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フランス

フランス(リヨン・ローヌ)                  フランストップへ 

Lyon(リヨン) 
Bistro de Lyon 17 Lyon ミシュランの記載無し、ゴー・エ・ミヨで13点。
Buchon、ビストロ、カフェが連続して並んでいる所がリヨンには
かなりたくさんあって、その中の一つ、Rue Merciere。
そこだけで、20軒くらい並んでます。
割と壮観、というか一つずつメニューとか見てるといくら時間が
あっても足りないというかなんというか。
観光なんかしている時間ないですよね。
造りはビストロというよりカフェみたいな感じ、サービスもその程度。
メニューなんか見てもそのレベル。 どう外観から判断してもその程度。
料理が運ばれてビックリ、レベルが全然違う。盛り付けが高級そう。
かつ味もかなり高いレベル。回りを見ていたら他のお皿のレベルも
かなり高い。値段は普通よりちょっと高いくらい。
午後もあるので、ビールだけにして。
取ったのはサラダ・リヨネーズ
(菜っ葉の上にポーチドエッグとベーコンがかかってました)
リヨン風豚料理の盛り合わせ。
(これがうまかった豚骨付きソテー、ブーダン、リヨン風ソーセージ)
全てで200フラン
料理だけならば十分ミシュランに載ると思うのですが店の造りが
一つフォーク分もないんですよね。おしい。
(01/6)
(5,6,6)=17 

Le Garet 18  Lyon 一つフォーク Bib Gourman
BUCHONの中では代表的なお店のようです。
店の中は、やや雑然。テーブルは大き目。サービスはそんなに悪くない。
常連客が多いようです。
マダムは常連客優先、オーナーは誰にでもにこにこ。
この店とこの向かいの2軒がミシュランに載っていて、
お昼のコースが安いほうのこの店を選択。

オードブル5種類、メイン5種類からの選択性のメニュー。
基本は、リヨン名物の料理が並んでます。
要するに地元料理を食べるんだったらここにくれば安くで大丈夫よっと言う感じ。
定食にソーセージ、ハム、クネル、テリーヌなど、
市場で見たのがそんなに手を掛けないで出てくるという感じ。
ワインは、ボジョレーかコート・ド・ローヌ。
それを瓶か、カラフかグラスで。
食べ物が美味しいんですね。特に豚の料理が美味しい。量も多い。
  金額はカラフェでサン・ジョセフをのんで270フラン。
やっぱ安いでしょ、これは。
うちは、オードブルにソーセージ、肉のテリーヌ。
メインに、本日の料理(クネル)とバベットステーキ、
デザートとコーヒーを飲んで終了。
(01/6)
(6,6,6)=18

Leon de Lyon 24☆☆  Lyon ミシュラン2つ星、ゴー・エ・ミヨ18点2001年昇格
http://www.bistrotsdecuisiniers.com/fr/leon-de-lyon.php
リヨンサミットで、各国首脳がみんなで最後に行ったレストランです。
有名人のサインの中に、橋本某氏のサインもありました。
かなり前から2つ星、一度1つに落ちた時期があったかと
思いますがここの所はコンスタントに。
ゴー・エ・ミヨでは割と動きますね、16点から18点。
2001年に17点から18点へ昇格。

外から見た感じよりかなり広いダイニングです。
大きく3つに別れているので、大きなレストランという印象は
受けないで、こじんまりとした中で温かいもてなしをしてくれる
レストランという印象。

料理は地元風の料理にはマークがついています。
あくまで地元風というだけで、もちろんかなり洗練された料理ではありますが。
サービスのレベルはいいですね、というか2つ星以上では欠点が
基本的にないので、まあ失敗すりゃ目立つ、後は自分の好みに如何に合うか。
ここはまあ標準的な所ですね。
ワインはもちろん地元が多い。
エルミタージュ、コートロティ、コルナス、サンジョセフ。
ソムリエさんに相談すると地元の赤というと
この辺からだが何にするかという感じ。
貴殿は何をおすすめになるのかと、割ととんちんかんな会話をして、
結局決ったのがエルミタージュ85年です。
90年のエルミタージュのシャペルがいいなといったら、
こっちの方がエレガントでずっといいといわれて。

