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函館 (2003年9月4日〜6日)

浅田次郎「壬生義士伝」を読んで涙をぼろぼろと電車の中で流して
格好の悪いことこの上なかったのはほぼ1年前。
それ以来、関連のある所に行きたくなる、今回は五稜郭。
まあ、単純といえば単純。そういう人間。




今年の夏休みはどこへ行こうかということになり、
最初は鹿児島とか、沖縄とかと言ってたのですが
やっぱ暑い所はねぇということで。
そこで、北海道、それなら函館。

 
奥が函館山  市街地西側

またもでました安い健保補助旅行。
健保の補助+厚生年金基金補助。
それで元々3万円以上のパックが9800円、2泊3日朝食付。
ホテルだって函館ロイヤルホテル、一応ピンのところ。
申し訳ないくらいの安さ、もちろん往復は飛行機。
決して現地集合とかっていうのではなくて。
というわけで、今年は良く行くなぁといいながら、またも格安旅行へ。


9月4日(木)
出発はややゆっくりめの時間9時55分発、
家を出たのは会社に行くのと同じくらい。
出発時刻も選べるんですよ。
のんびりと出かけて函館着11時15分。
バスに乗って市内へ。近い。20分もしないで市内。
ホテルに荷物を預け、早速食事へ。
早い、すばやい。こういう時だけ。



飯はここに来たらやっぱり寿司でしょ。
今回用意してきたすし屋住所一覧で、ホテルの近くを探す。
ということで、駅前にあるこちらへ。

2日間休肝日を取ってきたので、極めて快調、
砂に染み入るようにアルコールが消えていく。
ビールをまず入れた後、軽くお酒を。
お勘定をしたら、今回の一人分旅行代より高い金額でした。
まあ、旅行の費用が安すぎという意見ももちろんあるんだけど。


その後、洋館を見るためにふらふらと歩いて行くと
はこだてビール」と書いてある建物発見。
地ビール工場で、レストランもやっている。
これは入ろうとなって、さっきの店を出てから30分以内に
次のところに入るというものすごい離れ技を。
(技か、こういうのって。)

まあ、それはそれで、その後、レンガで作られた
倉庫街を新しくお店にしたところとかを見学。

 

その後に洋館街。

浜茄子です

イギリス領事館だとか教会だとか、五島軒だとかを見て。

 

 

一通り見てからホテルまで歩いて戻る。
かなりの距離だったけども、どうもそうしないと街の感覚が見えなくなるので。
その代りといっては何だけどへとへと。


お菓子を買って帰って夕食後に食べるといっていたのに、
ホテルの休憩時間に食べてしまう。
ビールも買って帰って、風呂上りにグビリ一杯。

一風呂浴びてからホテルの近くで夕食へ。
昼が寿司だったので夕食は温かいものにする。
炭火焼。でも生きている烏賊は食べました。

ホテルはこんな感じ

 

 
部屋は割と広い
トイレは普通の。


夕食が終わって月光仮面像を見に行く。
新しいマンガのものなのですね。
下に書いてある川内康範の文は、昭和30年初期のテレビでやっていた
どくろ仮面では良く出ていたフレーズです。
「憎むな、殺すな、赦しましょう」、凄いですよね。
これが毎回歌のあとに画面に文字で流れたと思う。
歌はもちろんあの有名な月光仮面は誰でしょう。

食べ終わってお腹が一杯だったはずなのに、歩いているうちにラーメンへ。
丁度のぼりが沢山だったし。函館ラーメン祭りかなんかの。
食べたのはこちら

着いた日に、4件の店で食べて、ビールを5本くらい飲んで、
日本酒を4合くらい飲みました。
休肝日なんていうのが一発で無駄になります。


9月5日(金)
朝食はホテル
今回の本命の五稜郭へ出発。
その途中にある自由市場という所に当然よってから。

広さは奥行き2列のお店が10店舗くらい並んでいる。
 

なかなか活きの良い物がずらりと並ぶ。
多分、ここは地元の方用ですね。
翌日に行った朝市は完全に観光客用に特化していましたが。
そういう意味でも置いてあるものに興味があったんだけども、
何しろ活きの良い物が安い。
店が匂わない。
いいなぁ、海に近い、きちんとした市場は。
行くたんびに感動する。
まあ、あまり感動ばかりしていても買える訳でもないので
2回くるくる回って全体を見渡してから次に移動。

