Topへ戻る こう飲んだ記録月別インデックス そう食ったインデックス どこ行ってもどう飲そう食

2014年11月

30日(日曜日)
☆Bellini 2013 Rosso Toscano Italy
2014年10月Mashimoにて6本4980円で購入
ポテトサラダ、豚鍋とともに
グラスに注ぐと、とてもきれいな色です。やや明るめの色は、いかにも赤ワインという感じで、イタリアには映える雰囲気があります。味は、やや軽め、鍋にはちょうどいい感じでした。造っているのはフィレンツェのようです。見た感じが安っぽいので、ちょっといつ飲めばいいのかなと思っていたのですが、飲んでみると、なんにでも合いそうなワインです。安くても人なつっこさだけは十分に備えたワインかも。
29日(土曜日)
☆Ch.Prignac 2010 Medoc Bordeaux
2014年11月京橋ワインにて6本5378円で購入
前菜盛合せ、スープ餃子、揚餃子、焼餃子とともに
2010年のボルドーがたまってきたので、ではと開けると、メドックのだった。飲み始めてやっとわかる。色も濃く、しっかりとした味わいで、やっぱヴィンテージの恩恵を思いっきり浴びたワインです。とくに、こういう安いクラスのワインは、いい年だと思いっきりうまいですね。(もちろん作り手にもよるんだけれども)メドックのワインとはいえ、かなり北の方。有名どころをはるかに超えた北です。でも結構おいしいワインでした。
28日(金曜日)
☆Bourgogne Hauts Cotes de Nuits 2010 Moillard-Grivot
2014年11月京橋ワインにて6本6958円で購入
スープ、帆立のソテー、タラのポアレとともに
2010年のブルゴーニュはたいそういい出来だと聞いておりますが、この白ワイン、シャルドネなんでしょうけれども、ほんのりと甘いどころではなくて、しっかりとした甘さ。今までで、このレベルの甘さのブルゴーニュって飲んだことあったっけという感じです。色は、やや濃さが出始めてます。やや熟成が始まったかなというほのかな香りがあって、いい出来の白を買ってもいいかなと思うけれど、高いんですよね。
27日(木曜日)
☆Rare Vineyards Carignan V.V. 2013 Pays d'Herault
2014年10月Mashimoにて6本4980円で購入
スープ、サラダ、鶏の薄切りパン粉焼きとともに
この前ここの白ワインを飲んだものの赤、品種はカリニャン。やっぱり小さな字で、忘れられた谷(こっちは谷)にあった古いブドウの木からだそうです。(とても怪しい)で、飲んでみると、うまいんですね、それと不思議なアフターがあるお酒。このアフターの香りは今までに経験がないようなもので、結構エレガントな香りなんです。ワイン自体とはちょっと違ったのが口の中に広がるんですが、こっちの方がいい感じです。結構にやついて飲んでいたかも。
26日(水曜日)
Syrah Cave Saint Desirat 2012 Pay de L'Ardeche
2014年11月京橋ワインにて6本5378円で購入
鉄板焼き、お好み焼きとともに
飲んでいるときには、さほど悪くなくて、口当たりもそこそこだし、適度にシラーらしい感じもあるお酒だなぁと思っていたのですが、裏を見ると安定剤としてアカシアの文字が。これ、なんだか見ただけで、まずいのではなく、頭痛たの予感が。予想通り、腰がまだ痛いのに、明け方には頭が痛いのが重なって。悶絶するほどではなかったですが。この野郎、どこでできてるんだと思ったら、エルミタージュが取れるタインのすぐ南なのに、ローヌが名乗れない場所なんですね。ローヌ川に近い場所。そんなんだったら余計、アカシアなんぞ入れないで、まともなワインを作ってほしいな。
25日(火曜日)
☆Verderol Verdejo 2013 Rueda Spain
2014年11月京橋ワインにて6本5378円で購入
前菜いろいろ、蛤鱈鍋とともに
