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2010年12月

 

31日(金曜日)
☆Bourgogne Chardonnay Tohnerre 2007 Vignoble Dampt
2010年9月ヴェリタスにて6本8379円で購入
ブリ鍋とともに
大晦日は鍋、開けたのはブルゴーニュの白、栓を開けるといい香りが。でも実際に飲んでみると、香先行で、味は普通のシャルドネっぽい感じ。香だけから想像したもっとふくよかな感じはなかった。色はわりと薄目。ラベルの上にある、怪しいおねぇちゃんは、ボーヌのコンテストで、銅賞獲得というもの。やはりいま一歩。
29日(水曜日)
☆Ladero Tempranillo Crianza 2006 Spain
2010年12月エノテカにて9本9000円で購入
サラダ、ミニピザ、ロールキャベツとともに
このワインはラ・マンチャのワインです。スペインのちょうど真ん中あたり。この地域で作ると同じ品種をつかっても雰囲気がだいぶ違いますね。一番好みでないのはリオハで作られた、テンプラニリョなのかなと思うくらい違った感じで飲み心地が良いワイン。色は濃くはないです。多少寝かしてあるので、柔らかな熟成感も出てます。飲むと、しっかりとした果実の風味が感じられて、全く違う品種のような感じがするんですよ。
28日(火曜日)
☆Kumala Chardonnay Semillon 2009 South Africa
2010年11月茂原やまやにて2本で1000円で購入
鍋とともに
栓を開けると、柑橘系のような香りがする。今回のこのワインは香が良いです。何しろ500円なので、多少のことだったら許せる。味は、最初すっきりしているんだと思っていたら、温度が上がると甘さを感じる。すっきりとした甘さ。こういうタイプは、鍋などに合います。するすると飲んでしまって、気が付くと、グラス一杯ぶんくらいしか残っていない。前日のワインを飲んでいるんで、今日は一本以上飲んでしまいました。
27日(月曜日)
☆Nuit-St-Georges 2002 M.Mugneret Bourgogne
2004年10月松坂屋にて4410円で購入
ミニピザ、子羊のローストとともに
香があまりたたない、香りブルゴーニュなのに。そしてまだ何となく若い。もう一つという気がします。通常ですと、いろいろな要素が香から感じられ、それがブルゴーニュの楽しさの一つなのですが、これは普通のワイン。色もまだ濃くて、熟成感が感じられません。
その辺の地域名ブルゴーニュを飲んでいる感じ。残ったものが多少変わるかですね。
25日(土曜日)
☆☆獺祭(山口)純米大吟醸50
山口宇部空港にて700円くらいで購入(300ml)
トマト、蒲鉾、厚揚げ、卵焼き、おにぎり、漬物、みそ汁とともに
蒲鉾が、25日限り半額というので、おせちは食べないから、蒲鉾だけ買おうと買ってきて、いたわさでお酒。やっぱり日本酒が合います。2日前からのシャンパン、白ワイン、赤ワインとすべてそろっていたので、いろいろと試したけれども、日本酒がいちばんピタリ。このお酒がおいしいというのもありますが。これは50%磨いて仕込んだもの、旨みがあります。柔らかな酒質、あっという間に消えていきました。
24日(金曜日)
☆☆☆Ch. Cos D'Estournel 1989 St-Estephe Bordeaux
1992年11月大丸にて5900円で購入
煮卵、餃子、青菜炒め、炒飯とともに
クリスマスイブです。わが家は、サンタさんもトナカイさんもキリスト教も全く縁がございませんが、こういうときには、世界のセレブが飲むようなワインが開きます。20年以上たった、コ・デストーネル。自慢じゃないが、買った価格には自信があります。上のキャップを外すと、あれれ、年号ではなくて、COSと大きく書かれている。ふきんで拭くと、カビだったんですね、その下から1989が出てきました。コルクの上1センチは、汚れていますが、さすがにいいコルクなので、そこから下には入って行ってません。開けると、これはいいという香りが。グラスに注ぐと、まだかなり若い色。エッジは透明になっていますが、深みのある色は、まだレンガ色まではいっていません。味、、、久しぶりに陶然となってしまいました。今まで飲んだボルドーの中でも極めていい部類で熟成しています。83年のラフィットを思い出すレベル。情熱が液体になったような素晴らしいものがいただけました。
23日(木曜日)
☆☆Claude Baron Cuvee Safra N.V. Champagne
2009年11月銀座松坂屋エノテカにて3885円で購入
☆Grand Noir Chardonnay 2009 V.P.D.
