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ジバランの審査スタンス
(2003年4月11日)
(2007年5月1日一部追加)
(このページは同じ基準で採点しています)
ただしこの基準は、ジバランとしては2002年度までのものです。
このHPは同じ基準を継続しています
ジバランは2005年に終了致しました。
しかしながらあの頃の気持ちを持って
今後も続けていきたいと思っております。

もとの文章はさとなおさんが書いたものです。
でも、僕と最初は話し合いながら作ったんだから引用してもいいよね。
最初の雛型ができたのが1996年の3月です。
そこから5月までぐちゃぐちゃとやりながら完成したものです。
その後一部変更がありましたが基本は変わっていないので。
ここに掲載するに当たって、僕の気持ちと違う所は多少訂正してあります。

では具体的にジバランの審査方法をご説明しましょう。

1年たってもニコニコ思い出せるような楽しく気持ちよい時間を過ごしたい。
「思い出に残る料理」を食べたい。
お金は安いに越したことはないが、仕事や家事を忘れて楽しく寛げるのなら、
少々のお金がかかるのは仕方がない。
帰るとき「また来ようね」と語り合えるようなレストランであってほしい……。
このような考えの中から3つの評価項目が生まれたのです。

値段に見合ういい時間を過ごせたか(10点)

天国。払ったお金以上の心地よさ(10)
たいへん優雅で楽しい時間。お金も惜しくない(8)
いい時間だった。まぁまぁ(6)
イマイチかな。ちょっと高い(4)
時間を返せ、ついでに金も(2)

思い出に残る印象的な料理があったか(10点)

ほとんどの料理が印象的。語り合いたい(10)
半分くらいの料理は、印象的。楽しい (8)
一皿あった。うれしかった。(6)
特にはなかったが全体として好ましかった(4)
無難でつまらない料理だった(2)

また自腹で来たいと思うか(10点)

是非来たい。この店に来るために貯金する(10)
来たい。次回も候補に入れる(8)
お金に余裕があったら来ると思う(6)
ひとの奢りなら。自腹では?(4)
二度と来ないと思う(2)

よく誤解を受けるのは、「ジバラン=自腹」だから
3000円以下の格安店の評価が高いのだろう、ということです。
ジバランの場合一概にそれは言えません。
頻繁にレストランに行けない人は、ある程度高額でもいいから
「非日常的ないい時間」「思い出に残る印象的な料理」
をレストランに期待していると思うからです。
そういう意味で、普段使いできる格安店の評価は逆に低かったりします。

ただ、高い店で期待を裏切られた場合、私たちは当然怒ります。
特に1回3万も4万もする「一期一会的高級レストラン」で裏切られた場合、
その恨みは深くなります。かなり厳しい点がつくことでしょう。
値段が少々高くても「非日常的ないい時間」「思い出に残る印象的な料理」を
十二分に体験できた場合、その店の点数は当然高くなります。
そしてもちろん、値段が安くてそういう思いに浸れる店ならば、
点数はかなり高くなります。
われわれはそのレストランを一生忘れないし、
一緒に行った家族や仲間たちと「あそこは良かったよねぇ」と
ずっと語り合える思い出の店になるからです。
そして、そういうレストランこそ、ジバランの理想のレストランなのです。