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2013年6月

30日(日曜日)
☆Enebral Tinta de Toro 2009 Spain
2013年6月うきうきワインの玉手箱にて5本4980円で購入
帆立のカルパッチョ、ソーセージにジャーマンポテト添えとともに
このワイン、ラベルには見事なまでに何も書いていないワインです。で、ネットで調べると、テンプラニーリョ100%だそうですが、そういう感じではなかったなぁ、ガルナッチャかと思った。たいした舌ではないと思っていましたが確信に変わりました。Toro地方のワインだそうです。そこのDO。 カステーリャ・イ・レオンのワインだそうで、旨いわけですな。なんだか、某評論家がこのヴィンテージのこのワインに91点を付けたとか、そこまでではないけれども色も濃く、果実味もきれいでとてもおいしいワインです。
29日(土曜日)
☆Clos Mont-Blanc Sauvignon Blanc 2011 Conca de Barbera Spain
2013年5月エノテカにて12本15750円で購入
生春巻き、さつま揚げ、焼きしし唐、浅漬けとともに
名前、ラベルの雰囲気を見てフランスのワインなんだと思ったらバルベーラと書いてある、えイタリアってバルベーラってブドウの品種でしょ、というわけでスペインのものでした。コンカ・デ・バルベーラはカタルーニャの小さなDOだそうです。地図で見ると、バルセロナ北側に隣接した地域。色は薄め、飲んでみると、すっきりとした中に、多少フルーツが入っている爽やかではあるけれども、華やかさも持っている感じ。ソービニヨン・ブランって酸味が強い感じがしますが、これはそういうのはなくて爽やかさが強い。食事に合わせやすいワインですね。
28日(金曜日)
☆Hemerence Cuvee Tradition Brut N.V. Champagne
2012年5月ノムリエザネットにて2752円で購入
手巻き寿司とともに
これは初めて飲む銘柄ですかね。NMです。注ぐと泡がキメが細かくてきれいです。色は少し濃いめの麦わら色。感じがいいですね。飲んでみると、きれいな感じの味わいで、品がいい味です。赤いブドウの割合が比較的多そうです。こくもあり、酸は比較的少なめのような気がします。これは美味しいですね。妻の誕生日にお祝いで開けてあげようというと、誕生日を祝う自分が飲めないのに変だといっておりましたが、そんなことはないと思います。気持ちが伝わるでしょというと、そんなことはないと、うーむ、難しいものです。
26日(水曜日)
☆☆Gouleyant Malbec 2011 Cahors
2013年6月うきうきワインの玉手箱にて6本4980円で購入
ポテトサラダ、鶏ソテーとともに
手でさらりと書いたのをラベルにしたような、とても貧相なラベル、文字だけがごちゃごちゃしていて、中身のワインがおいしそうにまったく見えないのですが、これが驚きの内容。裏ラベルにもありますが、プルーンの味わいと表にちらりと書いてあるスパイス風味が素晴らしいワイン。色は濃い、真っ黒ワインといわれるカオールのワインですから、もう濃すぎるくらい。味は濃厚、甘みも強いけれども酸も適度にあり、しっかりとした渋みもあり、かなり複雑だけれども、飲むとシンプルに美味しい。一本800円のワインとしてはものすごいパフォーマンス。
25日(火曜日)
☆Punto y Seguido 2009 Castillo de Malaenda Spain
2013年6月うきうきワインの玉手箱にて5本4980円で購入
パスタサラダ、オムライスとともに
3日前に飲んだワインと、場所もブドウも同じなんですね、なんとなくですが、似ています。似ているということは結構好みです。しっかりとしたワインです。口当たりも良くて、するりと喉を通ります。するするとなくなって、あっという間に一本消えてしましました。飲み足りなくて、ラムを飲んで、その後記憶をなくした人がいました。阿呆丸出しです。
24日(月曜日)
Roc de Milfort 2010 Bordeaux Superieur
2013年6月うきうきワインの玉手箱にて6本4980円で購入
前菜、餃子、油淋鶏、青菜炒めとともに
まあ、当然といえば当然の話ですが、2010年のボルドーがすべてうまいわけではなくて、そりゃ、ほかのものがとてもおいしい中に、ひねくれ者がいるのは当たり前の話です。これがそれというわけではないですが、旨さに乏しいですね。適度な濃さと色も十分に深いものがあるのですが、これといった旨さがない、普通の年だと、もっとまずいのかよと思うと、、、。でも、それなりにいい年の外観を持っているので、失敗作ではないのでしょうね。
