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2011年1月

31日(月曜日)
☆Charles du Roy N.V. Champagne
2010年8月お手軽ワイン館にて2648円で購入
サラダ、カキフライとともに
カキフライ、白にしようかなと思ったのですが、たまにはいいだろうとシャンパンを。開けた時は、やや泡立ちがよくないなと思ったのと、すごく収斂性のある味だなと思ったのですが、3杯くらい飲んでいると泡もきれいに立ち始め、味的にも、牡蠣にピタリとあってきました。こういう経験はないなぁ。大体最初の印象で突っ走るものですが。色はきれいなゴールド。味は酸が強めで特徴があるものです。
30日(日曜日)
☆Biferno reserva 2005 Tor del Colle Italy
2010年1月京橋ワインにて6本4725円で購入
中華マン、カニ玉、東坡肉、野菜炒め、中華粽とともに
業者さんから送ってきたワインの説明に、驚異の36カ月の熟成をしたシルクのような滑らかなワインと書いてあって、なんとなく気になっているので、まずは飲んでみる。というのも、ちょっと失敗してこれだけは他のセットにも入っていて2本買ってしまったので。飲む、確かに、滑らかではあるけれども、軽いワインです。嘘は書いてはいないけれども、上手にいいところだけが書かれてますね。悪くはないが、驚くほどではないです、でも800円とすると極めて上質ですね。
昼ははまゆう、そのあとしらこ落語会。
29日(土曜日)
☆Ch.Grand Champs 2009 Bordeaux
2010年1月京橋ワインにて6本6909円で購入
お好み焼きとともに
なんと3つのコンクールで金賞を取ったワインです。確かに、このワイン美味しいです。このワインと力というか、2009年の力かもしれないですが。でもこの作り手の方、自分が作ったワインがここまで美味しかったことがなかったのかも。うれしくってコンクール出しまくりかな。ラベルの下にその出したコンクールが出ております。しっかりとした色、凝縮感のある味わいは、大したものです。でも、長くは持たないと思います。2,3年のうちに飲むとコストパフォーマンス抜群。
27日(木曜日)
☆Le Grand Pino Noir 2009 V.P.D.
2010年11月リカーワールドにて5本7980円で購入
サラダ、ポトフとともに
このワインのセット、あと白を一本残すだけになりましたが、極めて良質のワインでした。これはピノ・ノアールですが、とてもきれいな造りです。ブルゴーニュの新しいタイプの上手な造り手のワインですよと言われたら、そうですね、ちょっとエレガントな感じも良いワインと褒めちゃうでしょうね。色はまだ新しいのでしっかりと付いていますが、味的には十分に飲める。美味いワインです。
26日(水曜日)
☆豊穣の里(千葉)岩の井純米大吟醸
2011年1月蔵元にて2100円で購入
鍋とともに
このお酒は珍しい。何がと言うと、もち米を40%まで磨いて、吟醸仕込みをしているお酒です。香は、あまり感じない。飲んでみると、今まで飲んだことがないくらいの、さらりとした中に、驚くほどの甘みがあるお酒。そういえば、味醂ももち米で作るんですよね。美味しい味醂のこってりとしたところを抜いた感じがすると言えばします。いずれにしても、さわやかな甘さのある酒、これはこれで美味しいです。
25日(火曜日)
☆Norton Sangiovese 2009 Argentine
2010年12月エノテカにて9本9000円で購入
野菜のソテー、グラタンコロッケ、オムライスとともに
今回のセットの中に、ノートンのサンジョベーゼとバルベーラというイタリアのワイン品種が2種類入っていました。新世界のワインは、今までフランスの品種が多かったように思いますが、この頃はヴァラエティー豊かになってますね。これは、飲んでみるといかにもサンジョベーゼ、まさに上手に作ってます。イタリアの香りがしっかりと込められたワイン。味もしっかりとしていて、それでいて飲みやすいものです。
23日(日曜日)