ヴェルデホというブドウ品種100%で作られたワインです。ラベルに書いてあるのですが、ボトルの中は春ってなっていて、飲んでみると爽やかで、柑橘の香りがふっとして、飲みやすいワインです。この品種は、ルエダと地域の特有品種のようです。場所的には、マドリッドの北西部、割と近いですね。色は薄めで、味もさほど濃い感じではないので、和食にも合わせやすいタイプですね。
24日(月曜日)
☆Cono Sur Syrah 2012 Chile
2014年10月Mashimoにて6本4280円で購入
スープ、鶏のローストとともに
腰が痛くても飲むものは飲む。で開けたのはこちら。前日いいのを飲んでいるけれども、質的には遜色がないだろうなと、品種の違うのを。やっぱ素晴らしいワインです。シラーの伸びやかさを十分に現しているお酒。もちろんスパイシーさもあるし、十分な甘さと酸があって、申し分のないバランスなんです。これが、700円というのは、すごいことで、そして、もう十分に飲んでおいしいというのも大したもんでございます。
23日(日曜日)
☆Veuve Eleonore Blanc de Blanc Grand Cru N.V. Champagne
2014年10月Mashimoにて2900円で購入
☆Vosne-Romanee 2003 Mongeard-Mugneret Bourgogne
2005年10月松坂屋にて4600円で購入
前菜から焼き餃子、春巻きとともに
真昼間から飲んでおります。まずはシャンパン。このシャンパン価格の割にはおいしいもの。
以前にも一度買って、結構満足感が高かったので、もう一度買ったものです。ブラン・ド・ブラン
となっているのですが味にも深みがあり、それでいて上品な雰囲気。
次は赤を。ブルゴーニュを。2003年のものです。もしかしたら2003年はこれで最後かも。しっかりと
した濃さがありますが、大分エッジが出てきてます。まだ樽の香りがしていて、長熟できそうな感じ
でも今が一番おいしい時期かもというものでした。味もやわらかくなって、口当たりもやさしい。
☆Ch.Giscours 2004 Margaux Bordeaux
2007年7月ヴェリタスにて4680円で購入
☆☆☆Tokay Pino Gris 'Hugel' Selection Grand Noble 1998 Alsace
2004年9月Hugel直売所にて42.03ユーロで購入
牛肉とブロッコリー炒め、チャーハンとともに
2本目の赤はボルドーと王道の流れ。この前2004年のものを飲んでかなりおいしかったので、
今回も開けてみました。ジスクールって割と難しいワインのような印象を持ってましたが、これは
素直においしいなというものです。やはり、熟成はきれいに来ていて、いい時期です。
最後にデザートワインで開けたのがこれ。まず裏切ることはないのですが、どのレベルかなと。
色はあっと驚くような褐色に近い色。ものすごく濃い色です。これはアルザスの直売所で、全て
試飲をして買ったものです。そういう意味では間違えはないのですが、買ってきてからすでに
10年保存状態は大丈夫だと思いますが、そこまで持つかなと思ったら、素晴らしい状態。
やっぱこちらの蔵のワインは素晴らしいです。
(日本ではまず手に入らない特別な手摘み貴腐ワイン)
最後にポートとか飲んで、夕方にお開き。昼酒は効きます。(特に天気がよかったので)
22日(土曜日)
☆仁勇(千葉)純米吟醸
喜久寿司にて価格不明
写真なし
いつものお寿司屋さんにいつもおいてあるお酒。震災後は、ちょっと入手困難だったそうですが。さわやかな飲み口で癖がなくて、お寿司屋さんの主人が好きだというだけでおいてあるお酒ですが、筋は悪くなく、豊かな香りと飲み口でいい酒だと思います。この時期になると冷やしてなくて、普通の冷やで。
21日(金曜日)
☆Aurego Albarino 2012 Rias Baixas Spain
2014年11月京橋ワインにて6本5378円で購入