22日(土曜日)
☆Punto y Coma Garnacha 2009 Castillo de Malaenda Spain
2013年6月うきうきワインの玉手箱にて5本4980円で購入
ツナサラダ、ハンバーグとともに
本当は、酒抜いたほうがいいのでしょうが、まだ疲れがあって、飲んだほうが早めに治るかなと。気のせいかもしれませんが。開けたのはスペインのグルナッシュ。こういうのはスペインのワインがおいしいです。フランスよりも旨さがあります。このワインも、落ち着いた味ながら、しっかりとした旨さがあり、酸と甘さのバランスも良くて、飲み飽きしない良いワインでした。1本1000円という価格からはこの品質はちょっと考えられない。
21日(金曜日)
☆Rawson's Retreat Cabernet Sauvignon 2012 Penfolds Australia
2013年6月うきうきワインの玉手箱にて6本4980円で購入
ちくわ、カレーとともに
家に戻ってきたらすでに夜、さっさと用意していったカレーを温めて、久しぶりの赤ワイン。カレーに合わせるんで、濃そうなのであれば何でもいいなと見たらこれがスクリューキャップ、めんどくさくなくていいと開けて飲んでいたらこれやっぱおいしいですね。ペンフォールドのワインは、一番下のクラスでも十分美味しい。まだ新しいけれども、十分飲んで楽しくおいしい。ブレンダーの力なのかな。
昼はキタカレーでスープカレー、昼夜カレーですが味が全く違うので。
20日(木曜日)
Norton Extra Brut N.V. Argentine
☆Bourgogne Chardonnay V.V. 2010 Maison Roche
三余庵にて最初のはグラスサービス、一本5500円 
ノートンは、バーカウンターで飲むとサービスということで、ちょっと一杯、すっきり系です。
ブルゴーニュ白は食事に合わせて、基本すべて魚系なので白いの。最初はかなり強い酸を
感じて、固めできつい感じのワインだなと思ったのですが、半分近く飲むと、旨みが出てきた。
開くまで時間がかかりますね、デカンタージュしたほうがいいかもと思う。
このワイン、ものすごいデータがラベルに記載さえてました。広さ、高度、木の年数、手摘み、
収穫日、ボトル詰めの日他に10項目くらい。ワインの好きな方はこれだけで酒が飲めちゃうなぁ。
昼は鴨川にて
19日(水曜日)
☆福司(北海道)純米酒
くしろ都寿司にて一合750円を3合
前日まで飲んでいたお酒の純米酒、切れの良い味わいで、癖もなくすっきりと仕上がっている。個人的にはやや旨みにかけるところがあるのですが、一般的には受けやすい味わいかもしれないです。僕の好みはやや偏っているので。飲み飽きのしない味わいなので、刺身系にはよく合っていた。
でもね、ここのサービス、ワインなんぞ置いてあるので、頼んだら対応がむちゃくちゃなので、頼むのをやめて酒にしたんやや消化不良(どの酒を置くにしろ最低限の知識とそれに対する対応力がないのは何ともはや:某赤いガイドブックはそういう基本的なところを見ていないのねというのがはっきりわかる、素人のような判断でございます(素人だと思いますが)ただ、ノミネーションをする人はちゃんとノミネーションをしているのだと思うので、評価をする方の問題ですね)
昼は丈の家
18日(火曜日)
☆福司(北海道)純米吟醸
☆☆福司海底力(北海道)純米大吟醸
どちらも八千代本店にて一合1200円、2000円
最初に、釧路の酒蔵の福司のお酒を飲む。まず純米吟醸、
次に、海底にある炭鉱のあとで貯蔵したという海底力(そこじから)
両方とも、きれいな吟醸香が控えめに香るお酒。最初のほうが華やかめ、
後の方が落ち着いた味わい。結構好みによって違うと思いますが、僕は落ち着いた旨さがある
お酒が好みなので、後の方が幾分いいかなという感じ。
☆北の勝(根室)大吟醸
☆北の勝(根室)純米酒
同じところで一合2000円、800円
後半は、根室のお酒、北の勝(きたのかち)をいただく。
大吟醸は、酒米が、前日飲んだ彗星というもの。これが対照的ながら、
両方ともそれぞれのうまさを出して上手な造り。
大吟醸は、華やかで、香味もあって、さらりと上手に仕上げた感じ。
反対に純米酒は、米の旨みをじっくりと出した質の高いお酒。
どちらもなかなかいいものでした。
昼もお寿司、鮨忠
17日(月曜日)(
☆十勝晴れ(北海道)純米吟醸
☆国稀(北海道)特別純米酒
いずれも八寸にて価格不明
十勝晴れは彗星という酒造米と、十勝の水を使って作られたお酒。十勝には、酒蔵がないため、
小樽の醸造所に依頼して造った酒だそうです。帯広の町おこしの一環だそうです。