ここはアラカルトで、地元風料理を。そしたらかなり重い。
うーん、お腹一杯、死にそう。
まあ、こういうので死ぬって言うのも幸せではあるけど。
一日にしてお腹パンパン。
どうするの明日から。
金額2470フラン4万円弱かな。
(01/6)
(8,8,8)=24
業態を変えて今はビストロというかブラッセリー

Le Nord 20 Lyon ミシュラン2つフォーク Bib Gourman
http://www.nordsudbrasseries.com/
またもボキューズ経営のビストロです。
場所的には、リヨンの中心街、
市役所から少し南に下った繁華街の中にあります。
Le Sudより一応は北の方にあるんです。
ヨーロッパの伝統的な料理が北のコンセプトのようで。
店は落ち着いた感じに出来てます。
サービスもやや落ち着いた感じ、ワインはLe Sudと全く同じ。
料理はビストロ料理定番がずらりと並んでいるような所です。
入った時間はまだ早くって、ぽつぽつだったのが、出る時は満席。
客層はかなり良いという印象。

取ったものは本日のオードブル(肉のテリーヌ)
本日のブロシェット(子牛)
これは付け合わせがマカロニグラタンだというのに引かれて。
(マカロニグラタン大好物なんです)
それとサラダ・ニソワーズ(妻の分です)
お腹が減らないのと、やや寒くって調子が悪くなったので慎重を期して。
ワインはコロンボのサン・ジョセフを。
2日前のコート・ド・ローヌの方が数段美味しかった。
価格は339フランでした。
あんまり面白さはないレストランでした、
どっちかだけで良かったな、ボキューズは。
(01/6)
(7,7,6)=20

Le Sud 15 Lyon 一つフォークBib Gourman
http://www.nordsudbrasseries.com/
着いた当日、直行便と言うのは適度にお腹が空くものなので。
適当な所に行ってもしょうがないと言いながら、せっかく
フランスに来て適当なものなんかもったいなくて。

ボキューズ経営のビストロです。
現在3店舗。2001年中に4軒になり東西南北全て揃うそうです。
このお店は実は泊まったホテルの目の前。チェックインと同時に
予約をして。場所はボークールと言う、リヨンの古い町のほう、
ぺラッシュ駅からオペラ座の方に10分くらい歩いた所。
公園の回りなので、環境は抜群。

8時半頃に食べに行きました。6月、ちょうど夏至の前なので、
一番日が沈むのが遅い時、大体10時でしたね、毎日。
リヨンに降りる寸前にサンドイッチが出ているし、
翌日からのことを考えてメインを一皿ずつ。
オリーブがアミューズのような感じで出ているので、ついパンを。
いややや、4つも5つもは食べないけども。
野菜のタジーンとオーソブッコ、先月イタリアでは牛肉を骨と一緒に
当面出せなくなったなんていう記事を、そういう事もありましたわね
みたいな感じで眺めていたけど平気。
ワインはハーフ。まあ、ビールも飲んでいるし。
J.L.コロンボのコート・ド・ローヌ99、これがうまかった、とんでもなく。

タジーンは土鍋みたいなのでの蒸し焼きです、
それをクスクスに掛けて。
基本的に地中海沿岸の料理、太陽の料理がコンセプト。
料理は割と良く出来ていると言うレベル。
基本はビストロですし。
サービスもざわざわしていると言うレベルに合わせたくだけたもの。
平均2回転以上かな。席数はかなり多い。
回りの同じような所がお茶引いているのに比べると満席、大混雑。
まあ、ボキューズの威光がそこここと言う所ですかね。
これで296フラン。
内容とか考えるとむちゃ安いです。
(01/6)
(5,6,4)=15