前菜少々、蛤とカワハギの鍋とともに
スペインのワイン、リアス・バイシャスのワインは僕自身でも飲むのは久しぶりです。ここに書いたことあったかなというくらい珍しいですね、別に高いわけではないのですが。アルバリーノは代表的な品種だそうで高級品となってますが、この価格ですので、さほどでもないと思います。開けると、ちょっと風味がケミカルっぽいです、薬っぽいというのか。飲んでみると、意外に甘みがあります。もっとドライなワインかなと思っていたので。香りと味が結びつかない感じがあるんですが、まあ悪くはないワインですね。
20日(木曜日)
☆Gladium Tempranillo 2013 La Mancha Spain
2014年10月Mashimoにて6本4980円で購入
スープ、サラダ、カリーとともに
昨日成田にある土浦鈴木屋で、ワインを眺めておりますと何人かの方が、新しいお酒を求めていかれました。売れるんですね、まだまだ。それでも今年は、売れ行きがあまりと言われておりますが。そういう世間の流れとは一線を画しております当方は、スペインのお酒をいただきました。一応、新酒とはヴィンテージがたった1年しか違わない、うちとしては新しい部類です。スペインのラ・マンチャ地方のお酒は、同じテンプラニーリョでも一味違っていて、やや軽くぴちぴち感があって旨い。すんなりと飲めるお酒です。
エムズスタイルでお昼
19日(水曜日)
☆天狗舞(石川)旨吟(山田錦吟醸)
2014年7月茂原やまやにて1995円を1100円くらいで購入
前菜いろいろ、おでんとともに
先月今年の冬初おでんをこのお酒で飲んでます、やっぱおでんには酒がうまいです。7月にやまやで買った天狗舞も、これが最後の一本。全部で4本売っていたのですがどれもこれといった状態の悪さはなかったです。というか美味しかった。最後に残っていた2合半くらいで、終了、酒はそのくらいがちょうど体に合っているのかも。
18日(火曜日)
☆Mas Laval Grand Cuvee 2012 Pay D'Herault
2014年11月京橋ワインにて6本10779円で購入
スープ、パスタサラダ、オムレツ風オムライスとともに
地域とブドウ品種から、しっかりと濃いめのワインを想像していたら、飲むととてもあっさりという印象。エレガントとまでは言いませんが、かなり繊細な味わいです。シラーがメインで、グルナッシュのノワールとグリ、ムーヴェドールという南フランスワイン王道のブドウ。場所も、モンペリエの東の地域なので、今まで飲んで繊細なんて言葉を使ったこともないのですが、これは、大分雰囲気が違うワインです。美味しいことは美味しい。
17日(月曜日)
☆Rare Vineyards Ugni Blanc V.V. 2012 Vin de France
2014年10月Mashimoにて6本4980円で購入
ブイヤベースとともに
下に細かい字で、このワインの由来が書いてありますが、嘘っぽい。忘れられたところにあったRareブドウ畑で云々。細かい字で読みにくいし。ユニ・ブランの古木から出来ているワイン、結構珍しいかなと。飲むと、あまり糖分を感じないドライな感じがします。口の中もさらりと流れる感じ。酸も少ないと思います。少ない同士でバランスが取れていて、飲んでいておいしいなと感じます。造っているのは、フランス南部。ナルボンヌの近くです、カルカッソンヌの西。そのあたりのを集めて造ったテーブルワインでしょうが、うまく作られてます。
16日(日曜日)
Le Fouleur Pino Noir 2011 Bourgogne
2014年9月ヴェリタスにて6本9241円で購入
蛸のカルパッチョ、根菜たっぷりスープ、スペイン風オムレツとともに
何度か飲んでいるものなのですが、今回はぴんと来なかったです。味に豊かさがないんです。痩せた感じ。甘さが足りないのかな、あまり良いヴィンテージではなくて、しっかりと熟した感じがないような味です。酸が立っている感じではないので、出来が悪かったわけではないのではと思いますが。まあ、飲んでいておいしい感じがほとんどなかったです。なんか普通に飲んでるだけという感じで、酔っぱらったなぁ、という終わり方、食事の途中も減らなくて。