2010年11月リカーワールドにて5本7980円で購入
鍋とともに
なんたってシャンパーン、なんたってシャンパーンの季節。わが家は
クリスマスには縁もゆかりもございませんが、この時期を逃してなる
ものかと開けるのはシャンパン。ビールの代わりのシャンパンです。
今回は、昨年買った、無名のシャンパン。これがおいしい。香豊か。
味も濃厚、好みでございます。香なんかは、かなり離れていても漂う
泡も繊細、ピッたしと直球、ど真ん中です。
白いものは先日5本セットで買った同じ作り手ですが、この方の
ワインも良い。桃のような香りのシャルドネです。香はっきり、味
すっきり。しかも、ちょっとミネラルっぽいニュアンスまであって、高級
な感じに作られてます。2つでもいいかなと思ったくらい。
21日(火曜日)
☆Los Ailos Shiraz Tannat 2008 Argentine
2010年12月ヴェリタスにて3本1980円で購入
スープ、バゲットサンドとともに
これも3本1980円のセット、このセットはコストパフォーマンスがよかったです。このワインは、シラーが60%タナが40%というもの。やや気難しい感じの香りでしたが、飲むとしっかりとした骨格のたくましいワイン。肉体労働系とでもいうのか、そういう感じのワイン。昨日の残ったワインは、やっぱりそのままで飲むと、いけなかったのですが、これを少し加えてやると、見違えるようになりました。
太陽にてお昼
20日(月曜日)
D.du Coriancon 2009 Cotes du Rhone
2010年12月ヴェリタスにて6本5980円で購入
お好み焼きとともに
飲むと薄っぺらな味わい、安ローヌの典型だなぁと思いながら、昨日の残りを少し加えてみる。そうすると、過剰なまでの甘さが加わり、過剰なまでの濃さが薄まり、なかなかいい感じに。こちらは、薄っぺらさに、甘さと濃さという2台強力ツールが入ることで、なかなか飲みやすく、でも途中で、昨日のがなくなって、また元に戻るが、その頃は、僕も適度に酔っぱらって味わいなんてどうでも。
19日(日曜日)
Sinfin Guarda Malbec 2007 Argentine
2010年12月ヴェリタスにて6本5980円で購入
カニ玉、餃子、東坡肉、青菜炒め、炒飯とともに 
不味いかっていうと、そうではないんですが、あまりに過剰な甘さ、香り、味わい。もう数年置くと良くなるかもしれないですが、今飲むと、過剰すぎる感じ。アルゼンチンのマルベックってこういうもんだよって言うのもあると思うのですが、それでも飲むのがややきついぐらいに、濃くて甘い。特に甘さがすごいんですよ。アルコール度数が14%あるので元のブドウはすごかったのでしょうね。美味しくないあっさりしたのと混ぜると丁度いいかも。
17日(金曜日)
☆Alaia 2006 Dehesa de Rubiales Spain
2010年12月ヴェリタスにて3本1980円で購入
グラタンコロッケ、オムレツとともに
これは以前も飲んだことのある安くておいしいワインです。あまり味わいはスペインらしくなくて、しっかりとした果実味でなめらかな飲み心地。プリエトオ・ピクードというスペインの地元品種が半分。残りはテンプラが45%、メルローが5%だそうです。色は濃い目、香はややくすんだ感じですが、気持ちよく飲めるワインです。なんと言ってもこの価格を考えるとあり得ないと思える味わい。
16日(木曜日)(
Corvo 2007 Sicilia Italy
2010年11月リカーワールドにて6本6290円で購入
スープ、ハンバーグとともに
ちょっと色々とあって前日と同じようなメニュー、合わせたのはシシリアのワイン。よく見るものですね。色はやや濃いめ。香は、ちょっとインクっぽいような、ツーンとしたもの。味は、ちょっと硬いですね。もっとシシリアの太陽を感じるような感じであればいいと思うのですが、やや北の方の曇り空を感じるような。でもシシリアで飲めば、熱い光の中でちょうど良いのかも。
15日(水曜日)
☆Le Grand Noir Cabernet Shiraz 2008 V.P.D.
