濃い味を切る力があります。口の中がすっきりするんですね。ですので、今回のような鍋には結構あってます。
14日(日曜日)
☆☆Ch.Tessendey 2010 Fronsac Bordeaux
2014年11月京橋ワインにて6本10779円で購入
前菜、焼餃子、青菜炒め、中華粽とともに、
2010年のボルドーは見事な出来が多いのですが、このワインはフロンサックのワイン。一口飲んだ段階で、唸りますね、おいしくって。グランクリュ並みの旨さです。ほんとに地域名のワインなのというくらいの素晴らしさ。フロンサックなので、メルローの比率が高いからでしょうが、十分な飲み頃になっていて、ソフトな飲み口、程よい甘み、引き締まったバランスと文句がないくらいのおいしさです。長熟ではないと思うので、今がピークでしょうが、こういう出来栄えのものもあるんだというケースです。
13日(土曜日)
Senorio de Fuentealamo Macabeo 2013 Jumilla Spain
2014年11月京橋ワインにて6本5378円で購入
蛤カワハギ鍋とともに
これもスペインの白。これはですね、ものすごくドライな感じで、ちょっと近寄りがたいんです。甘さがどこか遠くに飛んで行って、アルコールを水で割ったような。ちょっと甘みにリキュールでも入れたいかなと思うくらい乾いた感じ。なんだかなぁという感じです。ちときついですね、ここまで甘さがないというのは。少しレモンでも絞ってみたらまた雰囲気が変わったかも、昨日はたまたまレモンがあったのですが、そこまでは気づかず。
12日(金曜日)
Jaspi Blanc 2013 Terra Alta Spain
2014年11月京橋ワインにて6本5378円で購入
スープ、サラダ、カキフライとともに
開けたワインはスペインの白。ブドウ品種は、グルナッシュ・ブランが70%残りが、マカベックというもの。そのうえ、余計なアカシアが添加されておりまする。飲み口は、軽めで、さらりとしていたんですが、(でもアルコール度数は13.5%もある)なんか知らないけれども、飲んでいる途中から頭の奥がずきんと。まあ、でもひどい頭板にはなりませんでしたが、アカシア入りは、なんだか変な香りもついている気がして、よろしくないです。
11日(木曜日)
☆Π 2009 Aragon Spain
2014年11月京橋ワインにて6本10779円で購入
スペイン風オムレツ、焼き肉風ステーキとともに 
中々珍しいラベルのワインです。名前はΠ(パイ)数字が印刷されてます。3.141592、、、、これ以降は数桁を除いで本当がどうかわかりませんが、手前だけではなくてボトルの周りにずっと、延々と数字が。怪しい感じのワインですが、中身は至極まっとうなもの。裏に、手摘みと書いてあって、でもスペインワインだからさほど高くないのかと思ったら、一応、結構な価格。新樽熟成だそうです、でもあんまり樽香はなかったですが。口当たりはよく、十分な味に深みがありいいワインだと思います。
10日(水曜日)
☆Cono Sur Pino Noir 2013 Chile
2014年10月Mashimoにて6本4280円で購入
前菜、豚鍋とともに
思った以上に濃い色。しっかりとした真紅です。飲んでみると、コノ・スールのピノ・ノワールってこんなに甘かったんだっけというくらいに甘さを感じる。もちろんほかの要素もしっかりとしているのですが、ピノ・ノワールって、こんなに甘い要素があるんだということにまずは驚く。それと、やはりブルゴーニュは意識しても、同じようにはできない新世界のワイン独自の世界があるんだなと。あまりコノ・スールの他の品種では感じなかったのですが、これはすごく感じました。もちろんこれはこれでとてもおいしかったけれど。
9日(火曜日)
☆D.Pujol Izard Les Capitelles 2013 Coteaux de Peyriac South France
2014年11月京橋ワインにて6本5378円で購入
ツナサラダ、コロッケとともに
グラスに注ぐと思いのほか色が薄い。南西フランスのワインなので、思いっきり濃い色かと思ったら、大分様子が違うワインです。色は薄いですが、しっかりとした味わいです、ただ、味も濃いというわけではなくて、さらりとした味わいです。どっちかというと、ロワールあたりのワインの印象です。この頃新しくできた地域名が多いせいか、見てどの辺りかというのがぴんと来ないフランスワインが多いですがこれもそう。調べると、カルカッソンヌの少し東側のようです。(あの辺の印象は濃いワインなんですがいろいろとあるみたい)
昼は太陽にて
8日(月曜日)
☆Cono Sur Cabernet Sauvignon 2013 Chile
2014年10月Mashimoにて6本4280円で購入
サラダ、クスクスとともに
コノ・スールの中の定番中の定番のカベルネをあける。やっぱすごい安定感のある味わいです。このレベルを何時も出しているのはすごいですね。最後のほうは、まだ若いせいか、ややタンニンがざらつく感じもありますが、それもまだ持っている果実感や、甘みでうまくバランスしています。ほぼ完ぺきなテーブルワインですね。もちろん複雑さとかっていうのはないけれども、それはないものねだり。
7日(日曜日)
