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ソウル(2002年9月9日〜12日)


明洞の夕暮れハングルと横文字
なんか今までとは違う旅の終わり、、、、、
多分、たぶん韓国には今後何度か行きそうです、
近いこともあるけど。

今まで行ってみようかな、
なんて思いながら、
なんか踏ん切りがつかないというか、
なんか違うところにあった韓国。
はっきり言って気持ちのどこかに
抵抗があった韓国
そこに今回行ってきましたですよ。


この頃おなじみの健康保険組合補助ツアー、
年間2回の補助しかないので、
今年度はこれでおしまい。
まあ、他にも色々あるし。
そのため、補助金を抜いた後で
ソウル3泊4日がウエスティン宿泊で50000円弱。
国内より安い。




 まあ、飛ぶ時間も少ないけど、この程度の軽食が出ました。
ご飯は栗ご飯。

9月9日(月曜日)

出発。JAL953便
11時5分発13時50分到着、
時差なし、国内旅行みたい。
まあ、一応入国検査とかありますけども。
空港を出るとなかなかすばらしい設備、施設。
仁川空港は、2001年に開港したばかり。
この名前って、僕らの世代感覚からいうと
マッカーサーが朝鮮戦争のとき
再上陸したところですよね。
もちろん生まれちゃいないけどもまあ常識として。


両替をしたお金10000ウォンです。大体1000円。


空港を出てすぐのタクシー乗り場

ここから、ソウルまでは専用高速道路、
出られるけども入れない。
これは大事なことですよね、
少なくとも入ってしまえば
ほぼ時間が計算できる。
今回韓国で、そういうインフラ部分については、
日本よりも基本的な考え方が
進んでいるなというか、
いくつかの点で勝っているなという気がしました。

  
ホテルの設備コーヒーメーカはすっきりとテレビの中に収められます。
テレビはインターネットTVですので、25000ウォンで24時間利用可能。
ミニバーも同じ。携帯電話は、部屋に附属してますので自由に使用できます。
その左側にPC接続のアダプター。
携帯が部屋に付いているのは始めてのサービス。
僕は使わないけどね、
ビジネスなんかだと便利なんでしょうね。

 
ベッドと椅子。この椅子意外にゆったりできる。

 
洗面室とシャワー室。機能的な作り。
カーテンよりもこういうガラスの方が使いやすい。


ホテルの正面玄関

ホテルはウエスティン・チョウスン。
歴史のあるホテルです。
もちろんウエスティン系列なので
部屋も広いし、サービスも十分。
いつもながら気持ちの良いホテルチェーン。

場所的には市庁舎の近くなので、
どこに行くのも便利、
とはいっても初めての韓国ですから、
そんなにあそこにもここにもという
訳にはいかなかったのですが。

明洞は道一つ隔てて隣、
ロッテホテルも隣、
うちには関係ないけども免税店も隣。
チェックインは3時半ちょっとすぎ。
部屋の確認が終わったところですぐ外へ。

ところが、このソウルの街、
僕の不得意な街なんですよ。ミラノと同じ。
道が少しずつ曲がっているのね、
方向感が狂うのですよ。
要するに歩いているうちに
間違えた方向に進んじゃう。
いつも地図を見ていないと方向、
位置を間違えちゃう。
普通だと、ホテルで一回地図見ておくと
まず見ないで街ふらつけるのですが、
ここはだめ〜。


まあ、そうやって間違えて
まずは南大門市場にでてしまう。
すごい、熱気、アジアでんなぁ。
大阪と似ている。
というか、人間の顔が同じやん。
僕ははっきり言って朝鮮人顔が
あると思ってたのですが、
日本と全く変わりません。

というか、僕のイメージの通りの
顔の方もいるのですよ、
でも、そうでない人が圧倒的に多い、
それと女性がきれい。
それどころか、僕に道を聞いてくる、
そうだよね、当たり前か。

それと耳で聞いていると
言葉が日本のどこかの
方言のように聞こえる。
今までの海外の言葉の中で、
耳当たりが一番近い。
北朝鮮のニュースは
本当の朝鮮の言葉ではないのですよね、
なんか違う。
もうほんとに日本語になんか近い、
それも関西系の言葉の感じに。