☆Santa Irene Cabernet Sauvignon 2009 Argentine
2010年12月ヴェリタスにて6本5980円で購入
中華マン、餃子、東坡肉、青菜炒め、中華粽とともに
1週間前にも、アルゼンチンのカベルネを飲みましたが、アルゼンチンのって、なんかさっぱりとしています。マルベックなどは、濃厚という印象がありますが、こちらの方は、さらりとした感じ。色もさほど濃くなく、香りもさわやか。飲んでの印象は、これカベルネ?という感じです。ボルドーのすごく若いもののような、果実の味もふんだんにするという感じですかね。
22日(土曜日)
☆☆岩の井(千葉)山廃純米大吟醸
2011年1月蔵元にて3300円(720ml)で購入
おでんとともに
前日のワインと、10日ほど前のこのお酒の残りで、ほぼ一本分くらい。おでんなので、日本酒がよかろうと、もう一本空けるつもりだったのですが、これを飲むと丁度ぴったり。鰹の香りが良いおでんだったのですが、そういう香には、やはり日本酒が合います。このお酒、大吟醸なんですが、あまり、そういう香りは強くなくて、すいすいと飲める。あまり香りの強い日本酒よりも、こういう旨さがしっかりとあるお酒は良いです、特に冬には。
21日(金曜日)
☆Montepulciano D'Abruzzo 2008 Italy
2010年3月リカーMORISAWAにて6本6680円で購入
ミニピザ、ポークソテーカレー風味とともに
このワイン、実は、昨年の3月に買ったら同じものを一緒に買ってしまい、なかなかよかったので、熟成させてみました、一年だけど。基本的に若飲みで、かつビオですので、長期保存は向かないと思います。1年経った感じは、やや熟成して酸を感じるかなというもの。しっかりとした味わいなどは変わっていません。色は中間、香りもしっかり目。いいワインだと思います。
19日(水曜日)
☆Primitivo di Mardaria Poggio le Volpi 2007 Italy
2010年11月リカーワールドにて6本6290円で購入
ミニピザ、鶏のソテーとともに
前日と同じような葡萄の葉っぱをデザインしたラベル、開けるのは大変だったのですが(コルクが固くて)飲んでみると、前日といやに似ている味わい。香はこちらの方が複雑なのですが、味的にはとても似てる。甘さとしっかりとしたコクがあって、飲みやすさも同じ感じ。これ出されたら、マルベックだってきっと言ってしまいそうな味わい。1000円ちょっととしては、かなりのハイレベルなお酒。
18日(火曜日)
☆Elsa Bianchi Malbec 2009 Argentine
2010年7月京橋ワインにて3本3129円で購入
サラダ、揚げ餃子、水餃子鍋とともに
昨日も餃子食べているのに、本日も餃子、でも水餃子だもんね。このワイン、昨年の7月に買ったのですが、その時点では、2009年ってまだ早いよねと、ちょっと熟成まで置いておく場所に入れておいたらすっかり忘れてしまって、こんなワインあったんだっけという代物。ラベルには、葡萄の葉が。しっかり者だろうなと思ったら、わりとさらりとしたマルベック、もっとどろりとしているのかと思ったのですが。そのため飲みやすい、甘さもコクもあるけれども、なかなかいい感じ。
17日(月曜日)
Tumans Monastrell Merlot Criansa 2006 Spain
2010年12月エノテカにて9本9000円で購入
生ハムの中華風サラダ、餃子、酢豚、青菜炒め、中華粽とともに
このワイン、もう少し期待していたのですが、やや物足りない、やはりやせっぽちなんです。ふくよかさがないんですよ。味に重さと甘さが足りない感じ。そうすると、中華には負けちゃうんですね。そんでもって、あまり進みませんでした。だいぶ残っちゃったなぁ。残ったのがたくましく変わってくれるといいのですが。
16日はサンライズ九十九里で新春寄席。古今亭菊輔師匠、金原亭小駒。
15日(土曜日)
Imperio de Sentidos Cabernet Sauvignon 2007 Argentine
2010年12月ヴェリタスにて6本5980円で購入
お好み焼きとともに
