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イギリス                   
住所、電話番号は最新のガイドで調べてください。なくなっているケースもあるかと思います。
だいたい最新のミシュランで調べてはおりますが。

フランス料理(含む英国料理)

Le Gavroche 21☆ London England
http://www.le-gavroche.co.uk/
ミシュラン4つフォーク2つ星
ルーさんという方がシェフで、ロンドンの郊外で、
ご兄弟の方がやはりレストランをやっていて、そちらは3つ星。
一時(5年くらい前)は兄弟揃って3つ星という所。
ダイニングは地下。
入っていって、おお、すごいやとは思ったけど、時間が経つにつれ、
そうでもないかなとちょっと厳しい目に。
レベルは高いんですよ。
しかし、サービスの動きが優雅でない、忙しそうに動くんですね、
そんなに忙しくないと思うんだけど。
それと一つの席に固まるんですサービスが、
クロッシュサービスとかをやるから余計なんだけど、
一時他のテーブルから目が外れるんですね。
それをきちんとフォローすればいいのに、
フォローできるだけの技量がサービスにない。
料理はイタリア料理を意識してフランス料理からはなれている雰囲気。
3つ星は無理だね。

ワインは883種類。わかりやすいんだ、ちゃんと番号が振ってある。
一番高いのが150万円。(ロマネ・コンなんとかと、、、)この類のものは
ずらっとビンテージが揃ってました。
ぺトリュスなんかだと50年代から15種類くらい。
やっぱすごいですよ、こういうところは。
最後の方でカーヴ見せてもらったんです。
トイレの隣に有って、見せてもらっていい?
って聞きましたら、マネージャーの方が案内してくれて。
2000本くらいは置いてあるそうです。
レストランの別の倉庫に何万本か別途保管しているといってました。
40年代、50年代が目の前に有りました。
リストに載っているのはここに最低1本は有るそうです。
そこへソムリエが、イエーィ、って入ってきて、
47年イケムのオーダーが入ったといって、
僕にも見せてくれました。
小さな声で飲ませてっていったんだけど、聞こえてないよね。
でもさすがこういうクラスでも47年イケムで、
スタッフ一同すごく盛り上がってました。
だってソムリエ「イケム、イケム、47年のイケム」
ってずっといってましたから。
50万円くらい。

料理は駄目。美味しくないの。
その上、アラ・カルトだったんだけど見た目が同じようなのが来て、
そういうのに対する気配りがないことでもう駄目。
それにリゾット頼んだ後にリゾットが付け合わせに
なっているんだから問題外ですね。
つまんない感じ。
日本人接待歴然のテーブルが2つ。接待客が多い印象。
後ははっきり言って金持ちですね。
なんか僕らが行くレストランではなかったな。なんか場違い。
今回行ったレストランの中で一番感じました。(場違い感)

アミューズ3種類 魚のリエットトリュフのせ。うずら卵にGマーク
を付けて。五香の香の付いた魚と貝のフライ。
オードブル
ルージェとトマトのリゾット
アスパラのサラダ。(トリュフとパルメザン添え。)
上にかりかりのチーズ味のせんべい状が載っている:これが塩辛い)
メイン 
鳩のローストリゾット添え(焼き鳥丼じゃ、これは)
兎のローストアーティショー添え
(さっきのアスパラの上に乗ってたのと同じのが乗ってた)
フロマージュはイギリスのがいいなといったけどなかった。
全てフランス産だと威張ってた。
うちはスティルトンのホワイトというのが
食べてみたかったんだけど。日本で見たことないんです。
(イギリスでもいろいろ見たけど売ってなくって)
ほんでラミ・シャンベルタン、カマンベールカルバドス、
ピュリニー・サンピエール、ブーレ・ダベーヌ、オリベ・カンディなんていう5種。
最後の3つは知らなかった。
デセール
ソルベとグラスの盛り合わせ。
プティフール(ほおずき、マカロン、フィナンシェ、カヌレ、チュイル3種)
コーヒーと紅茶
(イギリスだから相当いい紅茶かと期待して:
そうでもなかったですね、うちの方がいいの飲んでますなという結論)
シャンパン R・ルイナール
ワイン Ch.Vieux Sarpe 90 (St-Emilion)
デザートワイングラス Banyrus 95 Frere Paree
そういやグラスでイケムというのも有りました。
1杯40£だったような。(メモが残ってなくて不確か)
ジバランで(8,7,6=21)くらいかな。ちょっと甘い?。
やっぱ3つ星に行く方が良かったのかなあ
(98/5)