夕食は、ホテルの近くでと思い、
明洞のお店を見て回る。
この街もすごく活気があるけど、
あまり面白くはない。
チェーン店が多い。
KFCとかMACとか、
日本で見るものがずらっと並んでいるだけの
僕にはつまんない街。

ゆっくりと端から端まで歩いてみると、
端のほうに飲食店、
それも独立系のものが多い。
一回りして全州中央会館
割と評判も良いし、
でもどの観光ガイドにも
載っているのでやや不安でしたが、
あるところにガイドには載っているが
うまいと書いてあったので。

夕食後また街をふらふらと歩いてホテルに戻る。
寝る前にテレビをつけたら
「おれたちひょうきん族」最終回をやっていた、
思わず見てしまう。
翌日は夜のヒットスタジオのかなり古いのも。
日本のテレビ、衛星放送関連がはいるのですね。
だからNHKBS、WOWOW、などが、
その一つでフジテレビ721が。

夜眠くならない、ムーン、
夕食に仕込まれたな、なんか草の類を。
眠くならないのですよ、
確かに、ビールしか飲んでいないので、
ワインを飲んだときのように
眠くはなりにくいのですが。

 
朝食はこんな感じ。家と変わらない。

10日(火曜日)

4時過ぎにバチーと目がさめる、
時差もないのに。もうヒト寝入り。

朝、ガイドブックをチェックしていて、
行こうと思っていたところが
休みであることを発見。
割と火曜日休みが多い。
えらい、出かける前に気がついて。
というか、それくらいは
日本でチェックしてくればいいのですが、
食べることばっかり考えているので、
そこまで知恵が回らない。

急遽、予定を変更。
まず、市役所のそばにある徳寿宮に行って、
そこからお昼を食べてから昌徳宮へ。
もし時間があれば国立博物館へ。
夜は焼肉。
昼は韓定食を食べるぞと出かける。
(というか食べるところが先で
その近くという順なのですが)


まず、街に出ると、市庁舎の前は
道路横断ということができないことが分かる。
地下街を経由して好きなところに出るのね。
何しろ、片側5車線とかで、
車が頻繁なので、わたれない。
夜くらいかと思ったら、
夜も遅くまで車が途切れないそうです。
地下街がわりと複雑、というのも、
店がたくさんなので、つい、眺めてしまう。

そこを通り徳寿宮へ。
入り口に警備兵が昔の格好で立っている。
なかなかいい感じ。
中は、かなり静か、
外の喧騒が嘘みたい。
そこに、かなりゆったりと建物が建っている。
歴史博物館をゆっくりと見る。
入場料はあるのですが700ウォン。ただみたい。


徳寿宮です。


その中にあった水時計(韓国の国宝だそうです)


花梨、こういう実のなる木がどこでも沢山植えてあるんですね。

そこを終えて、文化会館の近く、
お昼を食べる予定のところに行くが
店が見つからない。
地図は間違えていない。
住所は漢字しか分らないが
住所表示はハングルでしか書いていないし、
店の名前も基本はハングル。
何度か行き来したが、結果探せなかった。

そのため急遽変更。
その後も店は結局全てが
住所というよりは地図で探していった。
それでないと着かない。
まず、僕らはハングルは読めない。
表示の基本はほぼ全てがハングルです。
昔は漢字がまだ多かったようですが、
現在はどんどんハングル。
これだけだとお店の判別すら不可能。
僕らが行ったところは、
漢字が書いてあるか
または表示は見ないではいったところ。

みつからないのは仕方がないので
ウーンとうなって、似たような感じと精進料理で、
寺の料理を出しているという山村へ。

食後、昌徳宮へ。ここは世界遺産。
行くと丁度、衛兵の交代式のようなものをやっている。
こういうのが楽しいですよね、
バッキンガムとかみたいで。
だって普通ではまず見られない衣装。
原色が多いんですね、朝鮮は。
それも色の取り合わせとして、
今までにあまり見たことのない取り合わせ。
面白いというか、やはり異国だなって思った瞬間の一つです。
他はあまり思わなかった。それとなんかハマッタ。


