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酒の芸術品吟醸酒 その1

吟醸の店 その4からの続きです。

甲州屋酒店で扱っていた吟醸酒とその価格です。
今では貴重な資料かもしれません。
甲州屋さんは、絶対に価格をプレミアの上乗せをしませんでした、
どんなに手に入りにくい物でも。
そのため、本当に買えないものも多かった。

今の状況をご存知の方ですと、
この頃の吟醸酒は結構価格が高いな
という印象を持たれると思いますが、
これが普通の金額でした。
今ですと1つの蔵からいろいろな種類の
吟醸酒が出ていると思いますが、
当時は一つ出すのも大変(売れないから)
だったと聞いております。
売れなかったんです、マニア以外には。
だって基本高いんだから。
4合で2500円から4000円位したんです。
その上、まだ香りが強いものが多かったのと、
やこまんで仕込んだものも出ていて。

注)やこまん
ヤコマン(やこまん)とは、吟醸香の元になる物質を
醪(もろみ)から液体として抽出する装置のことです。
抽出された吟醸香は、他の酒への着香(ちゃっこう)
に用いられます。
この装置で抽出された吟醸香を冷やして得られる液体
そのものをヤコマンと呼ぶ場合もあります。
また、人工的に着香する技術や、人工的に着香された酒を
ヤコマンと呼ぶこともあります。
「ヤコマンを添加した酒」という具合です。
サイト日本酒物語のワードの説明から

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