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 (2005年11月〜2006年2月)
移転先探し東に西に


田舎暮らし、
ひょんなことからぽんと沸いてきて
さて本当に移り住んじゃうぞというお話。



2005年11月
勤めている会社で
早期退職の募集をするという話は、
かなり前には聞いていて、
狙ってはいたんですね。

噂は噂で、今年(2005年)はこりゃ駄目だな、
なくなっちゃったな
と思っていたら急に11月に発表。
内容を見るとあまり僕には条件がよくない。

でも実際に提示される数字を見ないことには
判断が付かなかったのですが、
面談で実際の数字を見るとかなり良い条件、
これはと心の中で即決
(さすがにその場では言わなかったです)。

家に帰って相談(というか、
辞めて良いよねという言い方)したら、
30秒くらいの空白があって
(微妙な感じ)仕方ないよね、
光弘さんの人生だし。
ということで決定。

退職の日を2006年6月末で
届け出ることにして翌日に即返事、
この日から僕の忙しい日々が始まったんです。



実際にもらえる額と、
現在のわが家の資産の資料を作り、
年金概算と自分で入っている個人年金、
そして現在住んでいる自宅を売却するといくらになって、
今後25年間どのような収入になるかを算出。
(まあ、大体のものは出来ていたのですが:
そういう意味ではかなり以前から計画的、
実際にあるラインを超えたら即辞めるつもりだったから、
だってねぇ、仕事嫌いなんだから仕方ないよね)

こうやって計算をすると、
東京から離れたところで家を持てば、
(もちろん予算は少ないに越したことはないけれども)
これから25年間(80歳になるまで、
生活が出来そうだという計画表が出来あがった)
では生活ってどういう生活かって言いますと、
現在のレベルとほぼ同等を保てる。
そういうイメージ。(わかんないよね)



では、どこに移ろうかということに。

実は、2000年頃に今すんでいるところから
環境の良いところに移ろうかと言う事で
銚子鹿島、熱海の先、房総の辺りの
リゾート地(別荘地)を中心に回ったのですが
やはり勤務地が東京だと通勤がきついのね。
そのため、定年が見えてきてから再度
と言う事になっていたのです。

が、2007年から、僕達の上の世代が
次々と辞めるんですね。それがとても脅威で。
と言うのもベースの数がとても多いので
ほんの少しの人が、僕達と同じ動きをすると
限られた土地はあっという間に
食いつくされてしまうはずなんですね。
そうでなくても先に動いた方が
いい環境を手に入れる確率は高いので。

それが、その方たちの前に動けて、
かつ地方の土地は今底値なんです。

それでどこにということで以下のような優先順位が。

@ 先々まで考えると国内で。
(一時は海外も考えた)
A 冬に雪で埋まるのは雪かきの作業を
考えて難しいので、雪の降らないところ。
(数十年ぶりの大雪を見ていた頃なので
それと雪には慣れていないし)
B 田舎といってもべたべたとした人間関係は
耐えられないと思うので都会的なところ。
C 住んだところに自然がたっぷり、
緑がないのは耐えられない。
D 敷地は100坪程度はほしい。
E 家庭菜園はやりたい
F 家はもう一度建てたいから、
土地のみが良い。
G 地震の心配の少ないところ

こういう条件で探そうということになる。
今回は、通勤という条件がないため、
もっとゆったりと見ることができそう
というのが前回(2000年)とは異なる。
そういう中で、方面として次のところが候補地と。

茨城県笠間の周辺
那須別荘地
八ヶ岳南側別荘地
千葉県房総方面茂原から勝浦周辺
伊豆半島別荘地
三島周辺
浜名湖別荘地
滋賀県琵琶湖周辺
家からの距離にあえてこだわらないとすると
阿蘇というのもありかなという話もあったのですが。

この中で、雪と地震を考えて、
いくつかが行くまでもなく候補から消える。

12月からこの辺りに少しずつ行き始めたんですね、
もちろんインターネットで物件案内を見ながら。

もちろん現地へ行かないと次の事が分らないし。
電磁波の影響が少ない所
(高圧線は見えない、
電波の送受信の鉄塔がない)
工場、工業地域から離れている。
交通量が少ない。

12月浜名湖東急リゾート分譲地、
1月近江八幡、
2月伊豆高原、
茂原、夷隅(いすみ)、御宿、勝浦
と毎週の関東近郊めぐり。
他のところもインターネットで探しつつの毎日。
こういうのってなかなか身体も気力も疲れるのです。

さてさて



2005年12月19日
お願いをしておいた東急リゾート
浜名湖営業所にうかがう。
それとは別にインターネットで探した
不動産屋さんから資料も送ってもらい
(あまり熱心ではなかった)
そこも含めて現場を見てみようと。
浜名湖東急別荘地は販売は終わっているのですが、
家を建てていない人もあって、
その方が販売を希望すれば、
再販売を行っているんですね。
それと家は建てたけれど
売りたいという方も多いらしくて。