昌徳宮のイベント


昌徳宮の一番大きな建物

ここはツアーの形でしかはいれない制限をしている。
日本語ツアーは1日4回。14時半のツアーに参加。
日本人一杯。当たり前ですね。
ガイドさんに従って、案内される。
かなりの長距離、山あり谷あり。
ここだけで7000歩近い。


伝統茶院正面

終わってさすがに疲れたので、
伝統茶房(もうこてこて)という名前の喫茶店へ行ってお茶を。
はいるとなかなか感じが良い、広い空間。
メニューを見るとかなり色々な種類のお茶がある。


これメニューです。団扇に印刷。


とったお茶。左がなつめ茶、右が菊花入りウーロン茶

菊花入り烏龍茶となつめ茶、
なつめちゃはもうお汁粉みたい。
甘味もたっぷりとしている。
こういうのは怪しいんですよね。
通常、口にしない植物系のものは
体調が変化することがある。

はっきりいって変な薬なんか飲むよりもやばいことも。
僕一度香港でダウンしたことあるし。
まあ、酒も一緒に飲んでいるから余計にね。

外に出て道を歩いていると、
どうもこのあたりお茶やさんなどが多い。
ちょっと芸術家関連が集まる感じの町。

ホテルの近くに戻り
ご近所などへのお土産にするための
試食をするためにお菓子を買う。
これが意外にたかい。
(他の物価に比較して)伝統菓子と言う名前。
伝統がキーワードなんかい。


買ってみたお菓子。味は薄め。素材の味を生かしたお菓子。
おこしみたいな感じです、ナッツの。


買って帰ったお土産はこんなところ。
これが意外に高くつく。

夜は始めて地下鉄に乗って
オリンピック公園の近くへ出かける。
地下鉄は、電車自体がとても広くて天井が高い。
方式その他の感じからして
パリの地下鉄の会社が
システムごと売り込んだのかなぁ。
とにかく社内が広いということが
乗っていて気持ちが良い。

こういう基本的なところは
金をかけて将来の投資をしないとだめですよね。
大江戸線に乗っていつも感じることです。
基本的に韓国は、
こういう類の投資については
先を見込んだ投資をしているなと感じました。
国としての先を見ている。
100年前の反省かもしれないけど。

それに反して今の日本は先を見ていない。
100年前からの慢心かもしれないけど。
皆自分たちの現在の快適さしか見ていない。
外国人から見たときに
どちらのほうが国として将来性が
あるかと思うと、自然に結論は出てくると思う。
それはシンガポールに行ったときも感じた。
ちょっと内容が硬くなってしまいました。

夕食は、焼肉。
焼肉焼肉、、、うれしいなぁ。
ウリガンサン、ここが美味しい、
店内に、峰竜太の色紙があった。
帰りはロッテワールドの近くまで歩き、
そこから地下鉄で。
夜歩いていても危ないという感じはない。
歩いていると新規開店の店が多い。
(日本みたいに花輪があるのよ)
活発に、ダイナミックに動いているのでしょうね。



11日(水曜日)。

ゆっくりと朝食。

本日の計画を検討。いつも当日。
もうこの頃はこれが決まりのような。
ヨーロッパ、特にフランスに行くときは
レストランの予約が事前に入っているので。
こういう風には行かないのですが。


宗廟(木造で一番長い建物だそうです)

朝一番、といっても10時過ぎに
ここも世界遺産の宗廟。
ここは王家の廟だそうです。
立派な建物。
建物を見るといろいろと考えさせられます。
特に日本との比較で。
石を敷いたところは、
黒と白の石を敷いています。
実は、伊勢神宮でも
似たような意匠があったのですよ。
ふーん、根っこはやっぱり繋がっているのねというか、
僕らがわからないところで
もっと似ているのでしょうね。

ここはかなり静か、気持ちがいい。
庭には、リスがいました。
皆気付かないのですよ。
それとすごく気になった点、
植えてある木が、皆食べられる
実のなる木なんですね。
それは驚くくらい、
何かあっても自給自足が
できるようなことまで考えたのかな。
今まで行ったいろいろな所で、
こういうのは多分はじめて。