15日(土曜日)
☆Mon Plaisir de Roques de Jeanlice 2010 Bordeaux
2014年9月ヴェリタスにて5本4612円で購入
中華風サラダ、春巻き、焼き餃子、中華粽とともに
今回買ったこのセットの中で一番まともそうなのを最後に残して、他はほとんど敗退。唯一2010年のヴィンテージということを信じて。そうすると、まあまあいい感じ。このくらいのクラスだと、ヴィンテージの力が大きいですね。作り手は、ボルドーなんでそれこそ掃いて捨てるほどいますから、小さいところの情報はまずはいらないし。そんなものはいっても、手に入れるのが難しいし。唯一の手がかりはヴィンテージかも。で、色はそこそこ濃くて、飲んだ感じは、いいバランスに出来上がってます。そこそこピークなんではないでしょうか。ボルドー市のすぐ近く、南西の地区のようです。
14日(金曜日)
☆Cono Sur Sauvignon Blanc 2013 Chile
2014年10月Mashimoにて6本4280円で購入
ツナとポテトのサラダ、カキフライとともに
コノ・スールのワインの中から好きなものが選べるこのセットで選んだ白はソーヴィニヨン・ブラン。冬の間はこれが重宝します。もちろんこういうのはカキフライに合わせます。柑橘系の香り、飲んでみると思いのほか甘さがあります。それとほんの少しの苦味。美味いですね、もうなんというか技術で圧倒している感じです。でも、やっぱ感じるのは、単一畑での過剰な味わいに比べるとこちらの方がずっといいな。ということで、次に買うときもこちらのシリーズでしょうね。
13日(木曜日)
Ager Ventus Tempranillo 2013 La Tierra de la Castilla Spain
2014年9月ヴェリタスにて12本9241円で購入
水菜のサラダ、クスクスとともに
今回のヴェリタスのセットは、わりと外れが多いですね。これはスペインの真ん中あたり、この頃安いワインのセットには割とおなじみの地域です。安ワインにしてはしっかりとした味わいのものが多いからだと思いますが、今回のは、平板な味わい。飲みごたえみたいのがないですね、それがないと、この手のワインはきつい。つらい。まあ、飲んじゃいましたが。前飲んだ時にはもうちょっとましだったような気がするんですが、ヴィンテージの差ですかね。
12日(水曜日)
☆Cono Sur Carmenere 2013 Chile
2014年10月Mashimoにて6本4280円で購入
鉄板焼き、お好み焼きとともに
お好み焼きには、やっぱ濃いワイン、だったらチリの中でもこれに勝るものはないかなとカルメネールを。コノ・スールのワインは、あるレベル以上が保障されている感じで、開けるときにも安心感があります。グラスに注ぐと、しっかりとした色。飲んでみたら、予想通りのパフォーマンスです。熟れた果実の味をベースに、複雑な要素です。とても濃いのですがいいバランスなので、とても飲みやすい。すでに十分な飲み頃になってます。ジャンク感満点の食事にもピタリ。
11日(火曜日)
Ch.Blouin 2011 Bordeaux
2014年9月ヴェリタスにて5本4612円で購入
ポトフとともに
寒くなるという予報に従って昼からポトフの仕込み。それに合わせるのは、さっさと飲んじゃおうと外れまくっているセットから2011年のボルドー。予想通り、しっかりと外れですが、最後の二口位だけはまだ多少ましでした。でも一本のうちの二口なので、それはそれはです。色は多少濃いめ。香りはあまり上がらず。それよりも開けているとコルクが途中から折れた。まだ新しいのに、折れ目を見ると、本当に粗悪なもの。こんなのを使うくらいならば、プラスティックのとか、スクリューの方だ数段まし。それで飲んでみると、見事に何も感じない味わい。最初、え?なんだと思っちゃった。ていうのも、果実味なし酸味なし渋くもなし、ただの赤い水のような。ないないない、なに〜もないという珍しいワインだったのですが、最後だけ、ちょっとワインのような味に。