Rules 17  London England
http://www.rules.co.uk/
典型的な英国料理の店だそうです。
サービスのそっけなさ、店内の雰囲気、料理の内容、
客質とのアンバランス(お客さんは上流)
もうこれがイギリスなんだって。
ワインは注がない、料理の盛りつけは自分。
うーん、こういうサービスに対してサービス料はないぞ。
ただ、こういうのだと思うと、そっけなさが逆に普通になって、
フランスに行ってからどこでも、とても快適でしたが。
ここではちょっと多すぎて残しちゃいました、まずかった訳ではなくて。
珍しいです、うちとしては。持って帰りたいと、うなってました。
ヨークシャープディングというのは、日本で食べたものとは別物。
(00/9)
(6、6、5)=17
☆☆Ch.Batailly 90 Pauillac Bordeaux
純英国料理屋ということで、一時はイギリス領だったクラレットを飲みました。
かなり美味しかった。
何しろ、料理がなかなか格調高く量もあったので、ワインも張り合って。
90年はかなり美味しくなってますね。もう十分飲めるレベルですね。
というのも、僕はこのワインはかなり熟成感が出るのに
時間がかかるワインだと思っているんですが、
それがかなり良かったから。
最後まで良い香を漂わせて、
お腹がパンパンで苦しい僕を慰めてくれました。

Tate 22☆  London England
http://www.tate.org.uk/modern/eatanddrink/
かの有名な美術館内のレストラン。
なんていってもすばらしい料理と雰囲気。
ここで食べるだけでも、この美術館に行く値打ちが有ります。
何といっても、ロンドンの美術館は入場料は基本的に無料ですから、
ここだけで出ても問題なし。
問題が有るとするとお昼しかやってないところかな。
ワインリストは昼だけにもかかわらず300種類をはるかに超えてます。
(00/9)
(7、7、8)=22

イタリア料理

Stefano Cavallini Restaurant at Halkin 21☆ London England
イタリア料理 ミシュラン1つ星 ハルキンというホテルの中のレストラン。
ホテルは小さい所で、中に入るとほとんどレストラン単独の感じ。
45席程度、満員。

ここはシェフが良かったですねえ、僕らの前を通るたんびににっこり。
サービスはそつがない感じ。
女性のソムリエもなかなかおもろいワインの選択でした。
ワインは200種類くらい。イタリア、それも真ん中へんが主体でした。
(北イタリアでないって事です。)

最初のお皿がアミューズと兼ねているようです。
アラカルトの人にはそれを出していたので。
僕らはムニュ・デギュスタシオン久し振りの語感です。
料理はそうですね、魚が良かった。最初のも、なかなかでした。
チーズはイタリアのが5種、フランスのが9種類。

トリュフ入りの帆立、軽く揚げて。
アーティショーのピューレ入りのニョッキ
ティルボの蒸したものトマトとケッパーのソース、ほうれん草添え
子羊のロースト、ポテトのグラタン添え
イタリアチーズ5種(ゴルゴンゾーラ・ドルチェ、
ペコリーノ、タレッジョ、リコッタ、モンターニュ)
デザート4種盛り
プティフール(ショコラなど7種)
カプチーノ、エスプレッソ
ワイン Collezione de Marchi 92 L’Ermo Isora Olera (Shirah) 
ジバランで(8,6,7=21)ですかね。
魚と肉の間がちょっとありすぎて。
(98/5)
このホテルには現在このお店はありません。
このシェフは、本などを出して現在はデリをやっているみたい