もったいないなぁ。こういうところ大好き。



そこから市電に乗車。1日乗車券を購入。
1日600円。
乗車する最低料金が200円なので、
本日少なくても4回乗る予定のため大分儲かる予定。

結果は6回乗ったので、大もうけ。
市電は各種車両に乗れた。
昔のちんちん電車復活号にも一度。(上の写真がそれ)
これはきれいなおねぇさんの車掌さん付。





まずは五稜郭へ。
全貌を観るために五稜郭タワー、、、、、
うーん、低くて近すぎて全体感が悪い。
その上値段が高い。

当たり前だが、東京タワーみたいに土産物屋が多い。
京都タワーも同じだし、そういえばこの類のタワーというのは
土産物屋を基礎にして建っているような感じ。

ここでは、熊出没注意ワインを売っていた。
まあ、買うわけないけど。重いしね。
あとは土方グッズですね。人気あるのね。
まあ、僕も新撰組繋がりで、五稜郭まで来たんですが。

でも読んでなければまだ来てないな、凄い浅田さん。
僕の涙をたっぷり絞った上に、函館まで運んじゃった。

 

五稜郭の中はこれといって何かがあるというわけではないのですが、
花がたくさん咲いていて、アザミが多かったなぁ。
アザミの花は雌しべを触ると花粉がにゅっと出るとテレビで見て
そのあと何度かチャレンジしたのですが一度もうまく行かなくて。
今回はじめてその様に動くことを確認、
こういうのは嬉しいですね、訳もなく。

五稜郭はそのくらい、そういえば、
かもめは飛びながら糞をすることを目の前でみる。
鳥は止まってするものだと思っていたのでショック、
コリャ飛んでいる下なんか怖くて。
と思ったらまあ一杯飛んでいるんですよ。

五稜郭公園近くに今井丸井というデパートがあるので、そこの地下探検。
やはり魚が安い。デパートとは思えないくらいの価格。
お昼はデパート隣にある活魚のお店に

昼食後、市電に乗って全く反対方向の立待岬へ。
終点から1キロ程度歩くと到着。
途中に墓地があり、そこに啄木一族の墓がある。
割と立派、位置的にも良くて海が一望できるところ。
道沿いでかつ標識もあるので分りやすい。



そこを過ぎるとすぐに立待岬。
そこからは下北半島、男鹿半島が見える。
風がむやみに強い。津軽海峡は昔から難所といわれている事を納得。
カラスも多い。とんでもないやつは僕を脅しに来た。
一時にらみ合い。
じっと睨んだら逃げていったけども。
その後下の波打ち際まで下りていきました。

 



そこから戻ると丁度ちんちん電車が。
早速乗って車掌さんに千秋庵本店を聞くが知らず。
一緒に乗っている乗客が教えてくれる。
おいおい、それくらい知っておかなきゃ、観光業務担当だろうが。


電車内部

途中降りて本店へ
そこからホテルに帰ろうと思ったら、
日本で一番古いコンクリート電柱があるというのでそれを見学に。
四角いんですよ。



その近くに、吹きガラスの工房があるので見学。
ぜんぜんホテルに戻らん。

一風呂浴びた後夕食へ。場所は五稜郭公園から2つ先。
完全な住宅街。
ところが出かけるときから少し雨が降りはじめ、
着いた頃はかなりの雨。
夕食

終わってからまたも市電で戻り、そのままラーメン
さっきよりも凄い土砂降りに。



6日(土曜日)
朝はホテルで和定食
戻りの飛行機は15時なのでかなりゆっくり。

 

 朝になったら雨は上がったので、朝市へ。
凄い規模ですね。魚屋というよりも、かに屋が多い。
まあ、件数も多く、八百屋も多い。楽しいところです。

なんといっても烏賊釣りができる。これは今年(2003年)からはじめたそうですが。
昔に比べてかなり売っているものも変わったようです、観光客だらけ。

 

その後青函連絡船摩周丸を見る。
船は楽しい。
ここは、でも観る所が限られていて、もっと見せればいいのに。
船長室とかボイラー室とか氷川丸のような感じでね。
その後、時間があったので再度倉庫街をふらふらしてお昼を食べて

のんびりと空港へ
その頃から殆ど寝ておりました。






ほんではわかる方だけ
1日目 20055
2日目 22519
3日目 19635