10日(月曜日)
☆Neblina Chardonnay 2013 Chile
2014年10月Mashimoにて6本4980円で購入
前菜いろいろ、蛤と鱈の鍋とともに
寒くなるはずだったのが、一日ずれて、お昼はやや暖かめ。でも夕方辺りから寒くなったので、まあ予定通り鍋。今年初めてのお魚系の鍋です。出汁はほとんど蛤だけで、これがうまいのなんの。それに合わせたのは、前日飲んだのと同じところの白。シャルドネです。色はさほど濃くないですね。甘みがスーッと入っている濃いめの味わいのシャルドネ。やや甘さが邪魔をしてますが、ま、いいかいなと飲んでいるとちょっと飽きてきました。一人で飲むには、鍋はややあっさりしすぎているようです。
9日(日曜日)
とれたてホップ 2014 一番搾り
エムズスタイルにて600円
季節限定岩手県遠野の今年収穫したホップを使ったビールです。何か違うか、普段一番搾りは飲んでいないので、さわやかな苦みですかというのは、いかにも名前に誘導されているような気がして。まぁ、普通のビールですが、こういうので宣伝して、数量限定とか言われると、つい飲んでしまうおじさんの気持ちに立った商品ですな。
☆Neblina Cabernet Sauvignon 2013 Chile
2014年10月Mashimoにて6本4980円で購入
ゆでた野菜、カレーとともに
戻ってきた日には、簡単な食事ということで、カリフラワーなどをゆでて、冷凍のカレーでということで、ワインも簡単なもの、スクリューキャップですがな。今回のセットは、安いながらも、内容的には満足のできるもので、なかなか飲むとおいしいんです。6本のうち5本がスクリューキャプ。新世界のワインは、どんどんスクリューキャップに移行して、ほぼ全量移行完了という感じです。色は普通、やや濃い感じ。飲むと結構いいバランスに仕上がってます。早めにどんどん飲んでねというのでしょうね。
8日(土曜日)
☆☆たまか(栃木)純米吟醸
幸大にて価格不明
まずは、このお酒があったので、いただく。美味いですね、とても優しい味なのですが、味にブレがなくて、しっとりとした旨さがあります。香りは強くなくて、飲んでいて飲み飽きがしないですね。気持ちよく飲めるいい酒です。今回は3人くらいで飲んでいたので、あっという間に4合が空いて、お店で出している残りもいただいて、それでも足りなくて次に続いていくわけです。
☆千代むすび強力50(鳥取)純米吟醸
☆秋桜(広島)純米秋おろし
同じところで価格不明
次のは、開けてから少し時間がたっているというので、サービスで。鳥取のお酒。強力は酒米。
戦前に作られていた背の高い種類だそうです。それで作ったお酒。これはやや華やかな感じ。
吟醸っぽいお酒です。でもうまいな、旨みはこちらの方があるかも。
秋桜は広島のお酒、杜氏が女性だそうです。これは秋おろしというだけあって、さらりという感じ。
今回の中で一番さっぱりとしているかな。最後だったので丁度いい感じでした、これで締め。
昼の酒は効きます。
7日(金曜日)
☆大那(栃木)j純米吟醸
天甚にて3200円
久しぶりに伺った天ぷら屋さんで最初別のお酒を頼もうとしたら、人気沸騰で手に入らなくなったということで、こちらに。これは、那須の五百万石で作ったお酒だそうです。全部地元で揃えて造るというのは、一つの流れだと思います。お酒は、しっかりとした味わい、口当たりも滑らかで豊かな香り、吟醸と言ってもこの頃は、華やかな造りはしていないのが多いので、食事の邪魔をするようなこともなく、美味しく飲めます。
昼は大和にて
6日(木曜日)
☆萩の鶴(宮城)純米吟醸
☆阿部勘(宮城)特別純米
両方とも、小判寿司にて価格不明