Mionnay(ミオネー)
Alain Chapel 26☆☆ Mionnay,France
http://www.alainchapel.fr/
ミシュラン2つ星、ゴー・エ・ミヨ18点
今回は全てのレストランでシェフと会い、握手までしました。
ここは、シャペル亡き後、
シャペルが一番信頼していた方がシェフをやっているんです。
そのため味は全く変わっていないと言う事です。
ダイニングは清潔な、豪華さはないがピット引き締まった感じ。
内装のせいかな。内装も趣味が良く品がいい。
サービスも引き締まった感じがする。
ワインは、もうそりゃ良いのばっかり。
ブルゴーニュなんか、アンリ・ジャイエが高いけどまだあるし、
メオ・カムゼとかそういうちょっと良いのだけをリストにしている感じ。
地元のワインはって聞いたらボジョレーだと言うので、ちょっと遠慮。

料理は現在の状況だと、すでにクラシックなのかな。
Picに引き続きややクラシックな料理。

ブレスの鳥の膀胱蒸しフォアグラのソース、春の野菜添えをとりました。
うーん、2人でシェアすると言ったら当たり前でんがな、わかってま。
といわれました。
その上、オードブルは少な目にしなさいと言われて、
ふーんと思っていたのですが。

えーと、鶏はすごかったです。
まず、胸が出てきまして、腿は戻していったんですね、
それだけでもかなりの量なんですが、
特にフォアグラソースが重い、重いったら重い。
ずずーんと腹にこたえる。
食べ終わって、腿は如何ですかってくるんだよねと言ってたら、
いかがですかもなく温めていたようで熱々のものをもってきて
当然のようにお皿に。はっきり言って最初より多い。
今度はソースを少な目にしてもらってスープだけで食べました。

大体4,5人で食べる料理なんだって。
それを2人で全部食べました、ちょっときつかったけど。
どれくらいきついかって言うと、ズボンのベルトを外して、
ボタンも気づかれないように外して、
そしたらズボンが4センチくらいお腹の所が開いてやっと。
テーブルクロスでそれを隠して。
ワインは
Richebourg 1988 M.Camuzet
Vouvlay 1976 Clos Vaudor glass
コーヒー、アンフュージョンでしめ。

ワインがそこそこ高いので3885フラン
(01/6)
(9,9,8)=26

St-Bonnet-le-Froid(サン・ボネ・レ・フロア)
Clos de Cime 28☆☆☆ St-Bonnet-le-Froid,France
http://www.regismarcon.fr/prepage.php
ミシュラン2つ星 ゴー・エ・ミヨ19点
ゴー・エ・ミヨの2001年の料理人
フランスのすごさは、こんな人里はなれた山の中に高級レストランがある事。
明らかに近くの人を相手にするのでは経営は成り立ちませんから。

でもここって4月から11月までしか営業やらないんですよ。
(ブラは4月から10月までだからもっとすごいか)
この日も満席でした。駐車場には明らかに高級車が止まっているし、
なんとなくだけど、前日一緒だった様な人が一組いたし。
もう世界中からくるんでしょうけど。最初からそうではなかっただろうしね。
近くに町なんかないんですよ。

シェフが大活躍、何度も席に来てどうだを連発しておりました。
ダイニングは華やか。サービスはすごくいい。
ワインも地元(ローヌ北部)を中心に量も多い。
料理は手堅い、いい料理、前日ブラに引き続いてもう感動の嵐です。
ワインはソムリエがこのコースには絶対白が良いと薦めるんで、
お勧めの Condrieu 1999 Cuvee de Breze Domain Cheze
最後にコーヒーとアンフュージョンを頼みました。
妻が、何でいままでアンフュージョン(ハーブティー)に
気がつかなかったんだろうと嘆いてましたが、
気がつくって、食後はいつもお腹一杯でベルトを緩めることしか
考えてないんだからコーヒーって頼むだけで精一杯だったでしょ、
ここで気がつくだけでも良かったじゃないとは言ったんですが、
ブラのアンフュージョンが飲みたかったと駄々をこねてました。
1940フランです。3万ですかね。
もう1回行ければ行きたい。