終わって、商店街と地図に出ていたので
入って行くと大電気問屋街。
すごい量、店の数がね、活気あります。
秋葉原の部品街が無茶苦茶広くなった感じ。
2002年度現在でいえば
Samsungが世界で一番大きな
電器会社になってますので。
そのうちに製品の問屋街になって、
電器だけでなく、内装関連、
水洗器具などへ変化。
そんなに見ても仕方ないので
お昼を食べるところへ移動。

ソウルの広尾といわれている所へ。
降りたら、広尾?、
ちょっと違うだろという感じ。
道を歩いていっても、
どうもそういう感じではない。
ところが半分くらい行ったところから
雰囲気が変わる。
道を一つ入ると、高級邸宅が並ぶ。
(何となくですよ、雰囲気だけで)

そこの交差点の近くに
韓定食を食べさせるところ。
龍水山
ここが美味しい、感じよい。大満足。ゆっくりとして。

最後にテレビクルーが入ってきて雰囲気台無し。
どこの国でも、こういう人たちって
なんか自分が偉いような不遜な感じで
入ってくるんだよね。
僕らお客がいるのに。
ここから今度は裏道を歩きながらもとの駅へ。

少しホテルで休んだ後、
参鶏湯屋さんへ。
本当は博物館に行く予定だったんだけど、
面倒になってこれも次回。
(行く気でいます)
やはり、夏の状態のときには
参鶏湯を食べなくちゃ。
基本的に夏の食べ物だそうです、
疲れた内臓を元気にするのにね。
食べたら暑い、無性に暑くなる。
高麗参鶏湯で。

少し食べ足りないので、
ロッテデパートで揚げ物購入。
ホテルでビールを飲みながら。
基本的にはさつま揚げの類です。
キムチがはいっているのがご愛嬌。
海苔巻は今回、食べようとすると見つけられない、
お腹一杯のときはどこにでも状態だったため断念、まあ次回やね。


揚げ物です。下がキムチ入りだったと思う。


その後に食べたおもちのようなお団子。

12日(木曜日)あっという間の帰国日

まあ、いつも通りのゆっくり朝食。
ロビー集合が11時なので
本当にのんびり、朝からパッキング。
出発日にこんなゆっくりは珍しい。
終わってからお茶飲んで、
その上テレビまで。
ほにゃぁとしてたら10時40分に電話、
集合が早くなったということ。
ロビーにおりていくが
まあ焦っているわけでもなくて。

ほとんど自由なツアーなのだけど
最後はガイドさんの収入増のために、
土産店に。
なんか怪しい建物の中に、
まあ顔だけ笑顔の方が
山のように並び、お茶を飲めだの
キムチの試食はどうだのと。

そういう場所は
かなり久しぶりだったので
割と楽しんじゃう。
妻は平気で出されたものを食べる、
僕はさすがにそういうのは怖くて
ほんのチョビットだけで
(食べとるやん)。

まあ、それはそれとして
ちょっと店内を見ると
おばちゃんらがひつこい。
売りこみの日本語がとてもうまい。
まあ、どうせどっかで買うのだし
といっていた会社の土産をここで。
からし入りのチョコレート、
何やそれだし、やや高い。

後日会社に持っていって
受け狙いだといわれる。
あったりまえじゃい、
何のために金を出して
受けも狙わないなんてこと。

そこからは、来たときの反対に
専用高速で空港へ。
つまらなくて寝てしまう。
空港で出発前の最後の食事。
空港発JL954便14時35分発なので
昼はでないとガイドがいっていたため。
朝鮮ホテルの直営。
韓国料理、日本料理、中華料理、西洋料理
という区分けが、昔の日本のよう。
どうせだからと最後の韓国料理

これがうまいのが悔しい。
何だろうね、でも自国の料理が
空港で美味しいのは
当たり前といえば当たり前。
当たり前でない国が変なのかも。

ところが帰りの飛行機で、
軽食が出た。
まあ、本当に軽食なのですが。
ちらし寿司のようなもの。
写真が取れなくて。
(カメラかたずけちゃったので)
まあ、こんな感じで終了。
今度はいつかなぁ。


部屋で飲んだビール。
これは、外でたまたま飲まなかったような気がします。

いつもの最後にわかる方にだけ
 9日 17329
10日 31333
11日 23795
12日  7233