お酒としては吟醸香がほのかに香り、さらりと仕上がって、程よい甘さのある良い酒だと思う。
500mlの量で、実売1700円というのは、地元ではやや高いという評判もあるそうですが、質を
考えると、適正ではないのかな。
国稀は以前も飲んだことのあるお酒、しっかりとしたいい酒です。
昼はてんぐの蔵
15日(土曜日)
☆Comtesse Alexia N.V. Champagne
2012年5月ノムリエザネットにて4本8562円で購入
手巻き寿司とともに
軽くはない、ややしっかりとした味わいのシャンパンでした。どういうブレンドかいなと裏を見ても何も書いていないのですがやや遠くからグラスを見ると、しっかりとした麦わらのような色がついているので、ピノ・ノワールが多少多めに入っているのではないかいなと思います。味的には、こういう赤ワイン用のブドウが入っているほうが、好きなんだと思います。非常に蒸し暑い日に、シャンパン、よろしゅうございました。
14日(金曜日)
☆Ch.Les Betrands 2010 Blaye Cotes de Bordeaux
2013年6月うきうきワインの玉手箱にて6本4980円で購入
前菜、餃子、油淋鶏、豚とズッキーニの炒め物とともに
このワイン、一本800円くらいなのですが、味わいだけだと、前日と変わらないなぁと。もちろん、上品さとか、酔い心地とか他にもたくさんの要素はあると思います、そしてそれが、価格に反映しているのは十分承知。でも、グラスで比較すると、下手をするとこちらのほうが人気があるかなというはっきりとした果実と甘さが前に出た味。渋みも心地よいくらいで、2010年のポテンシャルすごいものがあるなぁという印象。でも、翌日起きられないんだよね、これはよく飲んでいる方だとわかる体への影響。
13日(木曜日)
☆Ch.Lafite-Rothschild 1994 Pauillac Bordeaux
2000年3月松坂屋にて16800円で購入
カルパッチョ、鶏のミラノ風カツレツとともに
まあ、記念日なので、久しぶりのラフィットです。19年たっているので、樽の香りは溶け込んで、優雅な滑らかさに変化しておりました。確かに、きめが細かくて滑らかな舌触りなのですが、そもそものブドウの出来が悪かったのかな、あまりうまくないです。もっと果実の破裂するような味が熟成したという感じではなくて、なんだかおとなしいいい子がこなれましたという雰囲気。驚きがなかったですね。それで星ひとつ。だって、ネぇ、当時で16800円ですよ。もうちょっとおいしくないと。
なお、このワインのコルクは素晴らしいものでした。まだピカピカ。あと20年くらいは平気でもちそうです。それと、某著名なアメリカの評論家はこのワイン2035年までと書いてありましたがそれはないな。
12日(水曜日)
☆La Chasse 2011 Cotes du Rhone
2013年6月うきうきワインの玉手箱にて1080円で購入
生春巻き、鶏のローストとともに
外観はとても格好がいい。ボトルには、紋章が入っているし。それでこの価格なんだから、中身はと思って飲んでみると、しっかりとした果実の味わいに甘さ、渋み酸がバランスしていて、とても飲みやすく、味わい深い。ローヌのお手本の様なワインです。もちろん安いローヌのですが。
10日(月曜日)
☆Flavium Mencia 2008 Bierzo Spain
2013年6月うきうきワインの玉手箱にて5本4980円で購入
サラダ、オムライスとともに
ブドウはメンシアという品種だそうです。メンシアはスペインの中でもビエルゾという地域でほとんど作られているものだそうで。場所的には、ポルトガル北部の近く。色はとても濃く、とろりとしたつやのある色合いです。なんだか、ペンキみたいな感じ。味はややスパイシー、グルナッシュにちょっと似ているかな、それに近い種類かもしれないです。珍しいだけではなくてとてもおいしいワインです。書いただけだととても味的に濃い印象ですが、飲んでいる時にはさほど感じることなく、食事にも合わせやすいという感じです。
9日(日曜日)
☆Ch.les Clauzots 2010 Grave Bordeaux
2013年5月エノテカにて12本15750円で購入
ホタテと蛸のカルパッチョ、ポテトのチーズ焼き、パスタサラダ、浅漬け、ルッコラのお浸し、さつま揚げとともに
洋だか和だかわからないけれども、肉気はないので白ワインで。清酒を飲む感じではなかったので。このワイングラーブなんですね。なんだか久しぶりです。グラーブの主だった赤は、みんなペサック・レオニャンになったので、グラーブというアペラシオンのワインを飲むこと自体がなくなっちゃった感じ。2010年の特徴なのか、すっきりとした中にほんのりと甘さがあります。ものすごく豊かな果実の味を感じますが、基本はさらり。質の高さを感じます。