中近東料理

Al Bustan 18  London England
レバノン料理。
何でレバノン料理かといいますと、ホテルから一番近くて面白そうな所で、
ミシュランに載ってたので。
ホテルから50メートル。予約無し。ミシュラン2つフォーク星無し。
混み方3分の1程度。

当然お腹はそんなに減っていないのと警戒心から
二人でオードブル2皿、メイン1皿。
それじゃ少ないといっているけど、言葉がわかんない振りして、
お腹いっぱいという振りをする。
僕はお腹出せば割と了解してくれる、これが悲しい。
ワインはレバノンワイン。これがなかなかの出来でした。
このお店だけなのかもしれませんがレバノン料理を頼んだ時の注意点。
まずオリーブを山のように持ってくる。
これは何となくアミューズに相当するのかと想像が付くが
すぐに生野菜を持ってくる、
特にサラダもどきを頼んでいる時頼んだのがそれだと勘違いをしないこと。
お皿の上に、トマト大一個丸ごと、ピーマン風の大きな唐辛子3個そのまま
(これ本当にピーマンそっくりの唐辛子、
妻がウガっと齧って口から火ぃ吹いてました。)、
菜っ葉(サニーレタスの上の方まで緑のような)が
スーパーで売っているままの形態、
にんじん大一本分をスティックで、それとラディッシュ24個くらい、
スプリング・オニオンという、万能ネギを倍くらいの太さにして
根っこを小指くらいに膨らんだのを7本くらい。
(名前はスーパーで確認したので間違えない)
どうもこれは、アミューズに相当してどのテーブルにも出るみたい。
(出ていた。)
これに辛いドレッシング状
(ホットディップといってました:ホットホット大変ホット)
のものが付いてきてそれを付けて食べる。
おいおい、トマト丸ごと食うのか、田舎の夏休みじゃねえんだよ、
と凄んだけど、誰にも通じてません。

まあ、それ食べてると頼んだのが出てきたんですね、
そこでさっきのは黙ってて出るのだということがわかってくる。
確かに少ない。でも一緒に胡麻つきレバノン風パンというのが出てくる。
おかずの少なさを補って余りある量。
ナンのふっくらタイプを想像してくだされ。お腹いっぱい。

正式にとったの。
レバノン風ピザ
色々な野菜の煮込みトーストのせ
子羊と鶏のミックスグリル。
(鶏とカバブと羊のグリルにレバノン風のパンが乗っていて
その上に野菜が塗ってある。)
ワインはCh.Kefraya 95 half(レバノンワインです)
この日以来、レバノンには親近感がわいています。
ジバランでなら(6,6,6=18)雰囲気も良いしサービスも良い。
料理もとても美味しい。
ロンドン美味しいじゃない。
(イギリス料理ではないんですが)良いじゃない、
というのがロンドン初日の結論。
(98/5)

中華料理

Mr.Chow 18 London England
http://www.mrchow.com/
ここ変な中華。中華と欧米の食事の混ざったようなの。
ミシュラン3つフォーク

お昼の定食オードブルから一つ、
メインから一つに野菜炒め、ご飯(炒飯でも)
付きというコースです。
この野菜炒めが全てに付くというのが面白い。
内装はもう現代的なフランス料理店かイタリア料理店。
中華の雰囲気ゼロ。
サービスも男性はヨーロッパ系2名。一人はソムリエ風。
女性が二人、一人アジア系。

お客もアジア系は一人だけでした。(僕ら除いて)
他はみんなヨーロッパ系の顔。
ナイフ、フォークで、箸は使わないし。
殆どの人がワインを飲んでいるといったお店。
ロスアンゼルスに本店が有るそうです。N.Y.そしてロンドンですって。

オードブル
ジャージャー麺。(漢字でそう書いてあった)
スパゲッティナポリタンのよう(今回は縁が有ります)
シュウマイ
メイン
鳥の辛味炒め(甘い:なんか変な味)
牛のオイスターソース炒め
野菜炒め(もう見事なほどの野菜炒め)
普通のご飯と炒飯
お茶(ジャスミンティー)
オードブルは美味しかったの、特にシュウマイはいい。
メインになるとなんか中華じゃなくて。
炒飯はすごく美味しかった。
ジバランで(6,6,6=18)かな。居心地はすごくいいんですよ。
サービスもとてもいい。
中華街のお店の人に爪の垢でも飲ませたいほどに。
(98/5)