アルゼンチンのカベルネ、多分ふくよかなうまさだろうと開けたら、これが、やせっぽちのワイン。ラベルに、妖艶な唇が描いてあるけれども、体はガリガリみたいなワイン。おいおい、だいぶ予定と違うやないかと思いつつ、前日のメルローが残っているので、これを混ぜると、とたんにわりかし端正なワインになる。どうせなら全部を瓶ごと混ぜちゃった。これで残ったものも、多少はましな味。
14日(金曜日)
☆Montes Classic Series Merlot 2008 Chili
2010年12月エノテカにて3本3500円で購入
パストラミのサラダ、ポークソテーとともに
この頃のチリワインは安定していいものが多いですね。明らかに、一時の何でもチリワインではなくなって、ある価格以上のものは、良いものが残った感じ。この銘柄もそうですし、コノ・スールもそうだと思いますが、飲んで安心、旨さが際立つ。それと、このクラスのワインは、品種がわかりやすい。これもいかにもタコにもという柔らかさと甘さを持ったワインです。
13日(木曜日)
☆☆岩の井(千葉)山廃純米大吟醸
2011年1月蔵元にて3300円(720ml)で購入
あら鍋とともに
先日蔵に伺ったときに買ったお酒、価格も良いですね。磨き40%山廃仕込です。旨みがしっかりと出ていて、それでいて、軽さがあるお酒です。口当たりとしてはすっきりとしている。でもうまい、いいお酒です。ここは僕の家から歩いていくことが可能なので、歩いていける範囲に2軒の蔵元があるというのはなんとなく贅沢。その上、お酒も美味しいというので、いうことなしです。(もちろん、歩いてというのであれば、日本国は北海道除けば歩けますが、普通に歩いて)
10日〜15日
☆☆☆Ch.Suduiraut 1990 Sauternes Bordeaux
1998年5月池袋やまやにて2980円で購入
食後酒として
10日にちょっと物足りなくて、これを開けました。色は、褐色に近いです。明りにかざすときれいな褐色、黄金色のもっと濃いもの。香は、遠くからでもわかる蜂蜜に南国のフルーツが混ざったような感じ。飲むと、これはお酒というよりもシロップのようです。ポートにちょっと雰囲気が似て来ています。味も蜂蜜を感じるものです。これが美味しいんです。ソーテルヌをここまで置いたのは初めて。他にも少しあるので、それが楽しみ。
11日(火曜日)
☆Superiore 2009 Frascati Italy
2010年11月リカーワールドにて6本6290円で購入
スープ、牡蠣の卵とじ、カキフライとともに
カキフライがメインなので、白ワイン、でも選択肢があまりなくてこのワインと、ヴィオニエがあるだけ。このワイン、なんだか分からずに開ける。瓶はとてつもなく重たい。そして太めの瓶で、威圧感がある。開けると、なんだかやさしい香り、グラスに注ぐと、最初はやや緑がかった感じに見える。色は薄め。味は、まさにリンゴの香りと味わい。それも、やや酸っぱめ淡い感じのリンゴ。なんだかんだと言いながらカキフライには、まあまあ、ちょっと牡蠣の味の濃さに負け気味でしたが。
10日(月曜日)
Bourgogne Pino Noir V.V. 2008 P.Andre
2010年10月ワインダールにて6本9500円で購入
野菜のソテー、ポトフとともに
色はやや薄目、香はさほど強くなくて、飲むと酸が強めのワイン。ワ!、得意じゃない。飲むにつれて多少変わって行くかなぁと思ったのですが、ほとんど変化なし。最後まで不得意のまま。その上、食べているのは、わりとあっさりとしてて、こりゃまた酸の強いものに合わないんですね。もっとバターとかチーズとかの味わいであればいいのでしょうが。
9日(日曜日)
Ch.La Cotiniere 2009 Bordeaux
2010年12月エノテカにて9本9000円で購入
生春巻き、東坡肉、餃子、青菜炒め、中華粽とともに
軽い感じのボルドー。しかし、しっかりとした色、軽い中にも果実味がしっかりとしていて良い年が想像される。こういうのは、食事には相性が良いですね。ちょうど、というか中華には若いボルドーの相性が良いです。中国で、ボルドーの人気が高いのはうなずける。喉越しも良く、するりと。