食事が終わって、部屋に戻る時に日本から来て働いている方と出会う。
ものすごく感じのいい方。
辻の人ではなくて、大津プリンスを辞めてこっちに来たと言ってました。
何でもやるからと言っていれてもらえたんですよと言ってました。
ちなみにこのレストラン、日本人が4人いるそうです。
(01/6)
(10、9、9)=28
現在は名前を変えてRestaurant Regis et Jacques Marconとなってます。

Vienne(ヴィエンヌ)
Pyramide 27☆☆☆  Vienne,France
http://www.lapyramide.com/
ミシュラン2つ星 ゴー・エ・ミヨ19点
かの有名なピラミッドです。
そこをパトリック・アンリルーという活きのいいお兄ちゃんが
買い取ってとうとう2つ星に、ゴー・エ・ミヨでも19点に。
こりゃ3つ星間違えないなというレベルに。
多分、来年(2002)は無理かもしれないけど
3年以内くらい(2004)になるんではないでしょうか。
シェフの情熱がすごい。
この人、席をくるくる回ってこれまた良くしゃべっているんですね。
言葉が出来るとか関係なし。
僕らの席でも、食事は、部屋は、雰囲気はどうですと
聞いた後に、さらにサービスはどうです??
と大きな声で聞いてました。

こんなシェフは始めてです。
サービスを気にしてきちんと聞いていくシェフです。
こりゃぁ、もっといいレストランになるような気がします。
料理のレベルはとてもいいし、
ソムリエも良かったなぁ、ワインもなかなかのものですし。
雰囲気も良い、サービスも満足がいくものです。
なんか不満なのかっていうとないんだけども、
その後の2軒に比べるとやや落ちる。
そのレベルです。

ワインはこの辺のといったらコート・ロティ
Les Grande Place Domain Clusel Roch 1997年
これ割と有名なんですが日本では見たことなかったです。
狙っていたのがあったんですがここにはなかったので。

ロマネ・コンティ73年が3000フランで出てました。
良くないんだろうな、僕がトロアグロで700フランで飲んだのも
73年だったし。売れ残りですかね。
グラスのシャンパンはDuval Leroyでした。
レオン・ド・リヨンもそうだったですね。
グラスはスピゲロウ。
パンは6種類くらいありました、全部とって全部食べちゃった。
馬鹿です。どこが不満なんじゃい。
2160フラン35000円弱。
うーん、日本でフランス料理なんか行きたくなくなっちゃいます。
だって20%の税金と15%のサービス料込みでの価格ですから。
(01/6)
(9,9,9)=27

Valence(ヴァレンス
Pic 25☆☆ Valence,France
http://www.pic-valence.com/
ミシュラン二つ星、ゴー・エ・ミヨ16点 2001年落ちたばっかり
豪華なダイニング、広いサロン、もう本当に高級レストランって
こういうのですよと言う典型的な作り。
サービスはとても気持ちがいい。とくにソムリエの方が良かった。
料理はクラシックに近いものだと思う。
ゴー・エ・ミヨにはクラシックでかつ高い料理みたいなことが書いてあったような。
僕は割とクラシックなフランス料理好きなので。

シェフは女性。最後に各テーブルを回ったけど、小さい方、手が凄く華奢だった。
髭生やしてたアラン・ピックってどうしちゃったんだろう。
(なんか家を出て、別の場所でレストランを開いているらしいですね)
この女性になってから3つ星を失ったはずなんですよね。
でも料理はなかなか良いものでした。雰囲気も素敵だし。
シャンパンはPic印の倍ボトルで。
ワインはHermitage La Chapelle P.Jaboulet 1994
食後にMuscat
水は、地元のと言ったらValsと言うのをこれは初めて。
 2477フランちょとワインが高いので。
(01/6)
(9,8,8)=25
その後3つ星になりました