お酒は宮城のものがたくさん置いてあるということなので、飲んでいないものをまずいただく。
純米吟醸のこちらは、初めて。とてもすっきりと仕上がっています。あまり米の旨みが出てない、
造りです。も少しコクがほしいです。でも、こっちのタイプが好みの方ももちろんありでしょうし。
というわけで、変更する。今度は特別純米。これも、割とすっきりタイプ。旨みはあまり感じない。
でも、多少おおらかな造りのように感じるのは、吟醸ではないためか。コメの磨きの度合いの違い
のせか、ゆったり感があります。作り手も違うしね。
☆☆日高見(宮城)芳醇辛口純米吟醸
同じところで価格不明
多分この日高見は飲んだことがないかもと、3杯目はこちらを頼む。これは旨い。旨みもあるけれども、さらりとした感じがなかなかいい。口の中を流れるように抵抗もなく喉に入っていきます。いい酒ですね。まさに、芳醇辛口というのがあっているお酒です。今迄このお酒は見ていないような。地元で優先販売しているものかもしれないです。しっかりと米の甘さを感じつつ端麗な感じに仕上げているお酒です。
昼は、田園というところで。
4日(火曜日)
☆Pangolin Shiraz 2013 South Africa
2014年10月Mashimoにて6本4980円で購入
水菜サラダ、ミニピザ、鶏のローストとともに
南アフリカのシラーです。口当たりは、いかにもシラー、スパイシーな雰囲気を持っています。色はかなり濃い部類、でも透明感はある濃さです。渋みはまろやか、とても口当たりの良いタンニンです。ヴィンテージを見ると2013なので、あまり渋みを強く出さない造りなのかも。とても柔らかい雰囲気で出来上がっています。もっと強い癖があるのかなと思いましたけれども、そういうのは全くなくて、楽しく一本飲み切れるワインです。
3日(月曜日)
☆Terranoble Carmenere 2012 Chile
2014年10月Mashimoにて6本4980円で購入
根菜のサラダ、ステーキとともに
ちょっと味の強いステーキなので、どれにしようかなとワインを見ていたら、カルメネールというのが目に入ってきて。これですなと決めて開けてみる。思ったほど濃くない、もっとドロドロというのがイメージとしてあったので。色も、さほど濃くなくて、さらりとした印象のワイン。飲んでみると、味も思ったほどの強い味ではなくて、普通のカベルネといわれると、そうかな、メルローといわれるとそれもあるかも、シラーと言われると、それは違うんじゃないというくらい。全体として落ち着いた感じのワインでした。
2日(日曜日)
☆Bourgogne Pino Noir 2012 Etienne Rodier
2014年9月ヴェリタスにて6本9241円で購入
前菜いろいろ、豚鍋とともに
普通は、当日に食事を決めるのが多いのですが、出汁関連がある時は、事前に準備、そのため、暖かかったけれど鍋。まあ、いいかって。鍋だと白いワインなのですが、これは、肉系の鍋なので、軽い赤を。結構この軽さがぴたりとした感じでした。色はやや濃いめ、香りはあまりドドドと出てくる感じではないです。とにかく軽い飲み口で、食事に合わせ安いワインです。酸もきれいな感じ、すっきりとしたものでした。
1日(土曜日)
☆D.des Cres Richards Merlot 2013 Pay d'Oc
2014年9月ヴェリタスにて12本9241円で購入
水菜と牛パストラミのサラダ、スープ餃子、揚げ餃子、焼き餃子とともに
このワイン、南フランスのものです。同じセットに入っていたのがかなりきついものが多かったですが、これは美味しいワイン。田舎のワインを探してくると、同じフランスでも、いけるのがあります。ちなみにこれは、モンペリエの近く。色は決して濃いものではなくて、中庸。香りもいかにもというのではないです。飲むとメルローらしくソフトな味わい。さらりと流れていきます。驚くほどのパフォーマンスというわけではなくて、飲みやすい、普段飲みのワイン。