2010年11月リカーワールドにて5本7980円で購入
コロッケ、ハンバーグとともに
4日に飲んだのと同じ銘柄、ちょっと期待して、スクリューをひねる。(抜栓ではない)今回のはカベルネ60%とシラー40%。これもおいしいのですが、さほど印象に残るというか、ぐぐっとくるものではなかったです。オーストラリアでよくある感じの味わい。もちろん、かなりの濃さがあり、熟した果実満載の美味しいワインですが、初めて飲んだ時の旨さがあって、やや期待気味で飲んだらやや優くらいでした。
13日(月曜日)
☆Teruta St'Antonio Fontana 2008 Soave Italy
2010年11月リカーワールドにて6本6290円で購入
鍋とともに
朝から雨が降り続き、鍋にしようと。開けたのは、イタリアの白。色はかなり薄め。蛍光灯の中でやっとやや黄色っぽい色があるけれども、白熱灯の中では透明な感じです。香は花の香りの中に、柑橘系の香りのある好ましいもの。飲むとすっきりとはしているけれども、甘さと酸のバランスの取れたおいしさ。これが割と鍋とあって、進む進む、、、、一本空けてしまいました。白いのを飲んでだとめったに一本飲まないのに。というか、前日のがグラスに一杯あったので、ちょっと飲みすぎ。もちろんビールも。
12日(日曜日)
☆Bianchi Umani Ronghi 2009 Montepulciano D'Abruzzo Italy
2010年11月リカーワールドにて6本6290円で購入
スープ、グラタンコロッケ、オムライスとともに
お子ちゃまの食べるような夕食とともに選んだのはイタリアのワイン、それも外すことはまずないと自分の中で思っているモンテプルチアーノ・ダブルッソ。まだ新しいのでどうかなと思ったら、ややタンニンが粗い感じがするけれども、十分果実味がありのど越しも滑らか、十分に楽しめるワインです。色は濃く、香りは華やか。イタリアのワインにしてはちょっと古めのラベルのデザイン。
11日(土曜日)
☆Catalpa Pino Noir 2008 Argentine
2010年12月ヴェリタスにて6本5980円で購入
ポトフとともに
毎日夕方太陽が落ちると急に寒さを感じる今日この頃、やはりスープベースの料理が良いですよね。というわけでポトフ、簡単です。それに合わせるワインはというと、重いのは勘弁だなぁと思ってピノ・ノアール、それもアルゼンチンのもの。開けると、明るい色合いです。南米ぽいのかな。味は甘さがすごい。ほとんど酸を感じられないくらいと思ったら、最後の方はかなり酸が前に出てきました。最後の方でバランスが良くなったけれども、最初は、ブドージュースかと思うくらい。
10日(金曜日)
Sendero 2009 Concha y Toro Chili
エムズスタイルにて2700円
年の終わりにはエムズスタイルでご馳走をいただくようになって3年。今年は昨日。というか、八街に落花生を買いに行くついでなんですが。やっぱ楽しみ。今回は、お店のワインをいただきました。コンチャ・イ・トロのセンドーロ、初めて飲みます。さすがに、これだけ売っているところなので、いろいろと出してきますね、これどのくらいのクラスなのか不明ですが、お店でこの価格なんで売っていたら小売りは1000円以下かな。色はきれい、味も丸く造ってあって万人向け。この価格であれば問題何もなし、良いワインです。
8日(水曜日)
☆☆Noticias 2009 Spain
2010年12月ヴェリタスにて3本1980円で購入
厚揚げ、餃子、白菜とホタテのスープ煮、東坡肉、中華粽とともに 
このワイン、造り手の名前を明かさないということで作った特別なものだそうです。でも安いんですよ。ところがこれがおいしい。品種はモナスレルという地元品種にシラー、カベルネ、メルローが入ったもの。色は濃く、香りも十分、味がすごい。口の中でまだバラバラ感はあるのですが、じっくりと熟した果物を中心にスパイスとかコーヒーのような嗜好品などの味が混ざって、旨さと甘みで調整した感じ。これが700円しないというのはちょっと驚き。実は、セットもの2つ買うと500円引きということで、実質1730円で購入。