8日(土曜日)
☆Tribaut N.V. Champagne
2012年5月ノムリエザネットにて4本10476円で購入
手巻き寿司とともに
先月飲んで今一つだったので、早めに飲んじゃおうと思って開けたもの。ところが、この日は、僕の調子がこのお酒にあっていたせいか、前回ほどの酸も感じることなく、しっかりと美味しく、ごくごくと飲んでしまった。確かにこの日は、肉体労働をしたため、体が異様に水分をほしがっていた気もするのですが。この前に飲んだビールなんか瞬間で消えましたので。シャンパンはあまり瓶差がないので、いかにへっぽこな舌だということの証明みたいな感じで。。
7日(金曜日)
☆☆Ch.Pichon Lalande 1998 Pauillac Bordeaux
2001年5月大丸にて7800円で購入
前菜、豆腐中華風、餃子、油淋鶏とともに
やゑさんを偲び、献杯に何がいいかなと思って、ジバランをやっていた当時のビンテージで、よくうちに飲みに来ていた頃のワインで、やゑさんが好きだったボルドーでということでこれに。しっかりと熟成していて、今がピークという感じです。このワインにしては熟成が速いかなと、コルクもさほどいいものではないので、最初から、さほど長い保存は考えていないのかも。香りも味も実に上手に仕上がっています。「これ旨いですね」とやゑさんなら言うだろうなと思いつつ、昨日はじっくりといただきました。
5日(水曜日)
☆Merlot Corvina del Veneto 2011 Italy
2013年5月エノテカにて12本15750円で購入
ポテトサラダ、チキンカリーとともに
意外にも、おいしかったのです。メルロー主体のワインってどうもお好みではないところがあって、サンテミリオンのは好きなんですが。特に、イタリアのだしと思って飲んでみたら、これがいいんですね。口当たりが柔らかくて、とても上品な感じ。角のようなものがなくてまだ新しいのに、ちょっと熟成して丸みが出ているような。十分なうまみもあり、これがすいすいと飲めちゃう。もう少しほしいなというところで終わりました。良いワインです、これ。
4日(火曜日)
☆Racine Sauvignon 2011 Comte Touson
2013年4月京橋ワインにて12本10479円で購入
ポテトサラダ、パエリャとともに
IGPのワインです。スッキリとした味わいにやや甘みを感じる。色はほとんどなくて、見た感じもすっきりとしたものです。でも、飲んでいて飽きないワインですね、ややほんのりとした甘さがいいのですかね、食事に合わせやすいワインです。裏には、アペリティーフにもいいですよなんてことが書いてありましたが、暑い日にキリリと冷やしたのはあっているかも。
3日(月曜日)
☆Cotes du Rhone 2010 Xavier Rhone
2013年5月エノテカにて12本15750円で購入
ミニピザ、ステーキとともに
ワインに全く関係ないのですが、この作り手のXavierという名前は、フランスであればラングドック地方に、スペインであれば、バルセロナのあたりに多く見られる名前です。昔のオック(Oc)地域に多い名前みたい。この名前聞き取りにくいんですが、日本語読みを見つけてしまったんです。なんでかというと、この名前むちゃくちゃ有名な方がいるんですね。フランシスコ・ザビエルさん。そう、ザビエルと日本では読むんです。スペイン語からかなぁ。少なくてもフランスではそういう発音ではなかったので。ザビエルさんもバルセロナ付近の出身なんですかねと、まったくワインに関係しないお話でした。
で、このワインは、そのザビエルさんが作ったローヌ、香りは弱いのですが、味はしっかりとしていて飲みやすい。高級感はないけれども、普段飲みとすると、かなり上級の味です。というのも滑らか感があって、そのせいですかね。
1日(土曜日)
☆Montes Alpha Caabernet Sauvignon 2010 Chili
2013年5月エノテカにて12本15750円で購入
前菜、スープ餃子、揚げ餃子、焼き餃子、青菜炒めとともに
今もしっかり定番化したチリワイン。これ、送ってくるときにいまだに紙がまかれています。なんだかもったいないような気がします。紙がまいてあるのって、ラフィットとムートンくらいしかないですから。それもこの頃やっているのかどうか不明だし。で飲んでみるとしっかりとした中にきれいに作られた感じがします。色はやや薄め。この前飲んだスパイシーなカベルネに比べるとずっと本格派。(でも夜寝ている時にちょっと頭が痛くなった)