Pearl of Knightsbridge 19 London England
ミシュランフォーク3本星なし。
ここよござんしたですね。

揚げ物が多いんですよ。でも最初の2品はすごく良かった。
2番目なんかは家でパクろうと思ってます。
ワインはリストを見たんですが自分の気持ちと合ったのが
なかったのでグラスワインにしました。
できれば中華の時はボルドーの若いのか、コート・ドゥ・ローヌが
いいと思っているんですが、ボルドーは高いのばっか。
あとはなんかイメージが違うのなので。でもこのグラス失敗でした。
翌日頭が痛くなった。たった3杯なのに。

サービスは中華を想像しちゃ駄目ですよ。素晴らしいサービスでした。
日本のお客も予想していたんですが全くいませんでした。
アジア系の方もいませんでした。この事にかなりびっくり。

前菜 5種盛り合わせ
(春巻き、餃子、パンに海老のすり身を塗って揚げたもの、
烏賊のフリッター、海草を揚げたのとカシュウナッツ)
次 このお店のスペシャリテ。
鴨のコンフィをほぐして北京ダック風に
(一人4つ有って、かなりお腹が膨れる:おいしい)
鮭の筒ぎりを蒸したものにトーチソース
鶏とくわいのチリソース炒め。
牛肉の甘酢餡。
八宝菜
炒飯。
アンニン豆腐
ワイン グラスのシャンパン、グラスワイン(メルロー)3杯
ジバランで(7,6,6=19)てなところですか。
ロンドンて店を選べば美味しいジャン、と急に横浜してました。
(98/5)

インド料理

Khan’s of Kensington 17  London England
http://www.khansrestaurant.com/
インド料理
ミシュランで2つフォーク星なし。ここもなかなか良かったですね。
サービスはもう少し頑張る必要はありますが、
都内にあれば超一流インド料理やさんです。

ワインはリストを見たら色々な国から赤白一つづつというおもろいリスト。
フランスさすがにここはボルドー、ブルゴーニュで赤白1本づつ、
イタリア、スペイン、チリ、南アフリカ、アメリカ、、、てな具合で。
僕は、やはりインド料理なら南アフリカワインでしょうということで。
(理解できない?、インドは昔アフリカ大陸の一部だったんですよ。
それが流れ流れて)
それがどうしてだって。そういうつまんない事は突っ込まない。

前菜 タンドリー盛り合わせ(鶏、魚、羊2種、カバブー)
カレー タンドリーチキン入りカレー、羊のカレー、野菜のカレー
薬味 玉ねぎとシャンツアイ、マンゴチャツネ、ヨーグルト、唐辛子
ナンとご飯(香料がいろいろはいっている)
マサラティー
ワイン Swartland winery Cape Red N/V (South Africa)
ジバランで(6,5,6=17)くらいですかね。
(98/5)

Zaika 24☆☆ London England
http://www.zaika-restaurant.co.uk/
ここは良いですね。インド料理というと誤解を受けちゃいます。
要するに、フレンチの味のはっきりとしたスパイシーな物というほうが
イメージがはっきりしますね。
こういう店は、日本でもできるだろうな、そのうち。
ちなみに2001年度にミシュランで一つ星を獲得したそうです、当然でしょ。
でもそのあと、星がなくなってます
(00/9)
(8,7,9)=24
こちらではこのワイン。
☆Tennyson Shiraz Australia
遅めの夏休みに出掛けてきて、最初のレストランで飲んだもの。
レストラン自体は、フランス風インド料理。モダンアジアンだそうです。
飲んだのは、まあスパイスが効いている料理だということと、値段が圧倒的に
安いということで、それでもやや高めでこれ。美味しいワインでした。
予想通り、スパイシーなワインにスパイシーな料理。
かなり満足、お腹も満足という感じ。