7日(金曜日)
☆梅一輪(千葉)生
2011年1月近所のスーパーで350円前後
なべとともに
寒い日に鍋はよろしいですな。何しろ夜の7時に0.3度という冷えた夜。鍋は暖房です。そこで飲むのが生酒、冷やして旨いって、まあなんてことなんでしょうか、燗は嫌いなので。これはよくお店などに置いてあるんですが、このくらいの価格なんですね。すっきりとして少し旨みもあって良い酒です。飲みやすいですね。ちなみに、これと、前日のと、2009年12月31日に開けたお酒を飲みましたが、丸みが出ておいしくなってました。
6日(木曜日)
☆Croze-Hermitage Les es Pierrelles 2006 D.Belle Rhone
2010年11月リカーワールドにて2580円で購入
グラタンコロッケ、牛タンのソテーとともに
しっかりと、クローズエルミタージュの特徴を持ったワインです。なんとなく石っぽい香り、きっと専門的には、なんかいい方があるのでしょうが。味にもその香りが漂います。このあたりのが入っているローヌにも同じものがあります。エルミタージュにはないので、特有のものかも。色はまだしっかりとしていますが、味的には、熟成が進んで柔らかさが出ています。美味いですね。
5日(水曜日)
☆Cristalino Brut Nature 2006 Cava Spain
2010年8月お手軽ワイン館にて5本6648円で購入
ポテトのソテー、イカのソテー、パエリャとともに
泡がやや少なめ。味は、堅い感じがする。リキュールの量が少ないからかもしれないです。Brutよりも少ないリキュールというセットを買ったのですが、自分としてはあまり好みではないですね。夏にと良いうことだったのですが、今はもう冬。ちょっと、こういうのはきつい。でもパエリャなんで、前回のワインも残っていて、スペインということで、スペインずくし。
3日(月曜日)
☆Valdehermeso 2008 Spain
2010年12月ヴェリタスにて6本5980円で購入
お好み焼きとともに
これはかなりおいしいスペインのワイン。深みのある味わい、しっかりとコクがあって、よい。色は、濃いめ、すっと飲むと、南仏のような感じ。しっかりと熟した果実を感じるワインです。宣伝には、ボルドーグランヴァンも顔負けと書いてありますが、それはないでしょ。でもしっかりとした味わいは確かです。
2日(日曜日)
☆☆Gevrey-Chambertin 2001 C.Dugat Bourgogne
2004年3月松坂屋にて8500円で購入
ロールキャベツ、オムライスとともに
色はまだかなり濃く、香りも新しい印象。最初の感想は、まだ若いなぁというもの。すでに10年経っているんですね。ただ、開くのは早くて、開けて2杯目を注ぐとすでに甘い香りが出てきて味にも多少変化が。半分くらい飲むと、かなり複雑な状態に。しっとりとしてはいるけれども、力強さがある不思議なワイン。
1日(土曜日)
☆☆Bollinger Special Cuvee N.V. Champagne
2010年12月茂原やまやにて6980円で購入
煮卵、餃子、蟹たまとともに
ものすごく特徴のあるシャンパンです。酸が多いのでしょうか、口の中が収斂する感じ。栓を抜くと、香りがドドドと。イーストを感じさせるような香り。色もやや濃いめ。飲むと、かなりの力強さ。泡はきれいに出ています。クリュッグと双璧を張るなと思うくらい個性的な味。しっかりと熟成をさせている感じです。強い味わい、かなり好きです。
☆☆Ch.Mouton-Rothschild 1990 Pauillac Bordeaux
1995年10月土浦鈴木屋にて10460円で購入
東坡肉、青菜炒め、中華粽とともに
栓を抜こうとしたら、途中でぽきり、かなりいいコルクも20年以上たつと、とても弱くなります。開けると、熟成したよい香り。まだ樽の香りが感じられます。色はかなり薄くなっています。エッジいのところは透明に近い感じ。味は、弱いです、力強さがないですね。ムートンの90年はさほど良くないですね。元のワインに力がないためか、ややへたり気味。夢のような熟成感はありませんでした。もちろんかなりおいしいのですが。