☆Ch.Naudin 2010 Bordeaux
2014年11月京橋ワインにて6本5378円で購入
前菜、焼餃子、春巻き、青菜炒め、中華粽とともに
2010年ボルドーです、そこそこのパフォーマンスかなと思って栓を抜くと、コルクが短い。あれれ、これはあきませんかいなと飲んでみたら、十分美味しかったので、一安心。裏を見ると、サンテミリオンから30キロ離れたところで、メルロー75%、カベルネソーヴィニヨン25%で作られてるもの。今から5年くらいがおいしいって、今っていつなのでしょうか。
6日(土曜日)
Los Pajaros de Paniza 2012 Carinena Spain
2014年9月ヴェリタスにて12本9241円で購入
鉄板焼き、お好み焼きとともに
見るからに安っぽい外見、そして飲んでみると、一口目から安っぽさ満開でした。ここまでぺらぺらというのも珍しいです。場所的にはマドリッドとバルセロナのちょうど真ん中あたりにある地域ですね。場所の問題ではないと思いますが。食べていたものがジャンク食のようなものなので、あわないかというと、けっこうB級同士で、それぞれ補い合っているようなところもあって、そんなには気にしなくて飲めましたが、おいしくないことは確か。
5日(金曜日)
☆Les Deux Terroires Merlot Shirah 2011Alexandre Sirech
2014年11月京橋ワインにて6本10779円で購入
ポトフ(前菜、メインと3回に分けて)とともに
南西フランスのメルローと南東フランスのシラーをボルドーでブレンドして作られたテーブルワイン。そういう地域から離れたのを作ると、フランスでは(EUすべてで)テーブルワインになってしまうのですが、このテーブルワインがおいしい。アフターの香りがとても長く続く素晴らしい出来です。メルローとシラーという、あまり見ない取り合わせですが、口当たりがよく、そしてスパイシーで、最後のアフターが長くて素敵な香り。中々素晴らしい出来のワインです。
4日(木曜日)
☆☆獺祭(山口)純米大吟醸磨き3割9分
いただきもの(2014年8月大宮伊勢丹らしい)(価格はHPで見ると3980円)
サラダ、厚揚げ、鮭塩焼き、里芋の煮物、キノコご飯、味噌汁とともに
他の酒もなくなり、これも適度に時間を置いたので開けてみる。磨き3割9分は初めて飲む獺祭です。このクラスになると、どれだけ酒として完成度が高いかで、おいしいのは当たり前なのですが、さすがに唸る旨さですね。旨みももちろんあるんだけれども、とてもきれいにできたお酒ですね。磨くときれいになるんですよね、やっぱり。この一つ下のクラスでも、きれいさは出ているけれども、それ以上に旨さが前面に出ないように作られてるなという感じです。もう一つ上は、旨み上等という造りなのに、それとも違って、上手に線を引いて作っていると思うます。いま日本を代表する酒ですね。間違えなく旨い。
3日(水曜日)
☆Gladium Airen Joven 2013 La Mancha Spain
2014年10月Mashimoにて6本4980円で購入
前菜、蛤カワハギ鍋とともに
このところスペインの白を飲むことが多いというか、買ったものが多かった。今までの印象はあまり飲んでいないくせしてほんのり甘い感じをずっと持っていたのですが、かなりドライなワインが多いです。どちらかというと、一番ドライかなと思っていた地域のが一番甘みがありました。これはかなり南の方、でもしっかりとしてドライ、それでいて柔らかな印象があって、鍋にもいい。結構オールマイティに合うんではないかなと。当然、長く置けるような造りではないですが、口当たりのいいワインです。
2日(火曜日)
☆Terreo Malbec 2012 Comte Tolosan South-France
2014年11月京橋ワインにて6本5378円で購入
スープ、ミニピザ、タイ風レッドカレーとともに
これどこのワインなのかなぁと、裏を見ていると、そこにいやな文字が。アカシア。いやな予感、悪い印象の4文字。飲んでみると、いい。マルベックなので、もっと濃いかと思ったら、そんなでもない、フランスのマルベックはある意味お上品な味わい。アカシアは半分くらい飲むと嫌な印象になるのですが、それもなく、頭も痛くならなかった。要は使う量によるのかもしれないですな。食べたタイ風のカレーは辛い辛い、またよくワインが進んでしまう。
1日(月曜日)
☆Sakatsu 2012 Bizkaiko Txakolina Spain
2014年11月京橋ワインにて6本5378円で購入
スープ、ミニピザ、菜っ葉サラダ、カキフライとともに
先週、その前とカキフライを作ろうとスーパに行くと、なぜか必ずパックしてある、おいしくない生食用しかない。これは必ずと言っていいくらいチェックすると開くのですよ。昨日は久しぶりに。開けたのは、微発泡のワインと書いてあったこちらを。でももうすでに微発泡は消えて、普通のワインになってました。さわやかでドライな口当たり。ビルバオ(バスクの方)の近くのアスルメンディというレストランで作っているワイン。オンダラビ・ズリ・ゼラティアというブドウ品種でできたワイン。そんな品種あるんかね。でもとてもおいしいワインです。ちなみにレストランは、2013年からミシュランの三つ星です。