7日(火曜日)
☆☆Marsannay Les Echezots 2006 Charlotpin-Parizot Burgogne
2010年12月ヴェリタスにて4284円で購入
ミニピザ、鶏のローストとともに
先月、この作り手のものを飲んであまりに美味しかったので、では、他のはどうだんべいと調べるとそこはかとなく高い。その時一緒だった、Shuzさんがこの作り手が作ると、わりと似た感じになるというようなことを書いていたので、ではと、2番目くらいに安いこちらを試すことに。2番目でもこんなに高い。まずは注ぐと、程の良い香り、きれいなつややかな色。マルサネでこんなにきれいなものは飲むのが初めてかもというくらいうまい。味には、まだ樽の香りがかなり残っているのですが、それも含めておいしい。この方上手ですね。まだ割と若手のようなので、今後が楽しみな方なんでしょうね。
6日(月曜日)
Cetamura 2008 Chianti Italy
2010年10月ワインダールにて6本9500円で購入
ミニピザ、マカロニグラタン
ピザとマカロニ、これはイタリアワインの出番。でもグラタンは、イタリア料理とは、、、まあ良いんです。ちょっとくすんだような香り、ツーンとするようなある意味いかにもキャンティというワインです。色は濃い目、するりとは入って行かない、ちょっと抵抗感のある味わいです。でもピザの時には割とさらりと飲んで、グラタンはそれなりに重たいので、ぐびぐびと飲んでました。ちょっと飲みすぎ。
4日(土曜日)
☆梅一輪(千葉)吟醸辛口
古志川にて650円。
九十九里にある酒蔵のお酒。そのあたりに行くと、看板が途端に増えます。飲み口はとてもいい。辛口とありますが、すっきりとはしていますが、旨さはちゃんとあって、ペラペラの酒が好きな人には、どこが辛口なんだと思われるかも。でも造りが良いと思うのですが、とてもソフトな感じで、味わいはすっきり。良い酒です。
☆☆Le Grand Noir GSM 2007 V.P.D.
2010年11月リカーワールドにて5本7980円で購入
サラダ、餃子、中華粽とともに
餃子メインの夕食、濃いめのワインと思い、買ったばかりのこのワインを。実は同じ作り手で、品種違い5本セットというのを買って、これがその最初。GSMはグルナッシュ、シラー、ムールヴェデルの3種類。これがやや強烈に個性的なワイン。しっかりしているとかというレベルではなく、暴風雨のような嵐のようなものが口の中で。暴れる暴れる、甘い香りたっぷり、濃いジュースのようなワインなのですが、魅力のあるもの。他に赤2本白2本、どうなりますか。
東金文化会館で小林研一郎読売日響のコンサート。
3日(金曜日)
☆Robert Mondavi Pino Noir 2008 California U.S.A.
2010年10月ワインダールにて6本9500円で購入
トマトなど、玉子焼き、厚揚げ、根菜の焼き物、イカ、魚のソテー、炒飯とともに
居酒屋のような食事、前日の白も少し残っているし、さほど重い料理はないので、軽めの赤ということで、これを開ける。味的にはピタリ。色はやや薄目、きれいな赤。ブルゴーニュの新しいタイプの造り手のような感じ。甘さもあるが、酸としっかりとした果実の味わいがあり、ふっと抜ける香も心地よい。飲みやすいワインです。
2日(木曜日)
☆Kumala Sauvignon Blanc Semillon 2009 South Africa
2010年11月茂原やまやにて2本で1000円で購入
ブイヤベースとともに
まだそんなに寒くないので、鍋ではなくて、一皿ずつで食べるブイヤベースには、さわやかな白ワインが良いだろうと開けるとこれがおいしい。南アフリカのワインが、1本だと680円なのですが2本買うと1000円、一本500円です。色はほとんどないに等しく、ほんの少し麦藁のような色合い。香は冷やし過ぎで出てこない。含むと柑橘系の味わい、魚料理にはちょうど良い。多少甘みがあって料理との相性も良く、これが500円というのはすごすぎると言いながらのど越しがよいのでぐびぐびと。