なかなかいい感じの町並み。
南側に浜名湖、北川に山が見えて、
きれいに整地された家並みが
続いている落ち着いたところ。
まだ建っていないところもあり、
その中で売り出しているところを
中心に見せていただく。
良いなと思ったのが一箇所。
他はやや難あり。
その日はそこで別れて、
新しい物件があれば教えていただくということに。
翌日午前中、日差しが違う時間に
すべての物件を再度見てみる。
(もちろん僕たちだけで)

前日は午後の日差し。
午前の日差しで見ると
かなり印象が変わる土地もある。
いろいろと項目をチェックするが、
この別荘地はかなり制限が
きつい上に管理費が高い。

月に2万円。
これは後に響く可能性がある。
それと、良い土地はすでに家が建っているんですね。
土地だけの販売のものはなんかいまひとつ、
それとご近所の家の住み方が汚かったりと。
結論として浜名湖の土地はないかなという感じに。

でも遊びに行くには便利なんですよね。
京都も近い。空港は中部が出来たばかり。
暖かい。(やや暑すぎるかもしれないくらい)
浜松には45分くらい車でかかります。
とても寒い日に見に行った浜名湖。

2006年1月15日
予約を入れた日がすべて2月になったので、
外断熱で家を作っているところが
たまたま千葉で実際に建てた家を
公開しているというので見せてもらいに。
玉川建設さんという茂原に本社があるところ。
見せていただいた家は
かなり自分たちの理想に近いもの。
外断熱で無垢材を使い
基本的にはケミカルな材料を使っていない。
この会社、かなり真剣に検討しようという気に。

2006年1月20日
大阪に出張に行ったついでに
大阪にある大手の不動産屋に。
関西圏で別荘地のようなところ、
または田舎で、条件に合うところがあれば
連絡してもらいたい。
見に来るからということを伝えて。
でもね、その後音沙汰なし。

翌日に近江八幡に行ったついでに不動産屋を見る。
あまり良い物件がない。
イメージが合わないんですね、広いのがないし。

2006年2月5日
伊豆高原に東急リゾートを尋ねていく。
伊豆は、伊豆高原付近に別荘地が固まっていて、
ここ以外はあまりないということ。
他は熱海。熱海は1戸建は主流ではないらしい。
伊豆高原付近からサボテン公園付近までを回る。
見せていただいたのはかなりの数。

翌日もらった資料を基にして
全部再度見て回ろうと思ったら、
道が分からなくなったもの多数。
しかし、坂がすごいことと、気に入った物件は
翌日車で行くと極めて遠いことが判明。
この遠さは、バス便は廃止の可能性があり、
坂が多いことは自分の体力では
きつくなる可能性があるので、
伊豆高原の場合は、駅の近くの一区画だけが可能性あり。

ただ予算を20%くらい超えるんですよね。
交渉の余地はありますが。
それと今回初めて感じたのですが、
別荘地は夜になると暗い、
特に定住の比率が少ないと
とても寂しくなることに気付く。
それと伊豆は国立公園の中なので規制が極めて厳しい。
管理費も場所による差はありますがそこそこです。

帰りにスウェーデンハウスの
モデルルームを見に行く
面白くてあっという間に2時間

2006年2月12日
房総方面に。
1日目は、茂原にある玉川建設に、
ここは不動産も扱ってもいるので、いくつか紹介願う。
担当は、先日の営業さん。
この方がこの後ずっとお付き合いすることになる末包さん。
3箇所ほど見て回ったが、
うちのような希望だと、
明日見に行く勝浦とかの方が
良いかもしれないですねといわれた。
当日見た中では千葉県の公社が売っている
緑ヶ丘がわりと。

翌日は東急リゾート鴨川営業所の方が。
勝浦2ヶ所、いすみ市、御宿で
それぞれ3件ずつ見せてもらう。
このなかで、街の雰囲気が好きな順番が、
いすみ市、御宿、勝浦という感じ。
勝浦東急は中に高圧線が通っている、これは除外。

そしていすみ市の中に、お手頃な物件が。
なんと予算の70%で購入が出来る。
広さも130坪弱、南傾斜。
隣とは緑道があるという、
うちとしては理想的な土地。
電気は東京電力、ガスはプロパン、
下水は集中処理、
そのため管理費は月6000円。
だけど、自分で浄化槽を設置すると
それだけで100万近くかかるし、
維持が毎年必要なことを考えると
年間7万2千円は15年分の浄化槽代。

アンテナも集中アンテナなので
自宅に設置しなくても良いし。
でも、ケーブルテレビとかないから、
衛星の検討はしなくっちゃ。
何といっても、レンタルビデオの
TSUTAYAが35キロ先だし。

さて、いよいよ次のフェーズに。